占星術せんせいじゅつ者もの,亦また稱たたえ星ほし相しょう學がく,乃觀穹宇之これ星ほし變へん以察世間あいだ之の秋毫しゅうごう者もの也。有ゆう廟びょう旺落陷、刑けい衝拱合あい之の說せつ。其行諸しょ萬邦ばんぽう,種類しゅるい繁しげる複ふく,多た迨盛至いたり今いま。
初はつ,肉食にくしょく者しゃ多た遣や卜ぼく祝しゅく之の臣しん制せい曆法れきほう,以釐農のう時じ,於是有ゆう占うらない星ぼし興きょう。華はな夏なつ占うらない星ぼし多た以斷國運こくうん世事せじ,述じゅつ個人こじん之の兇吉者しゃ甚少,故こ歷代れきだい多た禁きん民みん庶習之の。然しか西洋せいよう與あずか相あい逆ぎゃく也,蓋ぶた其多闡個人じん之の禍福かふく,而稀問とい津つ於國是ぜ,因いん迨兹遺訊益多た。