閻貴妃ひ (宋そう理さとし宗むね)

閻貴妃ひ（13世せい纪?—1260年ねん），南みなみ宋そう妃ひ嫔，宋そう理さとし宗むね晚年ばんねん时的宠妃，曾抚养瑞みず国こく公主こうしゅ。

阎氏从小就妖艳多姿すがた。被ひ选入宫时，初はつ封ふう宜よろし春はる郡ぐん夫人ふじん，寻晋封ふう为美人じん，后きさき晋すすむ封ふう为婉容よう。淳あつし佑たすく九きゅう年ねん（1249）九きゅう月がつ，从婉容よう升ます到いた贵妃。当とう时贾贵妃ひ去さ世よ，留とめ下か六ろく岁的女おんな儿瑞みず国こく公主こうしゅ，理り宗むね不可ふか一いち日にち無む美び色しょく，閻貴妃ひ又また以姿色しょく得とく寵ちょう，宋そう理さとし宗むね便びん将しょう瑞みず国こく公主こうしゅ交由阎贵妃ひ抚养。她恃宠而骄，阎贵妃ひ想そう修おさむ建けん功德くどく寺てら，宋そう理さとし宗そう不ふ惜动用よう国こく库为其修功德くどく寺てら，派遣はけん吏卒到いた各州かくしゅう县搜集しゅう木材もくざい，为了求もとめ得とく合あい适的的てき梁はり柱ばしら，竟想砍去灵隐寺てら前まえ的てき晋すすむ代だい古松こまつ。幸こう好こう灵隐寺てら住持じゅうじ僧そう元もと肇はじめ，写うつし了りょう一いち首しゅ诗：“不ふ为栽松まつ种茯苓，只ただ缘山色しょく四よん时青。老ろう僧そう不ふ许移松まつ去さ，留とめ与あずか西湖さいこ作画さくが屏へい。”这才保ほ住じゅう古松こまつ。功德くどく寺前てらまえ后きさき花はな了りょう三さん年ねん建たて成しげる，耗费极大，比ひ自家じか祖宗そそう的てき功德くどく寺てら还要富とみ丽堂皇すめらぎ，时人称にんしょう为“赛灵隐寺”，阎贵妃ひ有ゆう宋そう理り宗むね这般宠爱，一些投机钻营的小人，自然しぜん去さ走はし她的门路，閻貴妃ひ專橫せんおう後宮こうきゅう，把持はじ朝政ちょうせい，排斥はいせき異い己おのれ。所有しょゆう的てき大臣だいじん都と要よう靠もたれ巴ともえ結ゆい閻貴妃ひ來らい獲え取ど理り宗むね的てき信任しんにん提ひさげ拔。連れん董ただし宋そう臣しん也是靠もたれ巴ともえ結ゆい閻貴妃ひ被ひ理り宗むね寵ちょう信しん的てき。

阎贵妃ひ是ぜ理り宗むね晚年ばんねん最さい宠爱的てき妃ひ子こ，理り宗むね对阎贵妃赏赐无度，阎贵妃ひ在ざい理り宗むね的てき宠爱下か，骄横专恣，干ひ权乱政せい。宋そう理さとし宗むね没ぼつ有ゆう儿子，只ただ有ゆう一个女儿瑞国公主，爱如掌上しょうじょう明あかり珠たま，瑞みず国こく公主こうしゅ下か嫁よめ，马天骥绞尽脑汁送おく了りょう一份别出心裁的大礼，得とく到いた宋そう理さとし宗むね的てき欢心，与あずか丁ちょう大全たいぜん同どう时被任命にんめい为执政せい，所以ゆえん阎贵妃ひ又また与あずか马天骥、丁ちょう大全たいぜん、人称にんしょう“董ただし阎罗”的てき董ただし宋そう臣しん等とう奸臣かんしん内外ないがい勾结、专擅弄ろう权引起おこり很多正直しょうじき人士じんし的てき不ふ满，史し称しょう“阎马丁ちょう董ただし”。当とう时，有人ゆうじん在朝ざいちょう门上题八个大字だいじ：“阎马丁ちょう当とう，国こく势将亡ほろび。”人にん們把宋そう理さとし宗むね、閻貴妃ひ與あずか董ただし宋そう臣しん同どう唐から明あかり皇すめらぎ、楊貴妃ようきひ與あずか高こう力士りきし相あい提ひさげ並なみ論ろん。理り宗むね還かえ自我じが寬ひろし慰道：「朕ちん雖不德ふとく，未み如明皇すめらぎ之の甚。」

景けい定じょう元年がんねん（1260）七なな月がつ，阎贵妃ひ薨，赐谥“惠めぐみ昭あきら”。