尼あま泊はく爾しか內戰

尼あま泊はく爾しか內戰
其都と有ゆう書しょ于墻者しゃ，曰 「馬うま列れつ毛もう普ひろし 萬歲ばんざい神武じんむ」
度ど晷：	西元にしもと 一いち九きゅう九きゅう六ろく二に月がつ十じゅう三さん日にち 至いたり 二に〇〇六ろく年ねん十じゅう一いち月がつ廿にじゅう一いち日にち
地位ちい：	尼あま泊はく爾なんじ
後こう果はて：	和議わぎ 興きょう憲けん開國かいこく會かい 毛もう黨とう理り政せい 去さ國こく君くん
交綏諸家しょか
尼あま泊はく爾しか王國おうこく 尼あま泊はく爾しか御ご屬ぞく陸軍りくぐん 援軍えんぐん： 美國びくに 英國えいこく 比國ひこく 中華人民共和國ちゅうかじんみんきょうわこく 巴ともえ基はじめ斯坦 尼あま泊はく爾なんじ共產黨きょうさんとう(毛もう主義しゅぎ) 尼あま泊はく爾しか人民じんみん解放かいほう軍ぐん 扶持ふち者しゃ： 印度いんど共產黨きょうさんとう(毛もう主義しゅぎ)
虧失傷きず夷えびす
亡者もうじゃ四よん千せん五ご百ひゃく人にん有ゆう奇き 亡者もうじゃ八はち千せん二に百ひゃく人にん有ゆう奇き 編戶あみど亡者もうじゃ萬まん七なな千せん八はち百ひゃく人にん有ゆう奇き 失踪しっそう千せん三さん百ひゃく人にん有ゆう奇き

尼あま泊はく爾なんじ內戰，（尼あま泊はく爾しか文ぶんनेपालको जनयुद्ध），肇はじめ以尼あま共ども毛げ黨とう怨國之の不興ふきょう，自じ謂いい「人民じんみん戰爭せんそう」。

略りゃく敘

一いち九きゅう九きゅう六ろく年ねん二に月がつ四よん日にち，尼あま共ども毛げ黨とう魁さきがけ巴ともえ布ぬの臘進言しんげん首相しゅしょう，云うん必廢王おう、去さ教きょう、尊みこと民みん、製せい憲けん，首相しゅしょう不ふ從したがえ。十じゅう三さん日にち，其黨起おこり事ごと，襲かさね警以奪だつ炸藥さくやく，並なみ毀銀行ぎんこう，內戰乃始。其師屢捷，國土こくど有半ゆうはん。

二に零れい零れい一いち年ねん七なな月がつ二に十じゅう五ご日にち，息いき戰せん商議しょうぎ，不ふ成なり。十一月じゅういちがつ二に十じゅう二に日にち，復ふく戰せん。

二に零れい零れい四よん年ねん夏なつ，尼あま共ども毛げ黨とう始はじめ圍かこえ都と。明年みょうねん初冬しょとう，七なな黨とう聯盟れんめい，同どう聲こえ廢はい王おう，以息兵燹へいせん。越こし明年あきとし，四よん月がつ二に十じゅう四よん日にち，尼あま泊はく爾なんじ王おう宣せん詔みことのり退位たいい。十一月じゅういちがつ，和議わぎ，內戰終おわり。