闕

闕，又また稱たたえ闕門、觀かん^[1]，是ぜ東亞とうあ宮殿きゅうでん、祠ほこら廟びょう和わ陵墓りょうぼ前まえ的てき一いち種しゅ高だか建築けんちく物ぶつ，通常つうじょう左右さゆう各かく一いち，建たて成しげる高台たかだい，台だい上起かみおこし樓ろう觀かん，兩りょう闕中間あいだ沒ぼつ有ゆう建築けんちく物相もっそう連れん，之これ間あいだ空そら缺かけ，故こ稱しょう「闕」。有ゆう的てき用石もちいし雕砌而成，作為さくい記き官爵かんしゃく、功績こうせき和わ裝飾そうしょく之これ用よう。也有やゆう大だい闕旁更さら建けん小しょう闕的，稱しょう「子こ母はは闕」，如東漢かん王おう稚やや子こ闕、高こう頤闕等ひとし。

徐じょ鍇《說せつ文ぶん解かい字じ系けい傳でん》卷まき二に十じゅう三さん：「蓋ぶた為ため二に台だい於門外がい，人にん君くん作さく樓ろう觀かん於上，上うえ員いん下方かほう。以其闕然為ため道どう，謂いい之の闕，以其上じょう可か遠とお觀かん，謂いい之の觀み，以其縣けん（懸かか）法ほう謂いい之の象ぞう魏ぎ。」因いん以為宮門きゅうもん的てき代だい稱しょう。《漢書かんしょ·朱しゅ買かい臣しん傳でん》：「詣まい闕上書うわがき。」後世こうせい改あらため用石もちいし雕砌而成的てき，作為さくい銘記めいき官爵かんしゃく、功績こうせき和わ裝飾そうしょく之これ用よう。

宮みや闕常用よう來らい代だい指ゆび朝廷ちょうてい。闕也會かい出現しゅつげん在ざい重要じゅうよう寺てら廟びょう、道みち觀かん門前もんぜん，以及帝王ていおう和わ貴族きぞく的てき陵墓りょうぼ前まえ。

漢かん晉すすむ石せき闕

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石いし闕是秦はた漢かん時代じだい威儀いぎ等地とうち的てき建築けんちく物ぶつ。用よう於墓前ぜん和わ祠ほこら廟びょう前まえ。中國ちゅうごく現存げんそん的てき石いし闕三さん十じゅう座ざ，時代じだい屬ぞく於東おひがし漢かん及晉，分布ぶんぷ地區ちく以山東さんとう河南かなん及四川しせん最さい為ため集中しゅうちゅう。墓はか闕以雅みやび州しゅう東ひがし漢かん益えき州しゅう太守たいしゅ高だか頤墓闕最為ため精美せいび。

闕門

漢かん、晉すすむ以後いご，闕繼續けいぞく在ざい都城みやこのじょう、宮殿きゅうでん及皇家か陵墓りょうぼ前ぜん使用しよう。其中現存げんそん的てき大型おおがた闕遺跡いせき包括ほうかつ唐とう代だい乾いぬい陵りょう神道しんとう上じょう的てき三さん重じゅう闕。

宮殿きゅうでん前まえ的てき雙そう闕發展はってん到いた明代あきよ時じ已やめ經けい與あずか門もん樓ろう合ごう爲ため一いち體たい，成なり爲ため一座いちざ「凹」字形じけい建築けんちく，兩側りょうがわ伸しん出で的てき翼つばさ樓ろう上じょう建たて有ゆう與あずか主しゅ門もん樓ろう分離ぶんり的てき方形ほうけい建築けんちく，代表だいひょう傳統でんとう的てき闕，翼つばさ樓ろう下か另開門もん洞ほら稱しょう爲ため「闕門」。明あきら、清朝せいちょう的てき南京なんきん和わ北京ぺきん皇宮こうぐう的てき午うま門かど都と是ぜ闕門形がた制せい，但ただし南京なんきん午うま門もん的てき兩りょう闕在1924年ねん修おさむ建たて明あきら故こ宮みや機き場じょう時じ拆除，因いん此北京ぺきん午うま門もん成なり爲ため中國ちゅうごく國こく內碩果はて僅存的てき皇宮こうぐう闕門遺のこ存そん。越えつ南みなみ順化じゅんか紫むらさき禁城きんじょう的てき午うま門もん仿明午うま門もん設計せっけい，也有やゆう兩りょう闕。

懿德太子たいし墓ぼ壁畫へきが中ちゅう描繪的てき長安ながやす城しろ闕
乾いぬい陵りょう神道しんとう，遠とお處しょ是ぜ第だい三さん重じゅう闕
北京ぺきん午うま門もん是ぜ中國ちゅうごく現存げんそん的てき唯ただ一いち一座いちざ皇宮こうぐう闕門
越えつ南みなみ順化じゅんか午うま門もん

注釋ちゅうしゃく

^ 《爾しか雅みやび·釋しゃく宮みや》中ちゅう說せつ「觀かん謂いい之の闕」，郭かく璞注ちゅう:「孫まご炎えん曰:『宮門きゅうもん雙そう闕,舊きゅう章あきら懸かか焉,使つかい民みん觀かん之の,因いん謂いい之これ觀かん。』」

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[1] 《爾しか雅みやび·釋しゃく宮みや》中ちゅう說せつ「觀かん謂いい之の闕」，郭かく璞注ちゅう:「孫まご炎えん曰:『宮門きゅうもん雙そう闕,舊きゅう章あきら懸かか焉,使つかい民みん觀かん之の,因いん謂いい之これ觀かん。』」

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