2023.08.23 18:00

SNS総そうフォロワー数すう400万まん人にん超ちょうインフルエンサー MINAMI、初はじめての作詞さくしに挑いどんだ「繋つないだ手て」　“アーティスト”としての自分じぶんと未来みらい

文ぶん・取材しゅざい＝伊藤いとう美咲みさき、写真しゃしん＝梁瀬やなせ玉たま実み

　TikTokを中心ちゅうしんに活動かつどうする女子高じょしこう生せいインフルエンサーのMINAMIが、配信はいしんシングル「繋つないだ手て」でメジャーデビューした。

　若わかい世代せだいを中心ちゅうしんに絶大ぜつだいな支持しじを得えている彼女かのじょのデビュー曲きょく「繋つないだ手て」は、自身じしんで作詞さくしも手掛てがけ、ファンに向むけたメッセージ性せいのある曲きょくに仕上しあがった。さらにメジャーデビュー後ごすぐに、アメリカロサンゼルスで開催かいさいされた音楽おんがくフェス『Rising Japan MusicFest』にも出演しゅつえん。

　SNS総そうフォロワー400万まん人にんを超こえ、各かく方面ほうめんから注目ちゅうもくを集あつめるMINAMIに、自身じしんのルーツから「繋つないだ手て」の制作せいさくの裏側うらがわ、そして普段ふだんのSNSでの活動かつどうについてまで、語かたってもらった。（伊藤いとう美咲みさき）【記事きじ最後さいごにプレゼント情報じょうほうあり】

自身じしんの音楽おんがくルーツ、そして“アーティスト”への憧あこがれ

――MINAMIさんがTikTokを始はじめたのは2018年ねんの頃ころですよね。

MINAMI：はい。小学しょうがく5年生ねんせいの時ときにYouTubeの広告こうこくを見みて、TikTokを知しりました。ちょうどお姉ねえちゃんがTikTokのアプリを入いれていたので、「私わたしも見みてみよう！」とインストールしたのが始はじまりです。

――それからすぐに、動画どうがの投稿とうこうも始はじめたんですか？

MINAMI：最初さいしょは他たの人ひとの投稿とうこうを見みているだけでした。でも、私わたしはダンスや音楽おんがくが好すきだったので、見みているうちに「自分じぶんもやってみたい！」と思おもうようになって、両親りょうしんに許可きょかをもらって、撮影さつえいと投稿とうこうをするようになりました。

――今いまはTikTokに投稿とうこうしているユーザーがかなり多おおいですが、当時とうじはまだ少すくなかったですよね。

MINAMI：そうですね。周まわりに投稿とうこうしている人ひとはいなかったです。

――投稿とうこうを始はじめる時ときは「インフルエンサーになりたい」「TikTokで有名ゆうめいになりたい」という気持きもちはあったのでしょうか？

MINAMI：有名ゆうめいになることはまったく考かんがえていなかったです。ただ音楽おんがくに合あわせてダンスするのが楽たのしくて、YouTubeを始はじめることも考かんがえてなくて、特定とくていの誰だれかに憧あこがれたわけでもなかったですし。だから、まさかこうやって将来しょうらいアーティストデビューするなんて夢ゆめにも思おもいませんでした（笑）。

――MINAMIさんは毎日まいにち投稿とうこうを続つづけていますよね。

MINAMI：TikTokは楽たのしい気持きもちだけで続つづけていますね。最初さいしょは自分じぶんが好すきな曲きょくで好すきなダンスを踊おどっていただけだったんですけど、動画どうがの再生さいせい回数かいすうが徐々じょじょに伸のびていったことで、ファンになってくれる子こが現あらわれて。それが嬉うれしくて、それからは「ファンの子このためにも投稿とうこうを頑張がんばろう！」と思おもうようにもなりました。毎日まいにちの投稿とうこうでも、とにかく変化へんかを出だすようにしています。画が角かくも服ふくも髪型かみがたも毎日まいにち同おなじだったら、自分じぶんも見みてくれるファンの子こも飽あきちゃうじゃないですか。スマホを手持てもちで撮とったり、置おいて撮とったり、全身ぜんしん映うつるようにしたり……メイクや服ふくも変かえるようにして、とにかく変化へんかがあるようにしています。でも、自分じぶんにめちゃくちゃ自信じしんがあるわけでもないですし、動画どうがを撮とって投稿とうこうするということをずっと続つづけているだけなんですよね。ファンの子この声こえを聞ききながら動画どうがを出だすようにしているだけで、本当ほんとうにそれだけなんですよね。

【毎日まいにちメイク】みなみの最近さいきんのメイク紹介しょうかい！！

――戦略せんりゃく的てきにならず、ダンスや動画どうがを楽たのしんでいるありのままのMINAMIさんであり続つづけていることが圧倒的あっとうてきな人気にんきの秘訣ひけつなのかなと思おもいますし、TikTokなどで活動かつどうを続つづけてきた結果けっかが、今回こんかいのメジャーデビューに繋つながっていると思おもいます。アーティストへの憧あこがれはいつ頃ごろからあったのでしょうか？

MINAMI：明確めいかくなきっかけがあったわけではないんですけど、「いつか歌うたを歌うたってみたい」という気持きもちはなんとなくありました。去年きょねんの10月がつに『SAPPORO COLLECTION』（『Kuu Presents SAPPORO COLLECTION 2022 AUTUMN/WINTER』）でプロデューサーの和田わだ（直ちょく希まれ）さんにお会あいして、そこからあっという間まにメジャーデビューさせていただけて、本当ほんとうに嬉うれしいです。

――普段ふだんはどんな音楽おんがくを聴きかれるんですか？

MINAMI：WANIMAさん、あいみょんさん、Saucy Dogさんなどですね。いろんな音楽おんがくを聴きくタイプなのでその時々ときどきで違ちがう曲きょくを聴きくんですけど、昔むかしはよく『アイカツ！』（テレビ東京てれびとうきょう系けいアニメ／2012〜2016年ねん放送ほうそう）の曲きょくを歌うたったり踊おどったりしていました。