宇文うぶん招

宇文うぶん招（540年代ねんだい—580年ねん），字じ豆まめ卢突，赵僭王おう（一作いっさく赵平王おう），追つい尊みこと周しゅう文ぶん帝みかど宇文うぶん泰たい的てき第だい九きゅう子し。

生平おいだいら

史ふみ书未记载宇文うぶん招生年ねん，當とう介かい於哥哥宇文うぶん憲けん和かず弟おとうと弟おとうと宇文うぶん儉之これ間あいだ，並なみ晚ばん於宇文うぶん直じき。

幼年ようねん聪颖，博ひろし览群书，好こう写うつし文章ぶんしょう。学がく庾信之これ体たい，词多轻艳。魏ぎ恭きょう帝みかど三さん年ねん（556年ねん），封ふう正平しょうへい郡こおり公こう，食しょく邑一いち千せん户。北きた周あまね武たけ成しげる初年しょねん，封ふう赵国公こう，食しょく邑万まん户。保ほ定じょう年とし间，拜はい为柱はしら国こく，出で为益えき州しゅう总管。建德けんとく元年がんねん（572年ねん），授大だい司つかさ空むなし之これ職しょく，转任大だい司つかさ马。建德けんとく三さん年ねん（574年ねん），進しん爵位しゃくい為ため趙ちょう王おう，除じょ雍州牧まき。建德けんとく四よん年ねん（575年ねん），大だい军东讨北きた齐，宇文うぶん招为后きさき三さん军总管かん。建德けんとく五ご年ねん（576年ねん），他た又また跟从兄けい長ちょう周しゅう武たけし帝みかど宇文うぶん邕東ひがし伐き北きた齐，率りつ領りょう一いち万まん步ほ骑出华谷，攻おさむ打だ汾州。平定へいてい并州，进位上うえ柱ばしら国こく。稽胡反はん周しゅう，宇文うぶん盛もり为行くだり军总管かん，与あずか齐王宇文うぶん宪率りつ領りょう诸军讨伐平たいら亂みだれ，生なま擒とりこ及斩殺ころせ刘没铎。

宣政のぶまさ年とし间，拜はい為ため太ふとし师。其女千金せんきん公主こうしゅ嫁よめ与あずか突厥。大だい象ぞう元年がんねん（579年ねん）五ご月がつ，周しゅう宣せん帝みかど宇文うぶん贇下しも诏以洺州襄じょう国こく郡ぐん邑共一いち萬まん户為赵国。宇文うぶん招出京きょう就国。大だい象ぞう二に年ねん（580年ねん），宣せん帝みかど临终時じ，征せい召宇文ぶん招與及陈王おう宇文うぶん纯、越えつ王おう宇文うぶん盛もり、代だい王おう宇文うぶん达、滕王宇文うぶん逌五ご王おう赴阙。宇文うぶん招等至いたり，周しゅう宣せん帝みかど已やめ逝世。杨坚辅政，加か封ふう宇文うぶん招等殊こと礼れい，入朝にゅうちょう不ふ趋，剑履上殿かみどの。因よし為ため杨坚想そう篡位，宇文うぶん招決定けってい杀他以匡社稷しゃしょく。宇文うぶん招邀請杨坚到他た的てき府ふ第だい，在ざい寝室しんしつ宴えん饮。宇文うぶん招之子こ宇文うぶん员、宇文うぶん贯及王妃おうひ的てき弟おとうと弟おとうと鲁封、所ところ亲人史し冑かぶと，都と在ざい左右さゆう，佩刀はかせ侍立じりつ。在ざい帷とばり席せき之の间藏有ゆう兵刃へいじん，后きさき院いん也埋伏まいふく壮士そうし。杨坚随ずい从多在ざい合ごう外がい，只ただ有ゆう杨弘、元もと冑かぶと、元もと威い兄弟きょうだい及陶とう彻坐すわ在ざい户侧。宇文うぶん招多次じ以佩刀がたな割わり瓜ふり给杨坚吃，杨坚没ぼつ有ゆう怀疑。元もと冑かぶと感かん觉有变，扣刀而入。宇文うぶん招以大だい觞亲自じ饮元冑かぶと酒しゅ。随ずい后きさき宇文うぶん招再三装吐想去后院喊伏兵，元げん胄都扶住他た上座かみざ。宇文うぶん招又称しょう喉のど咙干，命いのち元もと冑かぶと到いた厨房ちゅうぼう取と浆，元もと冑かぶと不ふ为所动。滕王宇文うぶん逌之これ后きさき来らい到いた，杨坚降阶而迎むかえ，元もと冑かぶと得え到いた机つくえ会かい与あずか他た耳みみ语：“形かたち势大异，公おおやけ宜よろし速そく出で。”杨坚与宇文うぶん逌等就坐，须臾元もと胄听到伏兵ふくへい声ごえ，劝杨坚辞出で，又また挡住大だい门不让宇文ぶん招追出で，宇文うぶん招知道どう大だい势已去さ，弹指出血しゅっけつ。后きさき来らい事こと发，杨坚称たたえ宇文うぶん招谋反はん。當年とうねん秋あき天たかし，诛杀宇文うぶん招及其子德とく广公宇文うぶん员、永えい康やすし公おおやけ宇文うぶん贯、越えつ嶲公宇文うぶん乾いぬい铣、宇文うぶん乾いぬい铃、宇文うぶん乾いぬい铿等ひとし，国くに除じょ。并杀越えつ王おう宇文うぶん盛もり及其诸子。宇文うぶん招有文集ぶんしゅう十じゅう卷かん，行ぎょう于世。

宇文うぶん招入朝にゅうちょう时将小しょう儿子留とめ在ざい封地ほうち。先さき前まえ相州あいしゅう总管尉じょう迟迥起おこり兵へい时，就奉此子号令ごうれい。尉じょう迟迥兵へい败，此子下落げらく不明ふめい。

諡號しごう

宇文うぶん招谥僭，与あずか其他被ひ杨坚所しょ害がい的てき四よん位い兄弟きょうだい一いち样，都みやこ是ただし恶谥。但ただし《新しん唐から书·艺文志こころざし》载北周しゅう有ゆう《赵平王おう集しゅう》十じゅう卷かん、《隋ずい书·经籍志こころざし》记为《赵平王おう集しゅう》八はち卷かん，宇文うぶん招一生并无失德之举且文才出众，“平たいら”可能かのう是ぜ宇文うぶん招最初さいしょ的てき谥号，在ざい杨坚篡位后きさき才ざい改あらため为恶谥。

家庭かてい

夫人ふじん

《文苑ふみぞの英えい华》卷まき九きゅう百ひゃく六ろく十じゅう三さん有ゆう庾信撰せん《周しゅう赵国公こう夫人ふじん纥豆陵りょう氏し墓ぼ志こころざし铭》。宇文うぶん招夫人じん窦含生せい，邓国公こう窦炽（507—584）之の女おんな，武たけ成しげる二に年ねん（560年ねん），册さつ拜はい赵国公こう夫人ふじん。宇文うぶん招任益えき州しゅう总管时随丈夫じょうぶ去さ成都せいと赴任ふにん，天和てんわ五ご年ねん（570年ねん）薨于成都せいと之の锦城，年ねん二に十じゅう。继妃是ぜ鲁氏（王妃おうひ之の弟おとうと鲁封）。

夫人ふじん讳含生せい，本姓ほんせい窦，扶风平ひら陵りょう人じん。魏ぎ其朝议，列侯れっこう则莫能のう抗こう礼れい；安やす丰奉图，功臣こうしん则咸推上席せき。外戚がいせき列れつ传，既すんで闻建武之たけゆき书；仲山なかやま古こ鼎かなえ，或ある表おもて单于之の献けんじ。祖そ略りゃく，少しょう保たもて、建たて昌あきら郡ぐん公おおやけ。父ちち炽，柱はしら国こく大将たいしょう军、大だい宗伯そうはく、邓国公こう。孟はじめ津つ大だい誓ちかい，常つね预同德之のりゆき臣しん；咸阳违约，克かつ赞先登之とし主ぬし。并得位い入いれ六ろく府ふ，功こう参さん八はち柄え。夫人ふじん有ゆう文ぶん在ざい手て，有ゆう象ぞう应图，荣曜夙彰，徽华早はや茂しげる。肃恭以礼，受教于公宫；言ごと容よう以德，有ゆう闻于师氏。及乎进贤君子くんし，内ない主ぬし邯郸，琴瑟きんしつ在ざい堂どう，辎是ぜ服ふく。长久于节；不ふ无秋菊きく之の铭；履くつ端はし于始，或ある有ゆう椒はじかみ花はな之の颂。岂止庄しょう姬ひめ掩泪，楚すわえ相知おうち惭，定てい姜きょう问兆，齐兵不入ふにゅう。武たけ成しげる二に年ねん，册さつ拜はい赵国公こう夫人ふじん。汉王闻立义之妇，邑以延のべ乡；齐侯见有礼れい之の妻つま，封ふう之の石いし。异代同どう荣，差さ无惭德とく。柱はしら国こく殿下でんか居きょ若木わかぎ之の一枝いちえだ，在天ざいてん潢之别派，扬旌玉だま垒，驱传铜陵，南通みなみとおり向日むこう之の民みん，东被无龙之の国くに，夫人ふじん从政月がつ峡かい，赞德云うん门，锦濯江波えば，还临织室；山さん明石あかし镜，即そく对妆楼ろう。既すんで而玉律りつ频移，金かね炉ろ不ふ变。胡えびす香が四よん两，嗟西域せいいき之の使つかい稀まれ；灵草一いち枝えだ，恨琼田でん之の路みち绝。天和てんわ五年四月二十二日薨于成都之锦城，春秋しゅんじゅう二に十じゅう。孙子荆之伤逝，怨起秋あき风，潘はん安あん仁之ひとし悼亡，悲深长簟。况复仙台せんだい永なが别，无复箫声；傅でん母はは长归，唯ただ留とめ琴曲きんきょく。七なな年ねん二月日归葬于长安之洪渎原。诏赠赵国夫人ふじん，礼れい也。云うん雨う去来きょらい，既すんで留とめ连于楚すわえ后きさき；光こう阴离合あい，实惆怅于陈王。铭曰：河西かさい半はん绝，观津孤こ起おこり。章あきら武たけ贤臣，安やす丰贵仕。木き楼ろう千仞せんじん，金山かなやま万里ばんり。绍庆邢姨，基き昌あきら宋そう子こ。施ほどこせ衿えり赵北，侍さむらい姆秦南みなみ。延のべ礼れい数すう，厌狄骖。义超《江こう汜》，仁じん流りゅう《葛かずら覃》。玉たま筐かたみ迎むかえ燕つばめ，金きむ笼助蚕かいこ。敬けい爱纯深ふか，端はし庄しょう淑よし问。有光ありみつ国史こくし，无形喜き愠。举案外がい恭きょう，停とま机下きか训。馨かおる馥于兰，年ねん华于。风雨消散しょうさん，神かみ灵离绝。婺女还星，娥归月がつ。左ひだり楹夕奠，高堂こうどう朝あさ发。空そら扬氵波なみ，更さら无回雪ゆき。下平しもだいら曰隰，高平たかひら曰原。西にし临冰井い，北きた望のぞむ塞ふさが门。犹垂雉服，尚なお驾鱼轩。平原へいげん忽ゆるがせ矣，天道てんとう何なん言こと。山やま回かい地ち市し，路みち没ぼつ滕城。松まつ悲鹤去さ，草くさ乱らん萤生。新しん云うん别起，旧きゅう月つき孤こ明あかり。贤坟永なが式しき，节陇常つね贞。

资料来らい源げん

• 《周しゅう書しょ》
• 《北きた史し》

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《北きた史し·卷まき058》，出自しゅつじ李り延壽えんじゅ《北きた史し》

政府せいふ职务
前任ぜんにん： 李り穆きよし	北きた周あまね大だい司つかさ空むなし 572年ねん	繼つぎ任にん： 田た弘ひろし