源みなもと行こう家か

日にち語ご寫うつし法ほう
日にち語ご原文げんぶん	源みなもと 行こう家か
假名かめい	みなもと の ゆきいえ
平文へいぶん式しき罗马字じ	Minamoto no Yukiie

源みなもと行こう家か（1145年ねん—1186年ねん）是これ日本にっぽん平安へいあん時代じだい末期まっき的てき一いち名めい武將ぶしょう。出生しゅっしょう河かわ內源氏し，是ぜ源為義みなもとのためよし的てき第だい十じゅう子し，也是源義朝みなもとのよしとも和わ源義賢みなもとのよしまさ的てき弟おとうと弟おとうと。因よし此按照あきら輩やから分ぶん來らい說せつ是ぜ源みなもと賴朝よりとも和わ木曾きそ義仲よしなか的てき叔父おじ。人稱にんしょう新宮しんぐう十郎じゅうろう或ある十郎じゅうろう藏人くろうど。

源みなもと行こう家か原名げんめい義盛よしもり，其同胞どうほう妹いもうと妹いもうと鳥居とりい禪尼ぜんに是ぜ在ざい熊野くまの三山さんざん擔任たんにん要職ようしょく的てき行くだり範はん的てき妻子さいし。由よし於住在ざい熊野くまの新宮しんぐう，被ひ人稱にんしょう為ため新宮しんぐう十じゅう郎ろう。在ざい1159年ねん的てき平たいら治之はるゆき亂らん中なか，源みなもと義盛よしもり參加さんか了りょう兄けい長ちょう義ぎ朝あさ的てき叛亂はんらん軍ぐん。戰敗せんぱい後ご成功せいこう逃回にげまわ熊野くまの並なみ隱居いんきょ20餘よ年ねん。1180年ねん（治ち承うけたまわ4年ねん），後こう白河しらかわ法皇ほうおう的てき第だい三さん皇子おうじ以仁王もちひとおう向こう各地かくち的てき源みなもと氏し發出はっしゅつ舉兵討伐とうばつ平家ひらか的てき令旨れいし。攝津せっつ源氏げんじ的てき源賴政みなもとのよりまさ召義盛もり出山でやま，補ほ八はち條じょう院いん的てき藏人くろうど一いち職しょく，並なみ改名かいめい「行くだり家か」。從したがえ此以後ご被ひ人稱にんしょう為ため十じゅう郎ろう藏人くろうど。

源みなもと行こう家か勸すすむ說せつ侄兒源みなもと賴朝よりとも起おこり兵へい反對はんたい平家へいけ，但ただし後來こうらい卻同賴朝よりとも的てき部下ぶか不和ふわ。1181年ねん（養和ようわ元年がんねん），行ぎょう家か同どう平家へいけ方面ほうめん的てき平重衡たいらのしげひら在ざい墨ぼく俁川交戰こうせん，行ぎょう家か大敗たいはい，逃往三河みかわ國こく的てき矢作川やはぎかわ，隨ずい後ご投とう奔賴朝あさ。行くだり家か向むかい賴朝よりとも請求せいきゅう領地りょうち，但ただし被ひ賴朝よりとも拒絕きょぜつ；因いん此投奔木曾きそ義仲よしなか麾下きか。

1183年ねん，源みなもと行こう家か同どう木曾きそ義仲よしなか麾下きか的てき楯だて親忠ちかただ帶おび兵へい防禦ぼうぎょ位い於能登のと國こく志雄しお山さん的てき平家へいけ軍ぐん。隨ずい後ご木曾きそ在ざい俱利伽羅きゃら峠とうげ之の戰たたかえ中ちゅう大敗たいはい平家へいけ，取と道みち宇治川うじがわ，與あずか木曾きそ義仲よしなか進入しんにゅう京都きょうと謁見えっけん後こう白河しらかわ法皇ほうおう。行くだり家か與あずか義仲よしなか爭奪そうだつ拜謁はいえつ的てき順序じゅんじょ，被ひ封ふう為ため從したがえ五ご位い下か備後びんご守まもり；但ただし行くだり家か不ふ願ねがい要よう備後びんご國こく，改あらため封ふう備前びぜん守もり。法皇ほうおう沒收ぼっしゅう了りょう平家へいけ的てき土地とち，賞賜しょうし給きゅう行ぎょう家か和かず義仲よしなか。

木曾きそ義仲よしなか的てき部下ぶか在ざい京都きょうと胡えびす作さく非ひ為ため，引起了りょう法皇ほうおう和わ公卿くぎょう的てき不滿ふまん。源みなもと行こう家か意識いしき到いた了りょう這一いち點てん。當時とうじ平家へいけ的てき勢力せいりょく在ざい屋島やしま站穩了りょう腳跟，為ため了りょう避免惹禍上じょう身み，行ぎょう家か自じ請率兵へい征討せいとう西國さいごく的てき平家へいけ。在ざい播磨はりま國こく的てき室山むろやま被ひ平知盛たいらのとももり、平重衡たいらのしげひら擊げき敗はい，逃往和泉いずみ國こく。

次つぎ年ねん源みなもと賴朝よりとも派遣はけん源範賴みなもとののりより、源義經みなもとのよしつね攻おさむ滅めつ木曾きそ義仲よしなか的てき勢力せいりょく，召行家か回かい京きょう。此後源げん行ぎょう家か同どう源義經みなもとのよしつね關係かんけい親密しんみつ，但ただし是ぜ同どう賴朝よりとも有ゆう矛盾むじゅん。行くだり家か以和泉いずみ國こく和わ河かわ內國（河かわ內源氏し的まと發はつ源げん地ち）為ため中心ちゅうしん，建立こんりゅう了りょう自己じこ的てき半はん獨立どくりつ式しき根據地こんきょち。

1185年ねん，平家ひらか在ざい壇之浦だんのうら之これ戰せん中ちゅう滅亡めつぼう後ご，源みなもと行こう家か同どう源義經みなもとのよしつね結盟けつめい，後こう白河しらかわ法皇ほうおう也下達たち了りょう討伐とうばつ源みなもと賴朝よりとも的てき院宣いんぜん。然しか而支持しじ行ぎょう家か的てき武士ぶし很少，不ふ久ひさ以後いご源みなもと賴朝よりとも率りつ軍ぐん上洛じょうらく，反はん將しょう源げん行ぎょう家か和かず源義經みなもとのよしつね封ふう為ため朝敵ちょうてき。行くだり家か和かず義經よしつね試ためし圖ず逃往西國さいこく以尋求もとめ平家へいけ餘あまり黨とう的てき支持しじ，但ただし在ざい大物おおもの浦うら遭到了りょう暴風雨ぼうふうう的てき襲擊しゅうげき而失敗しっぱい。源みなもと賴朝よりとも的てき追おい兵へい隨ずい後ご趕到，行ぎょう家か藏匿ぞうとく在ざい和泉いずみ國こく近木こぎ鄉きょう的てき在廳ざいちょう日向ひなた權守ごんもり清實きよみ（後のち畠はたけ中城なかしろ）的てき屋敷やしき中ちゅう。翌年よくねん被ひ當地とうち人じん告發こくはつ，為ため北條ほうじょう時じ定じょう的てき部下ぶか逮捕たいほ，同どう次子じし家光いえみつ、三子みつご行くだり賴よりゆき一起かずき被ひ斬首ざんしゅ。

參考さんこう資料しりょう

• Sansom, George (1958). 'A History of Japan to 1334'. Stanford, California: Stanford University Press.
• Turnbull, Stephen (1998). 'The Samurai Sourcebook'. London: Cassell & Co.