顾荣

顾荣（3世せい纪—312年ねん），字じ彦先，吴国吴县（今いま江こう苏苏州）人にん。出身しゅっしん江南こうなん大だい姓せい，东吴丞相じょうしょう顾雍之これ孙，吴宜むべ都と太守たいしゅ顾穆之子ゆきこ。顾荣先さき后きさき入いれ仕つかまつ东吴和わ西にし晋すすむ，在ざい西にし晋すすむ末まつ年ねん支持しじ渡わたり江こう移うつり镇江东的晋すすむ元もと帝みかど司つかさ马睿，又また推荐江南えな一众名士给司马睿任用，协助建立こんりゅう东晋。

生平おいだいら

顾荣机つくえ灵而天てん资聪敏さとし，二に十岁入仕东吴，任にん黄き门侍郎ろう、太子たいし辅义都と尉じょう。咸宁六ろく年ねん（280年ねん），西にし晋すすむ灭东吴，顾荣与あずか陆机和わ陆云兄弟きょうだい入いれ洛らく阳，号ごう为三俊しゅん，官かん拜はい郎ろう中ちゅう，后きさき历任尚なお书郎、太子たいし中ちゅう舍人とねり、廷尉正ただし。

八はち王おう之の乱みだれ

永えい康やすし元年がんねん（300年ねん），赵王司つかさ马伦废杀贾后掌てのひら权，淮南ワイナン王おう司つかさ马允讨伐司し马伦但ただし失しつ败，遭司马伦诛杀，部下ぶか僚属都みやこ收おさむ付づけ廷尉，将はた被ひ诛杀。顾荣公平こうへい处理，很多人じん获免罪ざい而得以存活かつ。建たて始はじめ元年がんねん（301年ねん），司つかさ马伦篡位称しょう帝みかど，顾荣改あらため任にん司し马伦儿子大将たいしょう军司つかさ马虔的てき长史。

同年どうねん齐王司つかさ马冏讨伐司し马伦成功せいこう，任にん大だい司つかさ马执掌政せい权，并召顾荣为主おも簿ぼ。顾荣见司马冏专权擅权，恐おそれ怕日后きさき司し马冏倒たおせ台だい后きさき会かい被ひ诛连，提ひさげ心こころ吊つるし胆きも并有轻生念ねん头，于是终日酒しゅ醉よい，不ふ理り公事こうじ，并将事情じじょう告知こくち朋友ほうゆう冯熊。冯熊于是向むかい司つかさ马冏长史葛かずら旟建けん议转顾荣为中书侍郎ろう。顾荣获转任にん中ちゅう书侍郎ろう后きさき不ふ再さい饮酒，但ただし被ひ人ひと怀疑为何有ゆう这么大だい的てき转变，顾荣因いん害がい怕获追究ついきゅう而再饮。直ちょく至いたり司し马冏于太ふとし安やす元年がんねん（302年ねん）十二月じゅうにがつ被ひ长沙王おう司つかさ马乂击败被ひ杀，顾荣亦また因いん讨伐葛かずら旟有功ゆうこう而封嘉よしみ兴伯，转太子中こなか庶子しょし。

司つかさ马乂在ざい击败司し马冏后きさき任にん太ふとし尉じょう，又また以顾荣为长史。永安えいあん元年がんねん（304年ねん），成都せいと王おう司つかさ马颖与河よこう间王司つかさ马颙联军击败司し马乂，司つかさ马颖升ます任にん丞相じょうしょう，又また以顾荣为从事中ちゅう郎ろう。同年どうねん东海王おう司つかさ马越带晋すすむ惠めぐみ帝みかど亲征司し马颖失しつ败，晋すすむ惠めぐみ帝みかど被ひ俘至邺城，顾荣兼任けんにん侍さむらい中ちゅう，并被派は往拜谒皇陵りょう。但ただし当とう时司马颙部将ぶしょう张方已やめ据すえ洛らく阳，顾荣受阻不ふ得とく进，逃到陈留。同年どうねん晋すすむ惠めぐみ帝みかど被ひ张方胁逼到长安，又また征せい召顾荣为散ち骑常侍さむらい，但ただし顾荣见中原なかはら大乱たいらん，不ふ应命并回到いた吴国。次つぎ年ねん东海王おう司つかさ马越在ざい徐じょ州しゅう起おこし兵へい迎むかい惠めぐみ帝みかど回かい洛らく阳，任命にんめい顾荣为军咨祭酒しゅ。

江こう东平乱らん

永えい兴二に年ねん（305年ねん），右みぎ将はた军陈敏在ざい历阳叛变，驱逐扬州刺史しし刘机和わ丹に杨太守たいしゅ王おう旷，意い图割据すえ江こう东，又また礼遇れいぐう一众江东豪杰和名士，以顾荣为右みぎ将はた军、丹に杨内史し，其他四十余人亦获选任为将军和郡守。但ただし陈敏才能さいのう平たいら庸いさお亦また无远大だい谋略，刑けい政せい无章，江南こうなん一众有识之士都不服从他，而且其纵容子ようす弟おとうと横行おうこう亦また被ひ当地とうち人じん视为祸患。顾荣和わ周しゅう玘等とう一直都不是尽忠于陈敏，更さら终日担心跟随着ぎ他た会かい遭祸劫こう。永えい嘉よしみ元年がんねん（307年ねん），顾荣等とう人じん接せっ到いた庐江太守たいしゅ华谭写うつし给他们的信しんじ，华谭在ざい信しん中ちゅう斥责他た们接受せつじゅ叛变的てき陈敏所しょ授的官位かんい，为他做事；更さら称たたえ他日たじつ朝廷ちょうてい派兵はへい讨平陈敏后きさき，顾荣等とう人じん都と愧对中ちゅう原之はらの士し。顾荣看み后きさき大だい感かん羞愧，于是决定反はん叛陈敏さとし，令れい人じん密みつ报征东大将たいしょう军刘准派兵はへい临江，自己じこ作さく为内应。刘准及后派は扬州刺史しし刘机等とう领兵到いた历阳，陈敏亦また派は弟おとうと弟おとうと陈昶及将军钱广到いた乌江对抗刘机。周しゅう玘及后きさき成功せいこう令れい钱广背叛はいはん陈敏，杀害陈昶，并勒兵へい朱雀すざく桥南。陈敏知道ともみち后きさき使し派は其姻亲甘あま卓たく领兵讨伐钱广，顾荣却与周しゅう玘一同劝甘卓背叛陈敏；甘あま卓たく由よし于向来らい敬重けいちょう顾荣，又また因いん陈昶之の死し而感恐おそれ惧，因いん而决心しん背叛はいはん陈敏，并与周しゅう玘等人じん进攻陈敏。陈敏即そく领兵一万多人讨伐甘卓，但ただし甘あま卓士たくし兵へい向こう陈敏军说：“本所ほんじょ以戮力りょく陈公者しゃ，正せい以顾丹に杨（顾荣）、周しゅう安やす丰（周しゅう玘）耳みみ；今こん皆みな异矣，汝なんじ等とう何なん为！”成功せいこう动摇陈敏军心，顾荣出来でき以白羽わ扇おうぎ向こう陈敏军一挥，陈敏军就溃散，陈敏唯ただ有ゆう单骑北きた走はし，途中とちゅう被ひ捕と并被杀。平定へいてい叛变后きさき，顾荣获任命にんめい为侍中ちゅう，但ただし到いた徐じょ州しゅう后きさき听闻北方ほっぽう愈いよいよ来き愈いよいよ混乱こんらん，在ざい徐じょ州しゅう迟疑不ふ进，司つかさ马越又また写うつし信しん给徐州しゅう刺史しし裴盾，说若顾荣等とう人じん顾望，则要以军礼れい护送。顾荣等とう人知じんち道どう后きさき大だい为恐惧，立たて刻こく解かい船せん弃车，逃回にげまわ故こ乡吴郡ぐん。

助じょ建けん东晋

同年どうねん，安やす东将军、琅邪王おう司つかさ马睿移うつり镇建けん业（建たて康やすし，今こん南京なんきん），顾荣获任命にんめい为安东军司，加か散ち骑常侍さむらい，用作ようさく招揽江南えな士族しぞく的てき支持しじ。司つかさ马睿有ゆう任にん何なん政事せいじ筹划都会とかい咨询顾荣的てき意い见。顾荣作さく为江南みなみ名士めいし，又また居い要よう职，因いん而甚得とく朝野ちょうや敬重けいちょう。顾荣又また向むかい司つかさ马睿推荐陆晔、甘あま卓たく、顾谦、殷いん祐ゆう、杨彦明あきら、谢行言げん等とう一些未被任用的江南名士，司つかさ马睿都と采さい纳并一いち一いち任官にんかん。

永えい嘉よしみ六ろく年ねん（312年ねん）顾荣在任ざいにん内ない逝世，司つかさ马睿十じゅう分ふん哀あい痛つう，追つい赠侍中ちゅう、骠骑将はた军、开府仪同三さん司つかさ，谥曰元もと。建たて武たけし元年がんねん（317年ねん），司つかさ马睿改称かいしょう晋すすむ王おう，追つい封ふう顾荣为公爵こうしゃく，开国，封ふう食しょく邑。

逸事いつじ

• 顾荣在ざい吴亡后きさき到いた洛らく阳任官にんかん，期き间常常つね饮酒，更さら向こう同どう郡ぐん好こう友とも张翰说：“惟おもんみ酒しゅ可か以忘忧，但ただし无如作さく病びょう何なん耳みみ。”他日たじつ张翰慨叹时局混乱こんらん，像ぞう顾荣这些有名ゆうめい气的人じん难以求もとめ退ずさ保身ほしん，劝他凡事曕前顾后时，顾荣亦また怆然地ち说：“吾われ亦また与あずか子こ采さい南山なんざん蕨わらび，饮三江みえ水すい耳みみ。”渴望かつぼう与あずか他た归隐。
• 顾荣任にん司し马伦儿子的てき长史时，曾与同僚どうりょう宴えん饮，期き间看见拿着ぎ烤肉的てき侍者じしゃ貌状不ふ凡，又また有ゆう想おもえ吃ども烤肉的てき样子，顾荣于是割下わりした烤肉送おく给他吃ども。同どう坐すわ的てき人じん问他为何要よう这样做，顾荣回答かいとう：“怎能拿着烤肉一整天却未尝过它的味道！”司つかさ马伦倒たおせ台だい后きさき，顾荣亦また被ひ捕と，将はた被ひ诛杀，却遇上じょう了りょう当日とうじつ的てき侍者じしゃ，当とう时身为督とく率りつ的てき侍者じしゃ最さい终救了りょう顾荣。
• 顾荣向こう来らい喜好きよし抚琴，亡ほろび故こ后きさき，张翰前まえ来き大だい哭，既すんで而上床ゆか鼓こ琴きん数すう曲きょく，抚琴而感叹：“顾彦先さき还能再さい欣赏这琴音おん吗？”。
• 陈敏作さく乱らん时华谭曾写信しん诘责顾荣，顾荣怀恨在ざい心しん，后きさき来らい纪瞻向むかい晋すすむ元もと帝みかど进荐华谭，顾荣却作阻挠，令れい华谭数すう年ねん都と不ふ得とく任にん职。

子女しじょ

• 顾毗，官かん至いたり散ち骑侍郎ろう。

延伸えんしん阅读

[编]

《晋すすむ书/卷まき068》，出自しゅつじ房ぼう玄げん龄《晋すすむ书》

参考さんこう书目

• 《晋すすむ书·顾荣传》
• 《晋すすむ书·陈敏传》
• 《资治通どおり鉴》卷まき八はち十じゅう六ろく