仲間なかまとファンにめぐまれたフォーリミ、コラボあり完成かんせい新曲しんきょく披露ひろうありの「YON FES」大団円だいだんえん

3

689

この記事きじかんするナタリー公式こうしきアカウントの投稿とうこうが、SNSじょうでシェア / いいねされたかず合計ごうけいです。

  • 85 591
  • 13 シェア

04 Limited Sazabys主催しゅさいする野外やがいイベント「YON FES 2024」が6がつ22、23にち愛知あいちけんあい地球ちきゅうはく記念きねん公園こうえん(モリコロパーク)で開催かいさいされた。この記事きじでは2にち公演こうえんのレポートを掲載けいさいする。

「YON FES 2024」2日目公演の様子。(撮影:ヤオタケシ)

「YON FES 2024」2にち公演こうえん様子ようす。(撮影さつえい:ヤオタケシ)

おおきなサイズでる(ぜん33けん

Crossfaith / プッシュプルポット

04 Limited Sazabys(撮影:日吉“JP”純平)

04 Limited Sazabys(撮影さつえい日吉ひよし“JP”じゅんたいら拡大かくだい

Crossfaith(撮影:瀧本“JON”...行秀)

Crossfaith(撮影さつえい瀧本たきもと“JON”...行秀ゆきひで拡大かくだい

プッシュプルポット(撮影:日吉“JP”純平)

プッシュプルポット(撮影さつえい日吉ひよし“JP”じゅんたいら拡大かくだい

あめったりんだりと不安定ふあんてい天候てんこうになった2にち公演こうえん前説ぜんせつコーナーにはフォーリミにくわえKEYTALKの小野おの武正たけまさ(G, Cho)も登場とうじょうし、「1、2、3、『YON FES』!」のかけごえとともにまくけた。SKY STAGEには活動かつどう休止きゅうしはさんで2ねんぶりの出演しゅつえんとなるCrossfaith登場とうじょう。バンドはサークルモッシュ、タオルまわし、ウォールオブデスを発生はっせいさせ、あさのモリコロパークを熱気ねっきたして健在けんざいぶりをせつける。Koie(Vo)は「YON FES」出演しゅつえんオファーを活動かつどう再開さいかい発表はっぴょうとほぼ同時どうじにもらったことを説明せつめいしつつ「その感謝かんしゃ気持きもちをめて『YON FES』をブチこわしたいとおもいます」と宣言せんげん。そのCrossfaithがフォーリミの「monolith」をカバーし、GEN(B, Vo)が歌唱かしょうするひとまくも。バンドはここから自身じしん楽曲がっきょく「Monolith」をつづけるといういきなセットリストで場内じょうないかせた。「YON FES」はつ出演しゅつえんプッシュプルポットは、山口大やまぐちだいたか(Vo, G)が「1ねんまえたいバンツアーにんでもらったわけ。そのツアーのゲストバンドのなか一番いちばんカッコよかった。だからこのステージにってる」とかたる。かれらは「YON FES」出演しゅつえんよろこびを爆発ばくはつさせるように「わらって」や「最終さいしゅう列車れっしゃ」を愚直ぐちょく演奏えんそうした。

go!go!vanillas / Chilli Beans.

go!go!vanillas(撮影:ヤマダマサヒロ)

go!go!vanillas(撮影さつえい:ヤマダマサヒロ)拡大かくだい

Chilli Beans.(撮影:藤井拓)

Chilli Beans.(撮影さつえい藤井ふじいたく拡大かくだい

あめがしとしとりしきるなかgo!go!vanillasはリハーサルでフォーリミの「Warp」をカバーし、GENが参加さんかして観客かんきゃくかせた。本番ほんばんでバニラズは、よっちのリズムと陽気ようきなメロディが印象いんしょうてきな「カウンターアクション」、ライブでおなじみのナンバー「平成へいせいペイン」をプレイ。まきが「おれ仲間なかま大切たいせつまつりだからまだまだいかせてもらってもいいですか?」と気合きあいをれ、バンドはファンク調ちょうの「平安へいあん」、人気にんききょく「エマ」を演奏えんそうして場内じょうないをピースフルなムードでたした。この紅一点こういってんChilli Beans.はエレクトロサウンドに砂糖さとう菓子かしのように繊細せんさい歌声うたごえかさなる「aaa」、チルアウトムードただよ人気にんききょく「lemonade」などで観客かんきゃくからだをゆらゆらとらす。アンニュイなナンバー「105」やかろやかなリズムがきざまれる「シェキララ」をて、Maika(B, Vo)が「『YON FES』ありがとうございました! 最後さいご新曲しんきょくやってかえりたいとおもいます!」と前置まえおきし、チリビは「Mum」でUKロックを彷彿ほうふつとさせるサウンドをひびかせてステージをあとにした。

ORANGE RANGE / YOUR SONG IS GOOD

ORANGE RANGE(撮影:日吉“JP”純平)

ORANGE RANGE(撮影さつえい日吉ひよし“JP”じゅんたいら拡大かくだい

YOUR SONG IS GOOD(撮影:ヤオタケシ)

YOUR SONG IS GOOD(撮影さつえい:ヤオタケシ)拡大かくだい

SKY STAGEにORANGE RANGE登場とうじょうするころあめ本降ほんぶりに。そんななかかれらは「いいね快晴かいせいじゃん」という歌詞かしはじまる「上海しゃんはいハニー」を1きょく披露ひろうし、沖縄おきなわおどり“カチャーシー”でオーディエンスをげる。そのも「以心でんしん」「ロコローション」「イケナイ太陽たいよう」などヒットきょく連発れんぱつし、あめっていることをわすれさせるようなはつらつとしたパフォーマンスを展開てんかいした。YOUR SONG IS GOODはご機嫌きげんなインストナンバーを芳醇ほうじゅんなアンサンブルでかなでてオーディエンスを自由じゆうおどらせる。MCではサイトウ“JxJx”ジュン(Organ, Vo)がはつ出演しゅつえんとなる「YON FES」について「いろんなフェスにてきましたけど、1つのバンドがやってるフェスとしてすごいとおもいました」と絶賛ぜっさん。ラストにはGENが登場とうじょうし、ユアソンの楽曲がっきょく「THE LOVE SONG」でコラボ。ユアソンメンバーがかなでる演奏えんそうせてしっとりとうたげた。

ハルカミライ / KOTORI

ハルカミライ(撮影:藤井拓)

ハルカミライ(撮影さつえい藤井ふじいたく拡大かくだい

KOTORI(撮影:瀧本“JON”...行秀)

KOTORI(撮影さつえい瀧本たきもと“JON”...行秀ゆきひで拡大かくだい

ハルカミライはジングルまえ登場とうじょう。「みんなばっかりれていてもうわけないから」とペットボトルのみずあたまからこうむり、「ファイト!!」をプレイするサービス精神せいしんせる。そのままジングルをはさんで「きみにしか」へつなげると、橋本はしもとまなぶ(Vo)がさっそく客席きゃくせきエリアのしがらみまえへ。大粒おおつぶあめびながらびやかなこえひびかせ、シネマティックなシーンをつくげた。MCでは橋本はしもとが「『YON FES』てるヤツらは“Squall”のなかを“swim”するんでしょ?」と、フォーリミの楽曲がっきょくタイトルを使用しようして観客かんきゃくよろこばせた。ここであめみ、あわひかりらすLAND STAGEにKOTORIあらわれた。7がつまで開催かいさいちゅうのツアーをもって細川ほそかわ千弘ちひろ(Dr, Cho)が脱退だったいすることを発表はっぴょうしているかれら。「RED」では、モリコロパークのある長久手ながくて出身しゅっしん細川ほそかわ郷愁きょうしゅうひたるような表情ひょうじょうそらつめながら、しっかりとしたつきでバンドのおとささえた。横山よこやまゆう也(Vo, G)が「この4にんでステージにてること、このきょく千弘ちひろ故郷こきょううたえることをほこりにおもいます」と感傷かんしょうてき前置まえおきしてから、KOTORIは「素晴すばらしい世界せかい」を披露ひろう。4にん演奏えんそうできるよろこびをめてアクトをえた。

SiM / FOMARE

SiM(撮影:ヤマダマサヒロ)

SiM(撮影さつえい:ヤマダマサヒロ)拡大かくだい

FOMARE(撮影:藤井拓)

FOMARE(撮影さつえい藤井ふじいたく拡大かくだい

エモーショナルな時間じかんて、SiMがSKY STAGEにあしはこぶ。“悪魔あくま”と形容けいようされることもあるMAH(Vo)が「世界せかいあい平和へいわつつまれて笑顔えがおあふれるそんな世界せかいになればいいな」と“らしくない”MCをしたあとに、SiMはハードなサウンドの「The Rumbling」を投下とうか。またSiMは主催しゅさいフェス「DEAD POP FESTiVAL」を6がつ開催かいさいしていることから、MAHが「『YON FES』、4がつもどさないかい? もどさない? ヤダヤダヤダ!」とステージにそべり駄々だだをこねるひとまくも。茶目ちゃめのあるところをせたあと、SiMはKoie(Crossfaith)をんで「f.a.i.t.h」をはげしくプレイし、クールないちめんしめしてステージをりた。LAND STAGEのトリをつとめたのは、主催しゅさいフェス「FOMARE大陸たいりく」の開催かいさいを10がつひかえるFOMARE。先日せんじつのど不調ふちょうしょうじたアマダシンスケ(B, Vo)が「こえなくなってわかったんですけど、FOMAREはみんなのこえ熱量ねつりょうたすけてもらってます」とめ、バンドは「Lani」や「あいするひと」を熱演ねつえん観客かんきゃくのシンガロングをひびかせてLAND STAGEでのパフォーマンスをめくくった。

04 Limited Sazabys

GEN(B, Vo / 04 Limited Sazabys)(撮影:ヤオタケシ)

GEN(B, Vo / 04 Limited Sazabys)(撮影さつえい:ヤオタケシ)拡大かくだい

そしてだいトリのフォーリミがSKY STAGEへ。あめみ、気持きもちのいいふうなかで、かれらは清涼せいりょうかんのあるナンバー「Milestone」ですべし、客席きゃくせきエリアにはさっそくサークルピットが発生はっせいした。さらにバンドは「fade」「knife」とするどいサウンドの楽曲がっきょくむ。GENが「2日間にちかんたのしかったね!」とほがらかにわらったあとには、アッパーな「Kitchen」「My HERO」がつづけられた。さらにフォーリミは「Galapagos ll」「Galapagos」と、めまぐるしく展開てんかいするユニークなサウンドに言葉ことばあそびのようなフレーズをせた、フォーリミならではのナンバーをならべて観客かんきゃくかせた。MCではGENが「本当ほんとう仲間なかまめぐまれていて自分じぶん人生じんせいゆたかさを痛感つうかんしています」とこの2日間にちかんおもいをせる。本編ほんぺん最後さいごには、GENによる「どうせなら土砂降どしゃぶりでやりたかったな」というつぶやきから「Squall」が演奏えんそうされた。

04 Limited Sazabys(撮影:ヤオタケシ)

04 Limited Sazabys(撮影さつえい:ヤオタケシ)拡大かくだい

04 Limited Sazabys(撮影:ヤオタケシ)

04 Limited Sazabys(撮影さつえい:ヤオタケシ)拡大かくだい

アンコールでは、GENが「新曲しんきょくをやろうとおもいます。全然ぜんぜんできてないけど、もうやっちゃおうかなとおもって」と宣言せんげんしつつ、タイトル未定みていだというこのきょくについて「おれはたぶん友達ともだちおおいほうだからさ、毎年まいとしのようにだれかとえなくなるわけですよ。そういうときに、あのときにわした言葉ことば最後さいごだったのかとおもうし、だったらもっとこういうことをえばよかったとか、かんがえてもしょうがないことをかんがえちゃう。だから、かけがえのないいつもの日々ひびおもしたり、わすれたりしながらなんとかきていくしかないよね、というきょくです」と説明せつめい。フォーリミはあかるい曲調きょくちょうのこのきょくをのびのびとはつ披露ひろうし、最後さいごに「swim」をパフォーマンス。GENの「『YON FES 2024』これにて閉幕へいまくです! 一緒いっしょつくってくださったみなさん、ありがとうございました!」という挨拶あいさつで「YON FES 2024」は大団円だいだんえんむかえた。

音楽おんがくナタリーでは2にち公演こうえん終演しゅうえん直後ちょくごに、フォーリミのメンバーへ「YON FES 2024」を無事ぶじえた率直そっちょく感想かんそういた。GENは「カッコいいバンドを『YON FES』にべたこともほこりだし、なによりもいいおきゃくさんが自分じぶんたちにはついてくれてるんだなというのがうれしくて、おきゃくさんにたすけられたなとおもいました」とれやかな表情ひょうじょうかたった。

ライブレポート
特集とくしゅう記事きじ

04 Limited Sazabys 終演しゅうえんコメント

GEN(B, Vo)

今日きょうは1はつのCrossfaithから、毎回まいかいるバンドるバンド、「今日きょうのベストアクトなんじゃないかな」とおもわされるぐらい、みんなどんどん更新こうしんしていたというか、やりっていて。あとハルカミライやSiMのあたりとか、すごくあめってるなかでも本当ほんとうにおきゃくさんのテンションがたかかった。バンドがわもそれに触発しょくはつされてあついライブをしていて。かくバンドが本当ほんとうにカッコよくて、そんなカッコいいバンドを「YON FES」にべたこともほこりだし、なによりもいいおきゃくさんが自分じぶんたちにはついてくれてるんだなというのがうれしくて、おきゃくさんにたすけられたなとおもいました。ありがとうございました。

RYU-TA(G, Cho)

今年ことしはつ出演しゅつえんのアーティストがおおくて、友達ともだちじゃなくても、KOTORIとかチリビとか、「なんかいいな」とおもってたバンドにてもらってあたらしいバンドとのかかわりができたのがよかったなとおもいました。あと今日きょうは、自分じぶんたちの出番でばんのときにれたので、「なんかってるな」と。また来年らいねん以降いこうあめるかもしれないけど、“あめでも「YON FES」はできる”ということをしめせたんじゃないかなとおもいます。

HIROKAZ(G)

あめったりしたんですけど、あめなかでもおきゃくさんがすごく上手じょうずたのしんでいたというか、もうっていましたね。ぼくらの出番でばんのときもパワー全開ぜんかいたのしんでくれてたので、心強こころづよかったです。これからもよろしくおねがいします。

KOUHEI(Dr, Cho)

8ねんで7かいの「YON FES」ということで、これまでで一番いちばんりょくしきれました。もちろんこれまでもしてたんですけど、気温きおんのおかげもあって、 “やりったかん”が一番いちばんつよかったがした2日間にちかんでした。

この記事きじ画像がぞうぜん33けん

読者どくしゃ反応はんのう

  • 3

スコネコ💕 @ScottishNeco

仲間なかまとファンにめぐまれたフォーリミ、コラボあり完成かんせい新曲しんきょく披露ひろうありの「YON FES」大団円だいだんえん(ライブレポート / 写真しゃしん33まい / 終演しゅうえんのメンバーコメントあり) - 音楽おんがくナタリー https://t.co/LGJX52z3z0

コメントを(3けん

リンク

あなたにおすすめの記事きじ

このページは株式会社かぶしきがいしゃナターシャ音楽おんがくナタリー編集へんしゅう作成さくせい配信はいしんしています。 04 Limited Sazabys / Chilli Beans. / Crossfaith / FOMARE / go!go!vanillas / KOTORI / ORANGE RANGE / SiM / YOUR SONG IS GOOD / ハルカミライ最新さいしん情報じょうほうはリンクさきをごらんください。

音楽おんがくナタリーでは国内こくないアーティストを中心ちゅうしんとした最新さいしん音楽おんがくニュースを毎日まいにち配信はいしん!メジャーからインディーズまでリリース情報じょうほう、ライブレポート、番組ばんぐみ情報じょうほう、コラムなど幅広はばひろ情報じょうほうをおとどけします。