奧おく平家ひらか昌あきら

奧おく平家ひらか昌あきら
宇都宮うつのみや藩はん藩主はんしゅ
任期にんき 1601年ねん—1614年ねん
前任ぜんにん	新設しんせつ
继任	奧平おくだいら忠昌ただまさ
个人资料
出生しゅっしょう	1577年ねん （天正てんしょう5年ねん）
逝世	1614年ねん11月11日にち(1614歲さい—11—11)（36—37歲さい） （慶長けいちょう19年ねん10月がつ10日とおか） 日本にっぽん下野げや國こく河かわ內郡宇都宮うつのみや（現げん栃木とちぎ縣けん宇都宮うつのみや市し內）
時代じだい	安土あづち桃山ももやま時代じだい - 江戶えど時代じだい前期ぜんき
别名	家綱いえつな、九八郎くはちろう（通称つうしょう）
戒名かいみょう	六通院殿天眼道高大禪定門
墓所はかしょ	栃木とちぎ縣けん宇都宮うつのみや市し的てき興きょう禪ぜん寺てら
朝廷ちょうてい官位かんい	從したがえ四よん位い下した大膳だいぜん大夫たいふ 侍從じじゅう
主君しゅくん	德川とくがわ家康いえやす→德川とくがわ秀忠ひでただ
藩はん	下野げや宇都宮うつのみや藩はん主あるじ
氏族しぞく	奧平おくだいら氏し
父ちち	奧平おくだいら信しん昌あきら
母はは	龜かめ姬ひめ
弟おとうと	松平まつだいら家治いえはる、奧平おくだいら忠政ただまさ、松平まつだいら忠明ただあき
妹いもうと	大久保おおくぼ忠常ただつね正室せいしつ
正室せいしつ	法ほう明あかり院いん（本多ほんだ忠勝ただかつ次女じじょ）
子こ	奧平おくだいら忠昌ただまさ、北條ほうじょう氏し重おも
女おんな	雲くも松まつ院いん（堀尾ほりお忠晴ただはる正室せいしつ）

奧おく平家ひらか昌あきら（日にち语：奥平おくだいら 家か昌あきら／おくだいら いえまさ ^{Okudaira Iemasa}，1577年ねん—1614年ねん11月11日にち）是ぜ日本にっぽん安土あづち桃山ももやま時代じだい至いたり江戶えど時代じだい初期しょき的てき武將ぶしょう和わ大名だいみょう，為ため下野げや宇都宮うつのみや藩はん首くび任にん藩主はんしゅ。

家系かけい

家いえ昌あきら是これ美濃みの加納かのう藩はん主あるじ奧平おくだいら信しん昌あきら的てき長子ちょうし，母親ははおや是ぜ德川とくがわ家康いえやす的てき長女ちょうじょ龜かめ姬ひめ，亦また即そく是ぜ加納かのう御前ごぜん，並なみ且是松平まつだいら家治いえはる、奧平おくだいら忠政ただまさ和わ松平まつだいら忠明ただあき之これ兄けい。家いえ昌あきら的てき正室せいしつ是ぜ本多ほんだ忠勝ただかつ的てき次女じじょ法ほう明あかり院いん，兩人りょうにん育そだて有ゆう奧平おくだいら忠昌ただまさ和わ德川とくがわ秀忠ひでただ養女ようじょ亦また是これ堀尾ほりお忠晴ただはる正室せいしつ的てき雲くも松まつ院いん兩りょう兄妹きょうだい。

生涯しょうがい

少年しょうねん時代じだい

家いえ昌あきら元服げんぷく時とき獲え外祖父がいそふ德川とくがわ家康いえやす賜たまもの予よ偏へん諱いみな中なか的てき「家いえ」字じ，亦また是ぜ家康いえやす的てき孫子まごこ中ちゅう年紀としのり最大さいだい的てき一いち位い，獲え授予刀がたな和わ鷹たか，備受重用じゅうよう。文ぶん祿ろく4年ねん（1595年ねん），家いえ昌あきら獲え賜たまもの姓せい豐臣とよとみ。慶長けいちょう5年ねん（1600年ねん）爆發ばくはつ的てき關原せきはら之これ戰せん中ちゅう，家いえ昌あきら跟從德川とくがわ秀忠ひでただ進攻しんこう由よし真田さなだ昌幸まさゆき防ぼう守もり的てき信濃しなの上田うえだ城しろ。

宇都宮うつのみや藩主はんしゅ

慶長けいちょう6年ねん農のう曆れき二に月がつ初はつ六ろく（1601年ねん3月がつ10日とおか），在ざい關原せきはら之の戰たたかえ取得しゅとく勝利しょうり後ご，家いえ昌あきら的てき父親ちちおや信しんじ昌あきら在ざい京都きょうと的てき治安ちあん工作こうさく獲得かくとく高度こうど評價ひょうか，獲え加か封ふう至いたり美濃みの加納かのう10萬まん石せき，原本げんぽん領有りょうゆう的てき上野うえの宮崎みやざき領りょう就留任りゅうにん家か昌あきら，信しん昌則まさのり與あずか龜かめ姬ひめ及次子こ忠政ただまさ一同いちどう赴任ふにん。同年どうねん農のう曆れき十二月じゅうにがつ廿にじゅう八はち（1602年ねん2月がつ19日にち），家いえ昌あきら獲え加か封ふう至いたり下野げや宇都宮うつのみや10萬まん石せき家か昌あきら，並なみ於翌月がつ農のう曆れき正月しょうがつ廿にじゅう五ご（1602年ねん3月がつ18日にち）進駐しんちゅう下野げや。這次的てき加か封ふう是ぜ源げん於家康かん向むかい天海てんかい詢問應おう該由誰だれ管かん理乃りの北關東きたかんとう重じゅう地ち的てき宇都宮うつのみや藩はん，天海あまみ認みとめ為ため非ひ奧平おくだいら大膳だいぜん莫屬，這回答かいとう亦また深ふか得え家康いえやす的てき認みとめ同どう，因いん此便授予家か昌あきら10萬まん石せき的てき領地りょうち。隨ずい著ちょ家か昌あきら加か封ふう至いたり宇都宮うつのみや後ご，亦また招募大量たいりょう文武ぶんぶ優秀ゆうしゅう的てき浪人ろうにん組成そせい全ぜん新しん的てき家臣かしん團だん宇都宮うつのみやへの加増かぞう転てん封ふうにともない文武ぶんぶ一芸いちげいに秀ひいでた浪人ろうにんを多おおく召抱めしかかえて新あらたな家臣かしん団だんを編成へんせい。儘管如此，家いえ昌あきら感受かんじゅ到いた自じ三河時代開始的家臣團制度逐漸失效，因いん此著手しゅ改革かいかく。在ざい長篠ながしの之これ戰せん時とき，家康いえやす不ふ但ただし直接ちょくせつ慰問いもん支援しえん家か昌あきら父親ちちおや的てき奧平おくだいら氏し「七なな族ぞく五ご老ろう」，並なみ親筆しんぴつ揮毫きごう確保かくほ會かい厚あつ待まち他た們的子孫しそん。七族五老原本是作為支援宗家，負ふ責せめ軍務ぐんむ的てき7個こ分家ぶんけ以及獲え提ひさげ拔擔任たんにん政務せいむ工作こうさく的てき5家いえ小しょう領主りょうしゅ，總そう共とも12家いえ的てき總稱そうしょう。戰せん事ごと結束けっそく重じゅう回かい平穩へいおん後ご，他た們在軍務ぐんむ的てき負擔ふたん自然しぜん會かい減少げんしょう，但ただし在ざい政務せいむ中ちゅう的てき負擔ふたん則そく激增げきぞう。因よし此，將はた他た們統合成ごうせい「大身たいしん眾」，每月まいつき由よし其中的てき5、6家いえ負まけ責せめ國政こくせい，有事ゆうじ發生はっせい的てき時候じこう就由12家いえ一同いちどう應對おうたい。12家いえ之の間あいだ並なみ非ひ平等びょうどう，具ぐ指導しどう立場たちば的てき兩家りょうけ領りょう受2,000石せき以上いじょう，排はい位い由よし俸祿的てき多少たしょう來らい決定けってい（最少さいしょう的てき也有やゆう1,000石せき）。現在げんざい只ただ讓ゆずる在ざい戰爭せんそう中ちゅう擔任たんにん前ぜん鋒ほこさき的てき山崎やまざき家か和わ生田いくた家か在ざい大手おおて門もん內興建けん邸宅ていたく。

其後，家いえ昌あきら盡つき心しん盡力じんりょく經營けいえい宇都宮うつのみや的てき城下町じょうかまち，每月まいつき的てき5日和びより10日にち舉行大膳だいぜん市し，德川とくがわ幕府ばくふ在ざい興きょう建けん宇都宮大うつのみやだい明神みょうじん的てき社殿しゃでん時じ，由よし家か昌あきら與あずか伊奈いな忠次ただつぐ擔任たんにん奉行ぶぎょう。慶長けいちょう16年ねん農のう曆れき十じゅう月がつ十じゅう三さん（1611年ねん11月17日にち），家いえ昌あきら的てき正室せいしつ死去しきょ。慶長けいちょう19年ねん（1614年ねん），家いえ昌あきら收おさむ留とめ了りょう堀ほり利重とししげ。

逝世

慶長けいちょう19年ねん農のう曆れき十じゅう月がつ初はつ六ろく（1614年ねん11月7日にち），家いえ昌あきら奉たてまつ命いのち出で戰せん大坂おおさか冬ふゆ之の役やく，但ただし由よし於患病びょう最終さいしゅう沒ぼつ有ゆう參加さんか遠征えんせい，改あらため為ため在ざい同月どうげつ初はつ九きゅう命いのち其與鳥居とりい忠政ただまさ一同いちどう留守るす江戶城えどじょう本丸ほんまる，然しか而在翌日よくじつ先さき於其父母ちちはは僅38之これ齡よわい在ざい宇都宮うつのみや死去しきょ。

在ざい同年どうねん農のう曆れき十じゅう一いち月がつ廿にじゅう八はち，家督かとく之の位くらい由よし年ねん僅7歳さい的てき長子ちょうし忠昌ただまさ繼承けいしょう，但ただし在ざい5年ねん後ご的てき元和がんわ5年ねん（1619年ねん）被ひ轉てん封ふう至いたり下總しもうさ古河ふるかわ藩はん，原本げんぽん領有りょうゆう的てき宇都宮うつのみや藩はん則そく改あらため由ゆかり本多ほんだ正純まさずみ擔任たんにん藩主はんしゅ。然しか而在元和がんわ8年ねん（1622年ねん）發生はっせい的てき宇都うと宮城みやぎ釣天井つりてんじょう事件じけん導しるべ致本多ほんだ氏し的てき領地りょうち被ひ德川とくがわ秀忠ひでただ沒收ぼっしゅう，忠昌ただまさ因いん而重返かえし宇都宮うつのみや再さい次つぎ擔任たんにん藩主はんしゅ。

參考さんこう文獻ぶんけん

• 坂本さかもと俊夫としお. 宇都宮うつのみや藩はん・高徳こうとく藩はん. シリーズ藩はん物語ものがたり. 現代書館げんだいしょかん. 2011年ねん9月がつ. ISBN 978-4-7684-7128-9. 
• 阿部あべ猛たけし (编). 戦国せんごく人名じんめい事典じてんコンパクト版ばん. 西村にしむら圭子けいこ. 新人物往來社しんじんぶつおうらいしゃ. 1990年ねん9月がつ. ISBN 4-404-01752-9.