李り存そん孝こう (唐から朝あさ)

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李り存そん孝こう

李り存そん孝こう（？—894年ねん），原名げんめい安あん敬たかし思おもえ，代だい州しゅう飞狐（今いま山西さんせい灵丘）人にん，唐から朝あさ末期まっき至いたり五ご代だい名将めいしょう。

生平おいだいら

原名げんめい安やす敬けい思おもえ，粟あわ特とく族ぞく出身しゅっしん，出生しゅっしょう在ざい代だい州しゅう，幼よう时因战乱成なり为奴隶，後ご被ひ河東かとう節度せつど使し李り克かつ用よう收おさむ为养子こ，改名かいめい為ため李り存そん孝こう。長大ちょうだい後ご有ゆう膂力りょりょく，善ぜん骑射，临阵骁勇冠かんむり绝，常つね居きょ锋首。文德ふみのり元年がんねん（888年ねん），河南かなん张言攻おさむ破やぶ河かわ阳，洛らく阳留守るす李り罕之归顺李り克かつ用よう，被ひ安置あんち在ざい泽州。李り克かつ用命ようめい令れい李り存そん孝こう、薛阿檀まゆみ、安やす休きゅう休きゅう等とう率りつ军七なな千人帮李罕之返攻河阳。宣せん武ぶ節度せつど使し朱しゅ全ちょん忠ただし派は丁ひのと会かい、牛うし存そん节等とう援助えんじょ张言战于温ゆたか县，宣せん武ぶ军先扼太行ぎょう，李り存そん孝こう大だい败，安やす休きゅう休きゅう被ひ俘虏。河東かわとう军占领泽、潞二に州しゅう，每年まいとし都と出兵しゅっぺい山さん东之地ち，与あずか昭あきら义节度ど使し孟はじめ方かた立りつ争そう夺邢、洺、磁三さん州しゅう，李り存そん孝こう每次まいじ都と跟随出で战，擊げき敗はい孟はじめ方かた立りつ，使つかい孟はじめ方かた立たて自殺じさつ，讓ゆずる李り克かつ用よう取得しゅとく三さん州しゅう，存そん孝こう功こう为多。

889年ねん，潞州军乱，杀李り克かつ恭きょう归順唐とう朝あさ。后きさき宣せん武ぶ軍ぐん派は李り谠进攻李り罕之於泽州しゅう，存そん孝こう以五千骑兵救李罕之。泽州之の战，存そん孝こう大破たいは邓季筠，获马千せん匹ひき。又また乘の胜追击汴将はた，俘虏斩首上じょう万まん人にん。接せっ著ちょ伏ふく击唐朝あさ昭あきら义节度ど使し孙揆仪仗队，俘虏孙揆及五百ひゃく士し兵へい。潞州守将しゅしょう葛かずら从周连夜遁逃，遂とげ取ど潞州。

攻おさむ取と潞州后きさき，以李存そん孝こう功こう劳最大さいだい，李り克かつ用よう却任命にんめい康かん君くん立りつ为昭义留后きさき，仅仅把わ李り存そん孝こう任にん为汾州しゅう（今こん山西さんせい汾阳及周边县市し）刺史しし。這讓李り存そん孝心こうしん生せい不滿ふまん，他た自認じにん功こう劳最大さいだい，竟不是ぜ他た充たかし任にん昭あきら义留后きさき，氣き到いた好こう多た天てん不ふ吃ども飯めし。大だい順じゅん二に年ねん，邢州节度使し安あん知とも建けん暗中あんちゅう投とう靠もたれ朱しゅ温あつし，李り克かつ用よう得知とくち后きさき，让李存そん孝こう当とう上うえ邢州刺史しし。大だい顺二に年ねん，与あずか赵王王おう镕作さく战。景けい福ぶく元年がんねん（892年ねん）正月しょうがつ，其作战时与あずか李り存そん信しん发生矛盾むじゅん。李り存そん信しん诬陷李り存そん孝こう說せつ：“存そん孝こう有ゆう二に心しん，常つね避赵不ふ击。”李り存そん孝こう不ふ自じ安やす，叛离李り克かつ用よう，与あずか朱しゅ温あつし、王おう镕、李り匡ただし威い等とう结盟，并上表ひょう归顺朝廷ちょうてい。唐から昭あきら宗むね任命にんめい李り存そん孝こう为邢州しゅう、洺州、磁州节度使し。景けい福元ふくもと年ねん（892年ねん），李り克かつ用よう亲自出兵しゅっぺい讨伐李り存そん孝こう。李り克かつ用よう並なみ不急ふきゅう於攻城じょう，僅是深ふか沟高垒铁壁かべ合あい围，城中じょうちゅう食盡しょくじん。乾いぬい寧やすし元年がんねん（894年ねん）三さん月がつ，由ゆかり于作战失利り，存そん孝こう登城とじょう大だい叫さけべ：“兒こ蒙こうむ王おう恩おん，位い至いたり将しょう相しょう，岂欲舍しゃ父子ふし而附仇かたき雠，乃存信しん构陷之の耳みみ。愿すなお生なま见王一言ひとこと而死。”李り克かつ用よう派は刘太妃ひ进城劝降，存そん孝こう遂とげ出城でしろ投降とうこう，请罪说是被ひ人中ひとなか伤、无法自明じめい所しょ致。李り克かつ用よう怒いか斥：“你给王おう镕写信しんじ，怪かい罪ざい我わが，这也是ぜ李り存そん信教しんきょう的てき吗！”押回晉すすむ陽ひ（山西さんせい省しょう太ふとし原市はらいち）。李り克かつ用よう原本げんぽん不ふ想そう殺ころせ李り存そん孝こう，询问诸将是ぜ否いな放ひ过李存そん孝こう。可か是ぜ诸将或ある因いん妒忌李り存そん孝こう，無人むじん肯为他た求もとめ情じょう。最後さいご在ざい軍營ぐんえい門外もんがい，用よう車くるま裂きれ酷刑こっけい處しょ死し。好こう友とも薛阿檀まゆみ担心连累自己じこ，自じ杀。李り存そん孝こう死し后きさき，李り克かつ用よう每次まいじ和わ诸将赌博，谈到李り存そん孝こう就淚流りゅう不ふ止とめ。

逸事いつじ

李り存そん孝こう在ざい正史せいし記載きさい不ふ多た，但ただし在ざい演義えんぎ小說しょうせつ和民かずたみ間あいだ傳說でんせつ中ちゅう卻非常ひじょう有名ゆうめい。據よりどころ傳でん李り存そん孝こう出生しゅっしょう在ざい代だい州しゅう，其出生地きじ有ゆう一いち神話しんわ，說せつ村口むらぐち有ゆう一塊ひとかたまり大だい石頭いしあたま，是ぜ天上てんじょう星宿せいしゅく石せき將軍しょうぐん下か凡，凡是得え到いた石いし將軍しょうぐん青あお睞的人じん，就會有ゆう好運こううん，某ぼう天てん有ゆう位い姓せい何なん的てき姑娘くーにゃん路ろ過か石像せきぞう，她將手中しゅちゅう花はな藍あい拋出，正せい好こう套在石せき將軍しょうぐん的てき脖頸上じょう，姑娘くーにゃん回かい家か後ご，就發現はつげん自己じこ未婚みこん卻懷了りょう孕，產さん子こ後ご，遭親朋とも鄰里鄙ひな視し，待まち小しょう孩四よん歲さい時じ，她帶孩子來らい到いた石いし將軍しょうぐん像ぞう前まえ，讓ゆずる孩子祭さい拜はい自己じこ的てき父親ちちおや，不ふ料りょう，當とう小しょう孩知道どう自己じこ的てき父親ちちおや竟然是ぜ一いち尊みこと石像せきぞう時じ，竟然發起ほっき狠來，一拳將石像打碎，何なん姑娘くーにゃん大だい怒いか，她逼小しょう孩跪下向げこう父親ちちおや請罪，並なみ讓ゆずる孩子將はた碎石さいせき撿起，重じゅう新しん安あん了りょう回かい去さ，並なみ給きゅう孩子取ことり名めい為ため「安あん敬たかし思おもえ (安あん敬たかし石せき諧音)」。安あん敬たかし思おもえ十じゅう歲さい時じ，正せい在ざい山やま坡放羊ひつじ，忽ゆるがせ然しか出現しゅつげん一いち頭とう猛虎もうこ衝來，安あん敬たかし思おもえ天生あもう神力しんりき，竟然赤手せきしゅ空拳くうけん將はた老ろう虎とら活かつ活かつ打だ死し，此時晉すすむ王おう李り克かつ用よう正せい好こう從したがえ對面たいめん山さん澗走來らい，他た故意こい說せつ道どう：「是ぜ哪家小しょう孩將我家わがや養やしなえ的てき老ろう虎とら打だ死し？」安あん敬たかし思おもえ鎮靜ちんせい回答かいとう：「我わが打だ死し你的老ろう虎とら，是ぜ我が的てき不ふ對たい，這就把わ老ろう虎とら還かえ給きゅう你」，說せつ罷やめ，隔へだた著しる山やま澗，竟把整せい隻せき老ろう虎とら輕けい鬆す扔了過去かこ，讓ゆずる李り克かつ用心ようじん生せい喜き愛あい，後ご收おさむ為ため養子ようし。古人こじん常つね說せつ：「王おう不ふ過か項こう(項羽こうう)，將はた不ふ過か李り(李り存そん孝こう)」，就是誇ほこ讚たたえ在ざい歷朝れきちょう武將ぶしょう中ちゅう，李り存そん孝こう的てき武力ぶりょく值最高だか。宋そう刊かん殘ざん本ほん《五ご代だい史し平話へいわ》涉わたる及李存そん孝尚たかなお少しょう，然しか而元雜劇ざつげき中ちゅう存そん孝こう的てき故事こじ卻大量りょう出現しゅつげん，主要しゅよう傳說でんせつ包含ほうがん「存そん孝こう打だ虎とら」(就是前面ぜんめん說せつ的てき打だ虎とら之の事こと)、「十じゅう八はち騎き取と長安ながやす」、「義よし釋しゃく鄧天王おう」，例れい如元人じん陳ひね以仁《雁かり門もん關せき存そん孝こう打だ虎とら》，關せき漢かん卿きょう《哭存孝こう》則のり云うん「存そん孝こう擒とりこ拿了鄧天王おう，活かつ挾はさみ了りょう孟はじめ截海，撾打了りょう張ちょう歸き霸；十じゅう八騎誤入長安，大破たいは黃き巢す，復ふく奪だつ了りょう長安ながやす。」在ざい《殘ざん唐とう五ご代だい史し演義えんぎ》中ちゅう李り存そん孝こう戰せん無む不ふ勝かち，是ぜ唐とう末まつ五ご代だい第だい一いち猛もう將しょう，地位ちい相當そうとう於《說せつ唐とう》中ちゅう的てき李り元もと霸。但書ただしがき中ちゅう亦また明言めいげん其傳說でんせつ不可ふか信しん。存そん孝こう在ざい傳說でんせつ的てき這些功こう蹟あと考こう諸しょ正史せいし，則のり多た來き自じ其主李り克かつ用よう飛ひ虎とら子取ことり洛陽らくよう的てき事蹟じせき。

延伸えんしん阅读

[在ざい维基数すう据すえ编辑]

《舊きゅう五ご代だい史し·卷まき53》，出自しゅつじ薛居正ただし《舊きゅう五ご代だい史し》

《新しん五ご代だい史し/卷まき36》，出自しゅつじ歐おう陽ひ修おさむ《新しん五ご代だい史し》

在ざい维基共ども享とおる资源阅览影像えいぞう

參考さんこう書目しょもく

• 《旧きゅう五ご代だい史し》卷まき五ご十じゅう三さん本ほん傳でん
• 《新しん五ご代だい史し》卷まき三さん十じゅう六ろく本ほん傳でん