鄭てい興きょう (東ひがし漢かん)

基本きほん信しん息いき

郑兴（?—?），字じ少しょう赣，中国ちゅうごく東ひがし漢かん初年しょねん古文こぶん經學けいがく家いえ、训诂学がく家いえ、反はん谶纬神学しんがく的てき思想家しそうか，陈留郡ぐん浚仪县（今いま河南かなん开封市し南みなみ）人にん，更始こうし初年しょねん郑兴为丞相じょうしょう长史，劝说更始こうし帝みかど西都さいと长安。为谏议大夫たいふ，奉たてまつ使つかい安やす集しゅう关西及朔ついたち方かた、凉州、益えき州しゅう，归还后きさき拜はい凉州刺史しし，因いん事ごと免官めんかん。

历史沿革えんかく

郑兴幼年ようねん攻おさむ读《春秋しゅんじゅう公こう羊ひつじ传》，随ずい博士はかせ金子かねこ严学习《左ひだり氏し春秋しゅんじゅう》。王おう莽天てん凤年とし间，刘歆欣赏他た的てき才能さいのう，“使つかい撰せん条例じょうれい章句しょうく训诂，及校三さん统历”。后きさき随ずい刘歆学がく习《左ひだり传》和かず《周しゅう官かん》，问《左ひだり传》大だい义。他た的てき独どく到いた见解良りょう多た，认为“《春秋しゅんじゅう》以天反はん时为灾，地ち反物たんもの为妖，人にん反はん德とく为乱，乱らん则妖灾生。”同学どうがく皆みな以他为师。他た推行“古学こがく”，提つつみ倡传诂注释，反はん对“今いま学がく”的てき“凭もたれ谶为说”。更始こうし初年しょねん郑兴爲ため丞相じょうしょう長ちょう史ふみ，劝说更始こうし帝みかど西都さいと长安。为諫議大夫たいふ，奉たてまつ使つかい安やす集しゅう關西かんさい及朔ついたち方かた、涼りょう州しゅう、益えき州しゅう，归還後ご拜はい涼りょう州しゅう刺史しし，因いん事ごと免官めんかん。後来こうらい避亂隴西，受到隗嚣礼遇れいぐう，他た勸すすむ阻隗囂越制せい稱しょう王おう。建たて武たけし六ろく年ねん（30年ねん）歸き降くだ东汉，徵しるし拜はい太ふと中なか大夫たいふ。汉光武みつたけ帝みかど欲よく以谶断だん郊祀事ごと，郑兴以“臣しん于（谶）书有所しょ未み学まなべ，而无所しょ非ひ也”为答。他た“逊辞”作さく答こたえ，其态度ど虽然不ふ如桓谭答こたえ光武みつたけ帝みかど那な样坚定てい而明朗めいろう，但ただし婉言之の中也ちゅうや流露りゅうろ有ゆう反はん对谶纬神学がく的てき倾向。所以ゆえん郑兴谈到政事せいじ虽依经守义，文章ぶんしょう温雅おんが，终不被ひ重任じゅうにん。建たて武たけし九きゅう年ねん（33年ねん），作さく为岑彭、傅でん俊しゅん的てき监軍。在ざい岑彭被ひ蜀しょく人じん刺とげ杀后，郑兴遂とげ领其营，與あずか大だい司馬しば吳ご漢かん一起かずき征せい讨公孫こうそん述じゅつ，平たいら蜀しょく後ご，光武みつたけ帝みかど下か诏命郑兴留守るす成都せいと。之これ后きさき因いん为私买奴婢ぬひ，降くだ职为莲勺令れい。在ざい莲勺筑城郭じょうかく，敦あつし教化きょうか，修明のぶあき礼れい教きょう，风化大だい行ぎょう。因いん事ごと免まぬかれ，客きゃく授经生せい，在家ありいえ中ちゅう去さ世よ。

郑兴晚年ばんねん好古こうこ学がく，尤ゆう精しらげ《左ひだり传》、《周しゅう官かん》，杜もり林りん、桓谭、卫宏之これ作さく，都と取と其意指ゆび；研究けんきゅう《左ひだり传》者しゃ多た祖そ郑兴。郑兴长于历数、世よ言ごと，他た的てき《左ひだり传》研究けんきゅう与あずか贾逵齐名，时称“郑贾之の学がく”。其子郑众，传其《左ひだり传》之これ学がく。郑兴主ぬし张有神しん论而不信ふしん谶纬说。世よ称しょう郑眾为先郑，以别于郑玄。有ゆう《周しゅう礼あや解かい诂》，郑玄《周しゅう礼あや注ちゅう》曾引述じゅつ，著作ちょさく已やめ佚。清朝せいちょう洪ひろし亮吉りょうきち《春秋しゅんじゅう左ひだり传诂》亦また广采其遗说，马国翰《玉たま函はこ山やま房ぼう辑佚书》辑有《周しゅう礼あや郑大夫たいふ（兴）解かい诂》一いち卷かん。