鹿しか台だい，又また名な南みなみ單たん台だい，相傳そうでん是ぜ商しょう朝あさ紂王所ところ建造けんぞう的てき宮苑みやぞの建築けんちく，最早もはや由ゆかり呂りょ尚ひさし監かん造づくり，台だい高だか四よん丈たけ九きゅう尺しゃく，“台たい高だか插汉，榭耸凌雲りょううん。”是ぜ“淇園きえん八景はっけい”之の一いち，位置いち在ざい朝ちょう歌か附近ふきん（今いま河南かなん省しょう淇縣金きむ牛うし嶺みね）。《史記しき·殷いん本紀ほんぎ》有ゆう“厚あつ賦ふ稅ぜい以實鹿しか台だい之の錢ぜに”，意思いし是ぜ藏ぞう财聚宝たから之の處しょ。周しゅう武たけし王おう十じゅう一いち年ねん（前ぜん1027年ねん或ある前まえ1046年ねん）一いち月がつ二に十じゅう六ろく日にち，周しゅう武たけし王おう發動はつどう牧野まきの之これ戰せん，紂王組織そしき奴隸どれい以拒之の，紂軍前ぜん鋒ほこさき倒たおせ戈ほこ，全ぜん軍ぐん覆沒ふくぼつ，“血ち流りゅう漂杵”，紂王登とう鹿しか台だい，「蒙こうむ衣ころも其珠玉だま，自じ燔於火ひ而死」。商しょう朝あさ滅亡めつぼう。
