あの時とき作つくった設計せっけい図ずを現実げんじつにします、谷川たにがわ清きよし夏なつ率ひきいる1999会かいがオノマリコ「Q体からだ」上演じょうえん

1999会かい #2「解体かいたいされゆくアントニン・レーモンド建築けんちく 旧きゅう体育館たいいくかんの話はなし」が、来年らいねん1月がつ23日にちから25日にちまで神奈川かながわ・神奈川かながわ県立けんりつ青少年せいしょうねんセンター スタジオHIKARIで上演じょうえんされる。

2020年ねんに旗揚はたあげされた1999会かいは、1999年ねん生うまれの人ひとたちによる集あつまり。第だい2回かい公演こうえんとなる今回こんかいは、1999会かい主宰しゅさいの谷川たにがわ清きよし夏なつによる全体ぜんたい統括とうかつのもと、オノマリコ「解体かいたいされゆくアントニン・レーモンド建築けんちく 旧きゅう体育館たいいくかんの話はなし」（通称つうしょう「Q体からだ」）を、1999会かいの演出えんしゅつで立たち上あげる。劇げき中ちゅうではとある大学だいがくの、小ちいさくて古ふるびた、美うつくしい建築けんちくの体育館たいいくかんを舞台ぶたいに、ある日ひ解体かいたいされることが決きまったその建物たてものと、体育館たいいくかんの解体かいたいにそれぞれに心しんを揺ゆらす女子じょし大学生だいがくせい9人にんの物語ものがたりが展開てんかいする。

谷川たにがわは「『Q体からだ』をやりたいと思おもったのは、2021年ねんの東京とうきょうオリンピックの会期かいき中ちゅう。コロナ禍かの夏なつでした。 2022年ねん1月がつに『リモート「Q体からだ」構想こうそう―いつの日ひかの上演じょうえんのために』と題だいして、オンラインリーディングと、劇場げきじょう公演こうえんを想定そうていしたスタッフワークの設定せってい資料集しりょうしゅうの制作せいさくを実施じっし。そして2023年ねん6月がつのオノマリコフェスでのリーディングを経へて、今いまようやく劇場げきじょう公演こうえんが実現じつげんします。“いつの日ひかの上演じょうえんのために”ゆっくりと歩あゆみを進すすめてきました。あの時とき作つくった設計せっけい図ずを現実げんじつにします」とコメントしている。

なお1999会かいは本ほん作さくで、神奈川かながわ県立けんりつ青少年せいしょうねんセンターによる若手わかて舞台ぶたい芸術げいじゅつ人材じんざいの発掘はっくつと育成いくせいを目指めざす取とり組くみ、マグカルシアターに参加さんかしている。