伊福いふく納おさめ

伊福いふく纳，字じ兼けん五ご、云うん五ご、肩かた吾われ，号ごう抑そもそも堂どう、蜕山，辉发那な拉ひしげ氏し，满洲镶红旗はた人ひと。清朝せいちょう官かん员，进士出身しゅっしん，诗人。

生平おいだいら

雍正元年がんねん癸みずのと卯う科か举人，八はち年ねん（1730年ねん）庚かのえ戌いぬ科か进士，由ゆかり员外郎ういろう转任御ご史し。

撰せん有ゆう《农曹集しゅう》、《蜕山诗稿》。

伊福いふく纳勤学きんがく好こう问，留意りゅうい八はち旗はた文人ぶんじん资料，广泛搜さがせ罗文献けんじ，辑成《白山はくさん诗钞》八はち卷かん（1760），并附有ゆう《白山はくさん诗钞诗人小しょう传》，共きょう录旗人じん诗人72位い，其中：

• 卷首かんしゅ有ゆう慎まき郡ぐん王おう允まこと禧、宗室そうしつ蕴端、宗室そうしつ博ひろし尔都（字じ问亭，著ちょ有ゆう《问亭诗集》，父ちち辅国公こう巴ともえ都と海うみ）等とう。
• 卷まき二に有ゆう宗室そうしつ文昭ふみあき（著ちょ有ゆう《芗婴居士こじ集しゅう》）、宗室そうしつ塞ふさが尔赫（字じ晓亭，著ちょ有ゆう《晓亭诗钞》，曾祖そうそ贝勒穆きよし尔哈齐）、宗室そうしつ伊都いと礼れい（字じ立りつ斋，塞ふさが尔赫之の长子）、觉罗成桂せいけい（著ちょ有ゆう《读易山やま房ぼう诗》，与あずか宗室そうしつ永えい忠ただし交往）等とう。
• 卷まき三さん有ゆう纳兰性せい德とく等ひとし。
• 卷まき四よん有ゆう伊い麟（伊福いふく納おさめ之の父ちち）、赛音布ぬの（字じ九きゅう如，号ごう岸きし亭てい，著ちょ有ゆう《宜むべ园集》、《溯源さくげん堂どう集しゅう》（李り锴跋ばつ））等とう。
• 卷まき五ご有ゆう高こう述じゅつ明あきら、高こう斌あきら、马长海うみ、纳兰常安つねやす等ひとし。
• 卷まき六ろく有ゆう保ほ禄ろく（字じ雨う村むら）、卓たく音おん图、胡えびす星ぼし阿おもね（字じ紫むらさき锋，户部笔帖式しき，著ちょ有ゆう《春はる芜稿》）等とう。
• 卷まき七なな有ゆう德とく龄 (康かん熙进士し)、萨哈岱（字じ鲁望，号ごう樗ぶな亭てい，河かわ东巡盐御史し、福ふく州しゅう将はた军，著ちょ有ゆう《樗ぶな亭てい诗稿》，其子萨载）、舒瞻、夢ゆめ麟、英えい廉れん等ひとし。
• 卷まき八有陆世琦（又また六ろく十じゅう七なな (镶红旗き)）等とう。

家庭かてい

• 始祖しそ碩せき。“碩せき，鑲紅旗はた人じん，世せい居きょ輝てる發はつ地方ちほう，國くに初はつ来らい歸き。其……元もと孫まご瑪沙原はら任つとむ佐さ領りょう。……又また碩せき之の五世孫伊琳原任筆帖式，達たち普ひろし唐から阿おもね現任げんにん頭あたま等とう䕶衞。六世孫伊福訥現任員外郎”（载《八旗滿洲氏族通譜》卷まき24）。
• 父ちち伊い麟（又また伊い琳，始祖しそ碩せき之の五ご世せい孫まご），筆ぴつ帖じょう式しき，善ぜん诗文。同どう辈：達たち普ひろし唐から阿おもね，頭あたま等とう䕶衞。