九きゅう四よん式しき輕けい裝甲車そうこうしゃ

九きゅう四よん式しき軽けい装甲車そうこうしゃ “TK”
九きゅう四よん式しき輕けい裝甲車そうこうしゃ
原はら产地	大日本帝国だいにっぽんていこく
生なま产历史し
研けん发日期き	1932 - 1933年ねん
生なま产日期き	1934–1940
制せい造づくり数量すうりょう	843輛
基本きほん规格
重量じゅうりょう	3.45公おおやけ噸とん
长度	3.36公おおやけ尺じゃく
宽度	1.62公おおやけ尺じゃく
高度こうど	1.63公おおやけ尺じゃく
操作そうさ人数にんずう	2人ふたり
装甲そうこう	8-12公おおやけ厘りん
主しゅ武器ぶき	前期ぜんき型がた:一いち挺てい九きゅう一式いっしき車載しゃさい重機じゅうき槍やり 備彈1980發はつ 後期こうき型がた:一いち挺てい九きゅう七なな式しき車載しゃさい重機じゅうき槍やり 備彈2800發はつ
发动机つくえ	一具空冷直列四汽缸汽油引擎 35匹ひき
悬挂	雙そう臂ひじ曲きょく柄え
底そこ盘高度ど	29公おおやけ分ぶん
作さく战范围	200公里くり
速度そくど	40公里くり/時とき

九きゅう四よん式しき輕けい裝甲車そうこうしゃ，又また被ひ稱しょう為ため九きゅう四よん式しき豆まめ戰車せんしゃ，是ぜ日本にっぽん皇軍こうぐん在ざい第だい二に次じ世界せかい大戰たいせん時どき使用しよう的てき一いち種しゅ小しょう坦ひろし克かつ，當初とうしょ這款車しゃ不ふ是ぜ作為さくい前線ぜんせん的てき裝甲そうこう戰せん鬥車輛しゃりょう，而是被ひ歸き類るい為ため裝甲そうこう曳引車しゃ，主要しゅよう供きょう牽引けんいん及運輸うんゆ等とう後ご勤つとむ用途ようと，但ただし後來こうらい卻活躍かつやく於前線せん作戰さくせん。

概要がいよう

1938年ねん1月がつ1日にち隸屬れいぞく於獨立どくりつ輕けい装甲車そうこうしゃ第だい二に中隊ちゅうたい的てき九きゅう四よん式しき裝甲車そうこうしゃ，加か掛かけ曳引用いんよう的てき牽引けんいん車しゃ

日本にっぽん帝國ていこく陸軍りくぐん在ざい1930年ねん引進一いち輛英國えいこく製せい卡登·洛らく伊い德とくMk.VI，在ざい1931年ねん3月がつ至いたり10月がつ提供ていきょう步兵ほへい學校がっこう與あずか騎兵きへい學校がっこう測はか評ひょう，軍ぐん方かた的てき結論けつろん是ぜ「這款戰車せんしゃ不適合ふてきごう直ちょく接戰せっせん鬥接敵てき，但ただし作為さくい運輸うんゆ燃もえ彈だん、偵查、戒備、指揮しき等とう任務にんむ有ゆう良好りょうこう的てき潛せん能のう」。在ざい1932年ねん，日本にっぽん決定けってい開發かいはつ一款類似卡登·洛らく伊い德とくMk.VI的てき多功たこう能のう裝甲車そうこうしゃ，由ゆかり日本にっぽん帝國ていこく陸軍りくぐん技術ぎじゅつ本部ほんぶ技術ぎじゅつ中ちゅう校こう原はら乙未おとみ生せい設計せっけい，代だい號ごう「TK車しゃ」（特殊とくしゅ牽引けんいん車しゃ），或ある稱しょう「ホ號ごう」。1934年ねん完成かんせい測はか試こころみ，制式せいしき定じょう名めい「九きゅう四よん式しき装甲そうこう牽引けんいん車しゃ」，曳引貨架制式せいしき代だい號ごう「九四式四分之三噸屯積被牽引車」。

雖然研けん發はつ初はつ衷是裝甲そうこう運輸うんゆ車しゃ，但ただし由よし於技術ぎじゅつ借か鑑かん了りょう超ちょう輕けい型がた戰車せんしゃ，帝國ていこく陸軍りくぐん參謀さんぼう本部ほんぶ認みとめ為ため這些車輛しゃりょう不ふ只ただ有ゆう貨運的てき能力のうりょく，也可以做為ため陸軍りくぐん裝甲そうこう作戰さくせん的てき教練きょうれん用途ようと，因いん此將制式せいしき定じょう名めい由よし裝甲そうこう牽引けんいん車しゃ更さら換かわ為ため「輕けい裝甲車そうこうしゃ」，配屬はいぞく於常備じょうび師團しだん，同時どうじ在ざい單位たんい下か設しつらえ輕けい裝甲車そうこうしゃ訓練くんれん所しょ。此車因いん為ため配備はいび裝そう有機ゆうき槍やり的てき旋轉せんてん式しき槍やり塔とう，所以ゆえん被ひ前線ぜんせん單位たんい作為さくい履くつ帶たい式しき裝甲車そうこうしゃ使用しよう，用よう於步兵へい支援しえん任務にんむ。在ざい中日ちゅうにち戰爭せんそう爆發ばくはつ後ご，因いん為ため中國ちゅうごく軍隊ぐんたい缺乏けつぼう坦ひろし克かつ及反坦ひろし克かつ武器ぶき，所以ゆえん對たい裝甲そうこう薄弱はくじゃく的てき九四式沒有造成太大威脅，而且體積たいせき細小さいしょう的てき九四式不但便於運輸，也易於在城じょう鎮中的てき街道かいどう穿ほじ梭往來おうらい，可か在ざい巷ちまた戰時せんじ提供ていきょう火力かりょく支援しえん，又また可か在ざい佔領區く作為さくい裝甲そうこう巡邏じゅんら車しゃ使用しよう，因いん而此車しゃ活躍かつやく於前線せん作戰さくせん，成なり為ため掃蕩そうとう中國ちゅうごく戰場せんじょう的てき主力しゅりょく，幾いく乎所有しょゆう陸軍りくぐん師團しだん都と裝備そうび此車。

實戰じっせん

進攻しんこう南京なんきん的てき九きゅう四よん式しき(1937年ねん12月がつ)

1937年ねん中日ちゅうにち戰爭せんそう爆發ばくはつ，日にち軍ぐん把わ九きゅう四よん式しき大量たいりょう投入とうにゅう實戰じっせん，與あずか八はち九きゅう式しき中ちゅう戰車せんしゃ一同いちどう編へん為ため獨立どくりつ輕けい裝甲車そうこうしゃ中隊ちゅうたい運用うんよう，原はら先さき定位ていい用よう於運輸うんゆ、偵察ていさつ任務にんむ的てき九四式在中國戰場也擔任發動前線攻勢使用。

一いち輛被美國びくに海軍かいぐん陸戰りくせん隊たい虜とりこ獲え的てき九四式被背負於M4雪ゆき曼戰車しゃ的まと車尾くずも，可か見み兩者りょうしゃ的てき大小だいしょう差異さい

由よし於設計けい宗旨しゅうし是ぜ細小さいしょう輕量けいりょう及容易ようい大量たいりょう生產せいさん，九四式的最厚裝甲也只有12毫米，最多さいた只ただ能のう抵擋輕けい武器ぶき發射はっしゃ的てき普通ふつう子こ彈だん。國軍こくぐん士し兵へい發現はつげん九きゅう四式只要用一個炸藥包或一個集束手榴彈就可以把它炸毀，有ゆう時じ甚至重機じゅうき槍やり發射はっしゃ的てき毛もう瑟重尖とんが彈たま都と可か以打穿ほじ其裝甲そうこう及殺傷さっしょう車しゃ內乘員いん，不ふ過か中國ちゅうごく軍隊ぐんたい很少配備はいび反はん坦ひろし克かつ武器ぶき及重機き槍やり，九四式足以橫掃中國戰場，對たい付づけ平民へいみん更さら是ぜ綽綽しゃくしゃく有餘ゆうよ，因いん此九四よん式しき活躍かつやく於中日ちゅうにち戰爭せんそう。然しか而此車しゃ對たい付づけ歐おう美び部隊ぶたい時じ卻顯得とく十じゅう分ふん脆弱ぜいじゃく，1939年ねん發生はっせい的てき諾だく門もん罕戰役やく，日にち軍ぐん以九四式對抗機械化程度較高，主要しゅよう配備はいびT-26坦ひろし克かつ及BT坦ひろし克かつ的てき蘇そ軍ぐん時じ卻吃足あし苦く頭あたま。

日本にっぽん在ざい1941年ねん12月8日にち發動はつどう太平洋戰爭たいへいようせんそう，由ゆかり於在東南とうなん亞あ的てき歐おう美守ひだのもり軍ぐん普遍ふへん沒ぼつ有ゆう裝備そうび坦ひろし克かつ，該區的てき地形ちけい以叢林りん為ため主ぬし，所以ゆえん大量たいりょう投入とうにゅう這類小型こがた坦ひろし克かつ。太平洋戰爭たいへいようせんそう爆發ばくはつ當とう天てん日本にっぽん入にゅう侵おかせ香港ほんこん，因いん為ため香港ほんこん的てき地形ちけい以丘陵りょう及海島とう為ため主ぬし，坦ひろし克かつ的てき運用うんよう受到較多限げん制せい，日にち軍ぐん便びん以小型がた的てき九四式組成裝甲部隊進攻香港。九四式車隊於24日にち晚ばん支援しえん日び軍ぐん步兵ほへい突襲在ざい赤あか柱ばしら的てき英軍えいぐん，卻被人力じんりき物ぶつ力りょく皆みな處しょ劣勢れっせい的てき英軍えいぐん在ざい短時間たんじかん內全數すう擊げき毀，燃燒ねんしょう的てき殘骸ざんがい反はん令れい伴とも隨ずい夜襲やしゅう的てき日び軍ぐん步兵ほへい失しつ去さ黑くろ夜よる的てき掩護えんご，足見たるみ九きゅう四よん式しき難なん當とう重任じゅうにん。日にち軍ぐん在ざい太平洋戰爭たいへいようせんそう初期しょき仍能以充足じゅうそく的てき訓練くんれん及佔優ゆう的てき兵力へいりょく壓あつ過か英美ひでみ及荷蘭らん在ざい東南とうなん亞あ的てき守もり軍ぐん，所以ゆえん九四式的缺點對戰局並沒有關鍵性影響，但ただし戰爭せんそう中ちゅう後期こうき盟めい軍ぐん裝備そうび較多坦ひろし克かつ及反坦ひろし克かつ武器ぶき，即そく使つかい是ぜM3輕けい坦ひろし克かつ也完全ぜん壓倒あっとう九きゅう四よん式しき，九四式就連偵察用途也不堪使用。在ざい中日ちゅうにち戰爭せんそう結束けっそく後ご，中國共產黨ちゅうごくきょうさんとう從したがえ日び軍ぐん佔領區く蒐集しゅうしゅう7輛九四式用於國共內戰，亦また因いん其裝備そうび不堪ふかん戰せん鬥而僅用於偵察ていさつ用途ようと，主要しゅよう交給中共ちゅうきょう東北とうほく戰車せんしゃ團だん使用しよう，1948年ねん濟すみ南みなみ會戰かいせん當とう中なか華はな東野とうの戰せん軍ぐん亦また從したがえ中華民國ちゅうかみんこく國軍こくぐん手中しゅちゅう繳獲了りょう2輛。

使用しよう國こく

• 日本にっぽん
• 中華民國ちゅうかみんこく
• 中ちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく

現存げんそん車しゃ

現存げんそん於台灣たいわん的てき九きゅう四よん式しき輕けい戰車せんしゃ。

• 在ざい台灣たいわん的てき裝甲そうこう兵へい學校がっこう校こう史し館かん有ゆう一輛現存的九四式輕戰車，注意ちゅうい炮塔機き槍やり部分ぶぶん由美ゆみ製せいM1919機き槍やり替かえ換かわ。
• 在中ざいちゅう华人民じんみん共和きょうわ国こく北京ぺきん市し的てき中国ちゅうごく装甲そうこう兵へい博物はくぶつ馆中ちゅう存そん有ゆう一辆九四式轻战车，为抗战时期き在ざい河北かわきた涿州附ふ近因きんいん车组操作そうさ不当ふとう坠入大だい清河きよかわ，1989年ねん被ひ发现，1990年ねん打だ捞出水しゅっすい。装甲そうこう兵へい博物はくぶつ馆亦保存ほぞん有ゆう车组乘じょう员的个人物品ぶっぴん和わ随ずい车物品等ひんとう一いち并展出で。但ただし装甲そうこう兵へい博物はくぶつ馆因整せい修おさむ暂不对外开放。

相關そうかん作品さくひん

• 電でん影かげ《金きむ陵りょう十じゅう三さん釵》有ゆう九四式輕戰車被中國士兵炸毀的劇情。
• 电影《八はち佰》中ちゅう亦また出で现了由ゆかり多た辆九四式轻战车组成的日军装甲部队，但ただし影かげ片へん没ぼつ有ゆう直接ちょくせつ展てん现其被ひ击退的てき场面。

相關そうかん條目じょうもく

• 九きゅう五ご式しき輕けい戰車せんしゃ

註腳

• 日本にっぽん戰車せんしゃ隊たい戰史せんし，上田うえだ信しん著しる，何なに永えい勝まさる譯やく，星ほし光ひかり出版しゅっぱん社しゃ，ISBN957-677-652-X