五ご通つう神しん

五ご通つう神しん或ある五ご顯あらわ神しん，據よりどころ載の自じ唐から宋そう以來いらい，即そく有ゆう此名，一說いっせつ五ご通つう神しん為ため邪神じゃしん，五ご顯あらわ神しん為ため正神しょうがみ，一般認為為王爺信仰。

相關そうかん记载

• 唐とう.郑愚《大だい沩虚佑たすく师铭》：牛うし阿房あほう，鬼おに五ご通つう，专觑捕，见西东。

• 唐とう.柳やなぎ宗はじめ元もと.《龙城录》曰：柳やなぎ州しゅう旧きゅう有ゆう鬼おに，名めい五ご通つう。余よ始はじめ到いた，不ふ之これ信しん。一いち日にち偶发箧易衣ころも，尽つき为灰烬。乃为文ぶん醮诉于帝，帝みかど恳我心しん，遂とげ尔龙城じょう绝妖邪よこしま之の怪かい。

• 宋そう.洪ひろし迈《夷えびす坚丁志こころざし.江南こうなん木き客きゃく》：大江おおえ之の南みなみ地ち多おお山さん，而俗禨鬼，其神怪かい甚佹异，多た依よ岩石がんせき树木为丛祠ほこら，村そん村むら有ゆう之の。二に浙江せっこう东曰五ご通つう，江西えにし闽中曰木下きのした三郎さぶろう，又また曰木客きゃく，一足者曰独脚五通，名めい虽不同ふどう，其实则一。

• 宋そう.叶かのう绍翁《武林たけばやし闻见录》曰：嘉よしみ泰たい中ちゅう大だい理り寺てら决一囚しゅう，数日すうじつ，见形狱吏云うん：泰和やすかず楼ろう五ご通つう神しん虚位きょい，某ぼう欲よく充たかし之の，求もとめ一いち差さ檄げき，言げん差さ充たかし某ぼう神位しんい，得とく此为据すえ可か矣。如其言ごと，经数すう月がつ，人にん闻楼上じょう五通神日夜喧哄。吏乃泄前事ごと，为增塑一像ぞう，遂とげ寂然じゃくねん。按：今いま委い巷ちまた荒あら墟多建けん矮屋，绘版作さく五ご神像しんぞう祀まつ之これ，谓之五ご圣。

• 明あきら.田た艺蘅《留とめ青あお日び札さつ》云うん：即そく五ご通つう神しん也。或ある谓明太めんたい祖そ定じょう天下てんか，封ふう功臣こうしん，梦阵亡ほろび兵卒へいそつ千せん万まん请恤。太ふとし祖そ许以五ご人にん为伍，处处血ち食しょく。命いのち江南えな家か立りつ尺じゃく五ご小しょう庙，俗称ぞくしょう为五圣堂。然しか则五圣与五通不同矣。

• 清きよし.褚人获《坚瓠八はち集しゅう.毁淫祠ほこら》：苏俗酷ひど尚なお五ご通つう神しん，供きょう之の家いえ堂どう。楞伽山やま鼓こ乐演唱，日にち无虚刻こく，河南かなん汤公抚吴，严为禁止きんし。乙おつ丑うし九きゅう月がつ公おおやけ往淮上じょう，值神诞，画かく船せん箫鼓，祭まつり赛更甚于昔むかし。公おおやけ归闻之の，立たて拘かかわ僧そう至いたり，将はた神像しんぞう沉于河かわ。茶ちゃ筵むしろ款待かんたい，一概いちがい禁きん绝。

• 清きよし.趙ちょう翼つばさ《陔餘叢くさむら考こう》三さん十じゅう五ご曰：钮玉樵きこり谓五ご通つう起おこり于明祖そ，则未必然ひつぜん。按《夷えびす坚志》刘举将はた赴解，祷いのり于钱塘门外がい九里西五圣行祠，遂とげ登とう科か。为德兴尉，到いた任にん奠五显庙。知ち为五圣之祖祠也。则五圣之祠ほこら，宋そう已やめ有ゆう之の。《七なな修おさむ类稿》又また谓五ご通つう神しん即そく五ご圣也。然しか则五圣五显五ご通つう，名めい虽异而实则同。《夷えびす坚志》所しょ载，韩子师病祟たたり，请客以符水すい治之はるゆき。见五通神销金黄袍，骑马而去。（中略ちゅうりゃく）如此之の类，不ふ一いち而足。而陈友谅僭号，亦また在あ采さい石せき五ご通つう庙。则五圣者，宋そう元もと已やめ有ゆう之の。而非起おこり于明祖そ矣。

• 清きよし.蒲かば松まつ齡よわい《聊齋志こころざし異こと》：南みなみ有ゆう五ご通つう，猶なお北きた之の有ゆう狐きつね也。然しか北方ほっぽう狐きつね祟たたり，尚なお百計驅遣之，至いたり於江浙五ご通つう，民家みんか有美ゆみ婦ふ，輒被淫いん占うらない，父母ちちはは兄弟きょうだい皆みな莫敢喘息ぜんそく，為ため害がい尤ゆう烈れつ。 (電でん影かげ《聊齋艷つや譚たん》和かず《聊齋艷つや譚たん續ぞく集しゅう：五ご通つう神しん》以此為ため改あらため篇へん藍本らんぽん。)