七なな腳川事件じけん

七なな腳川事件じけん（南勢なんせい阿おもね美び語ご：U micidekay a demak nu Cikasuan），為ため台灣たいわん日にち治ち時期じき發生はっせい於花はな蓮はちす港こう支廳しちょう的てき原住民げんじゅうみん阿おもね美び族ぞく七なな腳川社しゃ（今いま花はな蓮はちす縣けん吉安きちやす鄉きょう）與あずか日本にっぽん警察けいさつ衝突しょうとつ事件じけん。

背景はいけい

理り番ばん政策せいさく轉變てんぺん

日本にっぽん治ち理り台灣たいわん原住民げんじゅうみん，原本げんぽん沿用清朝せいちょう以番治ち番ばん手段しゅだん，由ゆかり警察けいさつ指揮しき「隘勇線せん」將はた原住民げんじゅうみん地盤じばん包圍ほうい後ご，就多方かた安やす撫なで。1898年ねん至いたり1904年ねん間あいだ在ざい臺東たいとう廳ちょう長ちょう相良さがら長ちょう綱つな任にん內，對たい於太ふとし魯閣族ぞく的てき要求ようきゅう多た所しょ順じゅん從したがえ，反はん而給予よ他た們獨立どくりつ發展はってん的てき空間くうかん。為ため了りょう應おう付づけ太ふとし魯閣族ぞく，臺東たいとう廳ちょう施行しこう「以番制せい番ばん」策略さくりゃく，扶植ふしょく阿おもね美び族ぞく七腳川社來制衡太魯閣族。

日にち俄にわか戰爭せんそう前まえ，日方ひかた為ため開拓かいたく財源ざいげん，欲ほし積極せっきょく開發かいはつ樟腦しょうのう等とう物資ぶっし，大幅おおはば推進すいしん隘勇線せん，同時どうじ相良さがら長ちょう綱つな去さ世よ，繼つぎ任にん者しゃ森尾もりお茂助もすけ對たい原はら有ゆう的てき綏撫政策せいさく不滿ふまん，逐漸轉向てんこう以威壓あつ為ため主要しゅよう手段しゅだん。森尾もりお允許いんきょ賀田よした組ぐみ進入しんにゅう太ふと魯閣山やま區く開發かいはつ樟腦しょうのう，結果けっか因いん為ため勞資ろうし糾紛，發生はっせい了りょう威い里さと事件じけん。

明治めいじ四よん十じゅう年ねん（1907年ねん）新設しんせつ花はな蓮はちす港こう北方ほっぽう威い里さと隘勇線せん，以防範はん太ふとし魯閣族ぞく南下なんか遷移せんい至いたり木瓜ぼけ溪けい流域りゅういき尋ひろ找耕地ち，並なみ利用りよう南勢なんせい阿おもね美び七社防範太魯閣族群，當とう中ちゅう又また以七腳川社出勤人數最多，因いん此該社しゃ亦また擁よう有ゆう奇き萊平原へいげん為ため數すう最多さいた的てき火藥かやく，且該社しゃ拒絕きょぜつ接受せつじゅ日本にっぽん政府せいふ權威けんい，蔑視べっし日び軍ぐん討伐とうばつ太ふと魯閣群ぐん的てき能力のうりょく，當時とうじ警察けいさつ本ほん署長しょちょう兼けん番ばん務つとむ課長かちょう大津おおつ麟平因いん此認為ため，理り番ばん之の優先ゆうせん順序じゅんじょ乃應先さき彈壓だんあつ倨傲きょごう之の平地ひらち原住民げんじゅうみん之の見解けんかい，決定けってい對たい七腳川社採滅族政策。

事件じけん爆發ばくはつ

七腳川社人為日本政府長期看守隘勇線之薪資微薄，若わか不服ふふく規ぶんまわし勸すすむ或ある被ひ認定にんてい為ため工作こうさく怠惰たいだ，薪水しんすい往往おうおう遭扣押，而且薪たきぎ資之すけゆき發はつ放ひ係かかり統すべ籌交由よし頭目とうもく轉てん發はつ，明治めいじ四よん十じゅう一いち年ねん（1908年ねん）12月がつ原はら被ひ派は至いたり居住きょじゅう地ち附近ふきん執と勤つとむ之の七腳川社之隘勇伍長芝魯霧甸等18人にん，因いん工作こうさく調ちょう動どう至いたり遠方えんぽう海岸かいがん之の勤務きんむ，感かんじ到いた忿忿不平ふへい（薪たきぎ資し過少かしょう，且執勤つとむ地ち離はなれ居きょ家か過か遠とお，影響えいきょう家か計けい頗大），認みとめ為ため日方ひかた勞役ろうえき分配ぶんぱい不ふ均ひとし，且隘勇いさむ們沒有ゆう拿到薪たきぎ資し，向こう頭目とうもく索さく取と，頭目とうもく表示ひょうじ警察けいさつ未發みはつ，而向警察けいさつ索さく取と時とき，警察けいさつ又また表示ひょうじ已やめ交由頭目とうもく，故こ認定にんてい頭目とうもく與あずか警方苛刻他た們，因いん而於該月13日にち相しょう偕逃至いたり山やま區く。

隔日かくじつ，又また有ゆう四名七腳川社之隘勇逃走，並なみ教唆きょうさ木瓜ぼけ群ぐん及巴ともえ托たく蘭らん群ぐん在ざい威い里さと及巴托たく蘭らん隘勇兩りょう線せん一帶いったい襲擊しゅうげき，造成ぞうせい一いち日本にっぽん巡察じゅんさつ死亡しぼう，十じゅう五ご日にち，七なな腳川派出所はしゅつじょ共有きょうゆう42人にん受到七なな腳川社人しゃにん包圍ほうい，從したがえ花はな蓮はちす港こう來らい救援きゅうえん之の步兵ほへい擊退げきたい反抗はんこう者しゃ，成功せいこう突圍而返，本來ほんらい只ただ是ぜ少しょう部ぶ份人的てき薪たきぎ資し問題もんだい，被ひ日方ひかた認定にんてい為ため全社ぜんしゃ暴動ぼうどう，在ざい此衝突しょうとつ中日ちゅうにち方かた一軍いちぐん官かん及士兵へい戰死せんし。日方ひかた於十じゅう五日當晚發動軍事行動，十じゅう六ろく日にち七腳川人紛紛撤退至木瓜山一帶，並なみ破壞はかい電信でんしん設備せつび，而日方かた為ため確保かくほ其餘南勢なんせい五ご社しゃ確實かくじつ順じゅん服ふく，十じゅう七なな日にち命いのち薄薄うすうす、飽幹、里さと漏も、尾お子こ、荳まめ蘭らん等とう五社奪取七腳川社之糧食，協きょう助じょ燒やき毀家具ぐ，從したがえ二に十じゅう一日軍隊和警察隊一起向木瓜山（鯉こい魚さかな山さん）掃蕩そうとう，原住民げんじゅうみん因いん為ため糧食りょうしょく漸次ぜんじ缺乏けつぼう，於是請求せいきゅう歸順きじゅん。

至いたり明治めいじ四よん十じゅう二に年ねん（1909年ねん）3月がつ，計けい有ゆう1,322人にん歸順きじゅん，部分ぶぶん歸順きじゅん者しゃ被ひ移うつり到いた大だい埔尾（今いま臺東たいとう鹿野かの一帶いったい）安居あんきょ，也有やゆう部分ぶぶん被ひ分ぶん在ざい其餘南勢なんせい五ご社しゃ。七腳川社被遷移至今日之花蓮池南、月がつ眉まゆ、溪けい口こう及臺東たいとう縣けん海うみ端はし，稱しょう為ため七なな腳川新しん社しゃ，而歸順きじゅん後ご逃走とうそう及不肯投降とうこう者しゃ，越こし過か木瓜ぼけ溪けい於鯉魚尾よのお一いち代だい活動かつどう，這些人じん直ちょく到いた大正たいしょう三さん年ねん（1914年ねん）六ろく月がつ討伐とうばつ太ふとし魯閣族ぞく時とき，才ざい被ひ收おさむ繳槍支ささえ及歸順きじゅん，計けい鎗器125挺てい、彈藥だんやく194發はつ，七腳川事件亦在此結束。

吉安きちやす鄉きょう公所ぐぞ為ため紀き念ねん這段原住民げんじゅうみん英えい勇いさみ抗日こうにち的てき歷史れきし，在ざい七なな腳川溪けい上うえ游ゆう的てき大山おおやま橋きょう頭あたま設置せっち紀き念ねん碑ひ。

結果けっか與あずか影響えいきょう

七腳川社的土地被沒收，後來こうらい即そく變成へんせい日本にっぽん移民いみん村むら吉野よしの村むら的てき土地とち來らい源げん。

參まいり見み

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