WANIMA主催しゅさいワンチャンフェス2にちだい成功せいこう!ワンオクやモンパチとのコラボに熊本くまもと熱狂ねっきょう

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WANIMA主催しゅさい野外やがい音楽おんがくフェスティバル「WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2024」が8がつ24、25にち熊本くまもと熊本くまもとけん農業のうぎょう公園こうえんカントリーパークで開催かいさい。この記事きじでは2にち公演こうえん模様もようをレポートする。

WANIMA(Photo by toya)

WANIMA(Photo by toya)

おおきなサイズでる(ぜん20けん

「ワンチャンフェス」は2022ねん9がつにWANIMAの地元じもと熊本くまもと舞台ぶたいはつ開催かいさいされた音楽おんがくフェス。3度目どめとなる今回こんかい各日かくじつやく2まん5000にん、2日間にちかん合計ごうけいやく5まんにん来場らいじょうし、みどりあふれるカントリーパークでライブをたのしんだ。2にち公演こうえんにはWANIMAにくわえて、OKAMOTO'SBE:FIRST三浦みうら大知たいちMONGOL800コブクロONE OK ROCKとボーダーレスで個性こせいゆたかな7くみがカントリーパークに集結しゅうけつ猛暑もうしょかつ不安定ふあんてい天候てんこうけじとあついパフォーマンスをひろげた。

OKAMOTO'S

OKAMOTO'S(Photo by toya)

OKAMOTO'S(Photo by toya)拡大かくだい

前日ぜんじつつづき、この快晴かいせいなかまくけた「ワンチャンフェス」。WANIMAによる開催かいさい宣言せんげんて、OKAMOTO'Sが休養きゅうようちゅうのハマ・オカモト(B)をのぞく3にん編成へんせいでステージへ。まずオカモトショウ(Vo)がギターを、オカモトコウキ(G)がベースをにぎってダンサブルな「Dance With You」「NO MORE MUSIC」を連投れんとう。オカモトショウは「ギタリストにベースばっかりかせるとあとでうらまれそうなので(笑)」とジョークをばしつつ、今度こんどはオカモトショウがベースを、オカモトコウキがギターを担当たんとうし、「なんかホーリー」を披露ひろうする。オカモトショウは普段ふだんことなる役割やくわりつづなかでも、ハマ不在ふざいのピンチをるべくベースをかきらした。オカモトショウはバンドが今年ことしデビュー15周年しゅうねんむかえたことを説明せつめいしつつ「間違まちがいなく15ねんなか一番いちばんのピンチなんじゃないかなと。また4にんのOKAMOTO'Sもたいなとおもってもらえるように精一杯せいいっぱい演奏えんそうするのでみなさんよろしく!」と奮起ふんきする。そのOKAMOTO'Sは90'sムードただよう「90'S TOKYO BOYS」、3にん気持きもちのいいユニゾンがかさなる「Beautiful Days」をパフォーマンス。3にん編成へんせいながらも、デビュー15ねんのキャリアに裏打うらうちされたチームワークでしっかりと35ふんはしけた。

BE:FIRST

BE:FIRST(Photo by SARU[SARUYA AYUMI])

BE:FIRST(Photo by SARU[SARUYA AYUMI])拡大かくだい

りつける日差ひざしのもと、くろ基調きちょうとしたスタイリッシュなサマースタイルで登場とうじょうしたのははつ出演しゅつえんのBE:FIRST。1きょくにダークなサウンドの「Mainstream」をセレクトし、キレのあるダンスやワイルドな低音ていおんボイスでオーディエンスを圧倒あっとうする。デビューから3ねんむかえたばかりにかかわらず今年ことし3がつには東京とうきょうドーム公演こうえん成功せいこうさせ、4だいドームツアーの開催かいさい決定けっていし、とりとすいきおいのBE:FIRSTは、そのもハイクオリティなパフォーマンスで観客かんきゃく魅了みりょう。さらにRYOKIが「この青空あおぞらした音楽おんがくたのしみたいやつどれくらいいんの!?」とあおり「Scream」でもいきったダンスを披露ひろうする。前半ぜんはん猛々たけだけしいパフォーマンスをひろげたかれら。後半こうはんではLEOによる「ぼくたちらしく、命懸いのちがけであなたの人生じんせい肯定こうていさせていただきます」というひとことから「Great Mistakes」でオーディエンスをやさしく勇気ゆうきづけ、「Bye-Good-Bye」ではメンバー同士どうしわせてわらいながら自由じゆうにステージをうごまわり、前半ぜんはんとはことなるやわらかないちめんせてカントリーパークをピースフルな雰囲気ふんいきたした。

三浦みうら大知たいち

三浦大知(Photo by toya)

三浦みうら大知たいち(Photo by toya)拡大かくだい

ダンサー4にんとバックバンドをひきいて登場とうじょうした三浦みうら大知たいちは、まずは「能動のうどう」をパフォーマンス。複雑ふくざつ素早すばや振付ふりつけのダンスをキレよくおどりつつも、いきらすことなく抜群ばつぐん歌唱かしょうりょくで「ワンチャンフェス」を自分じぶん世界せかいかんえていく。「きなだけ」での、ダンサーたちとシンクロしたフットワークでオーディエンスをかせた三浦みうら。ダンサーが退場たいじょうしたあとは、1人ひとりひろいステージをあるきつつ、バンドがつくすグルーヴにりながら「FEVER」をとどけた。7月リリースの最新さいしんきょく心拍しんぱくおん」では、三浦みうらうごきにわせて視界しかいいちめん観客かんきゃくうで左右さゆうって会場かいじょう一体いったいに。しかしつぎきょく「EXCITE」で、タオルをってろうと三浦みうら観客かんきゃくびかけたところで、会場かいじょうちかくに落雷らくらい発生はっせい危険きけんとの判断はんだん急遽きゅうきょライブは中断ちゅうだんされた。そのあめはじめたが、しばらくしてかみなりあめもやんでライブは再開さいかい予定よていどおり「EXCITE」が披露ひろうされ、中断ちゅうだんまええるがりぶりで会場かいじょうちゅうにタオルがった。そして最後さいご三浦みうらは「Blizzard」を披露ひろうし、うたとダンスのちからせつけるような圧倒的あっとうてきなステージをめくくった。

MONGOL800

MONGOL800(Photo by SARU[SARUYA AYUMI])

MONGOL800(Photo by SARU[SARUYA AYUMI])拡大かくだい

MONGOL800は1きょくはやくも代表だいひょうきょく「あなたに」を披露ひろうし、観客かんきゃく一気いっきいたようながりに。つづく「DON'T WORRY BE HAPPY」からはモンパチのライブでおなじみのダンサー・つぶマスタード安次嶺あしみね参加さんかし、満面まんめんみでおどりまくるつぶあふられながら、オーディエンスは一斉いっせいこぶしげたりピースサインをかかげたりしていた。童謡どうよう「シャボンだま」のカバーでは、つぶ自分じぶん身長しんちょうほどある巨大きょだいしろ風船ふうせんをステージにんで観覧かんらんエリアにはなったり、そのみずからもステージをりて観客かんきゃくあいだけたりとだい暴走ぼうそう。また「ちいさなこいのうた」では、きょく途中とちゅう登場とうじょうしたWANIMAのKENTA(Vo, B)がワンフレーズうたったあとで観客かんきゃくうえにダイブしたりと、貫禄かんろくかんじさせるメンバーと対称たいしょうてきなほどカオスなステージがひろげられた。ラストは7がつ配信はいしんリリースされた、九州きゅうしゅう出身しゅっしんアーティスト井上いのうえ陽水ようすい名曲めいきょく少年しょうねん時代じだい」のカバー。疾走しっそうかんのあるパンクロックでありつつも、なつわりをイメージさせるせつないメロディが、すずしくなってきたこの時間じかんたいにぴったりマッチしていた。

コブクロ

コブクロ(Photo by SARU[SARUYA AYUMI])

コブクロ(Photo by SARU[SARUYA AYUMI])拡大かくだい

はつ登場とうじょうのコブクロはきらめくようなサウンドの「わだち -わだち-」ですべす。黒田くろだ俊介しゅんすけびやかな歌声うたごえや、オーディエンスのシンガロングがひびわたり、会場かいじょう感動かんどうてき雰囲気ふんいきに。つづくヒットソング「Million Films」では、小渕おぶち健太郎けんたろう黒田くろだ抜群ばつぐんのコンビネーションでハモり、うつくしい歌声うたごえをカントリーパークにひびかせた。小渕おぶち出演しゅつえんオファーをけたさいのことについて、TAKUYA∞(UVERworld)、Taka(ONE OK ROCK)、そしてKENTA(WANIMA)と順繰じゅんぐりに連絡れんらくたことをかしつつ「KENTAくんから『この熊本くまもとでフェスをやるのですがてもらえないでしょうか』と連絡れんらくをもらって、こんな最高さいこうのロックフェスにることができました!」とうれしそうにかえった。その演奏えんそうされた大阪おおさか関西かんさい万博ばんぱくのオフィシャルテーマソング「この地球ちきゅうつづきを」では、小渕おぶちがこのフェス仕様しよう特製とくせい法被はっぴ力強ちからづよ太鼓たいこはたき、「WANIMA」コールをうながして会場かいじょうをおまつりムードにみちびいた。コブクロは最後さいごにスケールかんのある結成けっせい25周年しゅうねんソング「RAISE THE ANCHOR」を熱唱ねっしょうして、はなやかにライブをえた。

ONE OK ROCK

Taka(Vo / ONE OK ROCK)(Photo by Kosuke Ito)

Taka(Vo / ONE OK ROCK)(Photo by Kosuke Ito)拡大かくだい

ステージのうしろにうつくしい夕焼ゆうやけがひろがるなか、「ワンチャンフェス」皆勤かいきんしょうのONE OK ROCKが登場とうじょう。4にんは「We are」「Taking Off」と重厚じゅうこうかんのあるサウンドの楽曲がっきょくたたみかけ、またた客席きゃくせきエリアをワンマンライブかのようながりにみちびく。Taka(Vo)は「今年ことし基本きほんてきにフェスにていない理由りゆうはたった1つ。『ワンチャンフェス』一極いっきょく集中しゅうちゅうのぞむためです!」と、このフェスにかける意気込いきごみをかたった。ここでかれが「アイツらんで一緒いっしょさわぎたいんですけどいいですか?」とWANIMAをむ。2くみがパフォーマンスしたのは5月に埼玉さいたま・ベルーナドームでおこなわれたたいバンライブのさいにもコラボレーションした「キミシダイ列車れっしゃ」だ。にぎやかなコラボで観客かんきゃくのボルテージががったところで、WANIMAはステージをあとに。Takaはモードをえ、真剣しんけん眼差まなざしで音楽おんがく業界ぎょうかいやファン、WANIMAへのおもいについてあつかたり、ラウドな新曲しんきょく「Delusion:All」をWANIMAにささげる。さらにONE OK ROCKはじゅう低音ていおんうなる「Make It Out Alive」を投下とうかし、徹頭徹尾てっとうてつびロックサウンドで観客かんきゃく熱狂ねっきょうさせた。

WANIMA

KENTA(Vo, B / WANIMA)(Photo by Yukihide "JON..." Takimoto)

KENTA(Vo, B / WANIMA)(Photo by Yukihide "JON..." Takimoto)拡大かくだい

2日間にちかんにおよんだフェスもいよいよフィナーレ。「いいから」でWANIMAがライブをスタートさせると、観客かんきゃくもラストスパートをかけるようにうでげ、こえげて熱狂ねっきょうする。そのままバンドは「ララバイ」「昨日きのううた」となくたたみかけ、昼間ひるまあめがやんだこのタイミングにピッタリの「あめあがり」を演奏えんそう。ストレートなメッセージをまえやく2まん5000にんとどけた。そしてKENTAの「今日きょうたアーティストに、ここにあつまったみんなに、ありがとうをめて一緒いっしょうたえるやつ!」というびかけをけて「THANX」ではオーディエンスがだい合唱がっしょう。さらにKENTAの「熊本くまもとジャンプ!」というこえうながされて、会場かいじょうくす来場らいじょうしゃたちが一斉いっせいにジャンプした。「まぶしひかり」ではイベントを中断ちゅうだんさせた雨雲あまぐも挑発ちょうはつするように「くらよるあめはもうんだ」とうたったKENTA。8月14にち配信はいしんリリースされたばかりの新曲しんきょく「Rolling Days」やショートチューン「Hey Lady」で会場かいじょうをヒートアップさせたのち、みずから「アンコール! アンコール!」とさけびながらメンバーとともにステージをあとにした。

KO-SHIN(G, Cho / WANIMA)(Photo by Yukihide "JON..." Takimoto)

KO-SHIN(G, Cho / WANIMA)(Photo by Yukihide "JON..." Takimoto)拡大かくだい

アンコールでスペシャルゲストとしてまれたのはMONGOL800。2くみはまず、2022ねん発表はっぴょうしたコラボきょくあいわたる々」をツインドラム、ツインベース&ボーカル、ギターのけい5にん編成へんせい披露ひろうした。さらにかれらは、9月25にちにCDと配信はいしんでリリースするスプリット音源おんげんあいわたる々2」よりあらたなコラボきょく「ラズリ」をお披露目ひろめ熊本くまもと沖縄おきなわ代表だいひょうする2バンドの、それぞれの魅力みりょく発揮はっきされたこのきょくはファンを興奮こうふんみちびいた。MONGOL800がステージをったあとも、まだまだWANIMAのライブはわらない。「BIG UP」でメンバーも観客かんきゃくたがいに最後さいごちからしぼるようにあばれたのち、バンドは来場らいじょうしゃやスタッフたちに感謝かんしゃ気持きもちをささげながらラストナンバー「ともに」を演奏えんそうし、2日間にちかん一番いちばんがりに。2日間にちかんにわたって13くみ熱演ねつえんした「1CHANCE FESTIVAL 2024」はだい成功せいこうまくじた。

ライブレポート
特集とくしゅう記事きじ

KENTA(Vo, B / WANIMA)終演しゅうえんコメント

2日間にちかんあっというあいだでした。3ねん一番いちばん時間じかんぎるのがはやかったようながします。今日きょう雨雲あまぐも雷雲らいうんて、一時いちじ中断ちゅうだんするということがあったんですけども、スタッフさんやおきゃくさん、てくれたアーティストのみなさんのおかげで、もう一度いちどなおせました。(三浦みうら大知たいちくんはライブを途中とちゅうからやってくれて、そこから後半こうはんせん無事ぶじ開催かいさいすることができて。1にちはみんなでダコみたいになりながらも、「ワンチャンフェス」をよりよくしようというおもいで、全員ぜんいん一丸いちがんとなって、ちからしてくれました。あらためて、ぼくらだけでは開催かいさいできなかった。みんなのおかげです。ありがとうございました。

セットリスト

「WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2024」2024ねん8がつ25にち 熊本くまもとけん農業のうぎょう公園こうえんカントリーパーク

OKAMOTO'S

01. Dance With You
02. NO MORE MUSIC
03. なんかホーリー
04. Sprite
05. 90'S TOKYO BOYS
06. BROTHER
07. Beautiful Days

BE:FIRST

01. Mainstream
02. Masterplan
03. Brave Generation
04. Scream
05. Set Sail
06. Boom Boom Back
07. Great Mistakes
08. Bye-Good-Bye -TOUR ver.-
09. Blissful

三浦みうら大知たいち

01. 能動のうどう
02. (RE)PLAY
03. きなだけ
04. FEVER
05. 心拍しんぱくおん
06. EXCITE
07. Blizzard

MONGOL800

01. Enjoy yourself
02. あなたに
03. DON'T WORRY BE HAPPY
04. OKINAWA CALLING
05. シャボンだま
06. ちいさなこいのうた
07. 少年しょうねん時代じだい

コブクロ

01. わだち -わだち-
02. Million Films
03. 雨粒あまつぶ花火はなび
04. この地球ちきゅうつづきを
05. RAISE THE ANCHOR

ONE OK ROCK

01. We are
02. Taking Off
03. Wonder
04. キミシダイ列車れっしゃ
05. Stand Out Fit In
06. Delusion:All
07. Make It Out Alive

WANIMA

01. いいから
02. ララバイ
03. 昨日きのううた
04. あめあがり
05. THANX
06. まぶしひかり
07. なつあきら
08. Rolling Days
09. Hey Lady
<アンコール>
10. あいわたる
11. ラズリ
12. BIG UP
13. ともに

この記事きじ画像がぞうぜん20けん

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Ishit Omprakash @Omprakashindia5

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