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コンビニおでんは超危険!絶対に食べてはいけない!具がずっと汁に浮いている異常さ | ビジネスジャーナル
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コンビニおでんはちょう危険きけん絶対ぜったいべてはいけない!がずっとしるいている異常いじょう

ぶん郡司ぐんじ和夫かずお食品しょくひんジャーナリスト
コンビニおでんは超危険!絶対に食べてはいけない!具がずっと汁に浮いている異常さの画像1「Thinkstock」より

 おでんべたくなるぶしがやってきました。ついつい手軽てがるコンビニエンスストアのおでんをってしまうほうおおいでしょう。

 10月21にち放送ほうそうのバラエティ情報じょうほう番組ばんぐみ『トリックハンター』(日本にほんテレビけい)で、「コンビニおでんをおいしくするトリック」というテーマがありました。ローソンによると、トリックはなべ仕切しきりのあなにあるそうです。おでんのざいにはダシをすものとダシをうものがあり、仕切しきりに絶妙ぜつみょうあなけることで効率こうりつよくダシがざい吸収きゅうしゅうされ、コンビニおでんはおいしくなるというのです。

 しかし、こんなテレビ番組ばんぐみだまされてはいけません。コンビニおでんのしんのおいしさのトリックは、なべ仕切しきあななどではなく、食品しょくひん添加てんかぶつ巧妙こうみょう使つかかたにあります。当然とうぜん、そのおいしさはおでんのざいやダシ本来ほんらいあじではありません。添加てんかぶつによっておいしくかんじさせられているのです。

 6~7ねんまえのことです。きチクワやハンペンなどをつくる三陸さんりく海岸かいがんのある老舗しにせ製品せいひんメーカー社長しゃちょうに、こんなばなしきました。

 その製品せいひんメーカーは、大手おおてコンビニチェーンとおでんの製品せいひん納入のうにゅうするかり契約けいやくむすびました。かり契約けいやくには「仕様しよう」という品質ひんしつについてのさまざまなめがあり、それらをすべてクリアできてほん契約けいやくとなります。当然とうぜん製品せいひんメーカーでは、仕様しよう沿った製品せいひんづくりをはじめました。しかし、どうしてもクリアできなかったのが、「製品せいひんはおでんのダシじるなかで8あいだいていること」という仕様しようでした。

 チクワ、ハンペンなどおでんのになる製品せいひんは、通常つうじょう、スケトウダラなどの魚肉ぎょにくのすり食塩しょくえん砂糖さとう、でんぷん調味ちょうみりょうなどをれてわせてつくります。しかし、通常つうじょうのつくりかたでは、どうやっても、しるなかで8あいだいていられません。ざいしるってかたくずれをこしてしまうのです。

 そこで社長しゃちょうはじしのんでいのどう業者ぎょうしゃ相談そうだんしたところ、そのひとはこともなげにこうったのです。

簡単かんたんなことだよ。原料げんりょうのすりにリンさんしおとソルビットをたくさん使つかえばいい。そうすれば、すり比率ひりつがり、おでんのしるいこみにくくなる。使つかった添加てんかぶつはキャリーオーバーということにしておけば表示ひょうじ必要ひつようはないから、コンビニチェーンにも消費しょうひしゃにもわからないよ」

 大半たいはんのすり船上せんじょうでつくられます。そのさい品質ひんしつ保持ほじ増量ぞうりょうのためにリンさんしおやソルビットが添加てんかされますが、使用しようした食品しょくひんには影響えいきょうないということで添加てんかぶつ表示ひょうじ免除めんじょされます。これをキャリーオーバーといいますが、この制度せいどをもっと利用りようしろというわけです。

 社長しゃちょうは、そこまで品質ひんしつとすことはできないとして、コンビニチェーンとのかり契約けいやく破棄はきしました。それによって会社かいしゃがコンビニチェーンにたいして支払しはらった違約いやくきんは100まんえんえたそうです。

ダシも添加てんかぶつだらけ

 そもそもコンビニおでんはばらりとおなじですから、添加てんかぶつ表示ひょうじ義務ぎむはありません。かくコンビニチェーンのホームページをても、おでんの原材料げんざいりょう表示ひょうじされていません。スーパーなどでられているふくろめおでんセットのにもおおくの添加てんかぶつ表示ひょうじされていますが、それをもちいていえでおでんをすると、すべて8時間じかん以内いないにはしるいこんでなべそこしずんでいきます。そのことから判断はんだんしても、コンビニおでんは市販しはんのおでんセットより添加てんかぶつたっぷりであるとかんがえられます。

 コンビニおでんはだけではなく、ダシも添加てんかぶつだらけです。かつおあらぶしそうかつおぶし使用しようなどと強調きょうちょうしているコンビニがおおいですが、これらはもうわけ程度ていどにブレンドしているだけです。ダシのしゅ原料げんりょう醤油じょうゆ、ぶどうとう果糖かとうえきとう砂糖さとう食塩しょくえん、かつおぶしエキス、たんぱく加水かすい分解ぶんかいぶつ化学かがく調味ちょうみりょうなどです。この濃縮のうしゅくえきかく店舗てんぽうすめて使つかっています。コンビニてんはいると、おでんのいにおいがしますが、これはかつおぶしエキスのにおいです。かつおぶし使つかっているといいながら、なぜかつおぶしエキスを使つかうのでしょうか。それは、かつおぶし少量しょうりょうしか使つかっていないからです。じつはこのエキスが曲者くせもので、化学かがく調味ちょうみりょうれているケースもあります。

 このように、添加てんかぶつになるひとにとって、コンビニおでんはべてはいけない食品しょくひん最右翼さいうよくです。
ぶん郡司ぐんじ和夫かずお食品しょくひんジャーナリスト)

郡司和夫/食品ジャーナリスト

郡司ぐんじ和夫かずお食品しょくひんジャーナリスト

フリージャーナリスト。1949ねん東京とうきょううまれ。法政大学ほうせいだいがくそつ食品しょくひん汚染おせん環境かんきょう問題もんだい一線いっせんち、雑誌ざっし特集とくしゅう記事きじ中心ちゅうしん執筆しっぴつ活動かつどうおこなっている。おも著書ちょしょに『「あかちゃん」があぶない』(情報じょうほうセンター出版しゅっぱんきょく)、『食品しょくひんのカラクリ』(宝島社たからじましゃ)、『これをべてはいけない』(三笠みかさ書房しょぼう)、『生活せいかつ用品ようひん危険きけん調しらべました』(さんさいブックス)、『シックハウス症候群しょうこうぐん』(東洋経済新報社とうようけいざいしんぽうしゃ)、『からだをこわす添加てんかぶつからまもほん』(三笠みかさ書房しょぼう知的ちてきかた文庫ぶんこ)など多数たすう

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