大だい司つかさ農みのり

大だい司つかさ農みのり，掌理しょうり國家こっか財政ざいせい，至いたり漢かん景けい帝みかど時どき改名かいめい大農だいのう令れい，漢かん武たけ帝みかど時どき再さい改あらため為ため大だい司つかさ農みのり，為ため漢かん代だい九きゅう卿きょう之これ一いち，其屬官有かんゆう五ご個こ單位たんい，各かく設しつらえ一いち令れい一いち丞すすむ，其中太ふとし倉くら掌てのひら米穀べいこく庫こ儲もうか，均ひとし輸掌物資ぶっし供應きょうおう，平準へいじゅん掌てのひら物ぶつ使し調節ちょうせつ，都と內管理かんり國庫こっこ，籍せき田た皇すめらぎ管かん皇帝こうてい躬耕事こと宜よろし。此外後來こうらい漢かん武たけ帝みかど新設しんせつ的てき鹽しお鐵てつ專賣せんばい也歸大だい司つかさ農みのり管理かんり。曹魏司つかさ农王思おうし宏ひろし作さく水すい碓うす，免めん归田里さと^[1]。

魏ぎ晉すすむ南北なんぼく朝あさ時とき，改稱かいしょう大農だいのう^[2]，為ため中國ちゅうごく古代こだい官かん名めい，秦はた代だい時どき有ゆう治ち粟あわ內史，各かく朝あさ亦また多た設しつらえ大だい司つかさ農みのり，以掌管財かんざい政事せいじ宜よろし，地位ちい重要じゅうよう，北きた魏たかし時どき另設了りょう太ふとし倉くら尚書しょうしょ分ぶん大だい司つかさ農みのり之これ權けん，其後大だい司つかさ農みのり只ただ掌理しょうり管かん布帛ふはく和わ賦ふ稅ぜい的てき單位たんい。隋ずい代だい以後いご此官改あらため为司つかさ農みのり寺てら卿きょう。元もと代だい有ゆう設しつらえ大だい司つかさ農みのり司し，但ただし職掌しょくしょう已やめ較為不同ふどう。

清しん代だい常つね雅稱がしょう戶部とべ尚書しょうしょ為ため大だい司つかさ農みのり。

参考さんこう文献ぶんけん[编辑]

^ 《太平たいへい御ご览》七なな百ひゃく六ろく十じゅう二に引《魏ぎ略りゃく》
^ 《三國志さんごくし·虞おそれ翻こぼし傳つて》：「翻こぼし伏ふく地ち陽ひ醉よい，不ふ持じ，（孫まご）權けん去さ，翻こぼし起おこり坐すわ。權けん於是大だい怒いか……惟おもんみ大農だいのう劉りゅう基はじめ起おこり抱だき權けん諫……」

黃き本ほん驥：《歷代れきだい職しょく官かん表ひょう》（臺北たいぺい，樂天らくてん出版しゅっぱん社しゃ，1974）

參まいり見み[编辑]

大だい司つかさ農みのり司し

九きゅう卿きょう九きゅう寺てら
九きゅう卿きょう：	太ふとし常つね \| 光ひかり祿ろく勳くん \| 卫尉 \| 宗そう正ただし \| 太ふとし仆 \| 廷尉 \| 大だい鴻おおとり臚 \| 大だい司つかさ農みのり \| 少しょう府ふ
九きゅう寺てら：	太ふと常つね寺てら^# \| 光ひかり禄ろく寺てら^# \| 衛まもる尉じょう寺てら \| 宗そう正ただし寺てら \| 太ふとし仆寺^# \| 大だい理り寺てら^# \| 鸿胪寺てら^# \| 司つかさ農みのり寺てら \| 太たい府ふ寺てら
	注ちゅう：^#者もの为明清きよ五ご寺てら

[1] 《太平たいへい御ご览》七なな百ひゃく六ろく十じゅう二に引《魏ぎ略りゃく》

[2] 《三國志さんごくし·虞おそれ翻こぼし傳つて》：「翻こぼし伏ふく地ち陽ひ醉よい，不ふ持じ，（孫まご）權けん去さ，翻こぼし起おこり坐すわ。權けん於是大だい怒いか……惟おもんみ大農だいのう劉りゅう基はじめ起おこり抱だき權けん諫……」

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