梅干うめぼし単語たんご

ウメボシ

梅干うめぼしとは、すっぱい。

概要がいよう

梅うめの果実かじつを塩しお漬づけにした後のちに日干ひぼしにし、シソの葉はと一緒いっしょに梅酢うめずに漬つけ込こんだもの。またこの天てん日干ひぼしのことを土用干どようぼしという。日本にっぽんの代表だいひょう的てきな漬物つけものの一種いっしゅであり、ご飯はんのお供とも、おにぎりの具ぐなどとして食卓しょくたくに上のぼる。

有名ゆうめいな産地さんちは和歌山わかやま県けん。特とくに南みなみ高だか梅うめは梅干うめぼしの中なかでも最さい高級こうきゅう品ひんとして知しられている。

市し販されている梅干うめぼしには様々さまざまな味付あじつけがされたものがあり、しそ・はちみつ・カツオ・昆布こぶ・黒くろ糖とう黒くろ酢すなどがある。これらは「調味ちょうみ梅干うめぼし」と呼よばれ、日本にっぽん農のう林はやし規格きかくでは「梅干うめぼし」とは区別くべつがされている。調味ちょうみ梅干うめぼしは梅干うめぼしに比ひべ塩分えんぶんが少すくなく、旨うまみ成分せいぶんが多おおい。そのため調味ちょうみ梅干うめぼしは保存ほぞん期間きかんが短みじかいが味あじは特徴とくちょう的てき。小売こうりされている梅干うめぼしは、ラベルにある名称めいしょう欄らんでどちらであるか確認かくにんする事ことができる。またしそ・はちみつ以外いがいの調味ちょうみ梅干うめぼしは基本きほん百貨店ひゃっかてんや通販つうはん等ひとしといった専門せんもん店てんぐらいしか置おいていない。

梅干うめぼしの種子しゅしを取とり出だし果肉かにくだけにしたものを梅うめ肉にくといい、調味ちょうみ料りょうのようにして使つかわれる。

梅干うめぼしの効果こうか

梅干うめぼしは色々いろいろな効用こうようを持もち、健康けんこう的てきな食品しょくひんとして知しられている。よく知しられているのは殺菌さっきん作用さようで、弁当べんとうなどに入いれることで食中毒しょくちゅうどくを防ふせぐ効果こうかが期待きたいできる。またその強つよい酸さん味あじの元もとはレモンなどの柑橘類かんきつるいに含ふくまれるクエン酸くえんさんであり、疲労ひろうの回復かいふくや消化しょうかを助たすける唾液だえき量りょうの増加ぞうかなどの効果こうかもある。

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