高地たかち優ゆう吾われ初はつの単独たんどく主演しゅえん舞台ぶたいで新あたらしい自分じぶんを発見はっけん、キャスト6人にんとSixTONESの違ちがいは

高地たかち優ゆう吾われ（SixTONES）が自身じしん初はつの単独たんどく主演しゅえんを務つとめる舞台ぶたい「Come Blow Your Horn～ボクの独立どくりつ宣言せんげん～」が東京とうきょう・新しん国立こくりつ劇場げきじょうで開幕かいまく。東京とうきょう公演こうえん初日しょにちとなる本日ほんじつ10月がつ3日にちに公開こうかいゲネプロ、記者きしゃ会見かいけんが行おこなわれ、主演しゅえんの高地こうちをはじめ、キャストの忍しのぶ成しげる修吾しゅうご、岡本おかもと玲れい、松井まつい愛あい莉、高岡たかおか早紀さき、羽場はば裕一ひろいちが出席しゅっせきした。

「Come Blow Your Horn～ボクの独立どくりつ宣言せんげん～」はアメリカを代表だいひょうする劇げき作家さっかニール・サイモンが3年ねん半はんをかけて完成かんせいさせたブロードウェイのデビュー作さくを宮田みやた慶子けいこの演出えんしゅつで上演じょうえんする舞台ぶたい。対照たいしょう的てきな性格せいかくの兄弟きょうだい2人にんが互たがいに影響えいきょうを受うけ合あい、内面ないめんや行動こうどうが次第しだいに入いれ替かわっていくコメディ作品さくひんとなっている。本日ほんじつから20日にちまで東京とうきょう・新しん国立こくりつ劇場げきじょう 中ちゅう劇場げきじょう、25日にちから28日にちにかけて大阪おおさか・森ノ宮もりのみやピロティホールにて上演じょうえんされる。

高地こうちが演えんじるのは兄あにアランに触発しょくはつされプレイボーイに変かわっていく、控ひかえめで内気うちきな青年せいねんバディ・ベーカー。ゲネプロで高地こうちはキャスト陣じんとテンポのよい会話かいわ劇げきを繰くり広ひろげて笑わらいを誘さそい、バディの心情しんじょうの変化へんかを鮮あざやかに表現ひょうげんしてみせた。

初日しょにち公演こうえんを前まえに行おこなわれた会見かいけんで高地こうちは「座長ざちょうという感かんじでもないので、僕ぼくが主演しゅえんで大丈夫だいじょうぶかなと思おもってたんですけど、台本だいほんがとにかく面白おもしろかったので、本ほんに支ささえられましたね。正直しょうじきですね……昨日きのうの夜よるはギリギリまで役やくと向むき合あってたので緊張きんちょうしてたんですけど、始はじまっちゃえば楽たのしくできたのでよかったなと思おもいます」と安堵あんどの表情ひょうじょうに。稽古けいこを振ふり返かえり「セット転換てんかんがなく、このお家いえだけで舞台ぶたいが繰くり広ひろげられて、キャラクターを瞬時しゅんじに作つくっていかなければならないところが大変たいへんでしたね」と苦労くろうを語かたる。「稽古けいこで楽たのしかったことは……」と言葉ことばに詰つまると、母はは・ベーカー夫人ふじん役やくの高岡たかおかが「ないの？」と詰つめ寄よる。しばらくして高地こうちは「家族かぞく全員ぜんいんがそろうシーンとか、徐々じょじょに一体いったい感かんが出でていくのを肌はだで感かんじられてよかったですね」と話はなし、「皆みなさん大人おとななのでうちのグループ（SixTONES）とは大だい違ちがいだなっていう。同おなじ6人にんなんですけどこんな稽古けいこ場じょうが静しずかなんだなとびっくりしました」とキャスト陣じんに視線しせんを送おくる。高岡たかおかは「セリフが多おおくて、みんな台本だいほんにかかりっきりだったってことだよね？」と続つづけた。

役やくとの共通きょうつう点てんの話題わだいになると、高地こうちは「1～2幕まくの人ひとを信用しんようしない内気うちきなキャラを演えんじるほうが得意とくいかなと思おもってたんですけど、3幕まく以降いこうのお調子ちょうし者しゃになっていくキャラのほうがギアが入はいりやすかったですね。おちゃらけてるほうがセリフもするする出でてきます」とコメント。一方いっぽう、兄あに・アラン役やくの忍しのぶ成しげるは「僕ぼくは冗談じょうだんを言いってもつまらない人間にんげんなので、アランというキャラクターを見みつけるのにホントに苦くるしんでましたね。自分じぶんが出でてないシーンではリラックスできて、楽たのしく観みさせていただきました」と明あかした。

劇げき中ちゅうで描えがかれるバディの性格せいかくの変化へんかにちなんで、記者きしゃから“変かわりたいこと”を聞きかれた高地こうちは「小心者しょうしんものなところですかね。『大丈夫だいじょうぶかなーなんとかなるかなー』ってブツブツ言いってるので、3幕まくのバディみたいに『勢いきおいでいけるでしょ！』という性格せいかくになりたいですね」と願望がんぼうを語かたる。小心者しょうしんものながらも今後こんごの舞台ぶたい出演しゅつえんには意欲いよく的てきで「稽古けいこを積つんで新あたらしい自分じぶんを出だせるっていう舞台ぶたいの流ながれが好すきなので、毎年まいとしやりたいなっていう思おもいはあります」と力強ちからづよく語かたった。最後さいごに、「仲なかよく楽たのしくこの作品さくひんを作つくり上あげてます。作品さくひん自体じたい面白おもしろいでのふらっと来きて笑わらって帰かえっていただければと思おもいます」と本ほん作さくを改あらためてアピールした。

※高地たかち優ゆう吾われの高こうは、はしごだかが正式せいしき表記ひょうき。