王おう經けい

王おう經けい（?—260年ねん），字じ彥緯（一いち字じ承うけたまわ宗むね^[1]），冀州清河きよかわ郡ぐん（治ち所在しょざい今いま山東さんとう省しょう聊城市し臨清市し東ひがし）人にん，三さん國こく時代じだい曹魏大臣だいじん。

生平おいだいら

農民のうみん出身しゅっしん。王おう經けい因いん得え到いた同鄉どうきょう崔ちぇ林りん的まと賞しょう識，被ひ提ひさげ拔任官にんかん。其母說せつ他た太ふとし快かい出頭しゅっとう會かい不ふ吉利よしとし，但ただし他た的てき官かん一いち直じき高だか升ます，歷任れきにん江夏えなつ太守たいしゅ、雍州刺史しし。

255年ねん，蜀しょく將はた姜きょう維攻おさむ入いれ隴西郡ぐん時とき，他た率りつ軍ぐん出で狄道城しろ迎擊げいげき蜀しょく軍ぐん，卻被擊げき敗はい。被ひ包圍ほうい在ざい城中じょうちゅう，陷おちい入にゅう窮きゅう途と末路まつろ的てき境さかい況きょう。幸こう虧得到いた大將たいしょう陳ちん泰やすし和わ鄧艾的てき援助えんじょ，合力ごうりょく擊破げきは姜きょう維才脫だつ險けん。此後，他た被ひ朝廷ちょうてい召回。不ふ久ひさ屢遷司つかさ隸校尉じょう、尚書しょうしょ。

260年ねん，魏ぎ皇帝こうてい曹髦召見王おう沈、王おう經けい、王おう業ぎょう等とう三さん人にん，提出ていしゅつ打倒だとう司馬しば昭あきら的てき計けい劃。王おう經けい進しん諫，但ただし曹髦不ふ聽。曹髦被ひ殺ころせ之これ日にち，王おう經けい因いん為ため没ぼつ向こう司馬しば昭あきら告つげ急きゅう，而和其母一同被逮捕並被處死。