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后きさき赤あか壁かべ赋

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《后きさき赤あか壁かべ赋》，是ぜ北きた宋そう文学ぶんがく家か苏轼于元もと丰五ご年ねん（1082年ねん）作さく于黄き州しゅう的てき散文さんぶん作品さくひん，是ぜ《前ぜん赤あか壁かべ赋》的てき姐あね妹いもうと篇へん。

背景はいけい[编辑]

1079年ねん，苏轼被ひ谪贬到黄き州しゅう（今こん湖北こほく黄き冈），于元もと丰五ご年ねん（1082年ねん）七なな月がつ十じゅう六ろく日にち夜よる游ゆう黄き州しゅう赤あか壁かべ（赤鼻あかばな矶），写うつし下か了りょう《前ぜん赤あか壁かべ赋》，十じゅう月がつ十じゅう五日夜重游赤壁，写うつし下か了りょう这篇文章ぶんしょう。

全文ぜんぶん[编辑]

是ぜ岁[1]十じゅう月がつ[2]之これ望もち[3]，步ふ自じ雪ゆき堂どう[4]，将はた归于临皋。二客从予过黄泥之坂。[5]霜しも露ろ既すんで降くだ，木き叶かのう尽つき脱だっ。人影ひとかげ在地ざいち，仰おおせ见明月がつ，顾而乐之，行ぎょう歌うた相しょう答こたえ。

已やめ而叹曰：“有ゆう客きゃく无酒，有ゆう酒さけ无肴，月白つきしろ风清，如此良夜りょうや何なに？”客きゃく曰：“今いま者しゃ薄暮はくぼ[6]，举网得とく鱼，巨きょ口こう细鳞，状じょう如松江まつえ[7]之これ鲈。顾安所得しょとく酒しゅ乎？”归而谋诸[8]妇。妇曰：“我わが有ゆう斗酒としゅ，藏ぞう之の久ひさ矣，以待子こ不ふ时之須。”
于是携酒与あずか鱼，复遊于赤壁かべ之の下した。江こう流りゅう有ゆう声ごえ，断だん岸がん千せん尺しゃく；山さん高月たかつき小しょう，水落みずおち石出いしで[9]。曾日月がつ之の几何，而江山やま不可ふか复识矣！予よ乃摄[10]衣ころも而上，履くつ巉巖，披蒙茸だけ[11]，踞うずくま虎とら豹ひょう[12]，登とう虬龙[13]，攀よじ栖鹘[14]之これ危巢，俯冯夷えびす[15]之これ幽かそけ宫。盖二に客きゃく不能ふのう从焉。划然长啸，草木くさき震ふるえ动，山やま鸣谷应，风起水すい湧ゆう。予よ亦また悄然しょうぜん而悲，肃然而恐，凛乎りんこ[16]其不可ふか留とめ也。反はん[17]而登舟ぶね，放ひ乎中流りゅう，听[18]其所止とめ而休焉。
时夜将はた半はん，四よん顾寂寥せきりょう。适有孤こ鹤，横江よこえ东来。翅如车轮，玄げん裳も[19]缟衣[20]，戛然かつぜん长鸣，掠かすめ予よ舟ぶね而西也。

须臾客きゃく去さ，予よ亦また就睡。梦一道士どうし，羽衣はごろも蹁跹[21]，过临皋之下か，揖[22]予よ而言曰：“赤あか壁かべ之の游ゆう乐乎？”问其姓名せいめい，俛[23]而不答こたえ。“呜呼噫嘻！我わが知之ともゆき矣。畴昔[24]之これ夜よる，飞鸣而过我が者しゃ，非ひ子こ也耶？”道士どうし顾笑，予よ亦また惊寤。开户视之，不ふ见其处。

北きた宋そう乔仲常つね《后きさき赤あか壁かべ赋图》，现藏于纳尔逊艺术博物ぶつ馆

评价[编辑]

參考さんこう資料しりょう[编辑]

注ちゅう释[编辑]

维基文ぶん库中なか的てき相しょう关原始げんし文献ぶんけん：后きさき赤あか壁かべ赋
  1. ^ 北きた宋そう元もと豐ゆたか五ご年ねん（1082），蘇そ軾年四よん十じゅう七なな歲さい，在ざい黃き州しゅう。
  2. ^ 十じゅう月がつ：亦また稱たたえ陽ひ月がつ、良りょう月がつ。孟冬もうとう時節じせつ，又また稱たたえ初冬しょとう、上うえ冬ふゆ、開ひらき冬ふゆ。
  3. ^ 望もち：滿月まんげつ之の名な，農のう曆れき大月おおつき在ざい十じゅう六ろく日にち，小月おづき在ざい十じゅう五ご日にち。
  4. ^ 雪ゆき堂どう：北きた宋そう元もと豐ゆたか五ご年ねん(1082)，蘇そ軾建草くさ房ぼう於東おひがし坡之上じょう，落成らくせい之の日にち適てき逢大雪ゆき，蘇そ軾畫雪ゆき於堂中ちゅう四よん壁かべ，取と名めい「東ひがし坡雪堂どう」。
  5. ^ 黃き泥どろ坂ざか：意い指ゆび一般的黃泥土坡，是ぜ蘇そ軾在臨皋亭てい與あずか東ひがし坡雪堂どう之の間あいだ的てき來往らいおう通どおり道どう。
  6. ^ 薄暮はくぼ：傍はた晚ばん。
  7. ^ 松江まつえ：吳ご淞江的てき古稱こしょう，流りゅう經けい蘇州そしゅう市し及上海しゃんはい市し。
  8. ^ 諸しょ：「之これ於」的てき連れん音おん。
  9. ^ 水落みずおち石出いしで：水位すいい下降かこう後ご，石頭いしあたま顯あきら露ろ。
  10. ^ 攝と：提ひさげ。
  11. ^ 披蒙茸だけ：撥ばち開ひらけ覆くつがえ蓋ぶた的てき雜草ざっそう。
  12. ^ 踞うずくま虎とら豹ひょう：蹲つくばい坐すわ在ざい狀じょう似に虎とら豹ひょう的てき岩石がんせき上じょう。
  13. ^ 登とう虬龍：攀よじ登とう在ざい形かたち同どう虬龍的てき曲木まがき上じょう。
  14. ^ 鶻，隼はやぶさ的てき舊稱きゅうしょう，一種いっしゅ猛禽もうきん。攀よじ登とう在ざい有ゆう鷹たか隼はやぶさ棲息せいそく的てき危險きけん巢す穴あな。
  15. ^ 馮夷：水神すいじん。
  16. ^ 凜乎：凜凜、凜然，寒冷かんれい之の意い。
  17. ^ 反はん：返かえし。
  18. ^ 聽：任にん憑。
  19. ^ 玄げん裳も：下しも身み穿ほじ的てき黑色こくしょく衣服いふく。
  20. ^ 縞しま衣ころも：白色はくしょく生絹きぎぬ所しょ製せい的てき衣服いふく。
  21. ^ 蹁躚：又また寫うつし作さく翩躚、翩仙，形容けいよう飛ひ舞まい或ある行動こうどう輕快けいかい的てき樣子ようす。
  22. ^ 揖：作さく揖，敬禮けいれい方式ほうしき之の一いち，雙手そうしゅ抱だき拳けん，向こう對たい方かた舉起後ご下しも拜はい。
  23. ^ 俛：同どう俯，低頭ていとう。
  24. ^ 疇昔：過去かこ。
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