谒者

謁者是ぜ中國ちゅうごく古代こだい官かん名めい。

春秋しゅんじゅう、戰國せんごく時代じだい，謁者是ぜ國こく君くん用よう來らい傳達でんたつ命令めいれい的てき近侍きんじ。汉代的てき郎ろう中ちゅう令れい的てき下した属ぞく有ゆう谒者，“掌てのひら宾赞受事，员七なな十じゅう人にん，秩比六ろく百ひゃく石せき”，汉武帝みかど遊ゆう宴えん後ご庭にわ，公卿くぎょう不ふ得とく入いれ，遂とげ改あらため尚なお书令为“中ちゅう书谒者しゃ令れい”，以宦者しゃ执掌文ぶん书，简称中ちゅう书令，司つかさ马迁受腐くさ刑けい后きさき，曾任此官；漢かん成なり帝みかど建たて始はじめ四よん年ねん改あらため“中ちゅう书谒者しゃ令れい”为“中ちゅう谒者令れい”；東ひがし漢かん時じ謁者人數にんずう減げん半はん，以“謁者僕ぼく射しゃ”為ため主ぬし官かん。南朝なんちょう梁はり、陳ひね與あずか北きた齊ひとし置おけ有ゆう“謁者台だい”。隋ずい朝あさ有ゆう“謁者大夫たいふ”一いち職しょく稱たたえ，下した設しつらえ司し朝あさ謁者、通事つうじ謁者、將はた事こと謁者、謁者等とう，炀帝复置謁者台だい，与あずか司つかさ隶台、御ご史し台だい合ごう称しょう三さん台だい。唐とう代だい無む謁者，但ただし以“通事つうじ舍人とねり”代だい謁者之の職務しょくむ。