｢早大そうだい1浪なみ2留とめ中退ちゅうたい｣名家めいかの母ははを嘆なげかせた彼かれの後悔こうかい 早稲田わせだ行いきたい一心いっしんで浪人ろうにんを決意けつい､彼かれのその後ご

1浪なみで早稲田わせだに入はいった西にしさん。その後ごの人生じんせいとは※写真しゃしんはイメージです（写真しゃしん： 8x10 / PIXTA）

母親ははおやが望のぞんでいない姿すがたになってしまった

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今回こんかいお話はなしを聞きいた西にしさん（仮名かめい）は、九州きゅうしゅう有数ゆうすうの進学校しんがくこうである福岡ふくおか県立けんりつ筑紫丘ちくしがおか高等こうとう学校がっこうの出身しゅっしんです。名家めいかの父母ちちははのもと、熱心ねっしんな教育きょういくを受うけて、名門めいもん校こうに進すすみました。

しかし、彼かれは現役げんえきの受験じゅけんで失敗しっぱいし、浪人ろうにんを決意けついします。「初はじめて母親ははおやが望のぞんでない姿すがたになった」と語かたるこの1年ねんは、「人生じんせいで初はじめて落おちこぼれだと思おもえた」そうです。

西にしさんは1浪なみの末すえ、早稲田大学わせだだいがくに進学しんがく。大学だいがくを中退ちゅうたいしましたが、職業しょくぎょうを転々てんてんとしながらも、現在げんざいはIT通信つうしん関連かんれん会社かいしゃの経営けいえいメンバーとして活躍かつやくしています。

彼かれは、浪人ろうにんの1年ねんをとても前向まえむきに捉とらえていました。「これからの時代じだいこそ、キャリアに浪人ろうにんが必要ひつようです」と。

浪人ろうにんの挫折ざせつを経へて、彼かれがそう語かたれるようになった理由りゆうとは。西にしさんの波瀾万丈はらんばんじょうの半生はんせいを探さぐってみました。