欧おう阳询

欧おう阳询（557年ねん—641年ねん），字じ信しん本ほん，潭州临湘县（今いま湖南こなん省しょう长沙市し）人にん。隋ずい末まつ唐から初はつ官かん员，唐とう代だい四よん大だい书法家か。他た的てき楷書かいしょ有ゆう「楷書かいしょ極きょく則そく」之の譽ほまれ。

欧おう阳询
性せい别	男おとこ
出生しゅっしょう	557年ねん
逝世	641年ねん（83—84歲さい）
国籍こくせき	南朝なんちょう梁はり
职业	書法しょほう家か
活かつ跃时期き	6、7世紀せいき
亲属	祖父そふ 欧おう阳頠 父ちち 欧おう阳纥 妻つま 徐じょ氏し 子こ 欧おう阳通 女おんな 欧おう阳氏
经历 隋ずい朝あさ太ふと常つね博士はかせ、唐から朝あさ给事中ちゅう、太子たいし率りつ更さら令れい
代表だいひょう作さく 《艺文类聚》

卜ぼく商しょう帖じょう

生平おいだいら

欧おう阳询生せい于557年ねん（南朝なんちょう梁はり梁りょう敬たかし帝みかど太平たいへい二に年ねん），是ぜ陈朝大だい司つかさ空むなし欧おう阳頠的てき孙子。13岁那年ねん，任にん广州刺史しし的てき父ちち亲欧おう阳纥举兵反はん陈，失しつ败被杀，全ぜん家いえ为此而受到株かぶ连。欧おう阳询因いん年ねん幼よう而幸免めん于难，被ひ他た父ちち亲的旧友きゅうゆう中ちゅう书令江こう总收おさむ养，并督教きょう他た经史、书法。欧おう阳询聪敏勤学きんがく，读书数すう行ぎょう同どう尽つき，少年しょうねん时就博はく览古今ここん，精通せいつう《史ふみ记》、《汉书》和かず《东观汉记》三さん史し。后きさき出仕しゅっし隋ずい太ふと常つね博士はかせ。唐から高祖こうそ李り渊未み显贵时，多た次つぎ交游。李り渊称しょう帝みかど后きさき，升しょう迁为给事中ちゅう。

欧おう阳询的てき书法最初さいしょ仿效王羲之おうぎし，但ただし不ふ囿于一家いっか：据すえ说有一次欧阳询骑马外出，偶然ぐうぜん在ざい道みち旁つくり看み到いた晋すすむ代だい书法名家めいか索さく靖やすし所ところ写うつし的てき石碑せきひ。他た骑在马上仔こ细观看み了りょう一いち阵才离开，但ただし刚走几步又また忍しのべ不ふ住じゅう再さい返かえし回かい下か马观赏，赞叹多た次つぎ，而不愿すなお离去，便びん干ひ脆もろ铺上毡子坐すわ下しも反はん复揣摩しま，最さい后きさき竟在碑ひ旁つくり一いち连坐卧了3天才てんさい离去。欧おう阳询笃好书法达到痴ち迷的程度ていど，由ゆかり于勤学きんがく苦く練ねり，故こ能のう独どく辟蹊径みち自じ成なり一家いっか。

欧おう阳询的てき形貌なりかたち很丑陋，一如いちにょ彌わたる猴，但ただし他た的てき书法却誉满天下か，人にん们都争そう着想ちゃくそう得え到いた他た亲笔书写的てき尺牘せきとく文字もじ，一旦得到就视作瑰宝，作さく为自己じこ习字的てき范本。唐とう武德ぶとく（618－624）年ねん间，高こう句く丽特とく地ち派は使者ししゃ来らい长安求もとめ取ど欧おう阳询的てき书法。唐から高祖こうそ李り渊感叹地说：“没ぼつ想到そうとう欧おう阳询的てき名声めいせい竟大到いた连远方かた的てき夷狄いてき都みやこ知道ともみち。他た们看到いた欧おう阳询的てき笔迹，一定以为他是位形貌魁梧的人物吧。”

武德ぶとく七なな年ねん，欧おう阳询奉たてまつ诏与あずか裴矩、陈叔达修おさむ撰せん《艺文类聚》100卷かん。书成后きさき，得とく到いた赏赐帛二に百ひゃく段だん。唐から太ふとし宗むね贞观初年しょねん，欧おう阳询升ます为太子たいし率りつ更さら令れい（因いん而又被ひ称しょう为欧阳率更さら），弘文こうぶん馆学士がくし，封ふう渤海县男おとこ。八はち十じゅう五ご岁时辞世じせい。

家庭かてい

夫人ふじん徐じょ氏し，生なま四よん子し：長ちょう卿きょう、肅、倫りん、通つう。《唐とう書しょ》有ゆう傳でん。

• 長子ちょうし歐おう陽ひ長ちょう卿きょう，因いん武則たけのり天てん亂らん逃往嶺みね南みなみ，改名かいめい為ため區く愷。
• 四よん子し欧おう阳通，母はは徐じょ氏し，欧おう阳通亦また是ぜ书法名家めいか。
• 女おんな儿
• 小女こおんな儿嫁隋ずい尚なお药奉御ご、唐から秦しん王おう祭さい酒しゅ、中ちゅう散大さんだい夫おっと、尚なお药奉御ご、永安えいあん县开国男くにお吴景达，生子おいご武周ぶしゅう承うけたまわ奉たてまつ郎ろう吴续。

书法作品さくひん和わ艺术

欧おう阳询的てき书法学がく自じ王羲之おうぎし父子ふし，参まいり以隶法ほう，劲险刻こく厉，于平正中せいちゅう见险绝，自じ成なり面目めんぼく，世せい称たたえ“欧おう体たい”。

唐から张彦远《法ほう书要录》辑唐张怀瓘所著ちょ《书断》称しょう：“询八はち体たい尽つき能のう，笔力劲险。篆体尤ゆう精しらげ，飞白冠かんむり绝，峻たかし于古人じん，扰龙蛇へび战斗之の象ぞう，云うん雾轻笼之势，几旋雷かみなり激げき，操みさお举若神しん。真しん行ぎょう之の书，出で于太令れい，别成一いち体たい，森森しんしん焉若武たけ库矛戟，风神严于智永ともえ，润色寡于虞おそれ世よ南みなみ。其草书迭荡流通どおり，视之二王におう，可か为动色しょく；然しか惊其跳とべ骏，不ふ避危险，伤于清雅せいが之の致。”

所ところ创“欧おう阳询八はち诀”书法理ほうり论，具有ぐゆう独どく到いた见解。对明代あきよ人ひと李り淳あつし的てき八はち十じゅう四よん法ほう，清しん代だい人ひと黄き自じ元もと结构92法的ほうてき著述ちょじゅつ，均ひとし有ゆう启示。其“八はち决”为：（点てん）如高峰ほう坠石；（横よこ戈ほこ）如长空そら之の新月しんげつ；（横よこ）如千里さと之の陣じん雲くも；（竖）如万まん岁之枯藤；（坚戈）如劲松まつ倒たおせ折おり，落挂石せき崖がけ；（折おり）如万钧之弩发；（撇）如利剑断犀さい象ぞう之の角かく牙きば；（捺）一波いっぱ常つね三さん过笔。

常つね见欧书碑刻こく有ゆう：

《九成宫醴泉铭》：楷书，是ぜ欧おう阳询的てき代表だいひょう作さく，学がく欧おう书多以此为范本ほん，魏ぎ征せい撰文せんぶん，唐から太ふとし宗そう贞观六ろく年ねん。公おおやけ元もと632年ねん）立だて碑ひ。书法严谨峭劲，不ふ取と姿すがた媚こび之の态。

《虞おそれ恭きょう公おおやけ碑ひ》全ぜん称しょう《唐から故こ特とく进尚书右仆射上じょう柱はしら国こく虞おそれ恭きょう公おおやけ温ゆたか公おおやけ碑ひ》，也称《温ゆたか彦博碑ひ》：楷书，书此碑文ひぶん时，已やめ80高だか龄。唐から大宗たいそう贞观十じゅう一いち年ねん（公おおやけ元もと637年ねん）立だて碑ひ。為ため唐から太ふとし宗そう昭あきら陵りょう諸しょ碑いしぶみ之の一いち，碑文ひぶん三さん十じゅう六ろく行ぎょう，每まい行くだり七なな十じゅう七なな字じ，清楚せいそ的てき字じ約やく有ゆう八はち百ひゃく多た字じ。

《皇すめらぎ甫はじめ诞碑》全ぜん称しょう《隋ずい柱ばしら国こく左ひだり光こう禄ろく大夫たいふ宏ひろし议明公こう皇すめらぎ甫はじめ府ふ君くん之の碑いしぶみ》，也称《皇すめらぎ甫はじめ君くん碑ひ》：楷书，是ぜ欧おう阳询年ねん轻时的てき作品さくひん，无立碑ひ年月としつき，碑いしぶみ藏ぞう于陕西にし西安しーあん。

《化度寺かどじ塔とう铭》全ぜん称しょう《化度寺かどじ故こ僧そう邕禅师舍利しゃり塔とう铭》：楷书，是ぜ欧おう阳询得意とくい的てき作品さくひん，唐から贞观五ご年ねん（公おおやけ元もと631年ねん）立だて。

欧おう阳询行ぎょう书《千せん字じ文ぶん》

诗歌作品さくひん

《全ぜん唐から诗》录欧阳询诗三さん首しゅ：其一为：

道みち失しつ

已やめ惑孔贵嫔，又また被ひ辞じ人じん侮あなど。花はな笺一何なん荣，七なな字じ谁曾许。不ふ下した结绮阁，空そら迷江令れい语。雕戈动地来らい，误杀陈后主ぬし。

第だい二に首しゅ：嘲あざけ萧瑀射い

急きゅう风吹缓箭，弱じゃく手て驭强弓ゆみ。欲よく高だか翻こぼし复下，应西还更东。十じゅう回かい俱著地ち，两手并擎空そら。借か问谁为此，乃应是ぜ宋そう公こう。

据すえ《太平たいへい广记》：“唐から宋そう国こく公おおやけ萧瑀不ふ解かい射い，九きゅう月がつ九きゅう日にち赐射，瑀箭俱不着ぎ垛，一いち无所获。欧おう阳询作さく诗嘲讽。”

第だい三さん首しゅ，《与あずか欧おう阳询互嘲（无忌嘲あざけ询）》，起因きいん是ぜ长孙无忌先さき作さく诗嘲笑ちょうしょう欧おう阳询瘦（或ある醜みにく）：

　 　耸膊成山なりやま字じ，埋うめ肩かた不出ふしゅつ头。谁家麟阁上うえ，画かく此一猕猴。

欧おう阳询反はん唇くちびる相しょう讥：《与あずか欧おう阳询互嘲（询嘲无忌）》

　　 索さく头连背せ暖だん，漫裆畏かしこ肚寒。只ただ因いん心こころ浑浑，所以ゆえん面めん团团。

因よし欧おう阳询的てき“只ただ因いん心こころ浑浑”攻おさむ击太过，引起唐から太ふとし宗むね不ふ悦えつ，制止せいし道どう：“询岂不ふ惧皇后こうごう闻耶？”

参考さんこう资料

• 《新しん唐から书·列れつ传第一いち百ひゃく二に十じゅう三さん·儒学じゅがく上じょう》