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辞書じしょ
すう【雛ひな】
[人名じんめい用よう漢字かんじ] [音おと]スウ(慣) [訓くん]ひな ひいな 〈スウ〉 1 鳥とりの子こ。ひな。「育いく雛ひな」 2 子供こども。まだ一いち人前にんまえでない人ひと。「雛ひな妓ぎ(すうぎ)/鳳雛ほうすう(ほうすう)」 〈ひな(びな)〉「雛形ひながた・雛鳥ひなどり/女おんな雛ひな」
すう‐ぎ【雛ひな妓ぎ】
一いち人前にんまえでない芸妓げいぎ。半玉はんぎょく(はんぎょく)。
すう‐そう【雛ひな僧そう】
幼おさない僧そう。小僧こぞう。
ひいな【雛ひな】
紙かみや布ぬので作つくった小形こがたの人形にんぎょう。古ふるく女児じょじの玩具おもちゃとしたもの。また、ひな祭まつりに飾かざる人形にんぎょう。ひな人形にんぎょう。ひな。《季き 春はる》
ひいな‐あそび【雛遊ひなあそび】
1 ひな祭まつりのこと。ひなあそび。 2 ひな人形にんぎょうを使つかってする女児じょじの遊あそび。「小ちいさき御台みだい、御ご皿さらども、御ご箸はしの台だい、州浜すはまなども—の具ぐと見みゆ」〈紫式部むらさきしきぶ日記にっき〉
ひいな‐ぎぬ【雛ひな衣ころも】
ひな人形にんぎょうの衣装いしょう。ひなぎぬ。「かとりの—三みっつ縫ぬいひたり」〈かげろふ・下した〉
ひいな‐ぼん【雛ひな本ほん】
ままごと遊あそびやひな祭まつりに用もちいた小形こがたの本ほん。草双紙くさぞうしの赤本あかほんのこともいう。
ひな【雛ひな】
[名な] 1 卵たまごからかえって最初さいしょの羽はねが生はえそろうまでの鳥とり。また、親おやからえさをもらっている時期じきの鳥とり。ひよこ。ひなどり。「—がかえる」 2 雛人形ひなにんぎょう。ひいな。「お—さま」《季き 春はる》「草くさの戸とも住すみ替かえはる...
ひな‐あそび【雛遊ひなあそび】
雛人形ひなにんぎょうや、その調度ちょうど品ひんを飾かざり、供そなえ物ものをしたりして遊あそぶこと。近世きんせい以降いこうは、雛ひな祭まつりをさす。ひいなあそび。
ひな‐あらし【雛ひな荒あら(ら)し】
四国しこく・中国ちゅうごく地方ちほうで、3月3日にちの節句せっくに子こどもたちが供そなえ物ものをもらい歩あるく行事ぎょうじ。
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