福ぶく康やすし公主こうしゅ

福ぶく康やすし公主こうしゅ
	宋朝そうちょう公主こうしゅ
	宋朝そうちょう公主こうしゅ
姓せい	赵
封ふう爵	公主こうしゅ，帝みかど姬ひめ
封ふう號ごう	福ぶく康やすし公主こうしゅ、兗国公主こうしゅ、沂国公主こうしゅ、岐国公主こうしゅ、越えつ国こく长公主ぬし、楚すわえ国大こくだい长公主ぬし、庄しょう孝明たかあき懿大長ちょう帝みかど姬ひめ
出生しゅっしょう	1038年ねん
逝世	1070年ねん
谥号	庄しょう孝こう
親おや屬ぞく
父親ちちおや	宋そう仁ひとし宗むね
母親ははおや	昭あきら節ぶし貴たか妃ひ
同胞どうほう兄弟きょうだい	趙ちょう昕

周しゅう國こく陳ひね國こく大長おおちょう公主こうしゅ（1038年ねん—1070年ねん），宋そう仁ひとし宗そう趙ちょう禎ただし長女ちょうじょ，母はは昭あきら節ぶし貴たか妃ひ苗氏みょうじ。

生平おいだいら

寶たから元はじめ元年がんねん（1038年ねん），仁じん宗むね长女封ふう福ぶく康やすし公主こうしゅ。公主こうしゅ自じ幼よう精せい警聰慧とし，性せい純孝すみたか，仁ひとし宗そう很喜愛あい公主こうしゅ，曾經身体しんたい不ふ适，公主こうしゅ侍さむらい奉たてまつ左右さゆう^{[參まいり⁠ 1]}。

父ちち亲宋仁じん宗むね念ねん及自己じこ生母せいぼ李り宸妃不能ふのう享とおる天下でんか養やしなえ^{[參まいり⁠ 2]}，为照顾她的てき家族かぞく，于庆历七なな年ねん（1047年ねん）五ご月がつ^{[參まいり⁠ 1]}，选择舅しゅうと舅しゅうと李り用よう和わ次子じし、表おもて弟おとうと李り瑋为福康やすし公主こうしゅ的てき驸马。李り玮虽辈份长于福ぶく康やすし公主こうしゅ，但ただし时年仅十じゅう三さん岁（虚きょ岁）^{[參まいり⁠ 3]}，与あずか公主こうしゅ年ねん龄相近ちか。

嘉よしみ祐ゆう二に年ねん六ろく月がつ（1056年ねん），福ぶく康やすし公主こうしゅ晉すすむ封ふう兗國公主こうしゅ，并准备正式しき下か嫁よめ李り玮。仁じん宗むね打破だは惯例，命令めいれい所司しょし择日备礼册さつ命いのち。有ゆう官かん员进言げん反はん对，仁ひとし宗そう未み听从。七なな月がつ，正式せいしき册さつ封ふう兗國公主こうしゅ。八はち月がつ戊つちのえ申さる，兖国公主こうしゅ出で降ぶ李り玮^{[參まいり⁠ 1]}。婚こん后きさき，駙馬李り瑋相貌丑陋，木訥ぼくとつ质朴，两人关系不ふ合ごう^{[參まいり⁠ 2]}。公主こうしゅ将はた丈夫じょうぶ视为“平たいら庸いさお之これ人にん”（庸いさお/庸いさお奴やつ）^{[參まいり⁠ 4]}。福ぶく康やすし公主こうしゅ不ふ愛あい駙馬，生活せいかつ苦悶くもん，將はた感情かんじょう寄託きたく在ざい公主こうしゅ宅たく第だい主管しゅかん級きゅう宦官かんがん梁はり懷ふところ吉きち等とう人身じんしん上じょう。公主こうしゅ的てき奶妈韩氏又また经常挑拨公主こうしゅ和わ驸马。

嘉よしみ祐ゆう五ご年ねん（1060年ねん），公主こうしゅ與あずか梁はり懷ふところ吉きち夜間やかん獨どく處しょ對たい飲いん，被ひ李り瑋的生母せいぼ楊氏偷窥，公主こうしゅ大だい怒いか，打だ了りょう楊氏，随ずい后きさき深夜しんや離はなれ家か，扣皇城門じょうもん入にゅう訴宮中ちゅう。根據こんきょ歷史れきし記載きさい，內都知ち任にん守もり忠ただし曾被彈劾だんがい欺壓駙馬^{[參まいり⁠ 5]}，樞くるる密使みっし宋そう庠也因為ため被彈ひだん劾討好こう公主こうしゅ迫害はくがい駙馬而因此被罷免ひめん^{[參まいり⁠ 6]}。宮門きゅうもん夜よる開ひらけ事態じたい嚴重げんじゅう，朝野あさの嘩然，司馬しば光ひかり等とう諫臣紛紛ふんぷん上じょう疏，「不ふ更さら傅でん姆之嚴げん，未知みち失しつ得どく之の明あかり。縱たて恣ほしいまま胸臆きょうおく，無む所ところ畏かしこ憚はばか，數かず違たがえ君父くんぷ之の命めいじ，陵りょう蔑夫家か」，梁りょう懷ふところ吉きち「不ふ自じ謹，過か惡あく至大しだい。罪惡ざいあく山積さんせき，當とう伏ふく重じゅう誅」。仁ひとし宗そう迫さこ於群臣ぐんしん壓力あつりょく，把わ公主こうしゅ降くだ為ため沂國公主こうしゅ，入にゅう宮廷きゅうてい居住きょじゅう。梁はり懷ふところ吉きち「配はい西京にしぎょう洒掃班はん」，即そく遣や往洛陽ひ掃皇すめらぎ陵りょう。駙馬李り瑋貶知ち衛まもる州しゅう。公主こうしゅ非常ひじょう愤怒，多た次つぎ寻死觅活，并要放火ほうか烧毁宫殿，逼宋仁じん宗むね一定要召回梁懷吉。同年どうねん駙馬被ひ召回京きょう城じょう復位ふくい。梁はり怀吉亦また被ひ召回宫廷，但ただし亦また只ただ能のう在ざい前ぜん省しょう幹みき活かつ，不能ふのう繼續けいぞく服ふく侍さむらい公主こうしゅ。公主こうしゅ的てき母はは亲苗贤妃与あずか朋友ほうゆう俞充仪设下计策，派は内ない臣しん王おう务滋前まえ去さ监视驸马，寻其罪ざい过，但ただし李り玮非常ひじょう谨慎，王おう务滋找不出で过失。王おう务滋告つげ诉两人じん，应直接ちょくせつ向むかい仁ひとし宗そう请旨，以毒酒しゅ赐死李り玮。仁じん宗むね没ぼつ有ゆう答こたえ应苗、俞二に人にん的てき请求。曹皇后こうごう亦また加か以劝阻^{[參まいり⁠ 1]}。

嘉よしみ佑たすく七なな年ねん，公主こうしゅ与あずか驸马的てき矛盾むじゅん不可ふか调和，回かい到いた宫中居住きょじゅう。李り玮的兄けい长李り璋あきら曾上言ごと：“玮愚矣，不足ふそく以承天恩てんおん。乞赐离绝。”宋そう仁ひとし宗そう允まこと许两人じん离婚。司つかさ马光进言，表示ひょうじ“璋あきら、玮既蒙こうむ斥，公主こうしゅ亦また不ふ得とく无罪。”最さい终，宋そう仁ひとし宗むね同意どうい駙馬與あずか公主こうしゅ離婚りこん，並なみ责备公主こうしゅ，对李家か“恩おん礼れい不ふ衰おとろえ”，仁ひとし宗むね表示ひょうじ：“凡人ぼんじん富とみ贵，亦また不ふ必为主ぬし婚こん也。”^{[參まいり⁠ 1]}同年どうねん十じゅう一いち月がつ，仁ひとし宗そう再さい次つぎ恢复了りょう李り玮的驸马身み份，并给公主こうしゅ改あらため封ふう为岐国公主こうしゅ，名めい义上给两人じん复婚^{[參まいり⁠ 7]}。

堂どう兄けい宋そう英えい宗むね登のぼり基はじめ，公主こうしゅ晉すすむ越えつ國長くにおさ公主こうしゅ。治平じへい四よん年ねん（1067年ねん），侄子宋そう神かみ宗はじめ继位，公主こうしゅ晉すすむ楚すわえ國こく大長おおちょう公主こうしゅ。熙寧三さん年ねん正月しょうがつ九きゅう日にち（1070年ねん），福ぶく康やすし公主こうしゅ逝世，年ねん三さん十じゅう三さん歲さい^{[參まいり⁠ 2]}。

公主こうしゅ逝世时，侄子宋そう神かみ宗はじめ亲临公主こうしゅ住宅じゅうたく洒酒祭さい奠。神かみ宗はじめ召见大臣だいじん时，大だい哭，指ゆび责李玮辜负宋仁じん宗むね，虐待ぎゃくたい公主こうしゅ。在ざい衣食いしょく和わ医い疗方面めん，多た有ゆう苛待。公主こうしゅ衣ころも衾ふすま已やめ生なま有ゆう虮虱，又また需亲取炭すみ生せい火ひ，炭火すみび伤及脸面^{[參まいり⁠ 9]}。宋そう神かみ宗将むねのぶ李り玮贬职至陈州。又また因いん為ため公主こうしゅ對たい其父宋そう仁ひとし宗孝むねたか順じゅん，命いのち曰庄孝こう，追つい封ふう秦しん國こく。宋そう徽宗加か周しゅう、陳ひね國こく，政和まさかず年とし间，改あらため封ふう庄しょう孝明たかあき懿大長ちょう帝みかど姬ひめ^{[參まいり⁠ 2]}。

影かげ视

劇げき名めい	使用しよう的てき名字みょうじ	演えんじ員いん
清きよし平ひら乐	赵徽柔やわら	任にん敏さと

参考さんこう文献ぶんけん

參まいり:

^ ^1.0 ^1.1 ^1.2 ^1.3 ^1.4 《皇すめらぎ宋そう通どおり鉴长编纪事ごと本末ほんまつ·卷まき第だい五ご十じゅう二に》李り玮尚福ぶく康やすし公主こうしゅ庆历七なな年ねん五ご月がつ丙へい子こ，东头供奉ぐぶ官かん李り玮为左ひだり卫将军、驸马都と尉じょう，选尚福ぶく康やすし公主こうしゅ也。玮，用よう和かず次子つぎこ……癸みずのと卯う，诏兖国こく公主こうしゅ入内じゅだい，安やす州しゅう观察使し、驸马都と尉じょう李り玮知卫州。玮所生母せいぼ杨氏归其兄けい璋あきら，公主こうしゅ乳母うば韩氏出で居きょ外がい，公主こうしゅ宅たく句く当とう内ない臣しん梁はり怀吉归前省しょう，诸色祗应人じん皆みな散ち遣や之これ。怀吉等とう既すんで坐すわ责，公主こうしゅ恚怼，欲よく自尽じじん，或ある纵火欲よく焚第，以邀帝みかど必召杯はい吉きち等とう还，帝みかど不ふ得とく已やめ，亦また为召之の。谏官杨畋、司つかさ马光、龚鼎臣しん等とう皆みな谏，帝みかど弗どる听。然しか公主こうしゅ意い终恶玮，不ふ肯复入にゅう中合なかごう，状じょう若わか狂きょう易えき，欲よく自尽じじん数すう矣。苗なえ贤妃与あずか俞充仪谋，使つかい内ない臣しん王おう务滋管かん句く驸马宅たく以伺玮过。玮素谨，务滋不ふ得とく其过，乃告苗なえ、俞曰：“但ただし得とく上じょう旨むね，务滋请以卮酒了りょう之の。”苗なえ、俞白帝みかど，帝みかど不ふ答こたえ。顷之，帝みかど与あずか皇后こうごう同どう坐すわ，俞又白しろ之の，皇后こうごう曰：“陛下へいか念ねん章あきら懿太后きさき，故こ玮得尚ひさし主おも，今こん奈何いかん欲よく为此？”都みやこ知とも任にん守もり忠ただし在ざい旁つくり曰：“皇后こうごう之の言げん是也これや。”务滋谋讫不ふ行くだり，寻有是ぜ命いのち。
^ ^2.0 ^2.1 ^2.2 ^2.3 《宋そう史ふみ·列傳れつでん第だい七なな》
^ 《宣せん和わ画が谱·卷まき二に十じゅう》駙馬都と尉じょう李り瑋字公こう炤……仁ひとし宗そう召見於便殿どの，問もん其年。曰“十じゅう三さん”質しつ其學，則のり占うらない對たい雍容，因いん賜たまもの坐すわ與あずか食しょく。瑋下拜はい謝しゃ而上，舉止益えき可か觀かん。於是仁じん宗むね奇き之の，顧左右さゆう引視宫中，繼つぎ宣せん諭さとし尚なお兖國公主こうしゅ。瑋善作さく水墨すいぼく畫が……
^ 《續ぞく資し治ち通どおり鑑かん長編ちょうへん卷まき一いち百ひゃく九きゅう十じゅう二に》庚申こうしん，□國くに公主こうしゅ宅たく都と監かん、入にゅう內供奉ぐぶ官かん梁はり全ぜん一いち以下いか九きゅう人にん，並なみ遠とお小しょう處しょ監かん當とう；入いれ位い祗候しこう梁はり懷ふところ吉きち配はい西京にしぎょう灑埽班はん。自今じこん勿置都と監かん，別べつ選せん內臣四よん十じゅう以上いじょう、三班院使臣五十以上無私罪者二人，在宅ざいたく勾當こうとう；內臣年ねん五十以下二人為入位祗候，並なみ不ふ得え與あずか駙馬都と尉じょう接せっ坐すわ。——扣宮門もん事こと發はつ被ひ彈劾だんがい後ご，公主こうしゅ的てき僕ぼく人じん被ひ遣や散ち。皇すめらぎ家か為ため公主こうしゅ重おも新しん挑選僕ぼく人にん時じ，特とく地ち強調きょうちょう僕ぼく人にん們必須ひっす遵守じゅんしゅ禮儀れいぎ，不ふ許もと與あずか駙馬平ひら起おこり平ひらめ坐すわ
^ 吳ご及傳云うん：及為諫官，論ろん入にゅう內都知ち任にん守もり忠ちゅう陵りょう轢駙馬うま都と尉じょう李り瑋及干ひ求もとめ內。當とう考こう陵りょう轢事增ぞう入いれ。
^ 《續ぞく資し治ち通どおり鑑かん長編ちょうへん卷まき一いち百ひゃく九きゅう十じゅう二に》辛からし丑うし，樞くるる密使みっし、兵部ひょうぶ尚書しょうしょ、同どう平たいら章あきら事ごと宋そう庠罷為ため河陽かわよう三城みき節度せつど使し、同どう平たいら章あきら事ごと、判はん鄭てい州しゅう。殿中でんちゅう侍さむらい御ご史し呂りょ誨等論ろん庠：「老ろう疾やまし□惰，選せん用よう武臣ぶしん輒紊舊法きゅうほう。加か外がい□內忌，近こん者しゃ李り瑋家事かじ，猥陳均ひとし州しゅう繆例，欲ほし陷おちい瑋深罪ざい，阿おもね公主こうしゅ意い。賴よりゆき上じょう明察めいさつ，不ふ行くだり其言。」
^ 《皇すめらぎ宋そう通どおり鉴长编纪事ごと本末ほんまつ·卷まき第だい五ご十じゅう二に》十じゅう一いち月がつ乙おつ巳み，进封沂国公主こうしゅ为岐國こく公主こうしゅ，建けん州しゅう观察使し、知ち卫州李り玮改安やす州しゅう观察使し，复为驸马都と尉じょう。
^ 王水おうすい照あきら主しゅ编、顾宏义等整理せいり (编). 王おう安やすし石せき全集ぜんしゅう第だい四よん册さつ. 复旦大学だいがく出版しゅっぱん社しゃ. 2016: 15. ISBN 9787309121292 （繁しげる体たい中ちゅう文ぶん）.
^ 原はら载于王おう安やすし石せき《熙宁奏そう对日录》，《王おう安やすし石せき全集ぜんしゅう》第だい四よん册さつ（一いち五ご页）收おさむ录^{[參まいり⁠ 8]}。原文げんぶん：熙宁三さん年ねん（庚かのえ戌いぬ一いち〇七なな〇年ねん）（正月しょうがつ九きゅう日にち）。驾至楚すわえ国こく长公主ぬし宅たく浇奠，上うえ召中书入见，恸哭言ごと：“李り玮负仁じん宗むね恩おん，遇ぐう长主无恩礼れい，可か便びん与あずか节度副使ふくし安置あんち。”上じょう曰：“玮都不ふ恤长主ぬし，衣服いふく饮食药物至いたり于呼医い，亦また多作たさく阻隔そかく，长主衣ころも衾ふすま乃至ないし有ゆう虮虱，至いたり自じ取と炭すみ生せい火ひ，炭すみ灹伤面めん。”四明尊尧集卷九寓言门引王安石日录。〇今いま案あん：据すえ宋そう会かい要よう辑稿帝みかど系けい八はち之の——，楚すわえ国こく长公主こうしゅ卒そつ于熙宁三さん年ねん正月しょうがつ九きゅう日にち。

[aa2-2] 1.0 ^1.1 ^1.2 ^1.3 ^1.4 《皇すめらぎ宋そう通どおり鉴长编纪事ごと本末ほんまつ·卷まき第だい五ご十じゅう二に》李り玮尚福ぶく康やすし公主こうしゅ庆历七なな年ねん五ご月がつ丙へい子こ，东头供奉ぐぶ官かん李り玮为左ひだり卫将军、驸马都と尉じょう，选尚福ぶく康やすし公主こうしゅ也。玮，用よう和かず次子つぎこ……癸みずのと卯う，诏兖国こく公主こうしゅ入内じゅだい，安やす州しゅう观察使し、驸马都と尉じょう李り玮知卫州。玮所生母せいぼ杨氏归其兄けい璋あきら，公主こうしゅ乳母うば韩氏出で居きょ外がい，公主こうしゅ宅たく句く当とう内ない臣しん梁はり怀吉归前省しょう，诸色祗应人じん皆みな散ち遣や之これ。怀吉等とう既すんで坐すわ责，公主こうしゅ恚怼，欲よく自尽じじん，或ある纵火欲よく焚第，以邀帝みかど必召杯はい吉きち等とう还，帝みかど不ふ得とく已やめ，亦また为召之の。谏官杨畋、司つかさ马光、龚鼎臣しん等とう皆みな谏，帝みかど弗どる听。然しか公主こうしゅ意い终恶玮，不ふ肯复入にゅう中合なかごう，状じょう若わか狂きょう易えき，欲よく自尽じじん数すう矣。苗なえ贤妃与あずか俞充仪谋，使つかい内ない臣しん王おう务滋管かん句く驸马宅たく以伺玮过。玮素谨，务滋不ふ得とく其过，乃告苗なえ、俞曰：“但ただし得とく上じょう旨むね，务滋请以卮酒了りょう之の。”苗なえ、俞白帝みかど，帝みかど不ふ答こたえ。顷之，帝みかど与あずか皇后こうごう同どう坐すわ，俞又白しろ之の，皇后こうごう曰：“陛下へいか念ねん章あきら懿太后きさき，故こ玮得尚ひさし主おも，今こん奈何いかん欲よく为此？”都みやこ知とも任にん守もり忠ただし在ざい旁つくり曰：“皇后こうごう之の言げん是也これや。”务滋谋讫不ふ行くだり，寻有是ぜ命いのち。

[aa1-4] 2.0 ^2.1 ^2.2 ^2.3 《宋そう史ふみ·列傳れつでん第だい七なな》

[7] 《宣せん和わ画が谱·卷まき二に十じゅう》駙馬都と尉じょう李り瑋字公こう炤……仁ひとし宗そう召見於便殿どの，問もん其年。曰“十じゅう三さん”質しつ其學，則のり占うらない對たい雍容，因いん賜たまもの坐すわ與あずか食しょく。瑋下拜はい謝しゃ而上，舉止益えき可か觀かん。於是仁じん宗むね奇き之の，顧左右さゆう引視宫中，繼つぎ宣せん諭さとし尚なお兖國公主こうしゅ。瑋善作さく水墨すいぼく畫が……

[11] 《續ぞく資し治ち通どおり鑑かん長編ちょうへん卷まき一いち百ひゃく九きゅう十じゅう二に》庚申こうしん，□國くに公主こうしゅ宅たく都と監かん、入にゅう內供奉ぐぶ官かん梁はり全ぜん一いち以下いか九きゅう人にん，並なみ遠とお小しょう處しょ監かん當とう；入いれ位い祗候しこう梁はり懷ふところ吉きち配はい西京にしぎょう灑埽班はん。自今じこん勿置都と監かん，別べつ選せん內臣四よん十じゅう以上いじょう、三班院使臣五十以上無私罪者二人，在宅ざいたく勾當こうとう；內臣年ねん五十以下二人為入位祗候，並なみ不ふ得え與あずか駙馬都と尉じょう接せっ坐すわ。——扣宮門もん事こと發はつ被ひ彈劾だんがい後ご，公主こうしゅ的てき僕ぼく人じん被ひ遣や散ち。皇すめらぎ家か為ため公主こうしゅ重おも新しん挑選僕ぼく人にん時じ，特とく地ち強調きょうちょう僕ぼく人にん們必須ひっす遵守じゅんしゅ禮儀れいぎ，不ふ許もと與あずか駙馬平ひら起おこり平ひらめ坐すわ

[13] 吳ご及傳云うん：及為諫官，論ろん入にゅう內都知ち任にん守もり忠ちゅう陵りょう轢駙馬うま都と尉じょう李り瑋及干ひ求もとめ內。當とう考こう陵りょう轢事增ぞう入いれ。

[15] 《續ぞく資し治ち通どおり鑑かん長編ちょうへん卷まき一いち百ひゃく九きゅう十じゅう二に》辛からし丑うし，樞くるる密使みっし、兵部ひょうぶ尚書しょうしょ、同どう平たいら章あきら事ごと宋そう庠罷為ため河陽かわよう三城みき節度せつど使し、同どう平たいら章あきら事ごと、判はん鄭てい州しゅう。殿中でんちゅう侍さむらい御ご史し呂りょ誨等論ろん庠：「老ろう疾やまし□惰，選せん用よう武臣ぶしん輒紊舊法きゅうほう。加か外がい□內忌，近こん者しゃ李り瑋家事かじ，猥陳均ひとし州しゅう繆例，欲ほし陷おちい瑋深罪ざい，阿おもね公主こうしゅ意い。賴よりゆき上じょう明察めいさつ，不ふ行くだり其言。」

[19] 《皇すめらぎ宋そう通どおり鉴长编纪事ごと本末ほんまつ·卷まき第だい五ご十じゅう二に》十じゅう一いち月がつ乙おつ巳み，进封沂国公主こうしゅ为岐國こく公主こうしゅ，建けん州しゅう观察使し、知ち卫州李り玮改安やす州しゅう观察使し，复为驸马都と尉じょう。

[22] 王水おうすい照あきら主しゅ编、顾宏义等整理せいり (编). 王おう安やすし石せき全集ぜんしゅう第だい四よん册さつ. 复旦大学だいがく出版しゅっぱん社しゃ. 2016: 15. ISBN 9787309121292 （繁しげる体たい中ちゅう文ぶん）.

[24] 原はら载于王おう安やすし石せき《熙宁奏そう对日录》，《王おう安やすし石せき全集ぜんしゅう》第だい四よん册さつ（一いち五ご页）收おさむ录^{[參まいり⁠ 8]}。原文げんぶん：熙宁三さん年ねん（庚かのえ戌いぬ一いち〇七なな〇年ねん）（正月しょうがつ九きゅう日にち）。驾至楚すわえ国こく长公主ぬし宅たく浇奠，上うえ召中书入见，恸哭言ごと：“李り玮负仁じん宗むね恩おん，遇ぐう长主无恩礼れい，可か便びん与あずか节度副使ふくし安置あんち。”上じょう曰：“玮都不ふ恤长主ぬし，衣服いふく饮食药物至いたり于呼医い，亦また多作たさく阻隔そかく，长主衣ころも衾ふすま乃至ないし有ゆう虮虱，至いたり自じ取と炭すみ生せい火ひ，炭すみ灹伤面めん。”四明尊尧集卷九寓言门引王安石日录。〇今いま案あん：据すえ宋そう会かい要よう辑稿帝みかど系けい八はち之の——，楚すわえ国こく长公主こうしゅ卒そつ于熙宁三さん年ねん正月しょうがつ九きゅう日にち。

[參まいり⁠ 1]

[參まいり⁠ 2]

[參まいり⁠ 3]

[參まいり⁠ 4]

[參まいり⁠ 5]

[參まいり⁠ 6]

[參まいり⁠ 7]

[參まいり⁠ 9]

[參まいり⁠ 8]