萬ばん丹たん萬惠まんえ宮みや

萬ばん丹たん萬惠まんえ宮みや
基本きほん信しん息いき
位置いち	臺灣たいわん屏へい東ひがし縣けん萬まん丹に鄉きょう萬生村萬新路1660號ごう
主神しゅしん	媽祖
例祭れいさい	農のう曆れき三さん月がつ二に十じゅう三さん
建立こんりゅう时间	乾いぬい隆たかし十じゅう一いち年ねん（1746年ねん）
地圖ちず

萬ばん丹たん萬惠まんえ宮みや（臺灣たいわん話ばなし：Bān-tan Bān-huī-kiong），是ぜ位い於臺灣たいわん屏へい東ひがし縣けん萬まん丹に鄉きょう萬まん生なま村むら的てき媽祖廟そびょう，為ため萬まん丹に鄉きょう、竹田たけだ鄉さと介かい於牛うし稠溪、隘寮溪けい兩りょう溪けい地區ちく的てき信仰しんこう中心ちゅうしん，有ゆう媽祖接せっ炸彈的てき傳說でんせつ。

建物たてもの歷史れきし

萬惠宮建於清乾いぬい隆たかし十じゅう一いち年ねん（1746年ねん），歷れき十じゅう年ねん建造けんぞう才ざい完工かんこう。當地とうち風水ふうすい是ぜ傳說でんせつ廟びょう身み正ただし好こう位い在ざい萬まん丹に街がい的てき「龍りゅう肚」位置いち上じょう，可か以為萬まん丹に人じん製造せいぞう財ざい富とみ。乾いぬい隆たかし廿にじゅう九きゅう年ねん出版しゅっぱん的てき（1764年ねん）《重じゅう修おさむ鳳おおとり山縣やまがた志こころざし》記載きさい，當時とうじ鳳おおとり山縣やまがた的てき媽祖廟そびょう中ちゅう，現げん仍存在そんざい的てき有本ありもと廟びょう、新園しんぞの新しん惠めぐみ宮みや、屏へい東ひがし慈鳳宮みや、里さと港こう雙そう慈宮、鳳おおとり山やま雙そう慈亭、楠くすのき梓あずさ天てん后きさき宮みや這六ろく間あいだ。

萬惠まんえ宮みや於光ひかり緒いとぐち年間ねんかん重じゅう修おさむ，1926年ねん因いん地震じしん致廟垣かき前まえ殿どの倒たおせ毀，翌年よくねん萬丹庄長李南、李り開ひらく胡えびす（前ぜん屏へい東ひがし縣けん長ちょう李り世よ昌あきら之これ祖父そふ、叔父おじ）父子ふし籌募重じゅう建けん，由ゆかり李り開ひらく胡えびす禮れい聘重建けん艋舺龍りゅう山寺やまでら的てき黃き龜かめ理り、楊秀興きょう來らい對たい場じょう作さく，至いたり1930年ねん重おも建たて完かん竣。當時とうじ這廟建築けんちく為ため台だい南みなみ以南いなん要よう建けん媽祖廟そびょう會かい前ぜん往觀摩ま的てき宮みや廟びょう。黃き龜かめ理り、楊秀興きょう兩人りょうにん作品さくひん充滿じゅうまん互相挑釁意味いみ，舉例來らい說せつ：大だい門口かどぐち北邊ほくへん橫よこ楣「許もと褚戰馬ば超ちょう」，以及南みなみ邊あたり「九きゅう曲きょく黃河こうが陣じん」，比ひ喻二人各憑實力顯神通；兩邊りょうへん雀すずめ替がえ雕有「哼哈二に將はた顯あらわ神通じんずう」及「左ひだり慈戲曹」比ひ喻有本ほん事こと盡つき量りょう放ひ馬うま過か來らい；後ご殿どの通どおり樑北邊べ刻こく有ゆう「水みず淹金山寺やまでら」，南みなみ邊べ刻こく有ゆう「聞太師し行ぎょう到いた絕ぜっ龍りゅう嶺みね」，互譏對たい方かた窮きゅう途と末路まつろ、無む技わざ可か施ほどこせ；後ご殿どの，楊秀興きょう刻こく牡丹ぼたん花はな表示ひょうじ祝福しゅくふく萬丹人花開富貴，黃き龜かめ理り刻こく兩りょう隻せき大だい螃蟹，代表だいひょう「謝しゃ謝しゃ」。廟びょう身み左右さゆう兩邊りょうへん的てき賽さい台だい是ぜ洪ひろし順じゅん發はつ砌みぎり建けん的てき巴ともえ洛らく克かつ建築けんちく，與あずか古こ意い盎然、飛ひ簷翹楚すわえ的てき剪粘呈てい現げん中西なかにし合ごう璧的風貌ふうぼう。

1995年ねん，萬惠まんえ宮みや完成かんせい重じゅう修おさむ，廟宇びょうう結構けっこう改變かいへん，不ふ少しょう雕刻作品さくひん錯置或ある遺失いしつ，古こ意い盡つき失しつ，左右さゆう兩邊りょうへん賽さい台だい也被拆除。2003年ねん底そこ，廣安ひろやす村むら老人ろうじん劉りゅう添貴依よ照あきら老ろう照あきら片へん，作成さくせい長ちょう約やく二に尺しゃく半はん、高こう約やく二に尺しゃく的てき萬惠まんえ宮みや模型もけい，擺於廟びょう內供人じん回かい憶。

今いま址し為ため萬丹鄉萬新路1660號ごう。

炸彈傳說でんせつ

萬惠まんえ宮みや的てき「接せっ炸彈金手かなて掌てのひら」

1945年ねん2月がつ20日にち上じょう午うま11點てん，美び軍ぐん派遣はけんB-25J轟とどろき炸萬まん丹に，在ざい萬惠宮北邊即今日萬丹街轉角處投下炸彈。當とう時日じじつ軍ぐん在ざい離はなれ萬惠宮僅一街之隔的萬丹國小屯軍，被ひ盟めい軍ぐん知道ともみち，遂とげ附近ふきん成なり為ため轟とどろき炸行動こうどう。炸彈著ちょ地ち後先あとさき撞了一いち個こ坑あな洞ほら，並なみ衝毀二に層そう屋や壁かべ，再さい向こう前ぜん沿著今日きょう成功せいこう街がい繼續けいぞく衝撞，穿ほじ越えつ萬丹保正李同益厝宅的屋壁，最後さいご落在三さん百公尺遠的一間粗糠間，沒ぼつ有ゆう爆ばく炸。村民そんみん到いた此廟朝拜ちょうはい時じ，看み到いた了りょう道どう光年こうねん間あいだ雕刻的てき媽祖神像しんぞう大だい拇指ぼし斷だん裂きれ。於是扶鑾借乩，乩生說せつ是ぜ媽祖接せっ炸彈手指しゅし才ざい受傷じゅしょう，傳でん開ひらく後ご，各地かくち信徒しんと紛紛ふんぷん到來とうらい頂いただき禮れい膜まく拜はい。事後じご，日にち軍ぐん據よりどころ報ほう將はた這枚炸彈的てき引信和わ炸藥さくやく破壞はかい，之これ後ご炸彈放ひ在ざい萬惠まんえ宮みや榕樹ようじゅ下か。萬惠宮斥資新台幣十萬多元，在ざい接近せっきん彈だん著ちょ點てん的てき廟びょう前ぜん廣場ひろば左側ひだりがわ興きょう建けん一座媽祖以手接炸彈的紀念碑，並なみ描繪出で炸彈滾たぎ行くだり的てき軌跡きせき，將はた原はら先さき五百公斤的炸彈放置在手掌中央，於2000年ねん6月がつ13日にち上じょう午うま舉行落成らくせい典禮てんれい。

萬丹國小學生邱汶綉等人在2014年ねん暑あつ假かり將しょう此傳說せつ作成さくせい故事こじ繪本えほん《拿炸彈だん媽祖》出版しゅっぱん。

保有ほゆう炸彈殼から作為さくい展示てんじ的てき媽祖廟そびょう還かえ有ゆう埤頭合あい興宮おきのみや。

祭祀さいし活動かつどう

萬惠宮是萬丹鄉、竹田たけだ鄉さと介かい於東おひがし溪けい（牛うし稠溪）、西にし溪けい（隘寮溪けい）兩りょう溪けい地區ちく三さん十じゅう六ろく庄しょう共同きょうどう的てき宗教しゅうきょう中心ちゅうしん。廟びょう方かた每ごと逢十じゅう年ねん會かい連續れんぞく三さん年ねん北上ほくじょう鹿しか港こう天てん后きさき宮みや進すすむ香が。

鎮殿媽祖泥どろ神しん塑像そぞう作さく於1924年ねん，在ざい2006年ねん農のう曆れき二に月がつ十じゅう六ろく日にち重じゅう塑，斥資聘請經文きょうもん建けん會所かいしょ選せん、台たい南みなみ三山軒佛店的陳壹雄、李り雅芳まさよし母はは女おんな等とう專業せんぎょう修復しゅうふく人じん重じゅう塑金身み，同年どうねん12月がつ4日にち由ゆかり縣けん長ちょう曹啟鴻おおとり開ひらき光こう。

每次まいじ媽祖聖せい誕的巡じゅん狩かり繞にょう境さかい是ぜ全ぜん鄉さと的てき民俗みんぞく活動かつどう盛事せいじ。廟びょう前ぜん有ゆう兩りょう棵黃花はな風ふう鈴木すずき，本來ほんらい廟びょう方かた在ざい2014年ねん因いん會かい擋住戲おどけ台だい表ひょう演えんじ視線しせん、且種了りょう二に十年未曾開花而砍掉，沒ぼつ想到そうとう決定けってい砍樹後ご竟然短たん短たん幾いく天てん就開滿まん一いち整せい片かた黃き花はな，有人ゆうじん認みとめ為ため是ぜ媽祖顯あらわ靈れい、有人ゆうじん認みとめ為ため樹じゅ有ゆう靈れい性せい，成なり為ため趣おもむき談だん。