朱印しゅいん狀じょう

日にち語ご寫うつし法ほう
日にち語ご原文げんぶん	朱印しゅいん状じょう
假名かめい	しゅいんじょう
平文へいぶん式しき罗马字じ	Shuinjō

織田おだ信長のぶなが朱印しゅいん状じょう/兵庫ひょうご縣立けんりつ歷史れきし博物館はくぶつかん蔵ぞう

徳川とくがわ家康いえやす朱印しゅいん状じょう/荷に蘭らん国立こくりつ公文書こうぶんしょ館かん蔵ぞう

朱印しゅいん狀じょう是ぜ指ゆび日本にっぽん戰國せんごく時代じだい到いた江戶えど時代じだい的てき古文書こもんじょ史料しりょう中ちゅう，蓋ぶた上じょう朱印しゅいん的てき命令めいれい文書ぶんしょ。

最古さいこ的てき朱印しゅいん狀じょう是ぜ今川いまがわ氏し親おや在ざい永えい正ただし9年ねん（1512年ねん）免除めんじょ西光寺さいこうじ的てき棟むね別べつ錢ぜに（房ぼう屋や稅ぜい）而發給はっきゅう的てき文書ぶんしょ。以後いご，印判いんばん狀じょう這個制度せいど為ため織田おだ氏し、武田たけだ氏し、上杉うえすぎ氏し、北條ほうじょう氏し、里見さとみ氏し等とう東國とうごく的てき有力ゆうりょく戰國せんごく大名だいみょう所しょ使用しよう。印判いんばん狀じょう多用たよう於民政みんせい、軍事ぐんじ方面ほうめん的てき公文書こうぶんしょ發給はっきゅう，比ひ起原きげん來らい的てき花押かおう署しょ記き要よう節ふし省しょう時間じかん。

朱印しゅいん、黑くろ印しるし在ざい各かく大名だいみょう家か使用しよう狀じょう況きょう不同ふどう。織田おだ信長のぶなが也在公文こうぶん書しょ上じょう用よう了りょう黑くろ印しるし和わ朱印しゅいん，外交がいこう文書ぶんしょ等とう重要じゅうよう文書ぶんしょ則そく用よう「天下てんか布ぬの武たけし」4字じ的てき朱印しゅいん，黑くろ印しるし也有やゆう使用しよう。豊臣とよとみ秀吉ひでよし則のり只ただ使用しよう朱印しゅいん。徳川とくがわ家康いえやす更進こうしん一步將朱印分為楕圓形和四角形的朱印。在ざい許可きょか海外かいがい貿易ぼうえき的てき時候じこう，蓋ぶた上じょう後者こうしゃ的てき朱印しゅいん，持もち有ゆう這個四角形朱印狀以貿易的船被稱為朱印船しゅいんせん，外國がいこく政府せいふ可か以憑是ぜ否いや有ゆう朱印しゅいん狀じょう判斷はんだん來らい自じ日本にっぽん的てき船せん是ぜ合法ごうほう商船しょうせん還かえ是これ走はし私わたし或ある海うみ盜ぬすめ船せん。

参考さんこう文献ぶんけん

• 荻野おぎの三さん七なな郎ろう「朱印しゅいん状じょう」（『国史こくし大だい辞典じてん7』（吉川弘文館よしかわこうぶんかん、1986年ねん）ISBN 978-4-642-00507-4）
• 岩澤いわさわ愿すなお彦「朱印しゅいん状じょう」（『日本にっぽん史し大だい事典じてん3』（平凡社へいぼんしゃ、1993年ねん）ISBN 978-4-582-13103-1）
• 神崎かんざき彰利あきとし「朱印しゅいん状じょう」（『日本にっぽん歴史れきし大だい事典じてん2』（小学館しょうがくかん、2000年ねん）ISBN 978-4-09-523002-3）