バレエ音楽おんがく「ボレロ」の誕生たんじょう秘話ひわに迫せまる映画えいが、上野うえの水すい香が「新あらたなインスピレーションを得えた」

映画えいが「ボレロ 永遠えいえんの旋律せんりつ」が8月がつ9日にちに東京とうきょう・TOHOシネマズ シャンテほか全国ぜんこくで順次じゅんじ公開こうかいされる。

これは、バレエ音楽おんがくとして制作せいさくされ、パリ・オペラ座ざで初演しょえんされたモーリス・ラヴェルの楽曲がっきょく「ボレロ」の誕生たんじょう秘話ひわを、アンヌ・フォンテーヌ監督かんとくが描えがいた映画えいが。人生じんせいのすべてを注つぎ込こんで、「ボレロ」を生うみ出だした主人公しゅじんこうラヴェルを、ラファエル・ペルソナが演えんじる。このたび、本編ほんぺん冒頭ぼうとう映像えいぞうが公開こうかいされた。映像えいぞう内ないでは、ラヴェルに自身じしんのバレエのための音楽おんがくを依頼いらいしていた、振付ふりつけ師しのイダ・ルビンシュタイン（ジャンヌ・バリバール）が、工場こうじょうでラヴェルと共ともに歩あるいているシーンが展開てんかいする。

また、本ほん作さくをいち早はやく鑑賞かんしょうした東京とうきょうバレエ団だんの上野うえの水すい香が、柄本えもと弾だんからコメントが到着とうちゃく。上野うえのは「ラヴェルの葛藤かっとうやアーティストとしての苦悩くのうを知しり、ボレロの音楽おんがくに感かんじる呪術じゅじゅつ的てき世界せかい観かんがストンと腑ふに落おちた。新あらたなインスピレーションを得えた今いま、脈々みゃくみゃくと継承けいしょうされてきた傑作けっさくを私わたしなりのボレロとして背負せおっていきたい」、柄本えもとは「ラヴェルがその人生じんせいをかけて生うみ出だしてくれた『ボレロ』。かつてアンヌ・フォンテーヌ監督かんとくもジョルジュ・ドンの舞台ぶたいをご覧らんになっていたんですね。僕ぼくも自分じぶんの踊おどりで誰だれかの心しんに深ふかい印象いんしょうを残のこせたら！『ボレロ』、改あらためて大切たいせつに踊おどっていきたいと思おもいました」と思おもいを述のべた。

「ボレロ 永遠えいえんの旋律せんりつ」 監督かんとくメッセージ・本編ほんぺん冒頭ぼうとう映像えいぞう