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人工知能学会全国大会論文集
人工じんこう知能ちのう学会がっかい全国ぜんこく大会たいかいろん文集ぶんしゅう
Online ISSN : 2758-7347
だい32かい (2018)
選択せんたくされたごう論文ろんぶんの753けんちゅう1~50を表示ひょうじしています
  • いえにゅう 祐也ゆうや, 中島なかじま ゆう, 菱山ひしやま 玲子れいこ
    セッションID: 1B1-OS-11a-01
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    商店しょうてんがい活性かっせいのためには,商店しょうてんがいかく店舗てんぽへの来店らいてんうながし,かく店舗てんぽ魅力みりょくってもらうことが必要ひつようである.しかし現状げんじょうとしては,だい部分ぶぶん顧客こきゃく訪問ほうもん一部いちぶ大型おおがたチェーンてん支店してんかたよってしまっているという問題もんだいがある.そこでほん研究けんきゅうでは,我々われわれ開発かいはつしたまちあるきアプリをもちいたイベントを実施じっしした.また,ほんイベントでは,一部いちぶ店舗てんぽにユーザの訪問ほうもんかたよることをふせぐために,店舗てんぽ魅力みりょくというほん研究けんきゅう独自どくじ指標しひょう定義ていぎし,店舗てんぽ魅力みりょく一定いっていさせるという目的もくてきのもとで,かく店舗てんぽのポイント配分はいぶん決定けっていするというインセンティブ設計せっけいおこなった.そして,実際じっさいまちあるきアプリをもちいたイベントによりられたデータを分析ぶんせきすることによって,ユーザにたいして商店しょうてんがいかく店舗てんぽへの来店らいてんうながし,かく店舗てんぽ魅力みりょくつたえることに成功せいこうし,提案ていあん手法しゅほう有効ゆうこうせいしめすことが出来できた.

  • 鈴木すずき 恵二けいじ, 山内やまうち しょう, 尾形おがた あきらもと, 川嶋かわしま 稔夫としお
    セッションID: 1B1-OS-11a-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    ドローンによる広域こういき自然しぜん景観けいかん撮影さつえいする場合ばあいに,ブレなしで長時間ちょうじかん安定あんていした映像えいぞう取得しゅとくおこなうために, 自動じどう飛行ひこうによる撮影さつえいひとつの有効ゆうこう手段しゅだんとなる.自動じどう飛行ひこう実行じっこうするためには,あらかじめ飛行ひこう経路けいろとカメラアングルのプランニングが必要ひつようとなる.とくにドローンでは撮影さつえい対象たいしょうへの接近せっきん地表ちひょうめんたいして低空ていくうばすなどの撮影さつえいおこなわれる.このような撮影さつえいおこなうためには,地形ちけいかんする情報じょうほうもとづいてプラニングをおこな必要ひつようがある.このプラニングに必要ひつよう地形ちけい情報じょうほうをドローンをもちい,SfM(Structure from Motion)から地形ちけいモデリングを生成せいせいする.このさい規模きぼおおきな地形ちけいをモデリングするために,時間じかん短縮たんしゅくのために複数ふくすうのドローンを同時どうじ活用かつようして,モデリングよう撮影さつえいおこなった.この地形ちけいモデリングにもとづき,自動じどう撮影さつえい飛行ひこうプラニングを作成さくせいする.以上いじょうだい規模きぼ地形ちけいモデリングをふくめた自動じどう飛行ひこう撮影さつえい手順てじゅんとその成果せいかについてしめす.

  • そう 爽, 川村かわむら 秀憲ひでのり, 内田うちだ 純一じゅんいち, 斎藤さいとう はじめ
    セッションID: 1B1-OS-11a-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    観光かんこうきゃくのニーズを調しらべるために,おおくの実地じっち調査ちょうさおこなわれている.しかし,既存きそん調査ちょうさ手法しゅほうは,大量たいりょうなサンプルをるために時間じかん費用ひようかる問題もんだいがある.一方いっぽう,ウェブじょうには膨大ぼうだい旅行りょこうくちコミが蓄積ちくせきされている.そのくちコミを分析ぶんせきすることで,ていコスト・リアルタイムなニーズ調査ちょうさ実現じつげんする可能かのうせいがある.本稿ほんこうは,北海道ほっかいどう観光かんこうきゃく動態どうたい調査ちょうさ満足まんぞく調査ちょうさについて,これまでった手作業てさぎょうによるくちコミの分析ぶんせきからられた知見ちけん紹介しょうかいし,自動じどう分析ぶんせきけての課題かだいしめす.

  • 清水しみず ひとし, 松林しょうりん いたる, 田中たなか ゆうかい, 岩田いわた , 澤田さわだ ひろし
    セッションID: 1B1-OS-11a-04
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    交通こうつう分野ぶんやでは,経路けいろ移動いどうする人数にんずう経路けいろべつ人数にんずう)を推定すいていすることは重要じゅうよう課題かだいである. ほん研究けんきゅうでは,通過つうか人数にんずうくわえて滞在たいざい人数にんずうもちいて,こう精度せいど経路けいろべつ人数にんずう推定すいていする手法しゅほう提案ていあんする. 人工じんこうデータをもちいて,提案ていあん手法しゅほう既存きそん手法しゅほうよりも経路けいろべつ人数にんずう誤差ごさちいさくなることをしめす. また,じつデータに提案ていあん手法しゅほう適用てきようしたときの分析ぶんせき結果けっかしめす.

  • 池田いけだ なだめいちろう, 飯塚いいづか 博幸ひろゆき, 山本やまもと 雅人まさと
    セッションID: 1B1-OS-11a-05
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    近年きんねん情報じょうほう科学かがく発展はってんは,動物どうぶつ行動こうどうがく研究けんきゅうおおきく寄与きよしている.我々われわれ札幌さっぽろ円山まるやま動物どうぶつえんにおいて人工じんこう知能ちのうにより動物どうぶつ管理かんりする負担ふたん軽減けいげんこころみをおこなっている.我々われわれ目標もくひょうの1つは,健康けんこう管理かんり飼育しいく環境かんきょう整備せいびのためにチンパンジーのエソグラムを自動的じどうてき作成さくせいすることである.エソグラムとはある特定とくてい個体こたいたねぜん行動こうどうパターンの目録もくろくであり,動物どうぶつ行動こうどう研究けんきゅうするうえでもっとも基本きほんてき記録きろくである. エソグラムの作成さくせいには個体こたい識別しきべつ必要ひつようがあるため,ほん研究けんきゅうでは画像がぞう認識にんしき分野ぶんやたか精度せいどしているたたみニューラルネットワークをもちいて個々ここのチンパンジーを認識にんしきできるか検証けんしょうした。 実験じっけん結果けっか我々われわれのシステムはチンパンジーの個体こたい識別しきべつ可能かのうであることをしめした。

  • 米田よねだ わたる, 横山よこやま そう一郎いちろう, 山下やました りんひさし, 川村かわむら 秀憲ひでのり
    セッションID: 1B2-OS-11b-01
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    深層しんそう学習がくしゅう使用しようした芸術げいじゅつ作成さくせい近年きんねん注目ちゅうもくあつめている。 また、日本にっぽんふるくからしたしまれている芸術げいじゅつとして俳句はいくがある。 そこで、俳句はいく作成さくせいする方法ほうほうとして一般いっぱんてきな「モチーフから俳句はいくつくる」ということを深層しんそう学習がくしゅう使用しようしておこなうこと で、芸術げいじゅつ作成さくせいとしての深層しんそう学習がくしゅう有用ゆうようせいしめす。 まず、我々われわれ大量たいりょう過去かこ俳句はいくもとづいてLSTMを訓練くんれんし、LSTMに文字もじれつ生成せいせいさせる。 2つめに、生成せいせいされた文字もじれつから俳句はいくとしての条件じょうけんたすものを抽出ちゅうしゅつし、モチーフ画像がぞう適合てきごうするかどうかの評価ひょうか算出さんしゅつする。 評価ひょうかたかければ、生成せいせいされた俳句はいくがモチーフ画像がぞう適合てきごうしているとみなす。 この過程かていで、LSTM が俳句はいくとしてのルールを学習がくしゅうできているかを確認かくにんするための実験じっけんおこなった。

  • 平間ひらま ともだい, 横山よこやま そう一郎いちろう, 山下やました りんひさし, 川村かわむら 秀憲ひでのり, 鈴木すずき 恵二けいじ, 和田わだ 雅昭まさあき
    セッションID: 1B2-OS-11b-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    近年きんねん漁業ぎょぎょう乱獲らんかくなどによって水産すいさん資源しげん枯渇こかつが問題もんだいとなっており、さかなしゅごとの資源しげん管理かんりが課題かだいとされている。しかし、受動じゅどうてき漁法ぎょほうである定置網ていちあみ漁法ぎょほうにおいて、漁獲ぎょかくりょう調整ちょうせいすることがむずかしい。そこで、ほん研究けんきゅう定置網ていちあみ漁場ぎょじょう設置せっちされたさかなぐん探知たんちによってられる音響おんきょう画像がぞうもちいて、さかなさがせ音響おんきょう画像がぞうもとづくさかなしゅ推定すいていモデルの検証けんしょうおこなう。

  • 落合おちあい 純一じゅんいち, 金森かなもり あきら, 平田ひらた 圭二けいじ, 野田のだ じゅう
    セッションID: 1B2-OS-11b-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    本稿ほんこうでは,名古屋なごやのタクシー配車はいしゃデータにもとづき,Smart Access Vehicle Service(SAVS)をシミュレーション評価ひょうかする.近年きんねん,デマンド応答おうとうがた交通こうつう(DRT)は地方ちほうだけでなく都市としでも注目ちゅうもくされてきているが,数時間すうじかんまえまでの予約よやく必要ひつようなど,利便りべんせいたか交通こうつうサービスとはえない.一方いっぽう,SAVSはリアルタイムに提供ていきょう可能かのうなドア・ツー・ドアの交通こうつうサービスであるため,独占どくせんがた交通こうつうサービスであるタクシーを共有きょうゆうがた変換へんかんすることが可能かのうである.ODパターンとデマンドすうことなる4つの時間じかんたい対象たいしょうにシミュレーションをおこなった結果けっかいによりSAVSはタクシーより効率こうりつてき配車はいしゃできることを確認かくにんした.

  • こう 博昭ひろあき, 長部おさべ 太郎たろう, 半澤はんざわ さとる, 塩谷しおや 浩之ひろゆき, 岸上きしがみ 順一じゅんいち, 和田わだ 雅昭まさあき
    セッションID: 1B2-OS-11b-04
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    近年きんねん北海道ほっかいどうみずあげされる水産物すいさんぶつみずあげりょう傾向けいこう変化へんかしている.また,この問題もんだいたん北海道ほっかいどうかぎった問題もんだいではなく,日本にっぽん各地かくちにおいて水産物すいさんぶつみずあげりょう傾向けいこう変化へんかしている.地域ちいき経済けいざいささえる水産すいさんぎょう持続じぞくせい確保かくほするためには,たん環境かんきょう適応てきおうした漁業ぎょぎょう実現じつげんするだけではなく,漁業ぎょぎょう加工かこう小売こうりむす流通りゅうつうぎょう効率こうりつ実現じつげんする必要ひつようがある.ほん研究けんきゅうでは,おも流通りゅうつう事業じぎょうしゃ対象たいしょうとした,未来みらいみずあげりょうおよび漁場ぎょじょう予測よそくおこなうためのAIプラットフォームの実現じつげん目指めざした.このプラットフォームでは,みずあげデータと環境かんきょうデータを蓄積ちくせきし,そのデータを活用かつようしてAIによる予測よそくおこない,結果けっかをユーザである流通りゅうつう事業じぎょうしゃ提供ていきょうする.これにより,流通りゅうつう資材しざい最適さいてき水産物すいさんぶつこう付加ふか価値かち可能かのうとなる.今回こんかい,スルメイカ,サケ,ブリの3さかなしゅ対象たいしょうとし,みずあげデータのみをもちいてニューラルネットワークによる予測よそくおこなった.現状げんじょうでは1トン以上いじょう誤差ごさ場合ばあいおおいため,今後こんごはより長期間ちょうきかんみずあげデータと環境かんきょうデータを蓄積ちくせきするとともに,予測よそく精度せいど改善かいぜんおこない,水産すいさんぎょう持続じぞく発展はってんへの貢献こうけん目指めざす.

  • 江島えじま のぼりふとし, 小杉こすぎ 太一たいち, おか みずほおこり, 三宅みやけ みやびのり, 池上いけがみ 高志たかし
    セッションID: 1B3-01
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    SNS などのウェブじょう人々ひとびと活動かつどうにおいては, 特定とくてい話題わだいたいする言及げんきゅう急激きゅうげきえるバースト現象げんしょうられる. このバースト現象げんしょう解析かいせきする手法しゅほうとして, かくりつてきてん過程かていモデルである Hawkes Process がもちいられる. Hawkes Process の内部ないぶのダイナミクスをあらわ指標しひょうとして branching ratio というものがあり, このがある特定とくていの閾値をえるとイベント系列けいれつ静的せいてき定常ていじょう状態じょうたいから, バースト現象げんしょうこりやすい定常ていじょう状態じょうたいへとあい転移てんいすることがられている. ほん研究けんきゅうでは, SNS からられるデータのなかでもとくに Social Tagging System に着目ちゃくもくし, サービスの成長せいちょうともなって branching ratio がどのように時間じかんてき変化へんかしていくのかを分析ぶんせきする.

  • 鈴木すずき 凱亜, 大知たいち 正直しょうじき, さかき 剛史たけし, 坂田さかた 一郎いちろう
    セッションID: 1B3-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    ソーシャルメディアじょうでユーザのコミュニティが形成けいせい発展はってんする背景はいけいには,ユーザ同士どうし性格せいかくてき相性あいしょうかかわっているとおもわれるが,その影響えいきょう定量ていりょうてきとらえた研究けんきゅうすくない.ほん研究けんきゅうでは,Twitterユーザの投稿とうこうテキストから推定すいていされた性格せいかくスコアと,会話かいわネットワークじょうのコミュニティの分析ぶんせき指標しひょうとの相関そうかん分析ぶんせきすることで,性格せいかくとコミュニティ形成けいせい関係かんけい考察こうさつした.また,Homophilyとばれる「るいともぶ」現象げんしょうられるような性格せいかくはないか,確認かくにんした.ほん研究けんきゅうによりられる知見ちけんは,よりユーザの効用こうようやチームパフォーマンスを向上こうじょうさせるようなSNSプラットフォームの設計せっけいなどへの応用おうよう期待きたいされる.

  • ぞう 沙那恵さなえ, 石田いしだ こうてる
    セッションID: 1B3-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    ほん研究けんきゅうでは、フェイクニュースの判定はんてい補助ほじょするシステムの構築こうちく目指めざし,信用度しんようど相対そうたいてき整合せいごうせいにより動的どうてきめる動的どうてき関係かんけいネットワークをもちいた信用度しんようど評価ひょうかモデルを提案ていあんする.この信用度しんようど評価ひょうかモデルは,記事きじ真偽しんぎあらわ結論けつろんノードと,5W1Hの情報じょうほうった事実じじつノードで構成こうせいされる.信用度しんようど評価ひょうかモデルの評価ひょうかのために,通常つうじょうのニュースとフェイクニュースをもちいてネットワークを構築こうちくし,評価ひょうかした.その結果けっか事実じじつノードより,信用しんようできない情報じょうほう特定とくてい可能かのう結論けつろんノードより,記事きじ傾向けいこう推察すいさつ可能かのうであることがわかった.

  • 高野たかの 雅典まさのり, 水野みずの ひろし
    セッションID: 1B3-04
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    現実げんじつ社会しゃかい関係かんけいでは相談そうだんしにくいことも匿名とくめいのオンラインコミュニケーションではしやすくなる。しかし日本にっぽん若者わかものおも利用りようするオンラインコミュニケーションツール(Facebook、Twitter、LINE)は現実げんじつ社会しゃかい関係かんけいおおふくむ。そのような現実げんじつとその拡張かくちょう社会しゃかい関係かんけい補完ほかんするコミュニケーションツールは重要じゅうようであろう。ほん研究けんきゅうは、アバターチャットサービス「ピグパーティ」におけるソーシャルサポートについて考察こうさつすることが目的もくてきである。そのためにサービス運営うんえいしゃによるインタビュー結果けっかをオンラインソーシャルサポートの観点かんてんから整理せいりした。

  • したくら 雅行まさゆき, 村上むらかみ 晴美はるみ
    セッションID: 1C1-01
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    Webじょう人物じんぶつ理解りかい選択せんたく支援しえんするために,Webじょう人物じんぶつ日本にっぽん図書館としょかん協会きょうかい基本きほん件名けんめい標目表ひょうもくひょうだい4はん(BSH)を付与ふよする手法しゅほう検討けんとうする.20氏名しめい×50けんのWeb検索けんさく結果けっか人手ひとで同姓どうせい同名どうめい人物じんぶつ分離ぶんりした人物じんぶつクラスタを対象たいしょうとして,BSHの付与ふよ実験じっけんおこなった.テキスト(タイトル,全文ぜんぶん氏名しめい前後ぜんご),Webページの件数けんすう参照さんしょう利用りようおもみ,文書ぶんしょ頻度ひんどぎゃく文書ぶんしょ頻度ひんど利用りようわせた調査ちょうさ結果けっか報告ほうこくする.

  • 岩田いわた とも, だいちゅうおや, 新谷しんたに 虎松とらまつ
    セッションID: 1C1-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    PCをもちいた協調きょうちょう作業さぎょうにおいて,作業さぎょうちゅうのネイティブアプリケーションのウィンドウ画面がめんを,参加さんかしゃあいだ共有きょうゆうすることは有用ゆうようである.先行せんこう研究けんきゅうでは,ウィンドウ単位たんいでの画面がめん共有きょうゆう焦点しょうてんて,アプリケーション仮想かそう共有きょうゆうシステムを開発かいはつした.しかし,先行せんこう研究けんきゅうには,共有きょうゆう開始かいしするまでの操作そうさ煩雑はんざつであるという課題かだいがあった.ほん研究けんきゅう目的もくてきは,円滑えんかつ共有きょうゆう開始かいし手続てつづきを可能かのうとするインタフェースを実装じっそうすることで,協調きょうちょう作業さぎょう支援しえんおこなうことである.ほん研究けんきゅうでは,あらかじめグループない利用りようする端末たんまつ情報じょうほうをサーバに保管ほかんしておくことで,ウィンドウ画面がめん配信はいしんさき端末たんまつ自動じどう決定けっていし,共有きょうゆう開始かいし手続てつづきの負担ふたん軽減けいげんするインタフェースを開発かいはつした.

  • だん だまほこさき, 佐賀さが 亮介りょうすけ
    セッションID: 1C1-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    PMF(Probabilistic Matrix Factorization)はよく使つかわれる推薦すいせん手法しゅほうであり,研究けんきゅうだけでなく業界ぎょうかいでもひろ使用しようされている.近年きんねん、このアルゴリズムはさまざまな補助ほじょ情報じょうほうわされており、推薦すいせん精度せいどがさらに改善かいぜんされた.本稿ほんこうでは,たたみニューラルネットワーク(CNN)をかくりつてき行列ぎょうれつ分解ぶんかい(PMF)に統合とうごうし,画像がぞう形状けいじょう特徴とくちょうもちいたかくりつモデルを提案ていあんする.

  • 内田うちだ たくみ, 中川なかがわ とし, 吉田よしだ 健一けんいち
    セッションID: 1C1-04
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    機械きかい学習がくしゅうもちいてWebマーケティングにはおおくの課題かだいがあり、そのひとつにCold-Start問題もんだいがある。たとえば通販つうはんサイトなどでユーザーに商品しょうひん推薦すいせんする場合ばあい、ユーザーと商品しょうひん購買こうばいログやレビューログをあつかうことになる。しかし、Webのマーケティングデータはロングテールになる傾向けいこうがあるため、おおくのユーザーや商品しょうひんのログデータはすくなく、すうけん程度ていどしかないこともおおい。商品しょうひん推薦すいせんシステムではこの過去かこログにもとづいてユーザーにたいして商品しょうひん提示ていじするため、ロングテールの商品しょうひん提示ていじされにくく一部いちぶ人気にんき商品しょうひんばかりが提案ていあんされることになる。ほん研究けんきゅうでは、このCold-Start問題もんだいたいしてはん教師きょうし学習がくしゅう特異とくい分解ぶんかいわせた手法しゅほう提案ていあんする。また、提案ていあんした手法しゅほうをMovieLensが提供ていきょうしている映画えいが評価ひょうかスコアデータで検証けんしょうした結果けっか報告ほうこくする。

  • おかひさ 太一たいち, 高間たかま 康史やすし
    セッションID: 1C2-OS-8a-01
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    本稿ほんこうではローカルデータと公開こうかいデータを統合とうごう利用りよう可能かのうなコンテクスト検索けんさくエンジンを提案ていあんする.「動向どうこうかんするい」というタスクを対象たいしょうとしたコンテクスト検索けんさくエンジンが研究けんきゅうされている.公開こうかい可能かのうなデータを収集しゅうしゅうしたものが検索けんさく可能かのうであるが,ユーザはプライバシー保護ほごなどの問題もんだい外部がいぶ公開こうかいできないようなデータを所持しょじしている場合ばあいおおい.このようなローカルデータを公開こうかいデータと統合とうごう利用りよう可能かのうにすることで,データからのあらたな価値かち創造そうぞうなど,その有効ゆうこう活用かつようにつながるとかんがえる.非公開ひこうかいデータ自体じたい共有きょうゆうすることなく,データの利用りよう価値かち検討けんとう可能かのうとするために,本稿ほんこうではData Jacketをコンテクスト検索けんさくエンジンに導入どうにゅうする.実験じっけん結果けっかにより提案ていあんシステムの有効ゆうこうせいしめす.

  • 小口おぐち ひろし, 土田つちた 尚弘なおひろ
    セッションID: 1C2-OS-8a-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    近年きんねんのマーケティングにおいて、生活せいかつしゃからられたデータを活用かつようすることが重要じゅうようとなり、おおくの企業きぎょうによるみがなされている。その一方いっぽうで、多様たよう企業きぎょうがマーケティングデータをおたがいに交換こうかん利用りようしながらきょうそうてき価値かちしていくアプローチは、まだ改良かいりょう途上とじょうにある。そこでほん研究けんきゅうでは、IMDJ(Innovators Marketplace on Data Jackets)を利用りようして、マーケティングデータや、想定そうていされるプレイヤーの特性とくせいまえたデータエクスチェンジへの期待きたい・ニーズや課題かだい分析ぶんせきして、自社じしゃがいとのマーケティングデータ・エクスチェンジにおけるインセンティブ設計せっけいについて提案ていあんした。

  • さか 泰紀やすのり, ベネット ジェイスン, 宮尾みやお 祐介ゆうすけ, 和泉いずみ きよし
    セッションID: 1C2-OS-8a-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    ほん研究けんきゅうでは,ロイターニュース記事きじからの因果いんが関係かんけい抽出ちゅうしゅつ手法しゅほう開発かいはつこころみる. まず,我々われわれは,ニュース記事きじふくまれる因果いんが関係かんけいと,それをしめがかりとなる表現ひょうげん調査ちょうさおこなった. その特定とくていがかりに着目ちゃくもくし,因果いんが関係かんけい抽出ちゅうしゅつ手法しゅほうこころみた.

  • つかまつ あきらあきら, 大澤おおさわ 幸生さちお
    セッションID: 1C2-OS-8a-04
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    ことなる分野ぶんやのデータと知識ちしき結合けつごうすることで問題もんだい発見はっけんし、問題もんだい解決かいけつおこなうことへの期待きたいたかまっている。しかし、その実現じつげんにはおおくの障壁しょうへき存在そんざいする。本稿ほんこうでは、データ3.0時代じだいにおけるデータのかたについてデータランドスケープをもちいて所見しょけんべる。現在げんざいはデータ2.0からデータ3.0への過渡かとである。これからのデータ駆動くどうがた社会しゃかい実現じつげんには、データ・AI技術ぎじゅつ人間にんげん相互そうご作用さようによる分野ぶんやのデータと知識ちしき連携れんけいによるイノベーションのである「データ市場いちば」の整備せいび重要じゅうようえる。

  • 小田おだ 利彦としひこ, 今井いまい ひろし, 内藤ないとう たけ嗣, 竹林たけばやし はじめ
    セッションID: 1C3-OS-8b-01
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    IoTデバイスからあつまるセンシングデータにもとづくアプリケーションを開発かいはつするデータ利用りようしゃたいして、センシングデータ流通りゅうつう市場いちばたいするニーズがたかまりつつある。データ利用りようしゃたいしては、AIなどのデータ分析ぶんせきおこなうために、センシングデータのみならず、そのメタデータも重要じゅうよう情報じょうほうである。我々われわれは、センシングデータのメタデータの定義ていぎ生成せいせい配信はいしんし、データ利用りようしゃ活用かつようかんする課題かだい検討けんとうするとともに、Iotシステムじょうにプロトタイプを作成さくせいして評価ひょうかした。

  • 大澤おおさわ 幸生さちお, 近藤こんどう はやうつ, はやつかまつ あきらあきら, 須川すがわ 敦史あつし, 吉田よしだ 隆久たかひさ
    セッションID: 1C3-OS-8b-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    チーム行動こうどうは、ビジネスやスポーツなど様々さまざま文脈ぶんみゃくにおいて、文化ぶんかおよび生活せいかつ側面そくめんあらわれる本質ほんしつてき要素ようそである。このチーム行動こうどうをとらえるためにほん論文ろんぶんでは、歩行ほこうしゃあいだにおける加速度かそくど系列けいれつ類似るいじせいを、時間じかんごとにひとひとのなすチーム行動こうどう検出けんしゅつもちいる指標しひょうとする。ここでは、さい開発かいはつ地域ちいき実験じっけん対象たいしょうとして加速度かそくどセンサーをもちい、加速度かそくど類似るいじせいと、ともあるいたという感覚かんかく一致いっち検証けんしょうする。

  • 業種ぎょうしゅどもそう加速かそくするコンソーシアムの効用こうよう
    池田いけだ 栄次えいじ, 佐々木ささき やすしかおる
    セッションID: 1C3-OS-8b-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    近年きんねんのビッグデータ解析かいせき人口じんこう知能ちのう技術ぎじゅつ急速きゅうそく進展しんてん背景はいけいに、膨大ぼうだいなデータと最新さいしん分析ぶんせき技術ぎじゅつ人々ひとびと多様たよう発想はっそうのもとでわせることで、業種ぎょうしゅどもそう加速かそくされ、これまでにかった画期的かっきてきなサービスや製品せいひんされることが期待きたいされる。そのためには、社会しゃかい保有ほゆうするデータが業種ぎょうしゅ業界ぎょうかいえて安心あんしん安全あんぜん流通りゅうつう活用かつようされ、持続じぞくてき価値かち創出そうしゅつおこなわれる仕組しくみの社会しゃかい実装じっそう不可欠ふかけつである。本稿ほんこうでは、データ流通りゅうつう活用かつよう社会しゃかい実現じつげんけた富士通ふじつうのソリューション開発かいはつみを紹介しょうかいするなかで、とくに、信頼しんらいでつながる「コンソーシアム」という形態けいたいることが、データにかかわる様々さまざまなリスクや不安ふあん軽減けいげんしデータ活用かつよう促進そくしんするかぎとなるてんについてべる。

  • 柏原かしわばら 健之けんしろう, 吉川よしかわ しん, 五十嵐いがらし 康彦やすひこ, 馬場ばば 俊孝としたか, ほり 高峰こうほう, 岡田おかだ 真人まさと
    セッションID: 1D1-01
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    海底かいてい水圧すいあつ変化へんかから津波つなみだか予測よそくする枠組わくぐみはふたつある.ひとつは,海底かいてい水圧すいあつデータから地震じしんのシナリオを推定すいていし,そして推定すいていした地震じしんシナリオから津波つなみだか予測よそくするという段階だんかい予測よそくのアプローチだ.もうひとつの枠組わくぐみは,海底かいてい水圧すいあつデータから津波つなみだか直接ちょくせつ予測よそくするアプローチだ.予測よそくシステムを構築こうちくするさい,どちらの枠組わくぐみの手法しゅほう実装じっそうするか選定せんていする必要ひつようがある.我々われわれはこれらふたつの予測よそくアプローチをもちいて,和歌山わかやまけんおき設置せっちされている地震じしん津波つなみ観測かんそく監視かんしシステムDONETで観測かんそくされる水圧すいあつデータから津波つなみだか予測よそくする検証けんしょうおこなった.その結果けっか直接ちょくせつ予測よそくのアプローチは段階だんかい予測よそくのアプローチにくらべて予測よそく誤差ごさちいさく即時そくじせいたかいということがかった.

  • 植田うえだ 大介だいすけ, あいだひろし われ, もと たかし
    セッションID: 1D1-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    土砂どしゃ災害さいがい発生はっせいした場合ばあい災害さいがい検出けんしゅつ方法ほうほうとして合成ごうせい開口かいこうレーダ(SAR)画像がぞうもちいたリモートセンシングが注目ちゅうもくされている。しかし、広域こういきなSAR画像がぞう判読はんどくにはおおくの人員じんいん時間じかん必要ひつようとなる問題もんだいがある。そこで、ほん研究けんきゅうでは土砂どしゃ災害さいがい検出けんしゅつたいするリモートセンシングをCNNによって機械きかいてきおこな手法しゅほう提案ていあんする。入力にゅうりょくするデータとしては災害さいがい前後ぜんこうのSAR画像がぞうと、標高ひょうこうデータ(DEM)をもちいた。実験じっけん結果けっか未知みち領域りょういきにおける災害さいがい地域ちいき災害さいがい地域ちいきという識別しきべつ精度せいどは75.56%となった。また、災害さいがい識別しきべつした地域ちいきと、実際じっさい災害さいがい地域ちいき合致がっち割合わりあいは(IoU)は21.86%であった。これらの結果けっかから、災害さいがい前後ぜんこうのSAR画像がぞう、DEMデータの特徴とくちょう考慮こうりょしてCNNによって土砂どしゃ災害さいがい地域ちいき識別しきべつ検出けんしゅつおこなえられたとかんがえられる。

  • 一言ひとこと 正之まさゆき, 桜庭さくらば 雅明まさあき
    セッションID: 1D1-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    洪水こうずい氾濫はんらん災害さいがいたいするソフト対策たいさくとして,洪水こうずい予測よそく精度せいど向上こうじょう重要じゅうようである.洪水こうずい予測よそくにはして様々さまざま手法しゅほう提案ていあんされており,そのうちのひとつにニューラルネットワーク(ANN)によるものがある.これまでの研究けんきゅうで,様々さまざま河川かせんにおいてANNモデルの適用てきようせい報告ほうこくされているが,手法しゅほうくらべた精度せいど優位ゆういせいしめされておらず,全国ぜんこく洪水こうずい予測よそくシステムなどで実用じつよういたっているれいすくない. また,ANNをはじめとする機械きかい学習がくしゅうモデルの一般いっぱんてき弱点じゃくてんとして,学習がくしゅう事例じれい上回うわまわるような事例じれいたいしては予測よそく性能せいのう担保たんぽされない,というてんげられる.洪水こうずい予測よそくにおいては,学習がくしゅう事例じれい上回うわまわるようなだい規模きぼ洪水こうずいへの対応たいおうこそが重要じゅうようである.そのため,ANNによる洪水こうずい予測よそくモデルは十分じゅうぶん信頼しんらいせいられておらず,防災ぼうさい現場げんばへの実用じつようすすんでいない. こうした課題かだいへの対応たいおうとして,ほん検討けんとうでは2016ねん台風たいふう10ごうしょうじた網走川あばしりがわにおける過去かこ最大さいだい洪水こうずい事例じれい対象たいしょうとして,ANN洪水こうずい予測よそくモデルの適用てきよう検討けんとうおこなった.学習がくしゅう事例じれい上回うわまわるようなたか水位すいい洪水こうずいたいしても,「水位すいい変化へんか」に着目ちゃくもくして学習がくしゅうおこなうことで,予測よそくモデルの適用てきようせいたもたれることをしめした.

  • 中村なかむら 優太ゆうた, 松原まつばら 正樹まさき, 鈴木すずき しんたかし, 井ノ口いのぐち そうしげる, 森嶋もりしま あつしぎょう
    セッションID: 1D1-04
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    ほん論文ろんぶんでは,不十分ふじゅうぶん情報じょうほうでの緊急きんきゅう効率こうりつてき網羅もうら考慮こうりょした経路けいろ探索たんさくシステムを提案ていあんし,そのためのアルゴリズムをシミュレーションにより評価ひょうかした.提案ていあん手法しゅほう特徴とくちょうは,残余ざんよ領域りょういきをできるだけひとかたまりになるように経路けいろ決定けっていすることで,徐々じょじょ情報じょうほうあきらかになるような状況じょうきょうにおいても極端きょくたん性能せいのう劣化れっかふせぐことにある.シミュレーション評価ひょうか実験じっけんおこなった結果けっか本手ほんてほう単純たんじゅん緊急きんきゅうたかいノードからまわ手法しゅほうくらべて,締切しめきり時間じかんをどれだけ遵守じゅんしゅできたかの評価ひょうかかんして平均へいきん29.43%の効率こうりつ確認かくにんした.くわえて,どれだけみじか航空こうくう時間じかん網羅もうらできたかの評価ひょうかかんして,ぜん経路けいろ航空こうくう時間じかん平均へいきん36.52%削減さくげんすることができた.

  • 大木おおき はじめいたり, 竹内たけうち たかし, 植松うえまつ 幸生さちお, 上田うえだ おさむいさお
    セッションID: 1D1-05
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    モバイルネットワークサービス提供ていきょうしゃ課題かだいひとつが安定あんていしたこう品質ひんしつなサービス提供ていきょうである. しかしながら,ネットワークトラフィックの急増きゅうぞう設備せつび経年けいねん劣化れっかがスループットの低下ていかなどの品質ひんしつ劣化れっかやネットワーク故障こしょうこすことがある. そのような問題もんだいにおいて,サービス利用りようしゃはサービス提供ていきょうしゃよりもはやくサービスの使用しよう不能ふのう品質ひんしつ劣化れっか発見はっけんすることがある. 利用りようしゃかれらの体感たいかんをすぐにソーシャルサービスじょう発信はっしんしたり,故障こしょう情報じょうほうるためのWeb検索けんさくなどを迅速じんそくおこなう. これらのデータから異常いじょう検知けんちすることで,故障こしょう検知けんちおよび予測よそく役立やくだつとかんがえられる. この論文ろんぶんでは,複数ふくすうのユーザ行動こうどうデータをもちいて,故障こしょう検知けんちおよび予測よそくするための機械きかい学習がくしゅうモデルアプローチを提案ていあんする. モバイルネットワークサービスのじつデータをもちいた複数ふくすう実験じっけんにより,提案ていあんするフレームワークの有用ゆうようせい検証けんしょうする.

  • 大沼おおぬま すすむ, 横山よこやま 実紀みき
    セッションID: 1D2-OS-28a-01
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    ほん発表はっぴょうでは,政策せいさく決定けっていにおける段階だんかいによる市民しみん参加さんかプログラムの重要じゅうようせいについて,札幌さっぽろにおける環境かんきょう基本きほん計画けいかく策定さくてい事例じれい紹介しょうかいしながらしめす.札幌さっぽろでは,希望きぼうしゃだれでも参加さんかできる公募こうぼによる方式ほうしきと,無作為むさくい抽出ちゅうしゅつえらばれた市民しみん参加さんかする方式ほうしき両方りょうほうからなる市民しみん参加さんかプログラムをおこなった.市民しみん参加さんかプログラムは計画けいかく策定さくてい初期しょき段階だんかいから最終さいしゅう段階だんかいいたる3段階だんかいでデザインされた.その市民しみん参加さんかプログラムでは,バックキャストシナリオワークショップをもちいた.これは,理想りそう未来みらいぞうえがくことを出発しゅっぱつてんとし,そこから現在げんざいかっていまおこなうべきことをかんがえるという枠組わくぐみで議論ぎろんするものである.ほん発表はっぴょうでは,段階だんかいごとにことなる市民しみん参加さんか役割やくわりについてろんじた.さらに,バックキャストシナリオワークショップの利点りてん留意りゅういてんについてろんじた.最後さいごに,ほんアプローチの限界げんかいをふまえ,AIへの期待きたいべた.

  • 西田にしだ 智裕ともひろ, 伊藤いとう 孝紀たかのり, 仙石せんごく 晃久あきひさ, 伊藤いとう 孝行たかゆき
    セッションID: 1D2-OS-28a-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    合意ごうい形成けいせいけたワークショップの実施じっしは,人的じんてき時間じかんてき空間くうかんてき制約せいやくがある。ゆえに,多数たすう市民しみん参加さんかすることは困難こんなんである.我々われわれは,議論ぎろん支援しえんする合意ごうい形成けいせい支援しえんシステムを開発かいはつしてきた.しかし,500にんえるだい規模きぼ社会しゃかい実験じっけん実施じっし困難こんなんであるため,その規模きぼにおける支援しえんシステムの検証けんしょうはされていない.そこで,ほん研究けんきゅうでは名古屋なごやにおけるプレイス・ブランディングに支援しえんシステムをもちいただい規模きぼ社会しゃかい実験じっけんをおこない,効果こうか課題かだい検証けんしょうする.この検証けんしょうにより,支援しえんシステムをもちいた議論ぎろんは,参加さんかしゃ満足まんぞくさせる効果こうかがあるとわかった.

  • 白松しらまつ しゅん, 池田いけだ つよしじん, 北川きたがわ あきら, 幸浦さちうら ひろしのぼる, 伊藤いとう 孝行たかゆき
    セッションID: 1D2-OS-28a-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    本稿ほんこうでは,議論ぎろんファシリテータエージェントの実装じっそうのために必要ひつよう議論ぎろん文脈ぶんみゃく理解りかいモデルとして,議論ぎろん内容ないよう理解りかいモデルと,議論ぎろんプロセスの理解りかいモデルを検討けんとうする. まず共通きょうつうする要素ようそとして,「議論ぎろん」にかんするパラメータを定式ていしきする.ファシリテーションにおいては構造こうぞう時間じかん変化へんか重要じゅうようなため,時刻じこくtを重視じゅうしした定式ていしき提案ていあんする. 議論ぎろん内容ないよう理解りかいにおいては,gIBISやDeliberatoriumとう伝統でんとうてきもちいられているような,論点ろんてん課題かだい)とあんから構造こうぞう必要ひつようかんがえ,定式ていしき検討けんとうする. また,議論ぎろんプロセスの理解りかいにおいては,参加さんかしゃ関係かんけいせい変化へんかや「空気くうき」にかんするパラメータの定式ていしきについてべる. さらに,これらのパラメータの推定すいてい結果けっかもちいたファシリテータエージェントの行動こうどう決定けってい質問しつもん生成せいせい手法しゅほう検討けんとうする.

  • 芳野よしの いさお, 伊藤いとう 孝行たかゆき
    セッションID: 1D3-OS-28b-01
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    近年きんねん,Webじょうでのだい規模きぼ議論ぎろん活動かつどう活発かっぱつになっている. Webじょうでのだい規模きぼ合意ごうい形成けいせい実現じつげんするために,伊藤いとう孝行たかゆき研究けんきゅうしつでは過去かこだい規模きぼ意見いけん集約しゅうやくシステムCOLLAGREEを開発かいはつした. COLLAGREE ではファシリテーターによる適切てきせつ議論ぎろんプロセスの進行しんこうおこなっている. しかし,ファシリテーターは人間にんげんであり,長時間ちょうじかんわたってだい人数にんずうでの議論ぎろん動向どうこうをマネジメントしつづけるのは困難こんなんである. ファシリテーターのわりに自動的じどうてき議論ぎろんちゅう話題わだい変化へんか事前じぜん判定はんていすることがもとめられている. 分散ぶんさん表現ひょうげん単語たんご共起きょうき頻度ひんどもとづいて類似るいじ計算けいさんしており対義語たいぎご対応たいおうできないてん弱点じゃくてんとされるが,議論ぎろん話題わだいにおいては対義語たいぎごかどうかは関係かんけいなくおなじテーマ(話題わだい)に沿っているかが重要じゅうようである. ゆえに,分散ぶんさん表現ひょうげんにおける類似るいじ計算けいさん話題わだい変化へんか判定はんてい相性あいしょういとかんがえられる. ほん研究けんきゅうでは分散ぶんさん表現ひょうげんもちいてファシリテーターのわりに自動的じどうてき話題わだい変化へんか判定はんていすることを目標もくひょうとする. 評価ひょうか実験じっけん提案ていあん手法しゅほう分散ぶんさん表現ひょうげんもちいない比較ひかく手法しゅほうとでおこない,提案ていあん手法しゅほうほうたか精度せいど話題わだい変化へんか判定はんていできることを確認かくにんする.

  • ちょう あきら, 八尋やひろ 健太郎けんたろう, Barrot Nathanael, 横尾よこお しん
    セッションID: 1D3-OS-28b-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    ほん論文ろんぶんでは,対称たいしょうせいたすMとつ集合しゅうごう集合しゅうごう表現ひょうげんされる制約せいやくあらたに導入どうにゅうする.この制約せいやくは,Mとつ集合しゅうごうよりひろ制約せいやくであり,現実げんじつのマッチング問題もんだい幅広はばひろ応用おうようできる制約せいやくである.とつせい集合しゅうごうじていないので,対称たいしょうせいたすMとつ集合しゅうごう集合しゅうごう一般いっぱんにMとつ集合しゅうごうではない.よって,公平こうへいせい戦略せんりゃくてき操作そうさ不可能ふかのうせいたし,Mとつ集合しゅうごうよりひろ制約せいやくのクラスをあつかうメカニズムの考察こうさつ理論りろんてき意義いぎのある課題かだいである.そこで,人為じんいてきさだめられた上限じょうげん段階だんかいてき減少げんしょうさせながら,Deferred Acceptance メカニズム (DA) をかえ適用てきようするQuota Reduction Deferred Acceptance メカニズム (QRDA) をあらたに提案ていあんする.QRDAは公平こうへいせい戦略せんりゃくてき操作そうさ不可能ふかのうせいたし,対称たいしょうせいたすMとつ集合しゅうごう集合しゅうごう表現ひょうげんされる制約せいやくあつかう.また,QRDAは基準きじゅんメカニズムであるArtificial Cap Deferred Acceptance メカニズム (ACDA) より学生がくせい満足まんぞくたかいことを理論りろんてき実験じっけんてきしめしたうえで,浪費ろうひせい観点かんてんからもQRDAはACDAよりすぐれていることを評価ひょうか実験じっけんによりしめす.

  • 赤木あかぎ とおる, ひがしふじ 大樹だいき, 横尾よこお しん
    セッションID: 1D3-OS-28b-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    オールペイオークションはオークションの方式ほうしきの1つであり,もっとたか入札にゅうさつおこなった入札にゅうさつしゃ商品しょうひん獲得かくとくするが,すべての入札にゅうさつしゃ商品しょうひん落札らくさつしたかかにかかわらず,つね自分じぶん入札にゅうさつがく支払しはらう.オールペイオークションは特許とっきょ取得しゅとく競争きょうそうやロビー活動かつどうのような,入札にゅうさつしゃ回収かいしゅうできないコストを支払しはら状況じょうきょうをモデル可能かのうである. このオークションにおいて,商品しょうひん価値かちはすべての入札にゅうさつしゃ共通きょうつうであり,かく入札にゅうさつしゃ商品しょうひん正確せいかく評価ひょうかかっていないとかんがえる.は,情報じょうほう区画くかくばれる商品しょうひん価値かちかんする情報じょうほう制御せいぎょし,入札にゅうさつしゃあたえることが可能かのうとする.ある入札にゅうさつしゃ入札にゅうさつしゃ比較ひかくし,つねにより正確せいかく情報じょうほうるように情報じょうほう区画くかく決定けっていすることも可能かのうである. 通常つうじょう,より正確せいかく情報じょうほう入札にゅうさつしゃほうがよりたか利得りとくる.しかしながら,入札にゅうさつ上限じょうげん存在そんざいする場合ばあい,より正確せいかく情報じょうほう入札にゅうさつしゃ利得りとくが,他方たほう入札にゅうさつしゃ利得りとく比較ひかくしてひくくなる現象げんしょうしょうじる可能かのうせい存在そんざいする.この現象げんしょう逆転ぎゃくてん現象げんしょうぶ.ほん論文ろんぶんでは,入札にゅうさつしゃ2人ふたり場合ばあいにおいて, (1) 逆転ぎゃくてん現象げんしょう発生はっせいする条件じょうけんおよび (2) 入札にゅうさつ上限じょうげんによって,期待きたい利得りとく変化へんかしないための条件じょうけんてんかんして解析かいせきおこなう.

  • 鶴島つるしま あきら
    セッションID: 1D3-OS-28b-04
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    人間にんげん認知にんちバイアスのひとつである同調どうちょう行動こうどうが、避難ひなん現場げんばにおいて非合理ひごうりてき不適切ふてきせつ行動こうどうをもたらすことはひろられている。 本稿ほんこうでは、我々われわれ生物せいぶつがく反応はんのう閾値モデルにもとづいた、同調どうちょう行動こうどうのための避難ひなん意思いし決定けっていモデルを提案ていあんする。 さらに我々われわれは、たとえばエージェントが避難ひなん消火しょうかなどの複数ふくすうのタスクからひとつをえらばなければならないような、複数ふくすうタスク問題もんだいにも適用てきようできることをしめす。

  • 福田ふくだ 直樹なおき
    セッションID: 1D3-OS-28b-05
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    ほん研究けんきゅうでは,議論ぎろん過程かていにおける関係かんけいせい拡張かくちょうあつかうことのできる機構きこうもとづいて,合意ごうい形成けいせいにいたる議論ぎろんなどの過程かてい集積しゅうせき蓄積ちくせき可能かのうにし,あらたな議論ぎろんなどの過程かていをよりよいものにするために,参照さんしょう可能かのうとするためのクラウド機構きこう概念がいねん設計せっけいについてべる.

  • ぞうきむ たくわたる, 水野みずの 一徳かずのり
    セッションID: 1E1-01
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    だい規模きぼ制約せいやく充足じゅうそく問題もんだい手法しゅほうの1つとして,ありコロニー最適さいてきげられる.ほん実験じっけんでは,ありコロニー最適さいてきにおいてかい候補こうほ生成せいせい指標しひょうとなるフェロモンを複数ふくすう種類しゅるいもちいるモデルを提案ていあんする.また,この提案ていあんモデルを従来じゅうらいのACOアルゴリズムに適用てきようし,提案ていあんモデルの有効ゆうこうせい実験じっけんてきしめす.

  • 山田やまだ ゆうまれ, 穴田あなだ いち
    セッションID: 1E1-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    経済けいざい問題もんだいおおくは,もっと効率こうりつわせをもとめるわせ最適さいてき問題もんだい帰着きちゃくすることができる.そのなかに,あたえられたすべての都市としめぐ最短さいたん経路けいろもとめる巡回じゅんかいセールスマン問題もんだい(TravelingSalesmanProblem,TSP)という問題もんだいがある.このTSPをくアルゴリズムに挿入そうにゅう操作そうさPSO戦略せんりゃく(Insertion-based PSO strategy,IPSO)がある.IPSOは,かい空間くうかんじょう配置はいちされた粒子りゅうしがそれまでの最良さいりょうかいと,近傍きんぼう粒子りゅうし最良さいりょうかい情報じょうほうもとかい更新こうしんかえすことでかい空間くうかん探索たんさくおこなうアルゴリズムである.しかし,このIPSOには探索たんさく十分じゅうぶんおこなわれないうちに,局所きょくしょかいおちいってしまうという問題もんだいてんがある. ほん研究けんきゅうではかい更新こうしんに,それまでの最良さいりょうかい近傍きんぼう粒子りゅうし最良さいりょうかい情報じょうほうくわえ,かい空間くうかんじょうもっととお粒子りゅうし情報じょうほうとランダムに選択せんたくした粒子りゅうし情報じょうほうあたえることで,既存きそん手法しゅほうよりも広範囲こうはんい探索たんさくおこなえるアルゴリズムを構築こうちくした.そして,TSPLIBに掲載けいさいされているベンチマーク問題もんだいもちいて,性能せいのう向上こうじょう確認かくにんした.

  • 中山なかやま 貴幸たかゆき, 水野みずの 一徳かずのり
    セッションID: 1E1-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    ぐん知能ちのう一種いっしゅであるありコロニー最適さいてき(Ant Colony Optimization: ACO)をれたクラスタリングアルゴリズムとしてESACCがげられる. ESACCは,適切てきせつなパラメータ設定せっていにより精度せいどたかいクラスタリングが実現じつげん可能かのうであるが,パラメータ設定せってい非常ひじょう困難こんなんである. これは,パラメータ設定せっていふくすうかい試行しこう経験けいけんもとづいておこな必要ひつようがあり,データによって適切てきせつなパラメータが変化へんかするためである. そこで,本稿ほんこうではESACCの挙動きょどう傾向けいこう解析かいせきすることで,最適さいてきなパラメータの設定せっていおこなうにあたり考察こうさつおこなう.

  • 川崎かわさき いつき, 高橋たかはし 和子かずこ
    セッションID: 1E1-04
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    ほん発表はっぴょうでは,人工じんこう知能ちのうもちいた裁判さいばん支援しえん目指めざし,論理ろんりプログラミング言語げんごPROLEGから双極そうきょく議論ぎろんフレームワークへの変換へんかんについて報告ほうこくする.PROLEGでは判決はんけつ推論すいろん過程かてい明確めいかくしめされているが,推論すいろん規則きそくあいだ関係かんけい判決はんけつ全体ぜんたい構造こうぞう理解りかいすることは容易よういではない.ここでは双極そうきょく議論ぎろんフレームワークに意味いみろんあたえ,PROLEGを双極そうきょく議論ぎろんフレームワークに変換へんかんすることで,PROLEGの意味いみろんつBAFをる.その結果けっかられた双極そうきょく議論ぎろんフレームワークは,議論ぎろん攻撃こうげき関係かんけい支持しじ関係かんけいからるため,推論すいろん規則きそくあいだ関係かんけい判決はんけつ全体ぜんたい構造こうぞう理解りかいすることがより容易よういとなる.

  • ひがしまつ もも, 高橋たかはし 和子かずこ
    セッションID: 1E1-05
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    ほん発表はっぴょうでは,形状けいじょう変化へんか記述きじゅつするための定性的ていせいてき表現ひょうげん考案こうあんし,その表現ひょうげん使つかった とき空間くうかん推論すいろんについてべる.生命せいめい科学かがく分野ぶんやにおける細胞さいぼう分裂ぶんれつ臓器ぞうき形成けいせいとう発生はっせい過程かてい記号きごう表現ひょうげんすることで,定性的ていせいてきなシミュレーションや, 異常いじょう状態じょうたいからその原因げんいん説明せつめい生成せいせいをすることができる. 発生はっせい過程かてい形状けいじょう変化へんかとしてとらえると,オブジェクト自身じしんがる, 空洞くうどうがつくられる,あるいは分裂ぶんれつする などの特有とくゆう変化へんかることができる.ほん研究けんきゅうでは, そのような特徴とくちょう定性的ていせいてき記述きじゅつする言語げんご考案こうあんし, あたえられた状態じょうたいから可能かのう状態じょうたい遷移せんいつけるための条件じょうけんしめし,発生はっせい生物せいぶつがくへの応用おうよう目指めざす.

  • 川島かわしま たかし, 川本かわもと たかし頌, 積田つみた 大介だいすけ, 下山しもやま しょう, そうせい いちふね, 友松ともまつ ゆうふとし, はやし くにきょう, 高木たかぎ 友博ともひろ
    セッションID: 1E2-01
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    近年きんねん,インターネットじょうでユーザにたいして店舗てんぽ紹介しょうかいおこなうサービスがえてきている.かくサービスでは同時どうじに,ユーザの嗜好しこうった店舗てんぽ表示ひょうじさせる分析ぶんせき幅広はばひろおこなわれてきている.推薦すいせん分野ぶんやではユーザのクリック情報じょうほう十分じゅうぶん存在そんざいするときには協調きょうちょうフィルタリングがたか性能せいのうほこる.一般いっぱんてきにユーザ×アイテムの行列ぎょうれつ作成さくせいしたさいデータスパースの問題もんだい発生はっせいするので新規しんきユーザに対応たいおうすることがむずかしい.また十分じゅうぶんにデー タがられなかった場合ばあい,バンディットアルゴリズムなどを応用おうようしているケースがられる.バンディットアルゴリズムはかくアームを十分じゅうぶん試行しこうしてそれぞれから報酬ほうしゅうることで学習がくしゅうすすめていくためアイテムすうおおくなった場合ばあいすべてを学習がくしゅうするのは実質じっしつてき不可能ふかのうである.あらたなユーザがてきたとき十分じゅうぶんにデータをあつめる必要ひつようせい協調きょうちょうフィルタリングと同様どうよう問題もんだいがある.上記じょうき問題もんだい解決かいけつすべく本稿ほんこうでは強化きょうか学習がくしゅう価値かち関数かんすう更新こうしん多層たそうニューラルネットをもちいた深層しんそう強化きょうか学習がくしゅうによる推薦すいせんシステムの提案ていあんおこなう.

  • 柴田しばた 祐樹ゆうき, 高間たかま 康史やすし
    セッションID: 1E2-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    観光かんこう案内あんないでは, 訪問ほうもんすべきスポットだけでなく移動いどう経路けいろもまた利用りようしゃにとって重要じゅうよう情報じょうほうである. しかしながら経路けいろ観光かんこうスポットを同時どうじめることはむずかしく, 一般いっぱんされた手法しゅほう十分じゅうぶん研究けんきゅうされていない. 巡回じゅんかいセールスマン問題もんだい (TSP) を拡張かくちょうし, ノード (スポット) におもみを追加ついかすることで観光かんこう案内あんない適応てきおうさせた研究けんきゅうおおくあるが, その定式ていしき複雑ふくざつなものとなっている. 本稿ほんこうではすべての要素ようそあたりたいしててることでより簡潔かんけつ定式ていしき提案ていあんする. また, 定式ていしきされた問題もんだいたいしてきなましほうもちいた解法かいほう提案ていあんする.

  • 宮崎みやざき 邦洋くにひろ, 村山むらやま 菜月なつき, 山本やまもと 裕樹ゆうき, 牛山うしやま 史明ふみあき, 大澤おおさわ 昇平しょうへい, 松尾まつお ゆたか
    セッションID: 1E2-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    サブスクリプション方式ほうしきのサービスを採用さいようしている企業きぎょうえつつある昨今さっこん,ユーザ離脱りだつ予測よそくはより重要じゅうよう課題かだいとなっている.既存きそん研究けんきゅうではすでおおくの機械きかい学習がくしゅうモデルをもちいた研究けんきゅうおこなわれているが,ユーザ離脱りだつ予測よそくとき系列けいれつデータと非時ひじ系列けいれつデータなどの多様たようなデータわせて学習がくしゅうさせねばならず,それらを上手うまわせた学習がくしゅうモデルは十分じゅうぶん研究けんきゅうされていない. 一方いっぽうで,深層しんそう学習がくしゅう技術ぎじゅつ依然いぜん発達はったつしており,その特徴とくちょうとしては様々さまざまなデータとモデルをEnd-to-Endで学習がくしゅうできることがげられる. ほん研究けんきゅうでは,ロボアドバイザーのサービスを運営うんえいするウェルスナビ株式会社かぶしきがいしゃのデータをもちい,深層しんそう学習がくしゅうもちいたユーザ離脱りだつ予測よそくモデルを提案ていあんする.具体ぐたいてきにはとき系列けいれつデータや非時ひじ系列けいれつデータをひとつのモデルで学習がくしゅうさせる手法しゅほう提案ていあんする. 実験じっけんではベンチマークとなる既存きそん研究けんきゅう分類ぶんるい精度せいど上回うわまわ結果けっかたことで,本手ほんてほう有効ゆうこうせい実証じっしょうされた.

  • 大知たいち 正直しょうじき, 山野やまの 泰子やすこ, 浅谷あさや こう, 北内きたうち あきら, 太田おおた 智之としゆき
    セッションID: 1E2-04
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
    会議かいぎろく要旨ようししゅう フリー

    本稿ほんこうでは,M&A業績ぎょうせき変化へんか可能かのうせい考慮こうりょした買収ばいしゅう候補こうほ推薦すいせんおこなう.とく深層しんそう学習がくしゅう使つかった推薦すいせん手法しゅほうひとつのニューラル協調きょうちょうフィルタリングほうにマルチタスクラーニングの枠組わくぐみを導入どうにゅうした手法しゅほう提案ていあんする.実験じっけん結果けっかではM&Aの予測よそくは,単純たんじゅんなロジスティック回帰かいきほう比較ひかくして同等どうとう精度せいどであることをしめす.ほん提案ていあん手法しゅほうもちいることで,たん買収ばいしゅうさき推薦すいせんするだけでなく,買収ばいしゅうにどういう利益りえきられるかということをユーザにしめすことができるだろう.

  • 石井いしい あきら, 芦田あしだ のぼる, 川畑かわはた 泰子やすこ
    セッションID: 1E2-05
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    インターネットじょう検索けんさく行動こうどう数理すうりモデルを社会しゃかい物理ぶつりがくてき手法しゅほう提案ていあんする。ヒット現象げんしょう数理すうりモデルの拡張かくちょうとして、人々ひとびと検索けんさく行動こうどうはマスメディア情報じょうほう直接ちょくせつコミュニケーション、間接かんせつコミュニケーションにくわえてBlogやTwitterにも影響えいきょうされるとした。この理論りろんによる計算けいさん実際じっさい検索けんさく行動こうどうをよく記述きじゅつすることがわかった。

  • 池田いけだ りゅうわたる, 安藤あんどう 一秋かずあき
    セッションID: 1E3-02
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    旅行りょこうしゃ土産みやげえらさい,その場所ばしょでしかはいらない土産みやげ需要じゅようたかまっている.その理由りゆうとして,オンラインショッピングサイトで様々さまざま土産みやげ購入こうにゅうできることがげられる.しかし,現地げんちでしか購入こうにゅうできない土産みやげ情報じょうほうをまとめたWebサイトやサービスは存在そんざいしない.そこで,ほん研究けんきゅうでは,現地げんちでしか購入こうにゅうできない土産みやげ情報じょうほう提示ていじするシステムの構築こうちく目的もくてきとする.本稿ほんこうでは,ブログ記事きじから土産みやげ品名ひんめいおよび販売はんばい店舗てんぽめい自動じどう抽出ちゅうしゅつする手法しゅほう提案ていあんする.そして,実験じっけんにより提案ていあん手法しゅほう有効ゆうこうせい確認かくにんする.

  • 内田うちだ ゆず, 高丸たかまる 圭一けいいち, おつたけ 北斗ほくと, 木村きむら やすし
    セッションID: 1E3-03
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    筆者ひっしゃらは,47都道府県とどうふけん議会ぎかいほん会議かいぎ対象たいしょうとして地方ちほう議会ぎかい会議かいぎろくコーパスを構築こうちくした.このコーパスに収録しゅうろくされている発言はつげんぶんには,発言はつげんしゃ氏名しめい役職やくしょく選挙せんきょ生年せいねん性別せいべつとう情報じょうほう付与ふよされている.したがって,このコーパスを利用りようすると全国ぜんこく都道府県とどうふけん議会ぎかい議員ぎいん議会ぎかい活動かつどう一端いったん可視かしすることができる.本稿ほんこうでは,議員ぎいん年齢ねんれい性別せいべつ構成こうせいあきらかにしたうえで,かく議員ぎいん発言はつげん文字数もじすう単語たんご出現しゅつげん頻度ひんど集計しゅうけいする.その結果けっかから,議員ぎいん属性ぞくせいによる議会ぎかいでの発言はつげんりょうちがいや発言はつげん内容ないようちがいを考察こうさつする.

  • 川畑かわはた おさむじん, うし ぶんあきら, 宇津呂うつろ 武仁たけひと, 河田かわた ひろしえい
    セッションID: 1E3-04
    発行はっこう: 2018ねん
    公開こうかい: 2018/07/30
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    一般いっぱんに,質問しつもん回答かいとうサイトやその多様たようなウェブサイトには,多種たしゅ多様たよう内容ないようおよびしつ情報じょうほう分散ぶんさんしているため,ウェブページのノウハウ知識ちしき集約しゅうやくしてユーザに提示ていじすることが必要ひつようとなる.この要求ようきゅうたすため,先行せんこう研究けんきゅうでは,あるまったクエリ・フォーカスにおいて,ノウハウ知識ちしき候補こうほ集約しゅうやく俯瞰ふかんしている.さらに,後続こうぞく研究けんきゅうでは,収集しゅうしゅうしたウェブページ集合しゅうごうにトピックモデルを適用てきようした結果けっかたいし,複数ふくすうのトピックにまたがってウェブページを保持ほじするドメインはノウハウサイトのドメインである可能かのうせいたかいと仮定かていし,いくつかのクエリ・フォーカスにおいて,収集しゅうしゅうされた候補こうほサイトの半数はんすう以上いじょうがノウハ ウサイトであるという結果けっかた. これにたいほん論文ろんぶんでは,ノウハウサイト ぐんかくノウハウサイトにどのような話題わだいのウェブページが存在そんざいするかの一覧いちらん表示ひょうじするトップページ,および, それらノウハウサイトのウェブページぐん効率こうりつ閲覧えつらんするためのインタフェースを作成さくせいする. 発表はっぴょう希望きぼう・・・順位じゅんい1:6月5にち(火)午後ごご順位じゅんい2:6月5にち(火)午前ごぜん順位じゅんい3:6月6にち(水)すい午前ごぜん順位じゅんい4:6月6にち(水)すい午後ごご

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