PONとは、KONAMIのBEMANIシリーズに曲提供している作曲家、作詞家、ボーカリストである。
本名は渡辺大地(わたなべ だいち)。GFDMXG2の「衝動がえがいた どうしようもないストーリー」が着うたフル配信された際の作詞者クレジットより判明。
自称「ポップン界のノンビリボウヤ」、あるいは「北関(後述)」である。
概要
主にpop'n musicを中心にBEMANIシリーズ各機種へ楽曲を提供している。作曲した曲の多くを自分で歌唱している。17以前は版権曲のカバーを行っていたが、18の「Electronic or Treat!(NUスタイルロカビリー)」を皮切りにオリジナル曲を提供するようになり、TUNE STREETでは参加してわずかデビュー2作目でラスボスを担当。それ以降「Power Of Nature」という別名義でインスト曲も作るなど新たな可能性を見せ、今話題急上昇のコンポーザーとなっている。実の所は、公式デビュー前にMystic Moon名義で、ⅡDXにて既に楽曲を提供していたことが判明(同名義は永らく、おおかたPONじゃね?と推測されていたが、公式発表がなかったため、真偽が判明していなかった)。
曲風は、音楽学校時代の講師だった岡素世の影響を強く受けている部分もある(このパイプを使って、同氏がポップンに楽曲を提供したことも)。
ボーカリストとしては力強いハイトーンボイスに定評がある。ちなみに後輩のAkhutaからは「ハイトーンおばけ」と呼ばれている。また独特の滑舌と難しい詞のせいで歌詞がき取りづらく、「PON語」と称されることがある。ポップン以外の機種で発表したボーカル曲に多い。
pop'n musicでは16作目のPARTYから参加し、現行、19作目のTUNE STREETからはサウンドディレクターに就任した。TUNE STREETではPONの作った楽曲を元に、他のコンポーザーが別の曲を作るという交流があり、みんなからの信頼が厚いようだ。
Sunny Park以降はwacからサウンドディレクターの仕事を全般的に引き継ぎ、pop'n musicの中心人物として精力的に活動。次作ラピストリアでは自作や合作・連動イベント曲・ボーカル等のみ参加の曲を含めて10曲以上を手掛け、さらに並行して個人アルバム「Power Of Nature」の制作も行うという、すさまじい奮闘を見せている。仕事しすぎである。
なお、アーティスト名の "PON" は本人曰く "Power Of Nature" の略。"Power Of Nation" でも "Power Of 姉ちゃん" でもない。
こちらの名義は主にpop'n musicの「Babel ~Next Story~(スケールアウト)」「疾風(ストライフ)」「少年は空を辿る(ムラクモ)」などの高難易度インスト曲で使用されており、自然に因んだテーマが多く、ファンからは”PONの大自然シリーズ”と呼ばれていたりもする。
また、永らく本人からの公式発表がなかったMystic Moon名義は「vermillion」「Amalgamation」「Quick Silver」など、趣向に富んだテクノサウンドが多い。
北関って?
2011年6月18日に下北沢GARDENで開催された、GuitarFreaks & DrumMania XG2 Original Soundtrack発売記念ライブにて、登場した際に「来たぜ下北!」と言おうとしたところ、勢い余って「きたぜき!」と噛んでしまったことが発端。
Musician's Room XG 第58回にて散々ネタにされた挙句、jubeat copiousのサントラ初回版に同梱されるオリジナルコードでゲームに解禁されるアーティスト称号に「北関~秋田場所千秋楽~」というPON考案の称号が搭載されることになった(ちなみに秋田はPONの出身地)。完全に悪ノリである。
その後も公の場で「北関」と名乗る場面があり、今ではPONの愛称として定着している。
楽曲(演奏参加なども含む)
太字は大百科内に記事があるもの。
なお、恋閃繚乱を除いた多機種連動イベントでの同時収録曲はpop'nの欄に記載している。
[pop'n music]
[GuitarFreaks & DrumMania]
[jubeat]
[REFLEC BEAT]
[beatmaniaIIDX]
[ミライダガッキ]
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関連項目
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