陈之龙

陳ひね之の龍りゅう（？—1660年ねん），字じ雲くも亢。明あきら末すえ清きよし初はつ政治せいじ人物じんぶつ，江西えにし宜むべ春はる北きた外がい廂ひさし（今いま宜むべ春はる市區しく秀しゅう江え街がい一帶いったい）人にん。

天啟てんけい元年がんねん（1621年ねん）中ちゅう舉。歷れき官かん常德じょうとく府ふ推官、乾いぬい州しゅう知ち州しゅう、西安しーあん府ふ同どう知ち。崇たかし禎ただし十じゅう六ろく年ねん（1643年ねん）十じゅう一いち月がつ，李り自じ成なり至いたり靈れい武たけ（今こん宁夏灵武），陳ひね之の龍りゅう投降とうこう大だい順じゅん政權せいけん。授職寧やすし夏なつ節度せつど使し。李り自じ成なり陷おちい北京ぺきん時じ為ため陝西せんせい節ぶし使し，留守るす「西京にしぎょう」。

順治じゅんじ二に年ねん（1645年ねん）投とう靠もたれ清きよし廷，任にん右みぎ僉都御ご史し，巡じゅん撫なで鳳おおとり陽よう。順治じゅんじ五ご年ねん四よん月がつ，擒とりこ拿黃き毓祺於通州しゅう（今こん南みなみ通どおり）之これ法ほう寶たから寺てら，搜さがせ出で印しるし信しん詩し詞し。陳ひね之の龍りゅう始終しじゅう不ふ受清廷重用じゅうよう，不ふ久ひさ，被ひ奪だつ職しょく歸鄉ききょう。順治じゅんじ十じゅう七なな年ねん，病やまい逝。

參考さんこう書目しょもく

• 《清史きよし稿こう‧文苑ぶんえん傳でん一いち‧錢せん謙けん益えき》