張ちょう彥遠

張ちょう彥遠（?—?），字じ愛あい賓まろうど，蒲かばの州しゅう猗氏县（今いま山西さんせい省しょう临猗县）人にん。

高祖こうそ張ちょう嘉よしみ貞さだ是ぜ玄げん宗むね朝あさ宰相さいしょう，曾祖そうそ張ちょう延のべ賞しょう是ぜ德とく宗むね朝あさ宰相さいしょう，祖父そふ張ちょう弘ひろし靖やすし是ぜ憲けん宗そう朝ちょう宰相さいしょう，有ゆう“三さん相そう張ちょう家か”之の稱しょう。父ちち張ちょう文ぶん规少しょう耽ふけ墨ぼく妙たえ，官かん至いたり殿中でんちゅう侍さむらい御ご史し。彥遠博學はくがく能文のうぶん，工こう書しょ擅畫，精せい鑑賞かんしょう，唐から玄げん宗むね称しょう其家“图书兼けん蓄，精せい博はく两全。”“家いえ聚书画が，侔（相當そうとう於）秘ひ府ふ。”李り绰称しょう其家“三さん相そう盛もり门，博物はくぶつ多た闻。”

歷れき官かん左ひだり僕ぼく射しゃ補ほ闕，大中おおなか初年しょねん（847年ねん），祠ほこら部ぶ員外いんがい郎ろう，咸通三さん年ねん（862年ねん），遷舒州刺史しし，乾いぬい符ふ二に年ねん（875年ねん），官かん至いたり大だい理り卿きょう。大中おおなか元年がんねん（847年ねん）撰せん成なり《歷代れきだい名畫めいが記き》。又また嘗從崔ちぇ龜ひさし從したがえ、李り荀寫うつし《續ぞく唐とう歷れき》。博学はくがく有ゆう文辞ぶんじ，尤ゆう工こう书法，擅长隶书，书《三祖大师碑阴记》、《山行さんこう诗》等とう。著ちょ有ゆう《法ほう書しょ要錄ようろく》十じゅう卷かん，《歷代れきだい名畫めいが記き》十じゅう卷かん，《名画めいが猎精》。

參考さんこう書目しょもく

• 《宣せん和わ画が谱·张彦远传》