ゴルドスとは、『ZOIDS』シリーズに登場するステゴサウルス型大型電子戦用ゾイドである。
機体解説
ヘリック共和国が開戦初期に開発したステゴサウルス型大型電子戦用ゾイド。
RBOZ-1ビガザウロのボディに、RMZ-6ゴルゴドスの電子装備を組み合わせたようなゾイドで、ゴジュラスとほぼ同等のスケールを誇っている。
背部にそびえ立つ多数の背鰭がレーダーアンテナとなっており、機体サイズの肥大化に伴ってシステムも大型化し、ゴルゴドス以上の索敵範囲と通信範囲を有するようになっている。
火器も豊富で、主に強行偵察機や火力支援機としての役割を持っているが、ベース種は元より非戦闘的なゾイドであり、機動能力や格闘能力は極端に低いため、接近戦では中型ゾイドにも遅れを取る事も多く、敵飛行ゾイドからはただの的として狙われる事もあった。
それでもこのゴルドスの能力は的確な索敵と通信を必要とする戦場では無くてはならないものである事に代わりは無く、開戦当初においては最高の電子戦ゾイドとして名を馳せ、各戦線では必ずといって良いほど使われ続けていた。
しかし、ZAC2041には帝国軍が暗黒大陸で開発したEPZ-4ディメトロドンの登場によって通信妨害を受けるようになってしまい電子戦ゾイドとしては旧式化が露呈、その後はより小型軽量化しつつ性能を高めたRHI-4ゴルヘックスを後継機として退役した。
とは言え、後に起こった惑星Zi大異変で後継機のゴルヘックスとライバルのディメトロドンがいなくなったため、第二次大陸間戦争においては再びこのゴルドスに主力電子戦ゾイドとして白羽の矢が立ち、装備とシステムが全面的に見直されて砲撃能力と索敵能力を強化しつつ戦線復帰した。
劇中での活躍
バトルストーリー
ZAC2030年代にロールアウト。このゴルドスの登場により共和国軍の電子戦の環境は一気に優位なものとなった。
しかし、単純な戦力としてはレッドホーンやアイアンコングには全く敵わず、やられ役として描かれることが多くなり、しかもZAC2041年にはディメトロドンの参戦により機能面でも敗北、後に開発されたゴルヘックスを後継機として一度は退役を余儀なくされる。
惑星Zi大異変以降はゴルヘックスとそれに使われていたクリスタルレーダーの技術が失われたため、その穴埋め代わりとして再生産が急ピッチで進められ、その後に勃発した第二次大陸間戦争においては時代に合わせての武装強化を施して再就役を果たす事になったが、具体的な登場シーンや活躍シーンなどはなく、状況が移り変わるに連れていつの間にかフェードアウトしてしまった。
アニメ
『ゾイド -ZOIDS-』などに登場。
初登場は第三話「記憶」に登場した白いゴルドス。
50年以上前の戦争で脚部を損傷し部隊についていけず遺跡を利用した砦に置いていかれたが、パイロットの「戦争を忘れ自由になって欲しい」という願いとは裏腹にたった一機で誰もいなくなった砦を守り続けていた。
機体は整備不良でボロボロだったにも関わらずアーバインのコマンドウルフと互角以上に渡り合いバンのシールドライガーの窮地を救う活躍を見せる。
最後はバンに真実を伝えられてもなお仲間達の帰りを待つため砦に戻っていった。
その後のストーリーでは共和国軍の主力砲撃ゾイドとして主に戦列シーンや砲撃シーンなどでよく登場していた。
他にも悪党が使用していた広域電波撹乱用の特殊仕様型や、大型キャノン砲搭載型などのバリエーション機もたまに見られている。
主な機体バリエーション
お絵カキコ
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関連項目
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