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立岩真也「遠離・遭遇――介助について」関連資料
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とおはなれ遭遇そうぐう――介助かいじょについて」関連かんれん資料しりょう

立岩たていわ  2000


現代げんだい思想しそう』28-4(2000-3):155-179(特集とくしゅう介護かいご――福祉ふくし国家こっかのゆくえ)
現代げんだい思想しそう』28-5(2000-4):28-38(特集とくしゅう心理しんりがくへの招待しょうたい
現代げんだい思想しそう』28-6(2000-5):231-243(特集とくしゅう:スペクタル社会しゃかい
現代げんだい思想しそう』28-7(2000-6):252-277(特集とくしゅうだつ冷戦れいせんひがしアジア)
 cf.現代げんだい思想しそう
 青土おうづちしゃ
 http://www.seidosha.co.jp/


 この論文ろんぶんよわくある自由じゆうへ』青土おうづちしゃ,2000ねん10がつ)に収録しゅうろくされました。にとっていただければさいわいです。
 またこのホームページないよわくある自由じゆうへ』文献ぶんけんひょう索引さくいんは、以下いかのものよりきちんとリンクなどなされています。これもこちらをごらんください。

■1まえおき
 ◆1介護かいご保険ほけん
 ◆2これまでにべたこと
 ◆3いつもふたつある(本稿ほんこう概要がいよう

■2根本こんぽんてき中途半端ちゅうとはんぱさについて
 ◆1両方りょうほうがある
 ◆2だから強制きょうせい要請ようせいされる
 ◆3わせ、減殺げんさいする

■3「よさ」について
 ◆1かたられなくてもよい
 ◆2無色むしょくであってほしいものへの意味いみ充当じゅうとう
 ◆3贈与ぞうよをめぐる供応きょうおう
 ◆4職域しょくいき権能けんのう維持いじ拡張かくちょう
 ◆5らず、局限きょくげんすること [以上いじょうがつごう

■4機構きこう
 ◆1本人ほんにんめる
 ◆2みっつのものの配置はいち
 ◆3接近せっきん、しかし義務ぎむをめぐる差異さい [以上いじょうがつごう
 ◆4選択せんたく責任せきにんというあやま
 ◆5どんな仕事しごととするのか
 ◆6「専門せんもんせい」を根拠こんきょにしないこと
 ◆7家族かぞくによるおこない・無償むしょうおこないの位置いち [以上いじょうがつごう
 ◆8判定はんていからのがれようとすること
 ◆9おぎな代行だいこうする機構きこう必要ひつようとその危険きけん回避かいひする機構きこう必要ひつよう

■5くちはさむこと、むかえること、  ◆1パターナリズム
 ◆2承認しょうにん
 ◆3せっさわ

■■6つまり短絡たんらくさせないこと  ◆1ほぐしててること
 ◆2だから、やっかいで、しかし仕方しかたなく大切たいせつなことは [以上いじょうがつごう


文献ぶんけん

 

■Keywords?

 このホームページの50おとじゅん索引さくいんより

介助かいじょ介護かいご

あい 356,366,372,442
家事かじ労働ろうどう
家族かぞく 22,90,181,370
共同きょうどうたい主義しゅぎ communitarianism
ケア 205,259,369,433
ケアの倫理りんりがく 205,433
ケアマネジメント
高齢こうれい
自己じこ決定けってい
社会しゃかい福祉ふくし 256,267,282,313,383
社会しゃかい福祉ふくし基礎きそ構造こうぞう改革かいかく
障害しょうがいしゃ権利けんり擁護ようご
少子化しょうしか 140,436 (→高齢こうれい
性別せいべつ分業ぶんぎょう
福祉ふくし国家こっか 4,216,253,300,301,306,320,346-347,425


 
 

文献ぶんけん(1・2・3 著者ちょしゃめいアルファベットじゅん

安積あさか 純子じゅんこ岡原おかはる 正幸まさゆき尾中おちゅう ぶん哉・立岩たついわ 也 1990
 『なま技法ぎほう――いえ施設しせつらす障害しょうがいしゃ社会しゃかいがく』,藤原ふじわら書店しょてん
◆―――――  1995
 なま技法ぎほう――いえ施設しせつらす障害しょうがいしゃ社会しゃかいがく 増補ぞうほ改訂かいていばん藤原ふじわら書店しょてん
  *送付そうふできます。
千葉大学ちばだいがく文学部ぶんがくぶ社会しゃかいがく研究けんきゅうしつ 1996 『NPOがえる!?――営利えいり組織そしき社会しゃかいがく*,千葉大学ちばだいがく文学部ぶんがくぶ社会しゃかいがく研究けんきゅうしつ日本にっぽんフィランソロピー協会きょうかい
◆Coleridge, Peter 1993 Disablity, Liberation and Development, Oxfam GB.
 =1999 中西なかにし由起子ゆきこやく,『アジア・アフリカの障害しょうがいしゃとエンパワメント』,明石書店あかししょてん
 cf. 立岩たていわ 19991102 紹介しょうかい『アジア・アフリカの障害しょうがいしゃとエンパワメント』」
 『われら自身じしんこえ』(DPI日本にっぽん会議かいぎ
福島ふくしま 瑞穂みずほ  1991 「扶養ふよう遺贈いぞう相続そうぞく」,
 上野うえの千鶴子ちづこへん『システムとしての家族かぞく』(シリーズ変貌へんぼうする家族かぞく 3):170-187,岩波書店いわなみしょてん
◆―――――  1992 『結婚けっこん家族かぞく――あたらしい関係かんけいけて』,
 岩波いわなみ新書しんしょ
伊田いだ 広行ひろゆき  1994 『せい差別さべつ資本しほんせい』,
 啓文ひろふみしゃ
◆―――――  1998 『21世紀せいき労働ろうどうろん――規制きせい緩和かんわへのジェンダーてき対抗たいこう』,
 青木あおき書店しょてん
◆―――――  1998 『シングル単位たんい社会しゃかいろん――ジェンダー・フリーな社会しゃかいへ』,
 世界せかい思想しそうしゃ
◆Gilligan, C 1982 In a Different Voice : Psychological Theory and Women's Development, Harvard Univ.Press=1986 岩男いわお寿美子すみこ監訳かんやく,『もうひとつのこえ――男女だんじょ道徳どうとくかんのちがいと女性じょせいのアイデンティティ』,川島書店かわしましょてん <205>
 (1997ねん品切しなぎれ・再版さいはん予定よていなし)
花村はなむら 春樹はるき  1994 『「ノーマライゼーションのちち」N・E・バンク・ミケルセン――その障害しょうがい思想しそう』,ミネルみねるァ書房ぁしょぼう
◆Hatch, S & Mocroft, I 1983 Components of Welfare, Bedford Square Press
◆ヒューマンケア協会きょうかい 1999 『当事とうじしゃ主体しゅたい介助かいじょサービスシステム――カナダ・オンタリオしゅうのセルフマネジドケア』*,編集へんしゅうていしょうかず 発行はっこう:ヒューマンケア協会きょうかい日本にっぽん財団ざいだん
  *送付そうふできます。
◆ヒューマンケア協会きょうかい地域ちいき福祉ふくし計画けいかく策定さくてい委員いいんかい 1994 『ニード中心ちゅうしん社会しゃかい政策せいさく――自立じりつ生活せいかつセンターが提唱ていしょうする福祉ふくし構造こうぞう改革かいかく』*,ヒューマンケア協会きょうかい,88p.
  *送付そうふできます。
◆ヒューマンケア協会きょうかいケアマネジメント研究けんきゅう委員いいんかい 1998 『障害しょうがい当事とうじしゃ提案ていあんする地域ちいきケアシステム――英国えいこくコミュニティケアへの当事とうじしゃ挑戦ちょうせん』*,ヒューマンケア協会きょうかい日本にっぽん財団ざいだん
  *送付そうふできます。
平岡ひらおか 公一こういち  2000 「社会しゃかいサービスの多元たげん市場いちば――その理論りろん政策せいさくをめぐるいち考察こうさつ」,大山おおやまへん[2000:30-52]
市野川いちのかわ ようこう立岩たついわ 也 1998 「障害しょうがいしゃ運動うんどうからえてくるもの」(対談たいだん),『現代げんだい思想しそう』26-2(1998-2):258-285(特集とくしゅう身体しんたい障害しょうがいしゃ
◆Ignatieff, Michael 1984 The Needs of Stranger, Chatto and Windus, 1984; Penguin Books, 1994; Vintage 
 =1999 添谷そえだにいくこころざし金田かねだ耕一こういちやく,『ニーズ・オブ・ストレンジャーズ』,ふうぎょうしゃ
 →あい
自立じりつ生活せいかつ情報じょうほうセンターへん 1996 『HOW TO 介護かいご保障ほしょう――障害しょうがいしゃ高齢こうれいしゃゆたかな一人暮ひとりぐらしをささえる制度せいど』,
 現代書館げんだいしょかん
◆Johnson, Norman 1987 Welfare State in Transition : The Theory and Practice of Welfare Pluralism, Harvester Wheatsheaf=1993 青木あおき郁夫いくお山本やまもとたかしやく福祉ふくし国家こっかのゆくえ――福祉ふくし多元たげん主義しゅぎしょ問題もんだい』,法律文化社ほうりつぶんかしゃ
きょう 尚中しょうちゅう井上いのうえ 泰夫やすお立岩たついわ 也・中村なかむら 陽一よういち川崎かわさき 賢子さとこ 2000 「アンペイドワーク――現状げんじょう展望てんぼう」(座談ざだんかい),中村なかむら陽一よういち川崎かわさき賢子さとこへん[2000:138-174]
北野きたの 誠一せいいち  1999 「虐待ぎゃくたいとう人権じんけん侵害しんがいたいする権利けんり擁護ようごシステム――成人せいじん援護えんごサービス(APS)と長期ちょうきケアオンブズマン(LTC) その1」,『ノーマライゼーション 障害しょうがいしゃ福祉ふくし』19-5(2000-5):71-75
小松こまつ 美彦よしひこ  1996『共鳴きょうめいする――脳死のうし臓器ぞうき移植いしょくふかみへ』,勁草書房しょぼう
◆Krog, Evald 1993 En Muskelsvindler, Fisker & Schou, Denmark=1994 大熊おおくま由紀子ゆきこ監修かんしゅう片岡かたおかゆたかやく,『クローさんの愉快ゆかい苦労くろうばなし――デンマークしき自立じりつ生活せいかつはこうして誕生たんじょうした』,ぶどうしゃ三島みしま 亜紀子あきこ 1999 社会しゃかい福祉ふくし学問がくもん専門せんもんしょく*,大阪市立大学おおさかいちりつだいがく大学院だいがくいん修士しゅうし論文ろんぶん
森川もりかわ 美絵みえ  1999a 「在宅ざいたく介護かいご労働ろうどう制度せいど過程かてい――初期しょき(1970年代ねんだい〜80年代ねんだい前半ぜんはん)における領域りょういき設定せってい行為こういしゃ属性ぞくせい連関れんかんをめぐって」,『大原おおはら社会しゃかい問題もんだい研究所けんきゅうじょ雑誌ざっし』486:23-39
◆―――――  1999b 「高齢こうれいしゃ介護かいごの「消費しょうひしゃ主権しゅけん」モデルにおける「消費しょうひしゃ提供ていきょうしゃ関係かんけい――アメリカの事例じれいから」,日本にっぽん社会しゃかい学会がっかいだい72かい大会たいかい報告ほうこく
森岡もりおか 恭彦やすひこ  1994 『インフォームド・コンセント』,
 日本にっぽん放送ほうそう出版しゅっぱん協会きょうかい
中村なかむら 陽一よういち川崎かわさき 賢子さとこ へん 2000 『アンペイドワークとはなにか』,藤原ふじわら書店しょてん
中西なかにし 正司しょうじ  1993 「当事とうじしゃ主体しゅたい福祉ふくしサービスの構築こうちく――障害しょうがいしゃ地域ちいきらす権利けんり方策ほうさく自立じりつ生活せいかつセンターの活動かつどうとおして」,『社会しゃかい福祉ふくし研究けんきゅう』57:48-53
◆―――――  1998 「消費しょうひしゃコントロールの介助かいじょ制度せいど提案ていあん――あたらしい障害しょうがいしゃ介護かいご保障ほしょうけてのセルフマネジドケア(試案しあん)」,『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』81:138-143
Nozick, Robert 1974  Anarchy, State, and Utopia, Basic Books
 =1985,1989 嶋津しまづかくやく,『アナーキー・国家こっか・ユートピア』,木鐸ぼくたくしゃ→1992 木鐸ぼくたくしゃ
太田おおた 富雄とみお へん 1996 『現代げんだい医療いりょうひかりかげ』,
 あきらよう書房しょぼう
大谷おおや つよ   1998 「福祉ふくし基礎きそ構造こうぞう改革かいかくとは――市民しみん社会しゃかいてき権利けんりさい構築こうちくを」,『機関きかん福祉ふくし労働ろうどう』80:12-18
大山おおやま ひろし炭谷すみたに しげる武川むかわ 正吾しょうご平岡ひらおか 公一こういち へん 2000 『福祉ふくし国家こっかへの視座しざ――らぎからさい構築こうちくへ』,ミネルみねるァ書房ぁしょぼう
岡原おかはら 正幸まさゆき  1990a 「制度せいどとしての愛情あいじょう――だつ家族かぞくとは」,
 安積あさか[1990:75-100]→安積あさか[1995:75-100]
◆―――――  1990b 「コンフリクトからの自由じゆう――介助かいじょ関係かんけい模索もさく」,
 安積あさか[1990:121-146]→安積あさか[1995:121-146]
岡原おかはる 正幸まさゆき石川いしかわ じゅんこう 裕明ひろあき 1986 「障害しょうがいしゃ介助かいじょしゃ・オーディエンス」,
 『解放かいほう社会しゃかいがく研究けんきゅう』1:25-41
◆Pearson, Christopher 1991 Beyond the Welfare State ?, Basil Blackwell
 =1996 田中たなかひろし神谷かみや直樹なおきやく,『がりかどにきた福祉ふくし国家こっか』,未来社みらいしゃ
◆Ratzka, Adolf D. 1991 Independent Living and Attendant Care in Sweden
 =199 河東田かとうだ ひろし小関おぜき ダール 瑞穂みずほやく,『スウェーデンにおける自立じりつ生活せいかつとパーソナル・アシスタンス――当事とうじしゃ管理かんり論理ろんり』,現代書館げんだいしょかん
 http://www.gendaishokan.co.jp/
 けいたかし 19981001 『市場いちば原理げんりれるアメリカの医療いりょう』 医学書院いがくしょいん,202p. 2200
佐伯さいき みか・山崎やまざき いにしえ 1996 「末期まっき患者かんじゃ意向いこう尊重そんちょうをめぐる医師いし役割やくわり認知にんちかんする研究けんきゅう」,
 『保健ほけん医療いりょう社会しゃかいがく論集ろんしゅう』7:26-36
佐藤さとう 純一じゅんいち黒田くろだ ひろし一郎いちろう へん 1998 医療いりょう神話しんわ社会しゃかいがく
 世界せかい思想しそうしゃ
 http://www.sekaishisosha.co.jp
進藤しんどう 雄三ゆうぞう黒田くろだ ひろし一郎いちろう へん 1999 『医療いりょう社会しゃかいがくまなひとのために』,
 世界せかい思想しそうしゃ
 http://www.sekaishisosha.co.jp
副田そえだ 義也よしや  1992 「老人ろうじん福祉ふくし利用りようしゃ家族かぞくをどうあつかっているか」,
 上野うえの千鶴子ちづこへん家族かぞく侵入しんにゅうする社会しゃかい』(シリーズ変貌へんぼうする家族かぞく 6):063-083,岩波書店いわなみしょてん
田村たむら まこと 19990701 『マネジドケアで医療いりょうはどうわったか』 医学書院いがくしょいん,200p. 2400
田中たなか 恵美子えびす 2000 重度じゅうど障害しょうがいしゃ地域ちいき生活せいかつささえるシステム――あたらしい介護かいごサービスの可能かのうせいもとめて」*,日本女子大学にほんじょしだいがく大学院だいがくいん人間にんげん社会しゃかい研究けんきゅう社会しゃかい福祉ふくしがく専攻せんこう修士しゅうし博士はかせ課程かてい前期ぜんき論文ろんぶん
立岩たついわ 也  1990a 「はやく・ゆっくり――自立じりつ生活せいかつ運動うんどう生成せいせい展開てんかい」,
 安積あさか[1990:165-226]→安積あさか[1995:165-226]
◆―――――  1990b 介助かいじょするひとをどこにくか」※,
 安積あさか[1990:227-285](安積あさか[1995]には、これを改稿かいこうした[1995a]を収録しゅうろく
◆―――――  1991 あいについて――近代きんだい家族かぞくろん・1」※,
 『ソシオロゴス』15:35-52
◆―――――  1992 近代きんだい家族かぞく境界きょうかい――合意ごういわたしたちっている家族かぞくみちびかない」※,
 『社会しゃかいがく評論ひょうろん』42-2:30-44
◆―――――  1995a 「わたしめ,社会しゃかいささえる,のを当事とうじしゃささえる――介助かいじょシステムろん」,
 安積あさか[1995:227-265]
◆―――――  1995b 「自立じりつ生活せいかつセンターの挑戦ちょうせん」,安積あさか[1995:267-321]
◆―――――  1995b 「「公的こうてき介護かいご保険ほけん」をどうするか――自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・14」※,
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』69ごう,pp.155-162
◆―――――  1996a 「だれがケアをかたっているのか」※,
 『RSW研究けんきゅうかい 研究けんきゅう会誌かいし』19:3-27
◆―――――  1996b 公的こうてき介護かいご保険ほけんなに問題もんだいか」※,
 『あくしょん』34ごう
◆―――――  1996a 「組織そしきにおかねまえ個人こじんすという選択肢せんたくしがある」*,千葉大学ちばだいがく文学部ぶんがくぶ社会しゃかいがく研究けんきゅうしつ[1996:89-90]
◆―――――  1996b 「社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかい未来みらいはある,が…」*,千葉大学ちばだいがく文学部ぶんがくぶ社会しゃかいがく研究けんきゅうしつ[1996:238]
◆―――――  1997a 「「ケア」をどこに位置いちさせるか」※,
 『家族かぞく問題もんだい研究けんきゅう』22:2-14
◆―――――  1997b 私的してき所有しょゆうろん
 勁草書房しょぼう
◆―――――  1997c 「彎曲わんきょくする空間くうかん――医療いりょう介入かいにゅうする社会しゃかいがく序説じょせつ2」※,
 日本にっぽん社会しゃかい学会がっかいだい70かい大会たいかい報告ほうこく
 報告ほうこく要旨ようし当日とうじつ配付はいふした資料しりょう
◆―――――  1998a 「未知みちによる連帯れんたい限界げんかい――遺伝子いでんし検査けんさ保険ほけん」,
 『現代げんだい思想しそう』26-9(1998-9):184-197(特集とくしゅう遺伝子いでんし操作そうさ
◆―――――  1998b 分配ぶんぱいする最小さいしょう国家こっか可能かのうせいについて」※,
 『社会しゃかいがく評論ひょうろん』49-3(195):426-445(特集とくしゅう福祉ふくし国家こっか福祉ふくし社会しゃかい
◆―――――  1998a 「都合つごうのよい屈辱くつじょくによる――「安楽あんらく」について」,『仏教ぶっきょう』42(特集とくしゅう生老しょうろ病死びょうし哲学てつがく
◆―――――  1998b 「自己じこ決定けってい自己じこ責任せきにん,というあやまり――むしろ決定けってい可能かのうにし,ささえ,おぎなうこと」,『福祉ふくし展望てんぼう』23:18-25(東京とうきょう社会しゃかい福祉ふくし協議きょうぎかい
◆―――――  1998c 「空虚くうきょな〜かたい〜ゆるい・自己じこ決定けってい」,『現代げんだい思想しそう』26-7(1998-7):57-75(特集とくしゅう自己じこ決定けっていけん
◆―――――  1999a 「自己じこ決定けっていする自立じりつ――なにより,でないが,とても,大切たいせつなもの」,長瀬ながせおさむ石川いしかわじゅんへん障害しょうがいがくへの招待しょうたい』,明石書店あかししょてん,pp.21-44
  *送付そうふできます。
◆―――――  1999b 「どもと自己じこ決定けってい自律じりつ――パターナリズムも自己じこ決定けってい同郷どうきょうでありうる,けれども」後藤ごとう弘子ひろこへん少年しょうねん非行ひこうどもたち』,明石書店あかししょてん,pp.21-44
  *送付そうふできます。
◆―――――  1999c 介護かいご保険ほけん使つかえるか――ってることはちからになる・7」
 『こちら”ちくま”』12(発行はっこう自立じりつ支援しえんセンター・ちくま
◆―――――  1999d 大切たいせつあぶないQOL」※,
 21世紀せいき医学いがくフォーラム編集へんしゅう委員いいんかいへん『21世紀せいき医学いがくフォーラム――QOLをかんがえる』pp.142-147(講演こうえん記録きろく
◆―――――  1999e 「資格しかくしょく専門せんもんせい」,
 進藤しんどう雄三ゆうぞう黒田くろだ浩一こういちろうへん[1999]
◆―――――  2000a 「選好せんこう生産せいさん国境こっきょう――分配ぶんぱい制約せいやくについて うえした」,
  『思想しそう』2000-2(908),2000-3(909)
◆―――――  2000b 「過剰かじょう空白くうはく――世話せわすることをめぐ言説げんせつについて」,
 副田そえだ義也よしや樽川たるかわ典子のりこへん現代げんだい社会しゃかい家族かぞく政策せいさく』,ミネルみねるァ書房ぁしょぼう近刊きんかん
◆―――――  2000c 「停滞ていたいする資本しほん主義しゅぎのために――の準備じゅんび」,
 栗原くりはらあきら佐藤さとうまなぶ小森こもり陽一よういち吉見よしみ達哉たつやへん市場いちば』,東京とうきょう大学だいがく出版しゅっぱんかい越境えっきょうする・6(近刊きんかん
◆―――――  2000d 「自由じゆう平等びょうどう」(かり),
 『思想しそう』(予定よてい
◆―――――  2000b 「決定けっていについて」,大庭おおばけん鷲田わしだきよしいちへん所有しょゆうのエチカ』,ナカニシヤ出版しゅっぱん近刊きんかん
◆―――――  2000c 「こうもあれることのりくつをいう――という社会しゃかいがく計画けいかく」,『理論りろん方法ほうほう』27(日本にっぽん数理すうり社会しゃかい学会がっかい特集とくしゅう変貌へんぼうする社会しゃかい学理がくりろん
立岩たついわ 也・成井なるい 正之まさゆき 1996 「(政府せいふ営利えいり組織そしき=NPO,はなにをするか」*,千葉大学ちばだいがく文学部ぶんがくぶ社会しゃかいがく研究けんきゅうしつ[1996:48-60]
寺本てらもと 晃久あきひさ  1997 「知的ちてき障害しょうがいをもつ人々ひとびと自己じこ決定けってい自己じこ主張しゅちょうとその支援しえん」*,東京都立大学とうきょうとりつだいがく大学院だいがくいん社会しゃかいがく研究けんきゅう修士しゅうし論文ろんぶん
◆Titmuss, Richard 1970 The Gift Relationship : From Human Blood to Social Policy,
 Allen and Unwin, 1972: Vintage Books
土屋つちや 貴志たかし  1998 「インフォームド・コンセント」,
 佐藤さとう黒田くろだへん[1998:217-241]
土屋つちや  1998 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃかたる「家族かぞく」−主観しゅかんてき家族かぞくろん構築こうちくへむけて−」
 おちゃ水女子大学みずじょしだいがく大学院だいがくいん修士しゅうし論文ろんぶん
◆―――――  19981228 「〈家族かぞくのきずな〉とケアにかんするいち考察こうさつ――全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃの「かたり」をく」
 『国立こくりつ婦人ふじん教育きょういく会館かいかん紀要きよう』2:47-56
◆―――――  199902 全身ぜんしんせい障害しょうがいしゃの「家族かぞく」をめぐるリアリティ構成こうせい
 『Sociology Today』9:17-27(おちゃみず社会しゃかいがく研究けんきゅうかい
◆Ungerson, Clare 1987 Policy is Personal : Sex Gender and Informal Care, Tavistock=1999 平岡ひらおか公一こういち平岡ひらおか佐智子さちこやく『ジェンダーと家族かぞく介護かいご――政府せいふ政策せいさく個人こじん生活せいかつ』,光生みつおかん
 正利まさとし  1996 「医療いりょう人間にんげん疎外そがい」,
 太田おおたへん[1996:40-63]
和田わだ つとむ   1996 『カルテはだれのものか――患者かんじゃ権利けんり生命せいめい尊厳そんげん』,
 丸善まるぜん

文献ぶんけん(+αあるふぁ

◆ジョセフ・P・シャピロ『あわれみはいらない』  現代書館げんだいしょかん
◆メアリー・オーヘイガン『精神せいしん医療いりょうユーザーのめざすもの――欧米おうべいのセルフヘルプ活動かつどう』 解放かいほう出版しゅっぱんしゃ
◆マイケル・ウォルツァー『正義せいぎ領分りょうぶん――多元たげんせい平等びょうどう擁護ようご
 而立じりつ書房しょぼう
 以上いじょうさつについて
 ◇立岩たついわ 2000/01/15いちきゅうきゅうきゅうねん読書どくしょアンケート」
  『みすず』42-1(2000-1)

立岩たついわ 199206 発足ほっそくねん自立じりつ生活せいかつセンター・立川たつかわ ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・1― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』55ごう現代書館げんだいしょかん,pp.150-155 (1992ねんがつ) 20まい
立岩たついわ 199209 自立じりつ生活せいかつプログラム ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・2― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』56ごう,pp.154-159,現代書館げんだいしょかん (1992ねんがつ) 20まい
立岩たついわ 199212 東京とうきょう地域ちいき福祉ふくし振興しんこう基金ききんによる助成じょせい事業じぎょう ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・3― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』57ごう,pp.130-135,現代書館げんだいしょかん (1992ねん12がつ) 20まい
立岩たついわ 199303 全国ぜんこく自立じりつ生活せいかつセンター協議きょうぎかい(JIL) ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・4― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』58ごう,pp.135-141 現代書館げんだいしょかん (1993ねんがつ) 20まい
立岩たついわ 199306 東京とうきょう重度じゅうど脳性のうせい麻痺まひしゃとう介護かいごじん派遣はけん事業じぎょう ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・5― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』59ごう,pp.130-135 現代書館げんだいしょかん (1993ねんがつ) 20まい
立岩たついわ 199309 生活せいかつ保護ほご他人たにん介護かいご加算かさん ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・6― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』60ごう,pp.  (1993ねんがつ
立岩たついわ 199312 障害しょうがいしゃ総合そうごう情報じょうほうネットワーク・ ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・7― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』61ごう,pp.153-158(1993ねん12がつ) 20まい
立岩たついわ 199403 当事とうじしゃ組織そしきにおかねわたるか→地域ちいき福祉ふくし振興しんこう基金ききん ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・8―」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』62ごう,pp.153-158(1994ねんがつ) 20まい
立岩たついわ 199405 社会しゃかいてき支援しえんシステムの変更へんこう ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・9― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』63ごう,pp.100-105 (1994ねんがつ) 20まい
立岩たついわ 199409 「ホームヘルプ事業じぎょうはもっと使つかえる ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・10― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』64ごう,pp.144-151 (1994ねんがつ) 25まい
立岩たついわ 199412 だいろくかい自立じりつ生活せいかつ問題もんだい研究けんきゅう全国ぜんこく集会しゅうかい ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・11― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』65ごう,pp.146-151(1994ねん12がつ) 20まい
立岩たついわ 199503 大阪おおさか市立しりつ自立じりつ生活せいかつセンター?「ピア大阪おおさか」 ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・12― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』66ごう,pp.145-150 (19950325) 20まい
立岩たついわ 199509 「NPOがやっていること,やれること ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・13― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』68ごう,pp.146-151 (19950925) 20まい
立岩たついわ 199512 「「公的こうてき介護かいご保険ほけん」をどうするか ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい・14― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』69ごう,pp.155-162 (19951225) 20まい
立岩たついわ 199603 「NPOほうひとやとう→おもしろいことをやる ―自立じりつ生活せいかつ運動うんどう現在げんざい最終さいしゅうかい― 」
 『季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう』70ごう,pp.155-162 (19960325) 20まい

立岩たついわ 19970809 「「市町村しちょうそん障害しょうがいしゃ生活せいかつ支援しえん事業じぎょう」をう」
 『ノーマライゼーション研究けんきゅう』1997年版ねんばん年報ねんぽう:61-73 35まい

 

■1まえおき

 ◆1介護かいご保険ほけん

介助かいじょ介護かいご
〇19991225 季刊きかん福祉ふくし労働ろうどう85ごう
 特集とくしゅう介護かいご保険ほけん障害しょうがいしゃ
全国ぜんこく障害しょうがいしゃ介護かいご制度せいど情報じょうほう

 ◆2これまでにべたこと

 ◆3いつもふたつある(本稿ほんこう概要がいよう

自己じこ決定けってい

■2根本こんぽんてき中途半端ちゅうとはんぱさについて

 ◆1両方りょうほうがある

 ◆2だから強制きょうせい要請ようせいされる

 ◆3わせ、減殺げんさいする

■3「よさ」について

 ◆1かたられなくてもよい

 ◆2無色むしょくであってほしいものへの意味いみ充当じゅうとう

 ◆3贈与ぞうよをめぐる供応きょうおう

 ◆4職域しょくいき権能けんのう維持いじ拡張かくちょう

 ◆5らず、局限きょくげんすること

■4機構きこう [以下いかがつごう

 ◆1直接ちょくせつ選択せんたくする

 ◆2家族かぞく同列どうれつかれる

 ◆3さらに媒介ばいかい弁護べんご直接ちょくせつ使つか

 ◆4専門せんもんせいをめぐる倒錯とうさく

「……
 【立岩たていわ】 いまのは安楽あんらく本人ほんにんによってのぞまれている場合ばあい問題もんだいでした。ほかにもいくつもの決定けっていかかわる問題もんだいがあります。とく本人ほんにんめない、められない場合ばあいに、だれ決定けっていするかという問題もんだいがあります。
 たとえばこういういいかたがあります。「たとえば患者かんじゃ自己じこ決定けっていっても、それはなかなかむずかしいし、大変たいへんだし、億劫おっくうだ。だから、それをおぎなわなきゃいけない。それはやっぱり医者いしゃ仕事しごとだ。」だけど、やっぱりそれはへんはなしだとおもうんです。医者いしゃというのは、患者かんじゃ決定けってい能力のうりょくがなかったとすると、わたし決定けっていゆだねられているとかんがえてしまう。そして、どうしよう、こまった、となるわけです。でも、これはだい間違まちがいです。患者かんじゃ決定けってい存在そんざいしないとして、じゃ医者いしゃ決定けっていけん存在そんざいするのかってわれて、そのこたえははしてきにノーです。そんなもんありっこない。だれかがめるしかない。そのだれかっていうのがだい問題もんだいなんですけれども、すくなくとも医者いしゃではない。このことまでははっきりえるとおもいます。
 だいいちに、AさんとBさんがいたとして、Bにないということは、Aにあるということを意味いみしないんです。意味いみするはずがない。ところが、そうおもってしまう。そういうおかしさにがついていないんです。本人ほんにんめられない、じゃわりにだれかがめなきゃいけないという場面ばめんがあったとして、それはだれなのかということは大切たいせつ問題もんだいです。だけど、それは医者いしゃだとはならない。生死せいしかかわる場面ばめんに、かれ医療いりょうしゃであるがゆえに、居合いあわせてしまっているというだけのことです。
 ……」
立岩たついわ 98/08/01「「そんなのでめないでくれ」とう――自己じこ決定けってい代理だいり決定けっていについて」(インタヴュー),『ヒポクラテス』2-5(1998-1):26-31)

 ◆5供給きょうきゅうしゃたちのたばあらが

 ◆6部分ぶぶんてき合致がっちについて

 ◆7判定はんていからのがれようとすること

■5存在そんざい承認しょうにんという領野りょうや [以下いかがつごう

 ◆1パターナリズムの必然ひつぜんせい

 ◆2として、なにをしないか

 ◆3承認しょうにんという領野りょうや

 ◆4どこで、どのように

■6福祉ふくし国家こっかについて

 ◆1不愉快ふゆかい所在しょざい

 ◆2とおはなれ遭遇そうぐう



介助かいじょ介護かいご  ◇立岩たていわ しん
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