五ご月がつ病びょうになりそう？　ならばゲームだ。嫌いやなことを忘わすれたいときにピッタリなストレス解消かいしょうゲーム5本ほんを紹介しょうかい

　新しん年度ねんどが始はじまりはや1か月げつ。いよいよ5月がやってくる。春はるは「出会であいの季き節ぶし」とも呼よばれ，希望きぼうに満みち溢あふれたイメージがある反面はんめん，花粉かふんもあり，気温きおんが安定あんていしないため，心身しんしんの調子ちょうしを崩くずしやすい時期じきでもある。特とくに5月はその傾向けいこうが顕著けんちょで，新しん社会しゃかい人じんや新入生しんにゅうせいなどは，ゴールデンウィーク明あけごろから無気力むきりょくな状態じょうたいになってしまうことも多おおい。その症状しょうじょうは「五ご月がつ病びょう」といわれる。ここからは湿度しつどもどんどん高たかくなるし，寝苦ねぐるしく，過すごしづらい季き節ぶしがやってくる。

　筆者ひっしゃは5月がつだけではなく年中ねんじゅうやる気きがない状態じょうたいに突如とつじょ陥おちいる場合ばあいがあるので，そんなときでも遊あそべるゲームをいくつか持もっている。もちろん熱中ねっちゅうしすぎると問題もんだいであろうが，何なにもする気きが起おきないときでも，適度てきどにゲームで脳のうや指先ゆびさきを刺激しげきし続つづけることで，嫌いやなことを考かんがえずに済すむし，なによりリラックスして落おち着つけるのだ。無気力むきりょくなとき，嫌いやなことが多おおく現実げんじつ逃避とうひしたいときなど，ビデオゲームはストレスを解消かいしょうしたり，一時いちじ心しんを休やすめさせてくれたり，有用ゆうように使つかえる場合ばあいがある。

　ということで今回こんかいの記事きじでは，過すごしづらいこれからの日々ひびになんとか立たち向むかうための，「やる気きのない状態じょうたい」であっても遊あそび続つづけられるゲームを，筆者ひっしゃなりに紹介しょうかいしていく。

Vampire Survivors

（PC / Xbox Series X|S / Nintendo Switch / Xbox One / iOS / Android）


　「Vampire Survivors」は，今回こんかいのテーマを考かんがえたときに真まっ先さきに思おもいついた，筆者ひっしゃイチオシのゲームだ。発売はつばい当初とうしょからゲーム実況じっきょう配信はいしんなどで非常ひじょうに流行はやったので，遊あそんだことがある人ひとも多おおいだろう。価格かかくは定価ていかで499円えんとかなり安価あんかなうえ，未いまだにアップデートされ続つづけているため，コンテンツ量りょうも充分じゅうぶんある。Steamに加くわえNintendo Switchやスマホでも遊あそべ，プレイ環境かんきょうを選えらばないところも嬉うれしい。

　本ほん作さくは，周囲しゅういからやってくる攻撃こうげきをかわし，自動的じどうてきに発動はつどうする自分じぶんの攻撃こうげきをうまく当あてることで敵てきを倒たおしていく，というのが主おもなゲームプレイとなっている。敵てきを倒たおすとマップにジェム（宝石ほうせき）が落おち，それを拾ひろうことで新あらたな武器ぶきを得えたり，武器ぶきを強化きょうかしたりと，有利ゆうりに立たち回まわれるようになっていく。そうやって敵てきの攻撃こうげきを回避かいひし続つづけ，一定いってい時間じかん（基本きほん的てきには30分間ふんかん）生存せいぞんし続つづけるとステージクリアとなる。

　本ほん作さくは，ジャンルとしては「ローグライクアクション」に分類ぶんるいされるであろう。1プレイごとに状況じょうきょうがリセットされ，プレイヤーキャラクターの装備そうびは強化きょうかされてない最初さいしょの状態じょうたいに戻もどる。また，1プレイ中ちゅうに取得しゅとくできる武器ぶきはランダムで，プレイするごとに違ちがった体験たいけんになるのだ。

　「吸血鬼きゅうけつき」というとなにやら物騒ぶっそうなモチーフだし，ジャンルはアクションだしで，本ほん作さくが「リラックス」や「落おち着つき」とは無縁むえんな作品さくひんだと思おもう人ひともいるだろう。実際じっさい，多おおくのプレイヤーがプレイ開始かいししてから数すう回かいぐらいは「ちょっと難むずかしいゲーム」だと感かんじるかもしれない。

　しかし，本ほん作さくの真骨頂しんこっちょうは数時間すうじかんプレイしたあたりから発揮はっきされる。プレイヤーキャラクターがほどよく成長せいちょうし，ゲームに慣なれてくると，プレイが徐々じょじょに楽らくになり，成長せいちょう要素ようそなどを純粋じゅんすいに楽たのしめるようになってくるのだ。新あたらしい武器ぶきを装備そうびしたり，成長せいちょうさせたりすると画面がめんのエフェクトがどんどん派手はでになっていくあたりも射幸しゃこう心しんが刺激しげきされて楽たのしいし，豊富ほうふなアンロック要素ようそによって飽あきることなく，プレイのモチベーションが保たもたれる点てんも優秀ゆうしゅうだ。操作そうさも慣なれさえすればシンプルなので，寝転ねころびながらでもまったく問題もんだいなく遊あそぶことができる。


　本ほん作さくでは，プレイヤーキャラクターの強化きょうかがある程度ていど済すんだ状態じょうたいになると，なんだったらちょっと退屈たいくつなぐらい難なん度どが下さがり，プレイがやや単調たんちょうに，作業さぎょう的てきになってきたりもする。しかし，それは決けっして悪わるいことではない。ほどよいゲームの刺激しげきがリラックスへとつながり，自分じぶんにとって落おち着つく体験たいけんとして昇華しょうかされたということでもあるのだ。

　筆者ひっしゃは寝ねる前まえに布団ふとんで本ほん作さくを遊あそぶのが日課にっかになっていた時期じきがある。「Vampire Survivors」と睡眠すいみんが筆者ひっしゃの中なかでひも付つき，本ほん作さくを遊あそぶと反射はんしゃ的てきに眠ねむくなるということもあった。あくまで筆者ひっしゃにとってはだが，本ほん作さくはある種しゅ瞑想めいそうのような作用さようがある作品さくひんだ。前述ぜんじゅつのように多おおくのハードで遊あそべるし，なにせ低てい価格かかくなので，騙だまされたと思おもって試ためしてみてほしい。また，本ほん作さくが気きに入いった場合ばあいは「Twilight Survivors」や「Brotato」などのできの良よいフォロワー作品さくひんが数多かずおおくあるので，それらに手てを伸のばしてみるのもよいだろう。

Balatro

（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One）


　「Balatro」（ややこしいが上うえで紹介しょうかいした「Brotato」とはまったく別べつの作品さくひんだ）は今年ことしの2月がつに発売はつばいされるやいなや，好事家こうずかの間あいだで話題わだい沸騰ふっとうとなったポーカーを題材だいざいにしたローグライク・カードゲームだ。ポーカーを題材だいざいにしているとはいえ，ポーカー要素ようそがあるのは役やくの種類しゅるいぐらいなので，ポーカーをまったく知しらないプレイヤーでも安心あんしんして遊あそべるはずだ。

　本ほん作さくも筆者ひっしゃとしてはかなりのおすすめで，単たんにやる気きがないときでもリラックスしてぼんやり遊あそべるだけでなく，カードゲームやローグライクジャンルの入門にゅうもん作さくとしてもかなりよい選択せんたくであると思おもう。現在げんざい国内こくないではSwitch版ばんを入手にゅうしゅできないため，遊あそぶ場合ばあいはPCかPS5など一部いちぶのコンソールに限かぎられるところがややネックではある。スマートフォン版ばんも開発かいはつされているとのことではあるし，寝転ねころがってプレイしたい人ひとは，それを待まつのも手てだ。


　本ほん作さくは「ブラインド」と呼よばれるステージのようなもののなかで目標もくひょうスコアを達成たっせいすることで進行しんこうしていく。スコアを達成たっせいするには，ポーカーの手て役やくを作つくり「プレイ」する必要ひつようがある。通常つうじょうのポーカーと違ちがい，手札しゅさつは（基本きほん的てきに）8枚まいあり，交換こうかんも3回かいまでできるため，大おおきな手て役やくを狙ねらいやすい。

　スモールブラインド，ビッグブラインド，ボスブラインドという3つの目標もくひょうを達成たっせいすると「アンティ」とよばれる段階だんかいが上あがり，それを8回かい繰くり返かえすとクリアとなる。目標もくひょうスコアはアンティが上あがるごとにどんどん上あがるので，なんとかして手て役やくを強化きょうかしていかなければならない。

　普通ふつうにプレイしていたら目標もくひょうスコアのインフレに到底とうてい追おいつかないので，特別とくべつな効果こうかを持もつ「ジョーカー」や「惑星わくせいカード」，「アルカナ（タロット）」を購入こうにゅうして，自分じぶんのデッキやハンドを強化きょうかしていく。専門せんもん用語ようごが多おおく，難むずかしそうに聞きこえるだろうが，実際じっさいに遊あそんでみると驚おどろくほどすんなりルールを飲のみ込こめるだろう。

　本ほん作さくはターン制せいで進行しんこうし，時間じかん制限せいげんがない。なので，先述せんじゅつの「Vampire Survivors」よりもさらに落おち着ついてプレイできる。極論きょくろん，プレイの途中とちゅうで寝ね落おちしてしまっても問題もんだいないわけだ。

　また，ジョーカーの効果こうかによって点数てんすうがインフレしていく感覚かんかくにはなかなか口くちでは説明せつめいしづらい快楽かいらくがあり，その中毒ちゅうどく性せいに夢中むちゅうになっているプレイヤーが数多かずおおくいる。バランスはやや大味おおあじ気味ぎみで運うん要素ようそもかなり大おおきいが，そのため他たのカードゲームのような精密せいみつなプレイを要求ようきゅうされない点てんもよい。本ほん作さくでローグライクのカードゲームというものに慣なれたら，同どうジャンルの代表だいひょう的てきな作品さくひんである「Slay the Spire」や，ストーリーや展開てんかいがスリリングでおもしろい「Inscryption」を遊あそんでみるのもいいかもしれない。

Stardew Valley

（PC / Xbox Series X|S / Nintendo Switch / PS4 / Xbox One / iOS / Android）


　これから紹介しょうかいする「Stardew Valley」は，いままで紹介しょうかいしてきたようないわゆる「ローグライク」系けいの作品さくひんとはやや毛色けいろが異ことなる。短みじかいステージを何なん回かいも繰くり返かえして遊あそぶというよりは，1回かいのプレイをじっくり長時間ちょうじかん楽たのしむものだ。

　本ほん作さくは牧場ぼくじょうを経営けいえいするシミュレーションゲームで，「牧場ぼくじょう物語ものがたり」シリーズと類似るいじしたゲームプレイを持もつ。牧場ぼくじょうを整備せいびし，土どに鍬くわを入いれ，種たねを蒔まき，しばらくしたら収穫しゅうかくするという基本きほん的てきな農作業のうさぎょうのほか，家畜かちくの世話せわをしたり，釣つりをしたり，近隣きんりんの住民じゅうみんと親交しんこうを深ふかめたりなど，さまざまなコンテンツを楽たのしめる。

　1日にちにできることには限かぎりがあるなど，慣なれるまではやや急せかされる場面ばめんも多おおいかもしれないが，大おおまかに言いうと作業さぎょう的てきなコツコツしたゲームプレイが主おもとなっており，気力きりょくがないときにも遊あそべると思おもう。


　「Stardew Valley」の魅力みりょくはなんといってもその雰囲気ふんいきの良よさだ。ドット絵えで丁寧ていねいに描えがかれたグラフィックスは見みているだけで癒いやされるし，音楽おんがくも落おち着ついたものがほとんど。度重たびかさなるアップデートによりコンテンツ量りょうがかなり膨大ぼうだいになっているため長ながく遊あそべるし，場合ばあいによってはマルチプレイもできる。Switch版ばんやスマートフォン版ばんなどもあるため，プレイ環境かんきょうを選えらばないところも魅力みりょくだ。

　ただし，本ほん作さくをちゃんと攻略こうりゃくしようと思おもうと，鉱山こうざんダンジョン攻略こうりゃくを伴ともなうので，戦闘せんとうなど若干じゃっかん緊張きんちょう感かんのある行為こういをしなければならない点てんは要注意ようちゅういだ。シナリオや雰囲気ふんいきについても，（あくまで筆者ひっしゃの主観しゅかんだが）やや不穏ふおんな場面ばめんがあったりもするので，合あうかどうかはプレイ動画どうがなどを事前じぜんに見みて参考さんこうにするのもいいかもしれない。

　本ほん作さくと似にたようなゲームが遊あそびたければ，「きみのまち　サンドロック」やSwitch版ばんの発売はつばいも予定よていされている「Coral island」などがおすすめだ。原点げんてんである「牧場ぼくじょう物語ものがたり」シリーズや「ルーンファクトリー」シリーズに触ふれたことがないなら，それらをプレイするのもよい。牧場ぼくじょう経営けいえい系けいのジャンルはかなり作品さくひんに恵めぐまれており，かつ，一作いつさくごとのプレイ時間じかんが長ながいので，一度いちどハマったらジャンルのファンとして長ながい時間じかん楽たのしめるはずだ。

テトリスエフェクト・コネクテッド

（PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch / PS4 / Xbox One）


　続つづいて紹介しょうかいするのは，無気力むきりょくなときに遊あそぶにはおそらく王道おうどうのパズルゲーム「テトリスエフェクト・コネクテッド」だ。本ほん作さくは，落おち物ぶつパズルゲームの代名詞だいめいしともいえる「テトリス」を，さまざまな視覚しかく的てきエフェクトや設定せっていで遊あそべる作品さくひんである。

　テトリスはアクション性せいが高たかく，いままで紹介しょうかいしてきたゲームの中なかではもっとも「指先ゆびさきが忙いそがしい」作品さくひんであろうが，ハマると没入ぼつにゅう感かんがあり，指ゆびをたくさん動うごかすことにはストレス解消かいしょう的てきな作用さようもあるように思おもう。

　特とくに「テトリスエフェクト・コネクテッド」は音楽おんがくと映像えいぞうのシンクロが非常ひじょうに気持きもちよく，ただのテトリスとは比くらべ物ものにならないほど爽快そうかいだ。ヘッドフォンをつけて遊あそんだときの没入ぼつにゅう感かんは筆舌ひつぜつに尽つくしがたい。スマートフォン版ばんはないものの，PCやコンソールなど，ある程度ていどハードを選えらばない点てんもよい。


　本ほん作さくの魅力みりょくはなんといってもその遊あそび方かたの多様たようさ。難なん度ど低ひくめのマラソンモードを延々えんえん回まわしてチルするもよし，コンボモードやマスターモードで己おのれの限界げんかいに挑戦ちょうせんするもよし，オンラインマルチプレイを楽たのしむもよしと，非常ひじょうに間口まぐちが広ひろい。指先ゆびさきがさみしいときは適度てきどな刺激しげきを与あたえてくれるし，本気ほんきでテトリスと向むき合あいたいときはそれに応こたえてくれる。

　また設定せってい項目こうもくが多種たしゅ多様たようなのも魅力みりょくで，エフェクトモードでミノ（ブロック）が見みづらい場合ばあいは，見みやすい色いろにした状態じょうたいで固定こていできるなど，自分じぶん好このみの設定せっていを見みつけられる。特とくにデフォルトではカメラがかなり遠とおいので，そのあたりの設定せっていを見直みなおすことを強つよくおすすめしたい。

　テトリスではないがパズル的てきなゲームが遊あそびたい場合ばあいは，「ソリティ馬ば Ride On!」や話題わだいになった「スイカゲーム」もおすすめだ。特とくに「スイカゲーム」は時間じかんに急せかされることがないため，あまりナーバスにならず遊あそべるはず。

Factorio

（PC / Nintendo Switch）


　最後さいごに紹介しょうかいするのは「Factorio」だ。こちらは大別たいべつするなら「ものづくり」系けいのゲームで，未開みかいの惑星わくせいで工場こうじょうを作つくり，徐々じょじょに作つくれるものをグレードアップさせていく作品さくひんだ。

　特とくにベルトコンベアや機械きかいを使つかって部品ぶひんの製造せいぞう工程こうていを「自動じどう化か」していくのがキモとなっており，そのためにどうすれば効率こうりつの良よい工場こうじょうを作つくれるのかをずっと考かんがえていくことになる。最初さいしょはやや難むずかしいゲームだが，頭とうを使つかっていくうちにズブズブとハマってしまうプレイヤーも多おおい。本ほん作さくのSteamレビュー一覧いちらんをみるとプレイ時間じかん1000時じ間あいだ超こえのプレイヤーがザラにいるので，ハマれば非常ひじょうにコストパフォーマンスよく長ながく遊あそべる点てんが魅力みりょくだ。


　通常つうじょうの設定せっていでプレイすると一定いってい時間じかん経過けいかごとに外敵がいてきである「バイター」の襲来しゅうらいがあり，慣なれないうちは対処たいしょが難むずかしいかもしれない。リラックスして遊あそびたい場合ばあいはピースフルモードにするか，敵てきを弱よわく設定せっていしてもよいかもしれない。

　本ほん作さくもニューゲーム時じに選えらべる設定せっていが多様たようなのが魅力みりょくで，かなり簡単かんたんにして工場こうじょうづくりに没頭ぼっとうしてもいいし，適度てきどな外敵がいてきの到来とうらいを楽たのしんでもよい。何なん度どもプレイして好このみの設定せっていを見みつけるのも，面白おもしろい遊あそび方かただろう。大おおきくなった工場こうじょうが自分じぶんの理想りそう通どおりに動うごいているのを観測かんそくするだけで楽たのしく，達成たっせい感かんも得えられる。またマルチプレイで友人ゆうじんらと遊あそぶことも可能かのうだ。

　本ほん作さくと似にたようなゲームが遊あそびたい場合ばあいは，「Satisfactory」や「Factory Town」が類似るいじしたゲームプレイなので，お勧すすめだ。また，「Minecraft」や「Terraria」，「パルワールド」など，オープンワールドサバイバルクラフトと呼よばれる作品さくひんとも，「ものづくり系けい」という意味いみで類似るいじ点てんがある。

最後さいごに

　ということで，「五ご月がつ病びょうに立たち向むかうため」という観点かんてんから5本ほんのゲームを選えらんできた。だが，もちろん人ひとによってどのような作品さくひんが合あうのか，どれぐらいのストレスなら許容きょようされるのか，どれくらい指ゆびを動うごかしたいか，などはそれぞれ違ちがうはずだ。

　今回こんかいは筆者ひっしゃなりに「繰くり返かえし遊あそべる」「長時間ちょうじかん遊あそべる」「プレイ自体じたいが難むずかしくない」「自分じぶんなりにストレスを設定せっていで調整ちょうせいできる」「達成たっせい感かんが得えられる」などの観点かんてんを用意よういして考慮こうりょしながら，できるかぎり幅広はばひろくゲームを紹介しょうかいしたつもりである。自分じぶんの好このみがまだ分わからないという場合ばあいは，筆者ひっしゃイチオシの「Vampire Survivors」もしくは「Balatro」あたりを遊あそんでみるのがいいだろう。特とくに「Vampire Survivors」は価格かかくも安やすいので，試ためしやすいのではないか，と思おもう。

　学生がくせいにも社会しゃかい人じんにとっても，ゴールデンウィーク以降いこう，梅雨つゆから夏なつに立たち向むかうのは難題なんだいであろうと思おもう（筆者ひっしゃにとっても，ここからの数すうか月げつは1年ねんでもっとも苦手にがてな季き節ぶしだ）。そういうときうまくストレスをコントロールしたいのであれば，ゲームはきっと心強こころづよい味方みかたになってくれるだろう。