蝶花楼桃花、夏の独演会のスペシャルゲストにぞっこん「イケメン」「どれだけかっこいいんだ」

落語らくご家かの蝶ちょう花はな楼ろう桃もも花はな（42）が1日にち、大阪おおさか市内しないで「夏なつの独演どくえん会かい」（8月がつ18日にち、心斎橋しんさいばしPARCO SPACE14）の取材しゅざい会かいに出席しゅっせきした。

4月がつに春はるの独演どくえん会かいを終おえたばかりの桃もも花はなが、夏なつも独演どくえん会かいを開催かいさい。7月に池袋いけぶくろ演芸えんげい場じょうで行おこなう31日にち連続れんぞくネタおろしの公演こうえん「桃もも花はな三さん十じゅう一いち夜や」（7月がつ1～31日にち）で披露ひろうしたネタを引ひっさげての独演どくえん会かいに「疲つかれ果はててげっそりしているかもしれないし、ネタが増ふえて充実じゅうじつしているかもしれない。私わたしも楽たのしみにしているし、“ニュー桃もも花はな”をお見みせしたい」と意気込いきごんだ。

江戸えどの落語らくご家かにとって、大阪おおさかでの落語らくご会かいは「大変たいへん」と言いわれることが多おおいが、桃もも花はなは「私わたしはすごい受うけ入いれてもらえた。温あたたかい印象いんしょう」とイメージも悪わるくない。

スペシャルゲストには桂かつら米べい団だん治ちを招まねく。第だい一いち印象いんしょうは「イケメン」。今いまから1年ねんほど前まえに、米べい朝ちょう一門いちもんの大だいネタ「地獄じごく八景はっけい亡者もうじゃ戯おどけ（じごくばっけいもうじゃのたわむれ）」を教おそわったのがきっかけで、「稽古けいこをしていただくのにスポーツカーで迎むかえに来きてくれて。どれだけかっこいいんだと。助手じょしゅ席せきに乗のって、『米べい団だん治ちの女おんなか』と錯覚さっかくを覚おぼえるくらいスマート。熱心ねっしんに教おしえてくれて、かっこいいなと思おもいました」とぞっこんだ。

桃もも花はなは「桃もも花はな三さん十じゅう一いち夜や」や、色物いろものやゲストも含ふくめた演者えんじゃすべてが女性じょせい芸人げいにんのみの興行こうぎょう「桃もも組ぐみ」を開催かいさいするなど企画きかく力りょくに富とんでいる。「いろんなことやりたいし、自分じぶんが成長せいちょうしてから取とり組くんだんじゃ人生じんせい終おわっちゃう。そういうものをわがままにやってっちゃおうと思おもってる。40代だいは突つっ走ぱしって、50～60代だいは培つちかったものを磨みがきたい」。

桂かつら二葉ふたばなど後進こうしんの落語らくご家かも増ふえている。二葉ふたばの活躍かつやくについては「めちゃくちゃうれしい。乗のっかっていきたいくらい」と話はなし、「いっぱい出でてきて認知にんちしてもらうのは私わたしもうれしいし、私わたしの得とくにもなる。男女だんじょでないところで見みてもらうことにもつながる」と大だい歓迎かんげいした。