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吳ご世よ忠ちゅう (明朝みんちょう)

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吳ご世よ忠ただし
大明だいめい都と察院右みぎ僉都御ご史し巡じゅん撫なで延のべ綏
籍せき貫ぬき江西えにし撫なで州しゅう府金ふがね谿縣
字じ號ごう字じ懋貞
出生しゅっしょう生年せいねん不ふ詳しょう
逝世正德しょうとく十じゅう年ねん（1515年ねん）
出身しゅっしん
  • 弘治こうじ三さん年ねん庚かのえ戌いぬ科か進士しんし出身しゅっしん

吳ご世よ忠ただし（1461年ねん—1515年ねん），字じ懋貞，江西えにし承うけたまわ宣布せんぷ政せい使し司し撫なで州しゅう府ふ金きむ谿縣（今いま江西えにし省しょう金きむ溪けい縣けん）人にん，明朝みょうちょう僉都御ご史し。

生平おいだいら

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弘治こうじ二に年ねん（1489年ねん）己おのれ酉とり科か江こう西鄉さいごう試ためし第だい三さん名めい。弘治こうじ三さん年ねん（1490年ねん）聯れん捷とし庚かのえ戌いぬ科か二に甲かぶと第だい九きゅう名めい進士しんし[1][2]。授兵科か給きゅう事ごと中ちゅう，參與さんよ賑にぎわい災わざわい山東さんとう、河南かなん、浙江せっこう等地とうち饑ひだる荒あら。曾調查大同だいどう總そう兵へい官かん神かみ英すぐる、副ふく總そう兵へい趙ちょう昶あきら、巡じゅん撫なで劉りゅう瓛、鎮守ちんじゅ中ちゅう官かん孫まご振ふ等とう隱かくれ瞞番民みん掠奪りゃくだつ蔚州之の事こと，并彈劾だんがい數すう人にん。改あらため大だい理り寺てら少しょう卿きょう，后きさき改あらため吏科左ひだり給きゅう事ごと中ちゅう，擢湖廣こう參議さんぎ，因いん事ごと連坐れんざ，降くだ山東さんとう僉事。

正德しょうとく四よん年ねん（1509年ねん），召為光こう祿ろく少しょう卿きょう，隨ずい即そく改あらため尚なお寶たから司つかさ卿きょう、大だい理り寺てら少しょう卿きょう。正德しょうとく八はち年ねん（1513年ねん），升ます都と察院僉都御ご史し，巡じゅん撫なで延のべ綏等地とうち。因よし河かわ套戰事ごと接せっ連れん事ごと敗はい，引疾歸鄉ききょう[3][4]。

家族かぞく

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曾祖そうそ吳くれ季き斌あきら；祖父そふ吳ご若わか清しん；父ちち吳ご正夫まさお，母はは王おう氏し；繼母けいぼ陳ちん氏し[5]。

参考さんこう文献ぶんけん

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维基文ぶん库中なか的てき相しょう关原始げんし文献ぶんけん：明あかり史し/卷まき185
  1. ^ （明あきら）张朝瑞みず. 《皇すめらぎ明あかり贡举考こう》卷まき五ご. 《续修四よん库全书》史し部ぶ第だい828册さつ. 
  2. ^ 鲁小俊しゅん，江こう俊しゅん伟著. 贡举志こころざし五ご种 上じょう. 武たけ汉：武たけ汉大学がく出版しゅっぱん社しゃ. 2009. ISBN 978-7-307-07043-1. 
  3. ^ 《明あかり史し》（卷まき185）：“吳ご世よ忠ちゅう，字じ懋貞，金きむ溪けい人じん。弘治こうじ三さん年ねん進士しんし。授兵科か給きゅう事ごと中ちゅう。兩りょう畿及山東さんとう、河南かなん、浙江せっこう民みん饑ひだる，有ゆう詔みことのり振ふ恤，所司しょし俟勘覆くつがえ。世よ忠ちゅう極言きょくげん其弊，因よし條じょう上じょう興きょう水利すいり、復ふく常つね平たいら二に事こと，多た施行しこう。已やめ，請恤建けん文ぶん朝あさ殉難じゅんなん諸しょ臣しん，乞賜爵謚，崇たかし廟びょう食しょく，且錄其子孫しそん，復ふく其族屬ぞく，為ため忠義ちゅうぎ勸すすむ。章あきら下か禮れい官かん，寢ね不ふ行くだり。尚書しょうしょ王おう恕じょ被ひ訐求去さ，上うえ疏請留とめ之の。壽ことぶき寧やすし侯こう張ちょう鶴づる齡よわい求もとめ勘かん河間こうま賜たまもの地ち，其母金きん夫人ふじん復ふく求もとめ不ふ已やめ。帝みかど命いのち遣や使つかい，世せい忠言ちゅうげん：「侯ほう家か仰おおせ托たく肺腑はいふ，豈あに宜むべ與あずか小しょう民みん爭そう尺寸しゃくすん？命いのち部ぶ勘かん未み已やめ，內臣繼ままし之これ。內臣未み已やめ，大臣だいじん又また繼ままし之これ。剝民斂怨，非ひ國家こっか福ぶく，龍りゅう非ひ外戚がいせき之の福ぶく。」不ふ聽。大同だいどう總そう兵へい官かん神かみ英すぐる、副ふく總そう兵へい趙ちょう昶あきら等とう，因いん馬市うまいち令れい家人かじん以違禁きん彩いろどり繒易馬ば，番人ばんにん因いん闌たけなわ入にゅう私わたし易えき鐵器てっき。既出きしゅつ塞ふさが，復ふく潛せん兵へい掠かすめ蔚州，陷おちい馬うま營，轉てん剽ひょうげ中東ちゅうとう二に路ろ。英えい等とう擁よう兵へい不ふ救すくい，巡じゅん撫なで劉りゅう瓛、鎮守ちんじゅ中ちゅう官かん孫まご振ふ又また不ふ以實聞。十じゅう一いち年ねん，事こと發はつ，世せい忠ちゅう往勘。上うえ疏備陳ひね大同だいどう邊べ備廢馳はせ、士卒しそつ困苦こんく之の狀じょう。因よし極言きょくげん英えい、瓛等貪むさぼ利り畏かしこ敵てき，蕩とろけ無む法度はっと。英えい落職，瓛、振ふ召還しょうかん，昶あきら及遊擊げき劉りゅう淮、參まいり將はた李り嶼等俱逮問とい。已やめ而瓛改あらため大だい理り少しょう卿きょう，昶あきら以大理り丞すすむ吳くれ一貫覆訁獻僅鐫級。世よ忠ちゅう復ふく極論きょくろん瓛罪，且詆一貫いっかん，帝みかど皆みな不問ふもん。闕裏文ぶん廟びょう災わざわい，陳ちん八事やごと，不能ふのう盡つき用よう。寇犯延のべ綏、大同だいどう，世せい忠言ちゅうげん：「國くに初はつ設しつらえ七なな十じゅう二に衛まもる，軍ぐん士し不ふ下した百ひゃく萬まん。近きん軍政ぐんせい日び壞，精せい卒そつ不能ふのう得え一いち二に萬まん人にん。此兵足あし憂ゆう也。太ふとし倉くら之の儲もうか，本ほん以備軍ぐん。近きん支ささえ費ひ日び廣こう，移用いよう日び多た。倘興師し十じゅう萬まん，犒賜無む所しょ取と給きゅう。此食足あし憂ゆう也。正統せいとう己おのれ巳み之の變へん尚なお有ゆう石いし亨とおる、楊洪，邇所用よう李り杲、阮興、趙ちょう昶あきら、劉りゅう淮之屬ぞく，先後せんご皆みな敗はい。今こん王おう璽、馬うま昇のぼる又また以失事ごと告つげ。此將帥しょうすい足あし憂ゆう也。國家こっか多事たじ，大臣だいじん有ゆう以鎮之の。邇者忠正ただまさ多た斥，貪むさぼ庸いさお獲え存そん。既すんで鮮匡濟ずみ之の才ざい，又また昧去就之節ぶし，安やす能のう懾強敵てき壯たけし國勢こくせい乎？此任人足ひとあし憂ゆう也。政せい多た舛ます乖，民みん日び咨怨。京きょう軍ぐん敝力役やく，京きょう民みん苦く催科，畿甸覬恩尤ゆう切きり。顧使不ふ樂らく其生至いたり此，臨難誰だれ與あずか死守ししゅ？此民心こころ足あし憂ゆう也。天變てんぺん屢征，火ひ患頻發ひんぱつ。雲南うんなん地震じしん壓あつ萬まん余よ家いえ，大同だいどう馬ば災わざわい踣二に千せん匹ひき。此天意てんい足あし憂ゆう也。願ねがい順じゅん好惡こうお以收人心じんしん，肅念慮ねんりょ以回天意てんい，遣や文武ぶんぶ重臣じゅうしん經略けいりゃく宣せん、大だい，以飭邊べ防ぼう。策さく免めん諸しょ臣しん不肖ふしょう者しゃ，而起素もと有ゆう才ざい望もち，如何いか喬たかし新しん、劉りゅう大だい夏なつ、倪嶽、戴珊、張ちょう敷じき華はな、林はやし俊しゅん諸人もろびと，以任國事こくじ。則のり賊將ぞくしょう望もち風ふう遠とお循，而邊境へんきょう可か無む憂ゆう矣。」帝みかど以言多た詆毀，切きり責せめ之の。尋ひろ乞大同どう增置ぞうち臺だい堡，以閑田た給きゅう軍ぐん耕こう墾，不ふ征せい其稅。江西えにし歲とし饑ひだる盜ぬすめ起おこり，請簡巡じゅん撫なで，黜有司し貪むさぼ殘ざん者しゃ。又また請築京師けいし外城とじょう。所司しょし多た從したがえ其議。再さい遷吏科か左ひだり給きゅう事ごと中ちゅう，擢湖廣こう參議さんぎ，坐すわ事こと降くだ山東さんとう僉事。正德しょうとく四年閏九月召為光祿少卿，旋改尚なお寶たから司つかさ卿きょう。其年冬ふゆ，與あずか通どおり政せい叢くさむら蘭らん等とう出で理り邊べ屯たむろ，世せい忠ちゅう往薊州しゅう。明年みょうねん奏そう言ごと：「占うらない種しゅ盜ぬすめ賣うり，積弊せきへい已やめ久ひさし。若わか一いち一いち究きわむ問とえ，恐おそれ人情にんじょう不安ふあん，請量為ため處分しょぶん。」從したがえ之これ。劉りゅう瑾敗，言げん官かん劾其嘗請清きよし核かく屯田とんでん，助じょ瑾為虐しいたげ。世よ忠ちゅう故ふる方かた鯁，朝議ちょうぎ寬之ひろゆき，得とく免めん。再さい遷大理り少しょう卿きょう。八年擢右僉都御史巡撫延綏。寇在河かわ套，逐之失しつ利り，乃引疾やまし歸き。”
  4. ^ 《國くに朝あさ獻けんじ徵ちょう錄ろく》63卷かん：□□□右みぎ僉都御ご史し 吳くれ世よ忠ちゅう 傳でん延のべ□□□□□□貞さだ，江西えにし金きん谿縣人じん。弘治こうじ庚かのえ戌いぬ進士しんし，授兵科か□事こと中ちゅう，歷れき吏科左右さゆう給きゅう事ごと中ちゅう，陞湖廣こう布ぬの政司せいじ左ひだり參議さんぎ。劉りゅう瑾時，坐すわ累るい降くだ山東さんとう按察司し僉事，入にゅう為ため尚なお寶たから寺てら少しょう卿きょう，陞大理り寺てら寺てら丞すすむ、右みぎ少しょう卿きょう。正德しょうとく癸みずのと酉とり，擢都察院右みぎ僉都御ご史し，巡じゅん撫なで延のべ綏。世よ忠ちゅう鯁介有ゆう文學ぶんがく，在ざい諫垣遇ぐう事ごと敢言，凡薦劾皆愜公論ろん。嘗論方かた孝こう孺、練ねり子こ寧やすし之の忠ちゅう，宜むべ表ひょう祀まつ，聞者駭之。巡歷じゅんれき荊襄，銳意えいい興きょう革かわ，豪ごう猾屏跡あと。為ため巡じゅん撫なで，留とめ心しん邊あたり務つとむ，虜とりこ在ざい河かわ套，出師すいし逐之，既すんで失しつ利り，乃以疾やまし辭じ。其為人じん近きん厚あつし，所得しょとく俸餘，輒分助じょ諸兄しょけい，以孝友とも稱しょう於鄉。瑾嘗遣邏卒らそつ至いたり胡えびす藩はん，或ある誣同官かん胡えびす姓せい者しゃ以罪。胡えびす吳くれ聲ごえ相近すけちか，誤あやま逮□忠ちゅう，世せい忠ちゅう隱かくれ忍受にんじゅ之の，不辯ふべん亦また不ふ復ふく言ごと。瑾誅後ご，胡えびす以告，人にん皆みな服ふく世よ忠之ただゆき器き度ど為ため不可ふか及。世よ忠ちゅう才ざい不ふ逮志，而用亦また弗どる究きわむ。家いえ戶ど钬立，一いち年ねん而卒，知者ちしゃ惜之。
  5. ^ 龚延明主めいしゅ编. 天てん一阁藏明代科举录选刊 登とう科か录 点てん校本こうほん. 宁波: 宁波出版しゅっぱん社しゃ. 2016. ISBN 978-7-5526-2320-8. 《天てん一閣藏明代科舉錄選刊.登とう科か錄ろく》之の《弘治こうじ三年庚戌科進士登科錄》 
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