崇たかし神かみ天皇てんのう

崇たかし神かみ天皇てんのう
名めい諱いみな	御ご間あいだ城じょう入にゅう彥五十じゅう瓊殖
生なま卒そつ	前ぜん一いち四よん八はち年ねん至いたり前ぜん廿にじゅう九きゅう年ねん
在位ざいい	前ぜん九きゅう八はち年ねん至いたり前ぜん三さん十じゅう年ねん
政權せいけん	日本にっぽん國こく
先君せんくん	父ちち開化かいか天皇てんのう
嗣君	子こ垂たれ仁じん天皇てんのう

崇たかし神かみ天皇てんのう，諱いみな御ご間あいだ城じょう入にゅう彥五十じゅう瓊殖，號ごう禦肇國こく天皇てんのう。天てん照あきら大神おおがみ十じゅう四よん世せい孫まご、開化かいか天皇てんのう第だい二に子し，母はは母はは伊香いか色しょく謎なぞ命いのち。

漢かん天漢てんかん四よん年ねん踐祚せんそ。奉たてまつ秦しん制せい三神器於大和笠縫邑；遣や使つかい將兵しょうへい，巡察じゅんさつ北陸ほくりく東海とうかい、西國さいこく丹波たんば。始はじめ校こう戶と日び，課か男女だんじょ調ちょう役やく，造みやつこ舟ふね船せん，開ひらき溝みぞ洫，在位ざいい六ろく十じゅう八はち年ねん，號ごう日び禦肇國こく天皇てんのう，自稱じしょう為ため吳くれ泰たい伯はく後のち，亦また有ゆう傳つて云うん曰秦人じん徐じょ福ぶく後のち。

后きさき御ご間あいだ城じょう姬ひめ命いのち，子し垂たれ仁じん天皇てんのう嗣。

據よりどころ

• 《日本國にっぽんこく志こころざし．卷一けんいち》【國くに統すべ志こころざし一いち】，清きよし黃き遵憲著しる