述じゅつ異い記き (祖そ沖おき之の)

述じゅつ异记，南朝なんちょう齐祖そ冲之所ところ撰せん志こころざし怪かい小しょう说集。

祖そ冲之，字じ文ぶん远，范阳郡ぐん迺县（今いま河北かほく省しょう涞水县）人にん，南北なんぼく朝あさ数学すうがく家か。历仕南朝なんちょう宋そう、南朝なんちょう齐两朝あさ，任にん南みなみ徐じょ州しゅう迎むかい从事、娄县令れい、长水校こう尉じょう等とう职。《述じゅつ異こと記き》此書在ざい《隋ずい书·经籍志こころざし》、《旧きゅう唐から书》、《新しん唐から书》均ひとし著ちょ录，均ひとし作さく十じゅう卷かん。《新しん唐から书》入にゅう小しょう说家类。宋朝そうちょう后きさき史し志こころざし不ふ载，当とう在ざい宋朝そうちょう佚失。古こ无辑本ほん，佚文いつぶん存そん唐から宋そう诸类书。《旧きゅう小しょう说》甲かぶと集しゅう辑八はち条じょう。鲁迅《古こ小しょう说钩沉》辑九十じゅう条じょう。

主要しゅよう记晋宋そう间鬼怪かい妖异、预知吉凶きっきょう等とう事ごと，也有やゆう民みん间传说。往往おうおう以虚幻まぼろし的てき形式けいしき，反映はんえい现实人生じんせい问题，情じょう节较为完整せい，形象けいしょう也较有ゆう个性特色とくしょく，以灵幻まぼろし奇き闻为胜。故こ事大じだい都と完かん整せい，叙事じょじ状じょう物ぶつ，亦また曲きょく尽つき其致，文字もじ雅みやび洁。《述じゅつ异记》虽以志こころざし怪かい为宗旨むね，然しか内容ないよう颇杂。其中如陆机命いのち犬けん“黄き耳みみ”传书故事こじ，并无迷信めいしん色彩しきさい，且颇为人们所乐道。王おう仲なか德とく出で猎遇鹤故事ごと亦また不具ふぐ迷信めいしん色彩しきさい，虽写动物，也颇有ゆう人情にんじょう。《述じゅつ异记》中ちゅう写うつし鬼おに也写神仙しんせん灵异。写うつし鬼おに的てき故事こじ，多た把わ鬼おに写うつし得え或ある诙谐幽かそけ默だま，或ある善良ぜんりょう多情たじょう，而少有ゆう残ざん暴凶险的；书中所しょ记的神仙しんせん灵异要よう么是扶人危困，助人すけっと长寿，表おもて现了与あずか人ひと为善的てき性格せいかく特とく点てん。

有ゆう与あずか此书名めい相しょう同どう的てき是ぜ宋そう代だい始はじめ见于著ちょ录的南朝なんちょう梁はり代だい任にん昉《述じゅつ异记》，书中个别故事こじ如“金きむ鸡石”、“苏家犬いぬ歌か”、“苟瑰遇ぐう仙せん”、“浮石うきいし化か女おんな”等ひとし与あずか祖そ冲之书所载略同どう，其内容ないよう重じゅう见者，只ただ有ゆう《梦口穴あな》、《园客》、《荀瑰》、《朱しゅ休きゅう之の》、《历阳湖こ》、《封ふう邵化虎とら》、《吴龛》等とう少数しょうすう几条。应当是ぜ由よし于类书引用いんよう时未著ちょ撰せん人じん，遂とげ使し辑佚者しゃ难定归属所しょ致。与あずか任にん昉的《述じゅつ异记》相しょう比ひ，它有较完整せい的てき故事こじ，描写びょうしゃ也较细腻，其中形象けいしょう也较有ゆう个性和わ特とく点てん。祖そ氏し《述じゅつ异记》所しょ取得しゅとく的てき思想しそう和わ艺术上じょう的てき成就じょうじゅ，使つかい它成为同时代同どう类小しょう说中なか的てき较优秀之ひでゆき作さく。

参考さんこう资料

• 《中国ちゅうごく文学ぶんがく大だい辞典じてん》

相あい关

• 《述じゅつ異い記き (任にん昉)》
• 述じゅつ異い記き (东轩主人しゅじん)