戸田とだ恵子けいこ　MC業ぎょう始はじめたころの中居なかい正広まさひろの“瞬発しゅんぱつ力りょく”に驚おどろき「その返かえしが素晴すばらしいなって」

[ 2024年ねん5月がつ27日にち 14:32 ]

　女優じょゆうの戸田とだ恵子けいこ（66）が、26日にち放送ほうそうのフジテレビ系けい「だれかtoなかい」（日曜にちよう後ご9・00）にゲスト出演しゅつえんし、MCのタレント中居なかい正広まさひろ（51）とのエピソードを語かたった。

　戸田とだは99年ねんに放送ほうそうされた同局どうきょく系けいドラマ特番とくばん「古畑ふるはた任つとむ三郎さぶろうvsSMAP」で、当時とうじ国民こくみん的てき人気にんきを誇ほこっていた中居なかいらSMAP5人にんと初はつ共演きょうえん。5人にんは本人ほんにん役やくで、戸田とだはそのマネジャー役やくだった。

　中居なかいと当時とうじ、話はなしたことも覚おぼえているという。「ちょうど中居なかいさんがMCの仕事しごとが始はじまったくらいの時期じきで。私わたしは覚おぼえてるんだけど、“中居なかい君くんさ、これからMCみたいな、司会しかい者しゃみたいなことをやっていくの？古ふるい話はなしだけど、玉置たまき宏ひろしみたいになるの？関口せきぐち宏ひろしさんみたいになるの？”って、私わたしが冗談じょうだんで言いったの。そしたら、（中居なかいが）“久米くめ宏ひろしさんみたいになろうかな”って」。とっさのやりとりで、テレビ史しに残のこる“宏ひろし”つながりの名めい司会しかい者しゃを挙あげて返かえしてきたことに驚おどろいたといい、「宏ひろし、宏ひろしでさ、ちゃんと宏ひろしをつなげてさ」と目めを丸まるくした。

　中居なかいが「玉置たまき宏ひろし、関口せきぐち宏ひろしだから、何なんとなく久米くめ宏ひろしかなって。生島いくしまヒロシではなかった」とジョークまじりに返かえすと、ダブルMCのムロツヨシが「それ最後さいご、言いわなくていいじゃん！？」とツッコミを入いれていた。

　とはいえ、中居なかいはそれをネタにしたあいさつをして、大だいスベリしたことがあるという。「自己じこ紹介しょうかいで、“憧あこがれの人ひとは、関口せきぐち宏ひろし、久米くめ宏ひろし、生島いくしまヒロシ、3人にんのヒロシを目指めざしているアイドルです。よろしくお願ねがいしま～す！”って言いったら、シーンとなった」と告白こくはく。「冗談じょうだんで言いってるんだけど、何なんとなく本気ほんきでもあるんです。本気ほんきじゃなければ、こんな冗談じょうだんもみたいな感かんじでしたけど、入はいってみたら、恐おそれ多おおいことを言いってたなみたいな」と、司会しかい者しゃの道みちを進すすむ覚悟かくごもちらつかせていた。

　それでも、戸田とだは中居なかいのセンスに「その返かえしが素晴すばらしいなって」と、あらためて感心かんしんしていた。