朱しゅ松まつ (宋朝そうちょう)

朱しゅ松まつ（1097年ねん—1143年ねん），字じ喬たかし年ねん，號ごう韋齋，歙州婺源縣けん人ひと。朱しゅ熹父ちち。

生平おいだいら

婺源茶ちゃ院いん朱しゅ瓌七なな世せい孫まご朱しゅ森もり長子ながこ，奉たてまつ使つかい朱しゅ弁べん從したがえ子こ。紹聖四よん年ねん（1097年ねん）出生しゅっしょう，朱しゅ松まつ幼時ようじ便びん有ゆう俊才しゅんさい，早年そうねん與あずか李り侗為ため好こう友とも，政和まさかず七なな年ねん（1117年ねん）娶めと祝しゅく確かく獨どく生せい女おんな五ご娘むすめ為ため妻つま，生平おいだいら專せん治ち《周しゅう禮あや》。政和せいわ八はち年ねん（1118年ねん）高中たかなか王おう嘉よしみ榜進士し，授迪すすむ功こう郎ろう，出で為ため政和せいわ縣けん尉じょう，於是舉家遷居政和せいわ。

宣せん和わ二に年ねん（1120年ねん）五月丁父憂歸，五ご年ねん（1123年ねん）八はち月がつ服ふく闋，任にん尤ゆう溪けい縣けん尉じょう，建けん炎えん四よん年ねん（1130年ねん）四よん月がつ調ちょう泉州せんしゅう晉すすむ江え縣けん任にん石井いしい鎮首くび任にん鎮監。紹興しょうこう四よん年ねん（1134年ねん）三さん月がつ任にん秘書ひしょ省しょう正字せいじ，八月丁母憂歸，七なな年ねん（1137年ねん）八はち月がつ服ふく闋，任にん校こう書しょ郎ろう，八はち年ねん（1138年ねん）三さん月がつ遷著作ちょさく佐さ郎ろう，四よん月がつ改あらため戶部とべ度ど支ささえ司し員外いんがい郎ろう兼けん史し館かん校勘こうかん，九きゅう年ねん（1139年ねん）八はち月がつ改あらため吏部司つかさ勛司員外いんがい郎ろう兼けん史し館かん校勘こうかん，自じ請賦閒あいだ，改あらため提ひさげ舉台うてな州しゅう崇道すどう觀かん，十じゅう年ねん（1140年ねん）三さん月がつ謫知饒にょう州しゅう，未み赴任ふにん。紹興しょうこう十じゅう三さん年ねん（1143年ねん）三さん月がつ卒そつ於建けん州しゅう建たて安やすし縣けん城南じょうなん紫むらさき芝しば坊ぼう之の環たまき溪けい精舍しょうじゃ，葬そう崇たかし安やす縣けん上うえ梅里うめさと寂さび歷れき山中さんちゅう峰寺みねでら之の北きた。元朝がんちょう至いたり正ただし二に十じゅう一いち年ねん（1361年ねん）追つい諡おくりな獻けんじ靖やすし。

參考さんこう書目しょもく

• 《宋そう史ふみ》卷まき四よん二に九きゅう《朱しゅ熹傳》