コロナ禍かによって、ライブエンタメ業界ぎょうかいは今いまなお多大ただいな痛手いたでを受うけている。大型おおがたライブイベントの中止ちゅうしを決断けつだんしたロッキング・オン代表だいひょうの渋谷しぶや陽一よういち氏しと、ブシロード代表だいひょう取締役とりしまりやく会長かいちょうの木谷きたに高明こうめい氏し。長年ながねんにわたってエンタメに携たずさわってきた2人ふたりは「これからのライブエンタメには爆発ばくはつ的てきな変革へんかくが起おきる」と断言だんげんして憚はばからない。不安ふあんと疲弊ひへいに打うちひしがれたライブ業界ぎょうかいとエンタメファンに、光明こうみょうを差さす対談たいだんをお届とどけしたい。 スポーツ業界ぎょうかいはとっくに世界せかい規模きぼで稼かせいでいる 渋谷しぶや陽一よういち氏し 木谷きたに高明こうめい氏し ――このたびの対談たいだんは、ライブエンタメの“明あかるい未来みらい”を語かたり合あいたいとのことで実現じつげんしました。 渋谷しぶや陽一よういちそう。ここ最近さいきん、とくに音楽おんがく業界ぎょうかいは暗くらい話はなしばかりだったけど、僕ぼくはあと数すう年ねんで音楽おんがく産業さんぎょうの市場いちば規模きぼは2倍ばい3倍ばいに成長せいちょうすると思おもってるんです。業界ぎょうかいでこの話はなしをしても意外いがいとピンと来きてくれる人ひとが少すくなかったんだけど、木谷きたにさんは瞬時しゅんじに理解りかいしてくれましたよ。 木谷きたに高明こうめい欧米おうべいのスポーツ

日ひ本ほん音楽おんがく著作ちょさく権けん協会きょうかい（JASRAC）は20日はつか、2019年度ねんどの著作ちょさく物ぶつ使用しよう料りょうの徴収ちょうしゅう額がくが、過去かこ最高さいこうの約やく1177億おく円えんだったと発表はっぴょうした。これまで徴収ちょうしゅう額がくが最もっとも多おおかったのは07年度ねんどの約やく1156億おく円えん。 JASRACによると、動画どうが配信はいしんや音楽おんがくサブスクリプションサービスといったインタラクティブ配信はいしん分野ぶんやでの徴収ちょうしゅう額がくが前年度ぜんねんど比ひ…

大おおきな注目ちゅうもくを集あつめていたヤマハ音楽おんがく振興しんこう会かい他たの音楽おんがく教室きょうしつ対たいJASRACの音楽おんがく教室きょうしつでの演奏えんそうにおける著作ちょさく権けん裁判さいばんの第だい一いち審しん判決はんけつが出でました（NHKニュース）。「東京とうきょう地方裁判所ちほうさいばんしょは使用しよう料りょうを請求せいきゅうできるという判断はんだんを示しめし、教室きょうしつ側がわの訴うったえを退しりぞけました。」ということです。本ほん日ひ（2/28）のJASRAC側がわ記者きしゃ会見かいけんにも出席しゅっせき予定よていなので追加ついか情報じょうほうがあれば、ここに追記ついきします。 まずは、関連かんれん情報じょうほうをまとめておきましょう。この件けんについては、Yahoo!個人こじんニュースで何なに本ほんか書かいてきていますので以下いかにまとめます。 「JASRACが音楽おんがく教室きょうしつからも著作ちょさく権けん使用しよう料りょうを徴収ちょうしゅうしようとする法的ほうてき根拠こんきょは何なにか？」（2017/02/02）「JASRAC vs 音楽おんがく教室きょうしつ：法廷ほうていで争あらそった場合ばあいの論点ろんてんを考かんがえる」（2017/02/06）「JASRACと音楽おんがく教室きょうしつの最新さいしんのい分いぶんを検討けんとうする」（2017/3/2）「著作ちょさく権けん法ほうにおける「一人ひとりでも公衆こうしゅう」理論りろんを説明せつめいする」（2017/05/16）

ピアノ教室きょうしつなどのレッスンで使つかわれる楽曲がっきょくにも著作ちょさく権けん料りょうを支払しはらわなければならないのか。音楽おんがく教室きょうしつがＪＡＳＲＡＣ＝日にち本ほん音楽おんがく著作ちょさく権けん協会きょうかいを訴うったえた注目ちゅうもくの裁判さいばんで、28日にち、判決はんけつがい渡いわたされます。レッスンでの演奏えんそうが「公衆こうしゅうに聞きかせるため」かどうかが争そう点てんで、音楽おんがく教室きょうしつでの著作ちょさく権けんをめぐる初はじめての司法しほう判断はんだんとなります。 裁判さいばんでは、音楽おんがく教室きょうしつでの演奏えんそうが公衆こうしゅうに向むけたものといえるかや、聞きかせることを目的もくてきとしたものかなどが大おおきな争点そうてんとなりました。 ＪＡＳＲＡＣ側がわは「楽曲がっきょくを利用りようする主体しゅたいは音楽おんがく教室きょうしつを運営うんえいする事業じぎょう者しゃであり、生徒せいとたちは不ふ特定とくてい多数たすうの人ひとにあたり公おおやけの演奏えんそうだ」として、音楽おんがく教室きょうしつも楽曲がっきょくの使用しよう料りょうを支払しはらうべきだと主張しゅちょうしています。 判決はんけつは28日にち午後ごご、東京とうきょう地方裁判所ちほうさいばんしょでい渡いわたされます。 音楽おんがく教室きょうしつでの演奏えんそうも著作ちょさく権けんで保護ほごされる対象たいしょうとなるのか、今回こんかいの判決はんけつは全国ぜんこくに数多かずおおくある教室きょうしつにも影響えいきょうを及およぼすとみられ、注目ちゅうもくされています。 裁判さいばんの大おおきな争点そうてんは２ふたつです。 １

平成へいせいの3大だい洗脳せんのうソングについてです。ぼくが勝手かってに選えらんでいるので、2つは既すでに決きまっています（うち一ひとつは異論いろんは無ないでしょう）。 3つめが決きまらないので、様々さまざまなリプライが（一部いちぶ昭和しょうわ）

真面目まじめに考かんがえる「自分じぶんの葬式そうしきの時ときに流ながして欲ほしい曲きょく」 ・「マイ・ウェイ」本ほん家いえのエルヴィスプレスリー版ばんにするか尾崎おざき紀おさむ世よ彦にするかが悩なやみ。 ・「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」これもまたどのVer.にするかが悩なやむ。フランク・シナトラかエヴァのEDVer.が無難ぶなんか？ ・「ヴィヴァルディの『四季しき』」カラヤンもいいのだが、個人こじん的てきにはイ・ムジチ合奏がっそう団だんの方ほうが好すきなのでこっちのCDをかけてほしい。 ・「ツールドフランス」上記じょうきのとは毛色けいろがガラリと変かわるがクラフトワークの名な盤ばん。スタイリッシュな曲きょくで終おわるのもいいかもしれない。 ・「主人公しゅじんこう」さだまさし氏しの名曲めいきょく。自分じぶんに対たいしてというよりかは残のこされた人ひとに対たいする一いち曲きょくになりそう。 ・「また遭あう日ひまで」尾崎おざき紀おさむ世よ彦の名曲めいきょく。棺桶かんおけやらなんやら閉しめるのは二人ふたりじゃないんだけど別わかれの曲きょくにはいいかな。 考かんがえると色々いろいろ出でて来きてしまうな。 なんだったらGALNERYUS・陰陽いんよう座ざ・聖せい飢かつえ魔まII・浜田はまだ麻あさ

中古ちゅうこ本ほんって、作者さくしゃにお金かねは入はいらないよね？ 無断むだんアップロードも、作者さくしゃにお金かねは入はいらないよね？ ということは、中古ちゅうこ本ほんって無断むだんアップロードなの？

「森もりのくまさん」騒動そうどうからJASRAC問題もんだいまで……著作ちょさく権けん10大だいニュースで考かんがえる、情報じょうほう社会しゃかいの明日あしたはどっちだ？：寄稿きこう・福井ふくい健策けんさく弁護士べんごし（1/4 ページ） 10大だいニュースというのは好すきじゃない。「今年ことしの映画えいがベストテン」なら、わかる。関係かんけい者しゃの努力どりょくをたたえて、そしてまだ見みていない人ひとはこれから見みたい気きにさせるからだ。でもニュース10本ほん集あつめてどうする？　ニュースは何なにといっても起おきてる時ときが圧倒的あっとうてきに面白おもしろい。それを年末ねんまつに振ふり返かえってる段階だんかいでもう全然ぜんぜん「ニュース」じゃないだろう。出でた瞬間しゅんかんに見みあきててそうで、これがなんで楽たのしいのかと思おもっていた。 ところが受うけたのだ。今月こんげつNHK大阪おおさかにお招まねき頂いただいて講演こうえんをした際さいの、主催しゅさい者しゃ側がわの要望ようぼうが「著作ちょさく権けん10大だいニュース」だった。またまたあ、と思おもいながらやってみると、さすが企画きかくのプロ達たちである。10個こ集あつめてみると確たしかに情報じょうほう社会しゃかいの今いまがじわっと浮うかび上あがって、「これはパッケージ化かして全国ぜんこく講演こうえんで回まわるべき

ゲーム開発かいはつで日ひ本ほん音楽おんがく著作ちょさく権けん協会きょうかい（JASRAC）と楽曲がっきょく使用しよう料りょうに関かんするやりとりを行おこなった人物じんぶつのツイートが注目ちゅうもくされています。この人物じんぶつのツイートでは「アプリがダウンロードされた時点じてんで使用しよう料りょうがかかる」「周回しゅうかいクエストは周回しゅうかい数すう分ふん支払しはらう必要ひつようがある」などと使用しよう料りょうの徴収ちょうしゅうについて強つよく批判ひはんし、トータルで10万まんRTを超こえるなど大おおきな反響はんきょうを集あつめました。 画像がぞうはJASRACのサイトより このツイート主ぬしは、アプリのゲーム開発かいはつに携たずさわったとする人物じんぶつ。ツイートによると、管理かんり楽曲がっきょくのダウンロード数すうに応おうじて使用しよう料りょうがかかる仕組しくみになっているとの説明せつめいを受うけたツイート主ぬしは、制作せいさく側がわの負担ふたんを少すこしでも減へらすためにアプリそのものに楽曲がっきょくを入いれる仕様しようではなく、クエストに入はいった時点じてんで音楽おんがくをダウンロードする仕様しように変更へんこうしました。 これにより楽曲がっきょくの使用しよう料りょうは抑おさえられるはずでしたが、その仕様しようにしたことをJASRACに告つげると、「周回しゅうかい（何なん度どもプレイする）クエストなの

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JASRACに対たいする批判ひはんのひとつとしてよく聞きかれ、そして、ファンキー末吉すえきち氏しとの裁判さいばんでも争点そうてんのひとつになっていた問題もんだいとして、自分じぶんの楽曲がっきょくをライブハウス等とうで演奏えんそうする場合ばあいにもJASRACに利用りよう料りょうを支払しはらわなければならないという問題もんだいがあります。 自分じぶんの作品さくひんを自分じぶんで演奏えんそうするために料金りょうきんを支払しはらって、かつ、（サンプリング調査ちょうさの対象たいしょうにならなかったために）JASRACからの分配ぶんぱい金きんもなければ（法律ほうりつ的てきな是非ぜひはともかく）頭あたまにくるのは理解りかいできます。 しかし、この問題もんだいは最近さいきん（2017年ねん6月がつ28日にち）のJASRACの約款やっかん改定かいていにより多少たしょう改善かいぜんされました（関連かんれん記事きじ、JASRAC発表はっぴょう資料しりょう（JASRACのウェブサイトではこの変更へんこうがまだ反映はんえいされていない部分ぶぶんがあるようです））。 実じつは、今いままでもプロモーション目的もくてきかつ対価たいかがない場合ばあいに限定げんていして自己じこ使用しようは許諾きょだくなしに可能かのうでした。たとえば、アーティスト（作詞さくし家か・作曲さっきょく家か）が自分じぶんのウェブサイトで自作じさく品ひんのプ

爆風ばくふうスランプのドラマーであるファンキー末吉すえきち氏しが、JASRACの運営うんえいに関かんして文化ぶんか庁ちょうに上申じょうしん書しょを提出ていしゅつしたというニュースがありました。 末吉すえきち氏しが既すでにJASRACと裁判さいばんで争あらそっていたことについては既すでに書かいています（過去かこ記事きじ「JASRAC対たいファンキー末吉すえきち氏しの地裁ちさい判決はんけつ文ぶんが公開こうかいされました」、「JASRAC、第だい二に審しんでもファンキー末吉すえきち氏しに勝訴しょうそ」）。これらの裁判さいばんでは末吉すえきち氏し側がわの主張しゅちょうはほとんど認みとめられていません（なお、記事きじにはしていないですが最高裁さいこうさいへの上告じょうこくも棄却ききゃくされています（末吉すえきち氏しによる関連かんれんブログ記事きじ））。 裁判さいばんではいくつかの争点そうてんがありましたが、その重要じゅうようなもののひとつがJASRACの作曲さっきょく家か・作詞さくし家かに対たいする分配ぶんぱい金きんの計算けいさん方法ほうほうが不透明ふとうめいであるという末吉すえきち氏し側がわの主張しゅちょうです。この点てんについて、判決はんけつ文ぶんでは、それは作曲さっきょく家か・作詞さくし家かとJASRAC間あいだの問題もんだいであって、利用りよう者しゃ（たとえば、ライブハウス経営けいえい者しゃ）とJASRAC間あいだの問題もんだいではないとされていま

日ひ本ほん音楽おんがく著作ちょさく権けん協会きょうかい（JASRAC）が音楽おんがく教室きょうしつから著作ちょさく権けん料りょうを徴収ちょうしゅうする方針ほうしんを巡めぐり、林はやし芳正よしまさ 新しん文部もんぶ科学かがく大臣だいじんは8月がつ4日にち、記者きしゃ会見かいけんで「音楽おんがく教室きょうしつは営利えいり目的もくてきが一般いっぱん的てきで、小学校しょうがっこうや中学校ちゅうがっこうで音楽おんがくを習ならうのとは性格せいかくが少すこし異ことなる。一定いっていの線引せんひきが必要ひつよう」と話はなした。 JASRACは、2018年ねん1月がつから音楽おんがく教室きょうしつが得えた受講じゅこう料りょうの2.5％を著作ちょさく権けん料りょうとして徴収ちょうしゅうする方針ほうしんを発表はっぴょうし、教室きょうしつ側がわと意見いけんが対立たいりつしている。ヤマハ音楽おんがく振興しんこう会かいや河合楽器製作所かわいがっきせいさくしょなど249社しゃで結成けっせいする「音楽おんがく教育きょういくを守まもる会かい」は今年ことし6月がつ、JASRACの徴収ちょうしゅう権限けんげんがないことを確認かくにんする訴訟そしょうを、東京とうきょう地裁ちさいに提起ていきした。 著作ちょさく権けん法ほうでは、著作ちょさく物ぶつを公衆こうしゅうに聞きかせるために演奏えんそうする権利けんり（演奏えんそう権けん）を、作詞さくし・作曲さっきょく者しゃが占有せんゆうすると定さだめている。JASRAC側がわは、音楽おんがく教室きょうしつが「公衆こうしゅうに演奏えんそうの場ばを提供ていきょうしている」と主張しゅちょう。一方いっぽう、音楽おんがく教育きょういくを守まもる会かいは、教室きょうしつでの演奏えんそうは（1）教師きょうしと少数しょうすうの生徒せいとによるもので「公衆こうしゅうへの演奏えんそうではない」（2）

音楽おんがく教室きょうしつでの演奏えんそうは、著作ちょさく権けん法ほうが定さだめる「演奏えんそう権けん」が働はたらくのか。音楽おんがく業界ぎょうかいからも批判ひはんが出でているのに、なぜ徴収ちょうしゅう対象たいしょうを拡大かくだいしたり、徴収ちょうしゅうを強化きょうかしたりするのか。日ひ本ほん音楽おんがく著作ちょさく権けん協会きょうかい（ＪＡＳＲＡＣ）の運営うんえいの責任せきにん者しゃである浅石あさいし道夫みちお理事りじ長ちょう（６６）に聞きいた。主おもな一いち問もん一いち答とうは以下いかの通とおり。 音楽おんがく教室きょうしつから徴収ちょうしゅうする方針ほうしんは今年ことし２月がつに打うち出だしました。なぜこの時期じきに？ 「前ぜん理事りじ長ちょうも元もと理事りじ長ちょうも公正こうせい取引とりひき委員いいん会かいの問題もんだいが重おもしになっていた。（競合きょうごう他社たしゃの参入さんにゅうを排除はいじょしているとして公取委こうとりいに出だされた）改善かいぜん命令めいれいを昨年さくねん９月がつに受うけ入いれ、やっと本ほん来らい業務ぎょうむに専念せんねんできるようになった」 徴収ちょうしゅう方針ほうしんに５６万まん人にんもの反対はんたい署名しょめいが集あつまりました。 「予想よそうの範囲はんい内ない。音楽おんがく教室きょうしつの生徒せいとさんたちが反対はんたいするのは当然とうぜんあるだろうなと。一般いっぱんの人ひとの反対はんたいには、反対はんたいのための反対はんたい、『ＪＡＳＲＡＣは気きに入いらないから、この機会きかいにたたいてやろう』というのもあるのだと思おもう。なぜＪＡＳＲＡＣが嫌きらわれているのかという

日ひ本ほん音楽おんがく著作ちょさく権けん協会きょうかい（JASRAC）が音楽おんがく教室きょうしつでの先生せんせいや生徒せいとの演奏えんそうについて著作ちょさく権けん使用しよう料りょうを来年らいねん1月がつから徴収ちょうしゅうすると決きめたのに対たいし、音楽おんがく教室きょうしつ側がわが6月がつ20日はつか、JASRACに請求せいきゅう権けんがないことの確認かくにんを求もとめる訴うったえを東京とうきょう地裁ちさいに起おこした。徴収ちょうしゅう方針ほうしんが出だされた2月がつ以降いこう、対立たいりつが表面ひょうめん化かしたが、ここまでこじれた背景はいけいには「演奏えんそう権けん」と呼よぶ権利けんりの解釈かいしゃくの難むずかしさがある。「音楽おんがく業界ぎょうかいの仲間なかまが訴訟そしょうするのは良よくない。話はなし合あいで解決かいけつしたい」。