劉りゅう玄げん佐さ

劉りゅう玄げん佐さ（729年ねん—792年ねん），本名ほんみょう劉りゅう洽ひろし。唐から滑なめら州しゅう匡ただし城じょう（今いま長ちょう垣かき縣けん西南せいなん）人にん。

少時しょうじ倜盪，為ため人じん豪放ごうほう，早年そうねん是ぜ縣けん衙捕頭あたま，後ご因いん事ごと入獄にゅうごく，幾いく為ため獄卒ごくそつ折おり磨すり至いたり死し，後こう逃脫。從したがえ永なが平たいら軍ぐん，代だい宗そう大だい歷年れきねん間あいだ，因いん功こう當とう上うえ了りょう永なが平たいら軍ぐん牙きば將しょう。襲かさね破やぶ宋そう州しゅう，為ため宋そう州しゅう刺史しし，加か封ふう為ため御ご史し中ちゅう丞すすむ。建けん中ちゅう二に年ねん擊げき敗はい李り納おさむ，斩首万まん余あまり级，功いさお加か御ご史し大夫たいふ。又また克かつ濮州，杨令晖投降とうこう。又また與あずか淮西节度使し李り希のぞみ烈れつ殊こと死し戰たたかえ，多た有ゆう戰勝せんしょう，希まれ烈れつ攻おさむ陳ひね州しゅう，劉りゅう洽ひろし遣や劉りゅう昌あきら與あずか諸しょ軍ぐん救すくい之の。在ざい陳ひね州しゅう大破たいは李り希のぞみ烈れつ，奪取だっしゅ汴州，为汴宋そう节度使し、陈州诸军行ぎょう营都统，唐から德とく宗むね回かい長安ながやす，赐名为劉玄げん佐さ。官かん至いたり泾原四よん镇北きた庭にわ等とう道みち兵へい马副元もと帅。

玄げん佐さ厚あつ赏军士し，颇得民心みんしん，知ち錯能改あらため，一いち日にち欲よく殺ころせ翟行恭きょう，為ため謀はかりごと士し鄭てい涉わたる所ところ勸すすむ阻。貞元さだもと二に年ねん（786年ねん），韓かん滉ひろし與あずか劉りゅう玄げん佐さ同どう拜はい為ため兄弟きょうだい。貞元さだもと八はち年ねん（792年ねん）四月宣武軍節度使劉玄佐死後，追つい赠为太ふとし傅でん。其子劉りゅう士寧しねい繼つぎ任にん。