燈ひ猴

燈ひ猴
漢字かんじ	燈ひ猴
白話はくわ字じ	Teng-kâu
台たい語ご羅ら馬うま字じ	Ting-kâu

燈ひ猴，最初さいしょ是ぜ福建ふっけん漳州、臺灣たいわん一帶對油燈架的稱呼，兩りょう地ち在ざい除じょ夕ゆう有ゆう「燒やき燈とう猴」的てき習俗しゅうぞく。一說是台灣民間傳說中的精怪，由よし燈とう架か轉變てんぺん而來，在ざい台灣たいわん的てき除じょ夕ゆう傳說でんせつ中ちゅう，燈とう猴曾經けい為ため了りょう毀滅島上しまがみ的てき人類じんるい而向玉たま皇すめらぎ大帝たいてい誣衊人類じんるい怠惰たいだ，差さ點てん造成ぞうせい台灣たいわん島とう沉沒，也促使し台灣たいわん過か年とし時どき相關そうかん習俗しゅうぞく的てき出現しゅつげん，此完整せい故事こじ最早もはや的てき文字もじ紀き錄ろく出自しゅつじ1936年ねん李り献けんじ璋あきら的てき《臺灣たいわん民間みんかん文學ぶんがく集しゅう》。

簡述

燈ひ猴源自民じみん間あいだ過去かこ裝そう著ちょ燈油とうゆ盤ばん、以鉤子こ或ある孔あな固定こてい在ざい牆上的てき燈とう架か子こ，以竹子こ製せい成形せいけい似に靠もたれ背せ椅，漆うるし成なり紅色こうしょく並なみ描上金色きんいろ的てき花はな紋もん，內置一いち小しょう陶すえ盆ぼん，裝そう上じょう花はな生せい油あぶら，用よう燈とう芯しん浸ひた在ざい油あぶら裏うら點火てんか照明しょうめい，是ぜ生活せいかつ中ちゅう的てき照明しょうめい設備せつび，因いん為ため外がい型がた很像隻せき蹲つくばい著ちょ的てき猴子而被稱しょう為ため燈とう猴，但ただし也有やゆう人じん認みとめ為ため是ぜ「燈ひ鉤かぎ」的てき誤傳ごでん或ある閩南語ご發音はつおん類似るいじ。由よし於過去かこ人じん們相信しん萬物ばんぶつ有ゆう靈れい，因いん此燈猴也逐漸轉變てんぺん為ため由よし燈とう架か而生的てき靈魂れいこん或ある妖怪ようかい的てき形象けいしょう，據よりどころ說せつ只ただ要よう燈ひ架か放ひ超過ちょうか三年就會變成燈猴。

另有一說いっせつ：舊時きゅうじ漳州人じん習慣しゅうかん稱しょう油ゆ燈とう爲ため“燈ひ猴”與あずか“登とう侯こう”諧音，有ゆう登とう上じょう侯爵こうしゃく之の位くらい的てき祝福しゅくふく，表ひょう達たち向上こうじょう進取しんしゅ的てき願望がんぼう。

習俗しゅうぞく

過去かこ的てき人じん們有在ざい除じょ夕ゆう或ある元宵げんしょう節ぶし的てき時候じこう燒しょう燈とう猴的習俗しゅうぞく，國史こくし館かん臺灣たいわん文獻ぶんけん館かん編へん印しるし的てき《臺灣たいわん民俗みんぞく文物ぶんぶつ辭彙じい類るい編へん》表示ひょうじ這是因いん為ため竹ちく製せい的てき燈とう猴容易ようい高溫こうおん變形へんけい，造成ぞうせい燈油とうゆ碟放不ふ穩而發生はっせい火災かさい，因いん此每年まいとし都會とかい燒しょう掉舊的てき並なみ製作せいさく新しん的てき，據よりどころ說せつ到いた日ひ治ち時期じき前ぜん台灣たいわん都と還かえ有ゆう這種習俗しゅうぞく。。

舊時きゅうじ在ざい漳州，除じょ夕ゆう燃もえ放ひ鞭むち炮後燒しょう燈とう猴，寓意ぐうい喜き慶和よしかず除じょ舊きゅう迎むかい新しん，舊きゅう燈ひ猴燒後ご要よう將しょう灰はい堆うずたか成なり12堆うずたか以卜明年みょうねん各月かくつき天氣てんき，並なみ取と燈ひ猴灰放ひ入にゅう家中かちゅう的てき烘爐，家長かちょう念ねん道どう：“燈ひ猴燒成しょうせい灰はい，厝內逐（每ごと）項こう有ゆう”，意い為ため明年みょうねん將はた有ゆう大だい發展はってん；道どう光年こうねん間あいだ的てき彰あきら化か亦また有ゆう「燒やき舊きゅう竹たけ燈とう鉤かぎ」後ご以同樣どうよう方式ほうしき占うらない卜ぼく明年みょうねん天氣てんき的てき習俗しゅうぞく紀き錄ろく。

傳說でんせつ

謊報

過去かこ人じん們在冬至とうじ的てき時候じこう，會かい在ざい生活せいかつ器具きぐ上じょう黏上湯ゆ圓えん，慰勞いろう它們在ざい過去かこ一いち年ねん為ため人類じんるい的てき貢獻こうけん，稱しょう為ため「餉耗」，但ただし有ゆう一いち年ねん，人にん們不小心しょうしん忘記黏湯圓えん在ざい燈ひ猴上，燈とう猴一氣之下向玉皇大帝告狀，誣衊人類じんるい好こう吃ども懶ものぐさ做、浪費ろうひ食物しょくもつ又また忘恩ぼうおん負ふ義ぎ，玉たま皇すめらぎ大帝たいてい也聽信しん燈とう猴的話ばなし，命令めいれい龍王りゅうおう在ざい除じょ夕ゆう的てき時候じこう降下こうか洪水こうずい，將はた台灣たいわん島とう淹沒，其他神明しんめい勸すすむ阻都無む果はて。

迎接げいせつ末日まつじつ

其他器物きぶつ神しん知道ともみち這件事後じご相當そうとう驚おどろき訝いぶか，連れん忙せわし一方面向天庭求情、另一方面托夢通知眾人；也有やゆう說法せっぽう認みとめ為ため是ぜ年ねん底そこ尾お牙きば（過去かこ是ぜ人じん們一いち年ねん中ちゅう最後さいご一いち次じ祭さい拜はい土地とち公こう的てき祭祀さいし活動かつどう）的てき時候じこう，土地とち公こう於心不ふ忍にん而通知人ちじん們末日び的てき消息しょうそく，要よう他た們趕快かい做好準備じゅんび，同時どうじ也請求せいきゅう觀世音菩薩かんぜおんぼさつ（另有說法せっぽう是ぜ灶神）幫忙向むかい玉たま皇すめらぎ大帝たいてい求もとめ情じょう。

得知とくち台灣たいわん即そく將はた毀滅的てき人じん們認為ため逃不了りょう，選擇せんたく坦ひろし然しか面めん對たい，他た們先將家しょうか中ちゅう供奉ぐぶ的てき神明しんめい送おく回天かいてん界かい，避免祂們被ひ自己じこ波及はきゅう，並なみ且在除じょ夕ゆう當とう天てん烹煮家中いえじゅう所有しょゆう的てき食物しょくもつ來らい祭さい祖そ並なみ告別こくべつ祖先そせん，而所有しょゆう在外ざいがい工作こうさく的てき親戚しんせき也回到いた家いえ裡うら團だん聚，圍かこえ成なり一圈吃最後一餐，吃ども完かん之これ後ご，長ちょう輩やから將はた財產ざいさん分ぶん給きゅう家人かじん，作為さくい他た們在黃泉路よみじ上うえ的てき旅費りょひ，家人かじん也不再さい睡ねむ覺さとし，一起かずき等とう待まち最後さいご一いち刻こく。

這段過程かてい日び後ご也演變へん為ため台灣たいわん人じん過か年とし時じ的てき各項かくこう習俗しゅうぞく，如送走はし了りょう神しん後ご，天上てんじょう派遣はけん天てん兵へい天てん將しょう下か來らい鎮守ちんじゅ沒ぼつ有ゆう神明しんめい庇ひさし佑たすく的てき人じん們，成なり為ため日び後ご「二に四よん送おく神かみ、二に五ご神かみ下降かこう」的てき由來ゆらい、另外還かえ有ゆう祭さい拜はい祖先そせん、圍かこえ爐ろ、壓あつ歲とし錢ぜに、守まもり歲とし等ひとし。

新年しんねん

到いた了りょう隔へだた天てん早はや上じょう，洪水こうずい卻沒有ゆう降下こうか，原はら來らい是ぜ因いん為ため玉だま皇すめらぎ大帝たいてい在ざい眾神的てき求もとめ情じょう以及派遣はけん神明しんめい下か凡查看み情況じょうきょう後ご，認定にんてい燈とう猴是在ざい謊報而收回かい命令めいれい，燈とう猴則是ぜ受到了りょう懲罰ちょうばつ。

人ひと們發現はつげん自己じこ還かえ活かつ著ちょ，相當そうとう驚喜きょうき，於是先さき燒香しょうこう、放ひ鞭むち炮感謝かんしゃ神明しんめい庇ひさし佑たすく，稱しょう為ため「開ひらき驚おどろき」；並なみ且出門前もんぜん往寺廟びょう祭さい拜はい、探さがせ望もち鄰居的てき平安へいあん，互道「恭きょう喜き」，也就是ぜ今日きょう的てき「走はし春はる」；隔へだた天為てんい了りょう確認かくにん妻子さいし娘むすめ家か的てき安全あんぜん而回去さ探さがせ望もち親戚しんせき，成なり為ため「回かい娘むすめ家か」的てき習俗しゅうぞく；到いた了りょう第だい四よん天てん，被ひ事こと先さき送おく走はし的てき神かみ也被請了回かい來らい，也就是ぜ「濟すみ神しん」；第だい五天確認全島平安無事後，重じゅう新開しんかい市し、恢復かいふく平常へいじょう的てき工作こうさく，這一連串行為也成為日後過年的習俗。

後續こうぞく

沉島危機きき結束けっそく後ご，人にん們聽說せつ一切都是燈猴搞的鬼，為ため了りょう預あずか防ぼう牠再惹禍，每年まいとし都會とかい將家しょうか裡うら的てき燈とう猴燒掉。周しゅう謝しゃ宏ひろし認みとめ為ため在ざい結局けっきょく記載きさい「燒やき燈とう猴」習俗しゅうぞく，證明しょうめい其和年とし獸じゅう同どう為ため解釋かいしゃく過か年とし習俗しゅうぞく的てき「解釋かいしゃく性せい神話しんわ」。

其他

其他版本はんぽん

除じょ了りょう降下こうか洪水こうずい外がい，也有やゆう版本はんぽん的てき除じょ夕ゆう傳說でんせつ是ぜ以地震じしん的てき方式ほうしき來らい毀滅台灣たいわん。

參まいり見み

• 新年しんねん
• 除じょ夕ゆう
• 大だい洪水こうずい
• 精靈せいれい
• 附ふ喪神そうしん
• 泛靈論ろん
• 灶君：監察かんさつ神しん，會かい將はた人類じんるい品行ひんこう不良ふりょう的てき行為こうい通報つうほう天てん庭にわ。