汪ひろし海洋かいよう

汪ひろし海洋かいよう，太平たいへい天國てんごく末すえ年ねん之の名將めいしょう，有ゆう太平たいへい天國てんごく擎天一いち柱はしら之の譽ほまれ，安徽あんき全ぜん椒はじかみ人ひと。清きよし道みち光こう十じゅう年ねん生なま，早はや歲とし即そく入いれ太平たいへい軍ぐん，隸石いし達たち開ひらく。咸豐七なな年ねん，從したがえ石せき達たち開出かいで天てん京きょう。十じゅう年ねん，從したがえ保ほ王おう童わらわ容よう海うみ、朱しゅ衣ころも點てん等とう離はなれ石せき達たち開ひらけ，自じ廣西ひろせ取と道みち江西えにし與あずか忠ただし王おう李り秀成ひでなり會かい師し，進しん浙江せっこう，克かつ杭州こうしゅう，鎮守ちんじゅ餘よ杭くい，封ふう康かん王おう。同どう治ち二に年ねん，破やぶ清しん軍ぐん蔣益澧部ぶ。三さん年ねん，杭州こうしゅう失しつ，從したがえ侍さむらい王おう李り世よ賢けん進すすむ閩，克かつ漳州也。四よん年ねん，在ざい鎮平刺とげ李り世よ賢けん，獨どく領りょう其軍，與清ともきよ軍ぐん轉戰てんせん閩、贛、粵界さかい之これ平ひら運うん、長ちょう寧やすし、定てい南みなみ、平和へいわ、興きょう寧やすし諸しょ縣けん。四よん年ねん十二月じゅうにがつ十じゅう三さん日にち，在ざい嘉よしみ應おう州しゅう戰歿せんぼつ，史家しか范文瀾謂いい之の曰「太平たいへい天國てんごく盡つき敗はい」也。